カテゴリー「ジミ・ヘンドリックス」の26件の記事

2013年12月 3日 (火)

「今朝の一曲」ひとまとめ:11/15~11/21、7日分

だんだんと追い付いてきたが、果たして需要があるのか、これ。

まぁいいか、自分の為の記録作業→記憶発掘→脳味噌刺激→結果老化(ボケ)防止、とその辺りへの効能はありそうだし。

では開始。

Twitter @KussyRから修正・加筆の上転載。 まとめタグ)今朝の一曲

平成25年11月15日(金):中森明菜『Fire Starter

お早うございます。今朝の一曲『Fire Starter』中森明菜。明菜+SANDII+久保田麻琴による濃厚な「艶」ロック歌謡、シングル候補ボツ曲を集めた(しかし名曲揃いの)アルバム「Stock」から。発売後の’88年ツアーは至福だった。

何度か取り上げている明菜であるが、自分にとってこの時期(1985年 - 1988年:アルバムで言えば「BITTER AND SWEET」から「Femme Fatale」まで)の明菜は「別格」なのだ。'88年ツアーはまさにこの時期の曲を中心に構成された内容だったのだよ。唄って良し、魅せて良し、明菜最強時期、悪いはずは無いわな。

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平成25年11月16日(土):アレサ・フランクリン『Honest I Do

お早うございます。今朝の一曲『Honest I Do』Aretha Franklin。ゴスペルやブルース等今一度自らの原点に立ち還った名盤(’70)からミディアム・ブギーナンバー。シンプルだからこそアレサの唄の味わいは格別である。

・・・・・

この名盤ってのは、ワーナー移籍後大ブレイクの'60年代後半を猛烈な勢いで疾走り抜いたアレサが、ここらでちょっと人心地(と考えたと思うのだ、たぶん)、今一度原点に立ち還った作品「Spirit In The Dark」なのだが、これがとても良いアルバムなのだよ。

しかも次作があの歴史的ライヴ名盤「Live at Fillmore West」なんだよね。

実は私が「Spirit In The Dark」をちゃんと聴いたのは近年になってからなのだが、ああこのアルバムあってこそのフィルモアの大成功だったのだろうなと何か納得したのだった。

余談だが収録曲『When the Battle is Over』にはスタジオ・ミュージシャン時代のデュアン・オールマンが参加しているのだ。

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平成25年11月17日(日):ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『Foxey Lady

お早うございます。今朝の一曲『Foxey Lady』The Jimi Hendrix Experience(敢てバンド名で)。マイアミのライヴがこんなの良かったなんて知らんかった。ウィンターランドでもそうだったが、まとまりの点で1968年はバンドとしてのエクスペリエンス絶頂期だったんだな。

でも私はグダグダ部分も含め'69年エクスペリエンスが好きだ。アルバート・ホールとかL.A.フォーラムとか、中でも「サンディエゴ」なんてほんと堪らん。

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平成25年11月18日(月):ジミ・ヘンドリックス+アーサー・リー(ラヴ)『Everlasting First

お早うございます。今朝の一曲『Everlasting First』Jimi Hendrix+Arthur Lee(LOVE)。ラヴのアルバム収録版ではギターを強調したサイケ色強い印象だったが、こちらはザ・バンドmeetsジミヘンみたいな仕上がり。勿論悪く無い。

'70年3月にジミはスティーヴン・スティルスとこのラヴのレコーディングに続けて参加している。前者は如何にもゲスト参加のジャムっぽい展開だが、ラヴの方は(特にここで紹介しているヴァージョンは)ジミのディラン(そしてザ・バンド)に対する強い関心が如実に感じられて興味深いのである。

生きてりゃディランのレコーディングに参加しただろうことは間違いないな。

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平成25年11月19日(火):椎名林檎+松崎ナオ『木綿のハンカチーフ

お早うございます。今朝の一曲『木綿のハンカチーフ』椎名林檎+松崎ナオ。再ソロ活動でメディア露出、溢れる熟女の才気に惚れ直す。で、ダンボールから探しだして久々に聴いたカヴァー集「唄ひ手冥利」からこの曲。

カヴァーされたことで曲の持つ本来の魅力に気が付くことがあるがこのヴァージョンもそんな一つ。

「恋人」の声を松崎ナオ(とてもこのヴァージョンに合う)、そして「あなた」の声を林檎が歌うのだが、これが二人が同性ということもあってか、男女の価値観の掛け違いというだけではなく人と人との関係性の危うさ儚さを感じさせる、何とも「沁みる」仕上がり具合なのである。

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平成25年11月20日(水):ジャッキー吉川とブルー・コメッツ『太陽の娘

お早うございます。今朝の一曲『太陽の娘』ジャッキー吉川とブルー・コメッツ。ファズ好きには堪らん傑作GSコンピ「昭和元禄トーキョーガレージ」から本気(マジ)ブルコメ、小田のオルガンも最高。

GS絶頂期のあの時代は「演りたいこと」と「演らなくちゃいかんこと」の落差が凄くてミュージシャンとして忸怩たる思いもあっただろうが、演れるところではガンガン演っちゃうという思い切りの良さ(ぶっちゃけ具合)も魅力なんだよ。そんなGSファンのニーズに応えたこのコンピはなかなかの内容なのだ。GSだけでなくそこから派生したGS歌謡も聴きどころ、中でも踏み絵的怪作「スナッキーで踊ろう(海道はじめ)」は必聴。

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平成25年11月21日(木):フランク・ザッパ『Oh No

お早うございます。今朝の一曲『Oh No』'69年ヴァニラ・ファッジ前座のザ・マザーズ・オブ・インヴェンション(L.ジョージ参加時)ライヴ音源。唄無し、長いインプロ、ギターソロは既にアブストラクトな領域…ファッジ・ファンには不評だったようだ、そりゃねぇ。

ちなみにメンバー同士の仲は悪くなかったらしい・・・あのフィルモア・ライヴ『The Mud Shark』を思い出されたし。

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2013年11月25日 (月)

「今朝の一曲」ひとまとめ:10/25~10/31 7日分

Twitter @KussyRから修正・加筆の上転載。 まとめタグ)今朝の一曲

平成25年10月25日(金):スティーヴ・ミラー・バンド『The Joker

お早うございます。今朝の一曲『The Joker』Steve Miller Band。KISSのライヴ前BGMで流れていて、その場で思い出せなかったが一日置いたら思い出した。歳取るとこんなんばっかり。しかし今更だが良い曲多いなぁ。

この曲を含めスティーヴ・ミラー・バンドはFEN(在日米軍向けラジオ局Far East Network:極東放送網)でよく流れていた記憶がある。人気という点では日本との温度差があったようだ。もちろん「低い」のは日本なのだけど。

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平成25年10月26日(土):PYG『花・太陽・雨(シングル・ヴァージョン)』

お早うございます。今朝の一曲『花・太陽・雨(シングル・ヴァージョン)』PYG。歪んだオルガン、アコギのカッティング、重いビート、ギターソロ、それぞれがしっかり浮かび上がる真にロックらしい演奏とミキシング。バラード風味を強調したアルバム・ヴァージョンには当時がっかりしたもんだ。

ここで紹介したベスト盤には一曲目にメイン扱いで『花・太陽・雨(シングル・ヴァージョン)』が収録されている(アルバム・ヴァージョンはボーナス・トラック扱い)。やっぱりそうだよね、と長年の溜飲が下がった。

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平成25年10月27日(日):ジミ・ヘンドリックス『With the Power

お早うございます。今朝の一曲『With the Power』Jimi Hendrix。賛否両論のアラン・ダグラス改変(演奏者の差替え・追加等。)アルバム「Crash Landing」版、オリジナルがほぼ完成形だった為、パーカスとコーラスを加えた程度の改変、悪くない。P-FUNKカヴァーもあるの知ってた?

この曲は録音や演奏の時期によって微妙にタイトルが変化している。バンド・オブ・ジプシーでは『Power Of Love』、アルバム「サウス・サターン・デルタ」では『Power Of Soul』と言った具合。

P-FUNKのカヴァーは2004年発売のジミ・ヘンドリックス・トリビュートアルバム「パワー・オブ・ソウル トリビュート・トゥ・ジミ・ヘンドリックス」に収録されている。もちろんブーツィー・コリンズのジミヘン・ヴォイスもたっぷり、最高である。

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平成25年10月28日(月):スティールアイ・スパン『John Barleycorn

お早うございます。今朝の一曲『John Barleycorn』Steeleye Span。近所のレコード屋のポイント交換で(目的のアルバムが無かったので何故かこれを選んで)入手した高校生の俺、たぶんトラフィックの「John Barleycorn Must Die」が念頭にあったのかな、あまりの民謡調に最初は面食らったが直ぐに愛聴盤に。

今考えると武蔵小山の某レコード屋にこのトラッド色強烈なアルバムが置いてあったことに驚く。’72年辺りからロックの新作アルバムが「売れる」時代になってきたせいで何も考えず新譜発注したのだろうな。まぁ、おかげで個人的には新たな音楽の出会いが体験できたわけであるが。

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平成25年10月29日(火):柴草玲『20世紀バレエ団を観た帰り

お早うございます。今朝の一曲『20世紀バレエ団を観た帰り』柴草玲。焼き鳥屋でたまたま隣にいた女子の会話からこんなドラマティックな名曲を生み出す柴草玲。

収録アルバム「小唄婦人」は(シリアスからノベルティーまで、そして時折たがが外れる)柴草玲ワールド入門用に最適。

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amazonでは高額取引になってしまっているが、ライヴ会場やここ↓で定価購入可能。

Photobit.ly/1bwm4Gv

平成25年10月30日(水):柳ジョージ『悪い星の下に』

お早うございます。今朝の一曲『悪い星の下に』柳ジョージ。アルバート・キングで有名なブルース・アンセム『Born Under A Bad Sign』。オリジナルの楽曲としての完成度が高く、カバーで極端なアレンジはしづらい、その分「唄」で個性の差が出る事が多い。柳ジョージ?もちろん最高、「声」に惚れる。

柳ジョージには日本語オリジナル曲にヒット曲が多くて(CDもその流れのベスト盤ばかりだし)、なかなか本来のブルース「ロック」色強いアーチスト像が一般には伝わり難いのが歯痒いのであるが、その意味でこのブルース・カヴァーの企画CDは貴重な記録であり遺産である。

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平成25年10月31日(木):スーパージャンキーモンキー『Blah,Blah,Blah

お早うございます。今朝の一曲『Blah,Blah,Blah』Super Junky Monkeyリアルタイムでの衝撃力はハンパなかった5曲入りミニアルバム「あいえとう」から623流ラップ・ナンバー。

ほんと、初めて聴いた時、このまま進化・先鋭化して行ったら彼女達はどこに辿り着くのかと期待と不安を覚えたもんである、レコード会社(ソニー)がどこまでフォローするのか、許すのかとね。

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2013年11月23日 (土)

「今朝の一曲」ひとまとめ:10/18~10/24 7日分

ここの所(Perfume以外の)音楽記事不足なので、溜まりに溜まったTwitter「今朝の一曲」を少しずつ消化していきたいと思う。

それでは、

Twitter @KussyR から(あっさりめの)修正・加筆の上転載。 まとめタグ)今朝の一曲

平成25年10月18日(金):スティール・パルス『Your House

お早うございます。今朝の一曲『Your House』Steel Pulse。先日偶然ネットで近年のライヴを観て以来パルス祭り再燃中。この曲久々に聴いたがイントロ一発で全容を思い出した。サビを今でも一緒に歌えるほど「キャッチー」な名曲である。

この曲の12インチ・シングルは渋谷のシスコで購入。この店には随分とお世話(特に12インチ関係で)になった。猫のイラストのLP袋が可愛かったんだよな。

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平成25年10月19日(土):BABYMETAL with FULL METAL BANDHeadbangeeeeerrrrr!!!

お早うございます。今朝の一曲というより一動画『Headbangeeeeerrrrr!!!』BABYMETAL with FULL METAL BAND。生唄&神バンド生演奏、魅せる聴かせる、一発で目が覚めるわ。サマソニ同様ラウド・パークでも「なんじゃこりゃあ!?」が溢れるであろう。

と期待したが、極端な賛否両論であったようだ。最初から判った上でごった煮的な内容を楽しむ音楽ファンが多いサマソニとは観客の嗜好性が違うのは当然ちゃ当然だが・・・。

平成25年10月20日(日):GMT『暦の上ではディセンバー

お早うございます。今朝の一曲『暦の上ではディセンバー』GMT。昨夜NHKで観た’疳の虫野郎(雑誌「CUT」より能年自称)’能年玲奈と三陸鉄道有志達との共演ダンスはとても良かった。実はこれ、アンコールで頭から共演の完全版もあるらしいので是非いつか放映して欲しいものである。

年末には紅白絡みで特番がありそうなので、ちょっと期待。

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平成25年10月21日(月):フランク・ザッパ『Dancin' Fool

お早うございます。今朝の一曲『Dancin' Fool』Zappa。70年代後半のディスコ・ブームには個人的には辟易したなぁ(実は女の子目当てで何度か行きました・・・スミマセン)。ザッパ曰くディスコとは「孤独で リズム感のない人々が 暗闇の中で ぶつかり合う」場所、集うのは踊る馬鹿である、と。

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平成25年10月22日(火):ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『(I'm Your) Hoochie Coochie Man

お早うございます。今朝の一曲『(I'm Your) Hoochie Coochie Man』ジミヘン。必ず生演奏でという音楽家ユニオンとの取決め(注)のお陰で60年代ロックの貴重な音源が残るBBC、有難いことです。ミッチ・ミッチェル、この時二十歳か…

注)60年代当時のイギリス国営放送、BBCラジオでは、ミュージシャンズ・ユニオンの規定により、レコードをかけるのではなくアーティストの生演奏、及びラジオ番組用に新たに録音された音源を放送しなければならなかった。

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平成25年10月23日(水):アスワド『Natural Progression

お早うございます。今朝の一曲『Natural Progression』Aswad。後年のダブ処理炸裂のライヴやポップス指向も嫌いじゃないが、今でも聴くのは1stなんだよ。リコのトロンボーンを中心としたホーン・セクションが良い味出している。

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平成25年10月24日(木):KISS『Rock and Roll All Nite

お早うございます。今朝は日本公演大盛況記念『Rock and Roll All Nite』KISS。武道館の空間を(文字通り)縦横無尽に使いきったマジカルなパフォーマンス!感動した。

ブログにも書いた。「KISS日本武道館 2013.10.23+中華そば春木家初代の話bit.ly/1gKbrGS

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2013年9月 1日 (日)

H25.08.29「今朝の一曲」:ジミ・ヘンドリックス『Woodstock Improvisation』

Twitter @KussyR から転載。 まとめタグ)今朝の一曲

平成25年8月29日(木)

お早うございます。今朝の一曲『Woodstock Improvisation』Jimi Hendrix。映画「ウッドストック」は当初この部分をカットせず編集されていた。そのまま公開されていたら当時のシーンにどれほどの衝撃を与えただろうか。2013.08.29 06:40

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追記)

勿論、公開時の「星条旗~紫~物哀しい〆インスト」の流れだったからこそあの時代を映し出す「ドキュメント」映画として深い余韻を残すことになったことは間違いない。ここにこの破天荒なソロパートを加えていたら、余韻どころか映画全体の印象がジミのインパクトで吹っ飛んでしまっていただろうことは想像に難くない。

まぁ、現在は単なる記録映画としての需要がほとんどなのでソロパートも問題なく収められているが、時折公開ヴァージョンがとても観てみたくなるのも事実である。

ところで、この組曲風ギターソロだが、実はエクスペリエンス時代から(ソロ時に)ライヴで披露していた(トリッキーな)リックやパターンの集大成的意味合いが強い。

つまり決算総浚い棚卸。

というのもこれ以降、アドリブ時にはほとんど使われなくなるものが多いのだ。

より純粋にインプロヴァイズするというか、使ったとしてもうまく応用してよりドラマティックに展開させるとか、そんな方向性に進化していくのだよね。

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2013年8月14日 (水)

H25.08.14「今朝の一曲」:ジミ・ヘンドリックス『Freedom』EXP‐BOX版

Twitter @KussyR から転載。 まとめタグ)今朝の一曲

平成25年8月14日(水)

お早うございます。今朝の祝BOX再発『Freedom』Jimi Hendrix。ボトムの低いクールなファンク・ヴァージョン。完成版とは違う方向性だがこれはこれで十分あり、後半のビート・メインの展開はとてもグルーヴィー、たまらん。2013.08.14 06:16

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追記)

以前ブログで連載していたTwitterまとめ「朝ジミ」から転載。

2011928日(水)
今朝のジミヘン、『Freedom』、 Box「エクスペリエンス」から70年2月録音の初期テイクです。これがかなりファンク度が濃厚で、後の完成版とはかなり様相が異なるヴァージョンなので す。ツボを押さえたビリーのベースもさることながら、ミッチが(彼にしては)シンプルにボトムを支えることに徹していて大変良いです。工夫のあるイントロ や後半のグルーヴィーな展開等これはこれで完成度も高く個人的には大好きなヴァージョンです。

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2013年3月 1日 (金)

泥窪@高円寺ペンギンハウス 2013.2.28 + 個人的音楽嗜好

お馴染み泥窪ライヴ、今回はドラムと共演。

「唄」が強いのでどんなバッキングでもスタンスは揺るがない。

先ずオリジナルであること、そのオリジナルがライヴを通して更に磨き上げられていること、そして泥窪だけにしか表現できない「個性(音楽)」が聴き手にも伝わり始めていること。

今回どれだけ泥窪初見の方がいたかは判らないが、観客を惹き込む「引力」は確実にパワーアップしてきたようだ。

・・・・・

「タメる」、「ハネる」、「ネバる」、そして「ネジれる」、更に言えば「歪む」、現時点での個人的音楽嗜好はこの辺りが基準。

もちろん全て網羅している必要はない。

「魅せる」も重要、「魅せる」で全てOKの場合もある。

アンサンブル的には「足し算」よりも「引き算」の発想のほうが好き。一摘みで効果絶大な「掛け算」や解体再構築の「割り算」は造り手のセンス次第。

そして、聴き手に届けるという点で「ポップ」という概念はとても重要だとも思っている。

ということで、ジミ・ヘンドリックスの「新譜」が楽しみすぎるのである。

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2012年5月17日 (木)

Moebius:Jimi Hendrix「Voodoo Soup」

ジミ・ヘンドリックスの音源がアラン・ダグラスの管理下にあった時代にリリースされたアルバムに「Voodoo Soup」というタイトルのコンピレーションがあった。

Jimihendrix1995voodoosoup_2 (当時の)未発表音源を中心とした収録内容も悪くなかったが、なんといっても強く惹かれたのがこのメビウスが描いたジャケット・イラスト。

ジミのパブリックイメージを象徴する搾取物を彷彿させる(意味深な)タイトルとの相乗効果もあり強烈な印象を残すイラストである。

世界中のジミ・ファンが「自分もこの禁断のスープを飲んでみたい」もしくは「飲めばジミに近づける」と思ったはずだ。

だがしかし、イラストをよく見ればスープ本体よりもジミ本人からの方が盛大に湯気(オーラ)を立ち上らせているのである。

そうなのだ、Voodoo SoupとはJimi Hendrixそのものなのだ。

誰でもジミになれるような特別な秘薬など無いのである。あえて言えば、ジミ自体がそれぞれの感性に刺激を与え続ける「ドラッグ」なのである。

メビウスも十分判っていたはず。なぜなら、彼自身がジミから強く刺激を受けていただろうから。

そんなわけで、口上が長くなってしまったが、メビウスのジミ・ヘンドリックスを幾つか紹介。

転載元サイト)Le Blog de Mister Jacq http://bit.ly/JbbHxC 大きな画像もある。

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2011年12月 3日 (土)

朝のお勤め「朝ジミ」 第十五週

毎朝必ずジミ・ヘンドリックス関連の曲を聴いて1ツイートしなければならない、という厳しくも楽しい朝のお勤め「朝ジミ」を己に課した。だが朝の限られた時間で一曲聴き140字以内でツイートするという朝課はなかなかの鍛錬(何のだ?)にはなるのだが、Twitterの宿命とはいえ書き込んだ傍からあっという間に過去に流れ去ってしまうのはちと寂しい。

そこで、一週間分ごとに若干の加筆修正を施しブログにアップすることにしたのである。

Button_new10a朝ジミ」まとめ:http://bit.ly/reHwKA

第十五週:平成23年10月16日~10月22日

1016日(日)
今朝のジミヘン、『Highway Chile』、当時の日本盤ファーストには未収録だったため、私は72年の編集アルバム「War Heroes」で初めてちゃんと聴きました。その時はGSみたいな曲だなという感想を持ったことを覚えています。後になって、それはイントロの印象的なユニゾンチョーキングをGSの方々が盛んに「引用(パクリ)」していたせいだ、と気が付きましたが。

1017日(月)
今朝のジミヘン、『Have You Ever Been Disappointed』、65年8月5日アイズレーブラザースとの最後の録音から。抑制されたシンプルなバッキングにロナルドのスイートなヴォーカルが乗るバラード曲、悪かろうはずがありません。ジミは終始(まじめに)アルペジオを奏でていて、時折控えめにオブリガートを加えています。

1018日(火)
今朝のジミヘン、『Message To Love』、ウッドストックから。フェス最終日で体力限界、おまけにほぼ徹夜状態で意識朦朧、気力だけであのエクスペリエンスの登場をひたすら待ち続けた観客にとって待望の一曲目がこれというのは・・・当時の観客が誰も知らない曲だし、見たこともないメンバーが沢山いるし、演奏も掴み所がなくバラバラに聴こえるし、第一ジミによればバンド名自体が違うようだし、その壮絶なガッカリ感は想像に難くありません。そりゃ早めに見切りをつけて帰りたくもなるでしょう。それでも残った人だけが「歴史」を目撃することが出来たのです。

1019日(水)
今朝のジミヘン、『Room Of Full Mirrors』、BOX「エクスペリエンス」から。69年4月21日、エクスペリエンス内で相変わらずノエルとの確執が続く中、旧友ビリー・コックスとの再開後初めてのレコーディングセッションでの31テイク目!この演奏はBOXの中だけに眠らして置くのが勿体無いほどジミが絶好調です。本当に楽しそうにプレイしているのが伝わります。ところでドラムが不明となっていますが、誰なのでしょう?

1020日(木)
今朝のジミヘン、『If 6 Was 9』、AXISから。ギターサウンドはストラトそのものといった乾いたトーンですが、冒頭のリフ(映画『イージーライダー』での使用シーンは今でも強く印象に残っています)やフリーフォームな後半等、全体の印象はかなりヘヴィーなものとなっています。歌詞も「俺流宣言」みたいな内容ではありますが、そこに脳天気な楽観性は感じられません。黒人系ミュージシャンにしては珍しくジミにはブルースマンやJBそしてマイルス達のような「俺様」性が希薄なのです。人との関係性やその評判に気を回し過ぎなイメージがあります。そう、決して「ボス」向きじゃなかったんですよね。

1021日(金)
今朝のジミヘン、『It's Too Bad』、バディ・マイルスのドラムとオルガンのラリー・ヤングで69年2月録音。兄との確執や黒人コミュニティーの関係などに言及したシビアな唄の内容も含め完成度の高いブルースナンバー、と思いきや後半のジャム部分ではツボを心得た奏者達によってマイルス・デイヴィスが参加していたとしても違和感のないようなクールな展開をみせてくれます。そういえば、ラリーはこの年の8月に「Bitches Brew」の歴史的なレコーディングに参加することになりますし、バディも後にマイルスからレコーディング・セッションに呼ばれることになります。「縁」は確かにあったはずだったのですが、「機会」は永遠に失われてしまいました。

1022日(土)
今朝のジミヘン、『My Friend』、アンソロジーから68年3月ホテルの一室で弾き語りによるデモ音源。曲調も名声故の孤独に対する心情を述べた詞もまさに「黒いディラン」であります。しかし、唯一の友達が己の影だけ、というナイーブな詩を書くような人物がデビュー当時は異形のPOPスターを演じていたわけなのです。う~む、感慨深いですね。

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2011年11月13日 (日)

朝のお勤め「朝ジミ」 第十四週

毎朝必ずジミ・ヘンドリックス関連の曲を聴いて1ツイートしなければならない、という厳しくも楽しい朝のお勤め「朝ジミ」を己に課した。だが朝の限られた時間で一曲聴き140字以内でツイートするという朝課はなかなかの鍛錬(何のだ?)にはなるのだが、Twitterの宿命とはいえ書き込んだ傍からあっという間に過去に流れ去ってしまうのはちと寂しい。

そこで、一週間分ごとに若干の加筆修正を施しブログにアップすることにしたのである。

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第十四週:平成23年10月9日~10月15日

109日(日)
今朝のジミヘン、『Little Wing』、Box「エクスペリエンス」から1stテイクです。構成は完成版とほぼ同じですが、ギターにはディストーションが掛かり演奏もアグレッシブです。これをあの繊細な最終形にまとめ上げさせたチャスのプロデューサーとしての手腕には敬服するしかありません。

1010日(月)
今朝のジミヘン、『Voodoo Child( Slight Return)』、EW&Fによるカヴァーです。ジミに敬意を払いつつもEW&F節は全開、原曲が実は優れた歌モノであることを知らしめる良い演奏です。新生EW&Fの中心的な立場だったギターのシェルダン・レイノルズの仕事ぶりからジミへの強い敬愛の念が伝わります。彼はこの曲が収録されたトリビュートアルバム「Power Of Love」のプロデュースもしています。

1011日(火)
今朝のジミヘン、『Day Tripper』、67年12月BBC収録。先ずリフありきというハードロック的な側面を強調したラウドな演奏でありますが、それが逆にこの曲本来のソウル風味を際立たせています。しかし現場は楽しそうですね、まるでパーティーのような賑やかさです。

1012日(水)
今朝のジミヘン、『Red House』、1stから。歌に見事にレスポンスするギターのオブリが素晴らしい。当時の英国ブルースシーンに本物を見せつけるつもりもあったのか気合いの入った演奏です。ちなみに、「Smash Hits」で初出の米国版はテイク違いでした。

1013日(木)
今朝のジミヘン、「Rainy Day,Dream Away』、3rd「Electric Ladyland」 から。バディのシャッフルビートが絶品、オルガンも効果的に活かされています。一聴した印象は軽いジャムのようですが、実はしっかり構成された曲なのです。このアルバムのメイキングDVDに収録されたマイク・フィニガン(オルガン)の解説は必見です。

1014日(金)
今朝のジミヘン、『Pass It On』、70年5月30日バークレーライヴから。この半月後、タイトルを『Straight Ahead』に変えてスタジオでの録音が開始されます。よりファンキーにしようとしたスタジオ版(しかもあまり成功してません)よりも、ハードロックっぽいこのライヴ版の方が好きです。ミッチはやはりこっちの方が相性が良いと思います。

1015日(土)
今朝のジミヘン、『Hear My Train A Coming』、67年BBC 収録。これは没テイクなのですが、違いは観客の反応が強いか弱いかぐらいなものです(もちろん強い方を放送)。後の『Voodoo Child』や『Machine Gun』に繋がるジミ流「ブルース」のライヴ定番曲ですから、何時何処で演奏しても悪くなるはずがありません。

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2011年11月 3日 (木)

朝のお勤め「朝ジミ」 第十三週

毎朝必ずジミ・ヘンドリックス関連の曲を聴いて1ツイートしなければならない、という厳しくも楽しい朝のお勤め「朝ジミ」を己に課した。だが朝の限られた時間で一曲聴き140字以内でツイートするという朝課はなかなかの鍛錬(何のだ?)にはなるのだが、Twitterの宿命とはいえ書き込んだ傍からあっという間に過去に流れ去ってしまうのはちと寂しい。

そこで、一週間分ごとに若干の加筆修正を施しブログにアップすることにしたのである。

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第十三週:平成23年10月2日~10月8日

102日(日)
今朝のジミヘン、『Driving South』、67年8月BBC放送ヴァージョン。同時代の英国ミュージシャンの度肝を抜いたであろう、これ以上はないという効果的なデモンストレーション用インスト曲です。私自身も初めて聴いた時しっかり度肝を抜かれました。実は渡英前のカーティス・ナイトとの活動時にジミのギターのお披露目曲(作曲はC.ナイト)として作られたようです。65年ライヴ音源を紹介しておきます。

グルーヴが渦巻いていますねぇ。こんなブラックミュージックの最前線のようなライヴを毎晩のように演奏していたわけですから、イギリスに渡った直後は、当時の(R&Bやブルース指向の強かった)英国ロック・シーンがオママゴトのように見えたのではないでしょうか。だからそこであえて天性のブラックネスを強調しない路線を選んだのは大正解だったと思います。上から導くのではなく、同じ土俵で切磋琢磨する同志としての連帯感を求めたのかもしれません。まぁ、それでも十分脅威だったわけですが。

103日(月)
今朝のジミヘン、『Hear My Freedom』、アンソロジーから。68年10月ウィンターランドでのライヴ直後からエクスペリエンス(幻の)4thアルバムの制作が始まりました。その録音合間のジャムセッションです。息抜きのつもりでも力が入ってしまうのはミュージシャンの性なのでしょう。これもリーマイケルズのオルガンがファンキーに絡む好演となっています。こういう時のドラムはやはりバディ、ミッチはパーカス担当です。

10月4日(火)
今朝のジミヘン、『Spanish Castle Magic』、「Axis」の3曲目。メインリフの部分で低音域を強調したピアノが非常に効果的に使われています。このアルバムは曲の配列が絶妙で、特に1~3の流れでの「掴み」は最高です。1stに比べると格段に録音も良くなりました。リマスターの恩恵を一番受けたアルバムかもしれません。

105日(水)
今朝のジミヘン、『Ezy Rider』。中間部の展開でギターのサスティーン音を効果的に活かして歌にレスポンスする部分を始め、多彩な音色を使い分けたギターのダビングによるアンサンブルの進化(深化)ぶりがよく分かります。「フィルモア・ライヴ」DVDでこの曲をエディ・クレイマーがミキシング・コンソールを使ってトラック毎に解説するシーンは必見。「ファーストレイズ」のDVDに未収録だったのは残念でした(ただし、これはこれでとても貴重な映像が収録されています)。

106日(木)
今朝のジミヘン、『Testify』、64年アイズレーブラザーズ参加時の初録音から。たまたま採用したギタリストの才能を素直に評価し大きくフィーチャーしたのは流石です。が、まさかこの新人が後のアイズレーの音楽路線にまで大きな影響を与えるような存在になるとはこの時は思わなかったでしょう。

107日(金)
今朝のジミヘン、『Somewhere』、Box「エクスペリエンス」から、68年3月録音のジミの隠れた名演です。曲自体は後の『Hey Baby』のプロトタイプのようなバラードなのですが、ストラトのナチュラル・クランチを活かしたキラキラと印象的なブリッジを挟むギターソロがとても素晴らしいのです。

108日(土)
今朝のジミヘン、『Jam Back At The House』、ウッドストックから。文字通りライヴに向けてのリハ中のジャムから生まれた。ラリーのギターが存在感を示す曲のひとつでもあります。微妙に音程のズレた2本のギターのドローン効果がかえって曲に厚みと迫力を生みだしていますね。

昔、サントラ盤でウッドストック(Ⅰ&Ⅱ)のライヴを聴いていた頃はラリーの存在を知らなかったので、所々でギターの音がふたつ鳴っているのがとても不思議でした。これがジミヘンのマジックかと思って変に納得していましたが。

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