カテゴリー「山上たつひこ」の52件の記事

2015年7月30日 (木)

山上たつひこ「光る風」はフィクションだったはずなのだが・・・

一度タガが外れれば後は加速度的に状況は(悪い方向へ)変化していく。

Twitterから

フジサンケイ系列でありながら時折出版社としての気骨を魅せるビッグコミック、戦後70周年増刊号には山上たつひこ「光る風」(部分)掲載!こりゃまた凄いシーンを選んだもんだ。40年以上前の作品だが今こそリアルに響くのだよ、だってこれだぜ→

今の政権の次世代は法治国家を平気で否定する輩達ばかりなのだよ、今抑えておかないと未来はとんでもないことになる。

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2013年1月16日 (水)

「羊の木」第24話:恋の道は獣道

頭陀袋、ピンチ、ざまぁ。

それにしても元受刑者達の行動が不気味だ、態度も微妙に変化しているような、というより、何でみんなで集まってんだ?集団行動とかそういうものからもっとも遠い所で生きているはずの人たちじゃなかったのか?

そして、ホームページの件。

ひょっとしたら、手の込んだ壮大なフェイクなのか。

いやいや、それじゃつじつまの合わない過去のエピソードが数多くありすぎる。

しかし・・・

もう一度頭から読み直してみようか。

ということで新刊も出るよ。

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2012年12月11日 (火)

「羊の木」第23話

人が殺人や傷害、破壊等の「暴力」を発動する時って、その瞬間は「衝動」なのだろうが、そこに至るまでには「意思」が導いているはずだ。

その「意思」に強い弱いはあるかもしれないが、少なくとも直前の「躊躇」や直後の「後悔」を生み出す人間的な感情の根源になっていると思う。

だが、その部分が全く欠落している人間もいる。

「意思」というよりも「本能」に近い行動原理、そこに「躊躇」や「後悔」という言葉など存在しない。あったとしたら、それは第三者を欺くための詭弁だ。

息をするかのように「暴力」を発動する。

「本能」剥き出しの場合はまだ対処方法があるが

理性や知性すら「仮面」として巧妙に使い日常生活に溶け込んでいる輩(レクターとかね)や普段は意識下に閉じ込める(二重人格的な)術を持つ輩もいるのである。

剣呑剣呑、鶴亀鶴亀。

何てことを考えてしまった、23話でした。

それにしても、頭陀袋、あまり踏み込むと身を滅ぼすぞと思わざるを得ない、まぁそれはそれで自業自得か。

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2012年11月13日 (火)

「羊の木」第22話:呼応

今回から新しいサブタイトルが付いた。

「呼応」である。

一人ひとりの心の奥深くに棲む「何か」が呼応するのだろうか。

「呼応」は「連鎖」を生み、「連鎖」は「崩壊」を齎す。

危うい均衡で辛うじてフラットに保たれてきた(平和的な)日常が加速度的に歪み始める。

事態は、収束するのか、拡散するのか、この作者二人ならならどっちもあり、だから全く予測がつかない。それでも次号あたりで(この物語にとって)決定的な「事件」が起こるのだろうか。

それにつけても、ラスト直前の市長の目つき、ヤバいでしょ。

そして頭陀袋、いつ見ても腹立つ顔しているなぁ、本人のせいじゃないけど・・・いや性格にも問題あるか。

・・・・・

おら、おら、おら~、と俺たちの「ネ暗トピア」が還ってきた、傑作、異論は認めない。

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2012年10月10日 (水)

「羊の木」 第21話:結婚おめで・・・

元受刑者達の周辺に屍体が転がり始めた。どうやら彼らと(今回は)無関係らしいが、とっても剣呑剣呑な感じである。

(頭陀袋のせいで)武満を中心に禍々しい事物を引き寄せる磁場のようなものが形成されつつあるような・・・

しかも「結婚」である。

鶴亀鶴亀。

・・・・・

今回の月末さん1ページ全面顔アップ。

とうとう「何か」が起こってしまったか!と仰け反ってしまった。見開き右ページ4コマの緊迫感の表現も流石である。

で、ページを捲ると・・・ここでの月末さんの「めでたいのか,、めでたくないのか」顔もイイのだよね。





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2012年9月14日 (金)

「羊の木」 第20話:今回も月末さんの「顔」

予断を許さない意外性に満ちた展開。

収束していくように見せかけて実はとんでもない(主にギャグ)方面に拡散していく。それはもう、これほんとに原作完成しているの?その場の思いつきで描いてんじゃないの?と思わせるほどである(褒めてます)。

だからストーリーには触れません、いやちょっとだけ、「市長が怖い」。

で、とりあえず、今回も月末氏の顔。

理性で あの女と結婚 するか?
・・・・・
なるほど

家庭(夫婦)生活の苦悩、苦汁、臥薪嘗胆、絶望、悲哀、お努めご苦労さん、その他諸々のネガティヴな「想い」が凝縮したような月末氏の顔である。

でも第三者に速攻で納得されると腹が立つんだよね。

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2012年8月11日 (土)

「羊の木」 第19話:月末さんの「顔」

「イブニング」17号から、ネタバレ注意

・・・

今回はいがらしみきお渾身の顔アップが強烈である。

「四つ切り」(とっても山上っぽい発想)発言時の三田村さんのアップもかなりのもんだが、何といっても月末さんである。

やったの?

下卑た好奇心を隠しきれない「目」がとってもリアルである(大汗かくな!)。

そして、心底の「がっくり」、一挙に十歳は老いたような顔。

もう大笑いである。

さらに、トドメの「やっちゃたらしいよ」。

そりゃ怒るって、月末さん。

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2012年7月10日 (火)

「羊の木」第18話

「イブニング」最新号から。

感想↓

うっわわわわわ

こう来ましたか。

こっち側にキーマンがいそうだなと何となく予感はしていたが・・・

とにかく衝撃の引き、そしてここで一週休載のお知らせ(しかも次回以降は月一連載に)。

焦らすねぇ、上手いねぇ。

とりあえずもう一度単行本2冊を読み直してこの先に耐える準備をしておけ(未読の人は購入しなさい)ということなのであろう。

特に第2巻収録の山上たつひこ短編小説「浜辺」は必読。

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2012年6月29日 (金)

「羊の木」:しまっちゃう、いや埋めちゃうオバサン。そして「アイ」について。

「羊の木」第2巻ラストに「引き」に出てきた「馬での決着」がどうしても気になって「イブニング」最新号を買ってしまった。

大野さんの活躍やまさかのオチに大笑い。

まさに黒い「ぼのぼの」。

絶好調ですな、絵も話も。

ところで、いがらしみきお「アイ」も最新刊を購入した。

41fcbtfa7gl__sl500_aa300_主人公のみならず登場する人物達の「歪み」具合が凄まじい。

「羊の木」は基本的に「普通の人々(受刑者も含む)」の日常が少しずつ綻びていく話だが、「アイ」の人物たちは最初から「普通」ではない。

そして今回描かれるのは、「日常」の中の狂気ではなく、「狂気の日常」の中の歪んだ人々(年齢不詳の描写がある種のコミューンを連想させる)なのだから、つまり「最狂」なのである。

各エピソードのテーマは重く、オチはない。

個人的に嫌いではないが読む人を選ぶとは思う。

「羊の木」はやはり山上あってこその絶妙な緩急のバランスなのだろうな。

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2012年6月22日 (金)

「羊の木」第2巻

今のところ暴力は発動しているが誰も死んではいない。

一安心である。

なんてことはなくて、

「死」という結末(そしてその連鎖)しかありえなさそうな剣呑な雰囲気はいよいよ濃厚なのである。

誰が起爆剤となるのか、

当初は「あっち側」かと思っていたが、「こっち側」も非常に危うい。今巻ではその伏線となるかもしれない描写も多々ある。

そして最初の犠牲者はそろそろ気がつき始めた(顔近づけんなの)あいつかな、とか・・・

予断は禁物、何が起きるか分からない、もしくは何かが必ず起きるであろう不安感こそこの作品の真骨頂なのだから。

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以下、いろいろ。

相変わらず緊張感あふれる場面での突発的なギャグに笑わせられる。「天井に張り付く娘」とか、「余生」とか、「名札」とか・・・

皆さん、「推し」は誰ですか?私は今回はぶっちぎりで「大野さん」、あの行動が事実だとしても正義感からというよりも単に「鶏」の復讐(代用?)と判っちゃうところがさすが大野さんなのである。「絞めちゃ いけませんよ 絞めちゃ」の場面は秀逸。あと、安定の武満とか、「角行くぞ」とか、そしてこっち側からは今にも境界を超えそうな「パパ」月末がいい味出し始めてきた。

そして、

巻末収録の「のろろ」をテーマにした山上たつひこ短編「浜辺」が本編の世界観を補完して余りあるほどの刺激を読者の想像(妄想)力に与えてくれる。作中では描かれていない「復讐」や「殺人」だが、きっとあったのではと想像(妄想)してしまうのだ。

本編の原作も小説として既に完成した形でいがらしに託されたらしいが、こんな形であったのだろうか。これにどこまで自己の妄想を盛り込めるか、これは漫画家の技量(創造力)が問われる挑戦である。

そして、ご覧の通りの作品に結実中。

全編終了後にはぜひ原作も読みたいものである。

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