カテゴリー「関根史織」の8件の記事

2010年8月 8日 (日)

今日は一日プログレ三昧

正味約12時間強、ラジオの前から離れられなかった。

当初は東北旅行の写真の整理やブログの下書きなどの作業用BGM として気軽に聴き流すつもりだったのだけど、まったく作業になりません。不思議なもので飽きるほど聴いてきた曲でもラジオから流れてくると凄く新鮮に聴けるのだ。それほど好みではなかった曲でさえ改めて良さを発見できたりもするし・・・。ラジオ放送が貴重な音楽情報メディアだった中学や高校時代に、紹介される情報や音楽をひとつも聞き漏らすことに無いよう毎夜毎夜ラジオに噛り付いていた記憶が蘇る。特にアルバム一枚丸まる紹介されることの多かったFM放送は大変ありがたかった。あまり興味が無かったアーティストでも聴き終わると好きになることもあるほど真剣に集中して聴きこんでいた。

あ、思い出した。AM局にもとんでもない番組があった。ラジオ関東の深夜放送「キャロルアベショー」だ。今じゃ考えられないほどのディープでマニアックな番組だった。そういえば海賊盤まで流していたなぁ。トッド・ラングレンのプログレバンド、ユートピアの1st(ライヴ)がこの番組で丸ごと流された時の襲撃は今でもよく覚えている。51pfudcmdtl__sl500_aa300_ 次の日にユートピアという名前だけを頼りに輸入盤屋で探して入手したのが私とトッド・ラングレンとの初邂逅だったのだ(このアルバムからというのが正しい出会いであったかどうかはちょっと疑問ではあるが)。

それはさておき。

「プログレ三昧」は楽しめた。ゲストの話も興味深かったし、ライヴの演奏も良かった。

しかし半日使っても選曲には不満が残るというこのジャンルの奥深さというか因果の深さには今さらながら驚きあきれる。

まったくとんでもないモノを好きになってしまったものですな、ご同輩。

ということで、これは是非Part2をお願いするしかない(こんどは関根史織やミトの演奏もありで)。

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2010年8月 2日 (月)

NHK-FM 今日は一日"プログレ"三昧   

放送は8月8日(日)午後0:15〜翌午前1:00(途中、ニュースによる中断あり)。

詳細はこちらhttp://www.nhk.or.jp/zanmai/next/20100808progressive/index.html

そうなんよ、関根史織嬢が出演するのだ。こりゃ楽しみだ。キャラバンやカンタベリー周辺を語ってくれるのだろうか。

このアルバムからは絶対に一曲かかると思う。「Nine Feet Underground 」は無理かなぁ、たぶん「Golf Girl 」かな。51h5tjxtqgl__sl500_aa300_

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2008年10月22日 (水)

楽しい音楽生活 10                  関根史織のプログレ

先日に続いてiPodの大幅入れ替えを行う。8年間寝かした段ボール発掘組に加え、手元組(約500枚)と最近購入分などから、今の気分に合う物をセレクトした。その一部を紹介。

先ずは、久々に「MARQUEE」の関根史織の記事を確認(立ち読み)出来たこともあり、そーかイタリア物か、ということでこの2枚を。

Tilt/ARTI+MESTIERI51mblttf9xl__ss500_ 1974

バカテク・ドラマーキリコのおかげもあってか、未だに根強い人気を持つ彼らの代表作。

イタリアのロックに於いては個々の演奏技術のレベルの高さは当たり前のことで驚くことではないのだが、このバンドの実質的なリーダーでもあるキリコのドラムの超絶プレイには今更ながら圧倒される。一応ジャズ・ロックとして分類されることが多いが、楽曲の構成や、全くジャズ的でないキーボード(メロトロンも使用)のアプローチとか、洗練しきれない(いい意味での)泥臭さとか、紛れもなくイタリアのシンフォニック系ロックと言える。

Concerto Grosso /New Trolls 1971 4163nyx81hl__ss500_

バロックが現代によみがえったようなイタリア・シンフォニック・ロックの名盤。

ヴォーカルや楽曲の良さに加えて実際のストリングスとの共演によって息をのむような美しさを作り出しており、ロックとかプログレとか関係なく誰にでもに薦めることが出来る素晴らしい内容だ(ただしLPでいえばA面のみ)。

後は明日に続く。

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2008年6月 5日 (木)

『関根史織@MARQUEE』の事

買う気はない(立ち読みで済ます)ので真剣に探す気もない俺も悪いのだが、MARQUEEがどこの店にも見当たらない。もともと在庫していないのか入荷部数が少なく売り切れか、どちらにしろ販売部数的には厳しい状態にあるんじゃなかろうか、余計なお世話ではあるが(思えばプログレがメインの雑誌であったFOOL'S MATEやMARQUEEがそれぞれヴィジュアル系と渋谷系の専門誌にシフトしたときは驚いた、いやがっかりしたものだが・・・)。

そんなわけで、『関根史織@MARQUEE』のシリーズはなし崩しに消滅させることにした。

ま、もともとプログレは好物なので折にふれて取り上げていくつもりだ。しかし最新号で関根史織は何を紹介していたのだろう?流れから考えるとニュートロルスかオザンナか、それともイタリアから離れてフランスやドイツ(これはなさそうだ)もしくはイギリスに戻ったかな。

彼女自身は趣味の音楽とバンド活動は別物と割り切っているようだけど、あまり我慢すると精神衛生上よろしくない気がする。いずれにしろ、今後の活躍に期待しています。

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2008年4月 4日 (金)

関根史織@MARQUEE 3

某店でやっと見つけましたMARQUEE最新刊、今度こそ廃刊かと思った。出版社には申し訳ないが立ち読みで関根史織のページだけチェック。

今回彼女のチョイスは「バンコ」と「ロカンダ・デッレ・ファーテ」、どちらもイタリアのバンドだ。

417ft2v6twl__sl500_aa240_ バンコ(正式にはバンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)は良くも悪くも非常にイタリア臭いドメスティックなバンドで、それは特にヴォーカリストの巨漢髭面フランチェスコ・ディ・ジャコモのオペラチックな歌い回し(イタリア的こぶし?)とその街角でカンツォーネを歌ってそうな風貌のインパクトによるところが強いのだが、出てくるサウンドも濃い。PFMが洗練された中流階級的イメージ(バロック)ならバンコはもっと大衆的なイメージ(オペラ)かな、とは言ってもその演奏技術や音楽性はPFMに負けず劣らず高レベルのもので、その濃さに慣れるともうずるずると魅力に引き込まれてしまう。キーボード主体とはいえ結構ハードで攻撃的な側面や、いかにも70年代ロックという大仰さも好ましく思えてくるのだ。

さて関根嬢もお薦めの初期アルバム、やはりここは1st(通称“壺”)から順番に聴いて行った方が良い。私は2nd「ダーウィン」から聴き始めたが、正直「慣れる」まで時間がかかった。いやむしろ3rd(通称“扉”)の方が・・・どちらにしろ「ハズレ」はないはず(上の写真のアルバムは初期の曲を英語で録り直した世界デビュー盤。悪くはないがバンコの魅力はイタリア語で歌ってこそと思う)。

41j9bg5h7cl__sl500_aa240_ ロカンダ・デッレ・ファーテは既にプログレ全盛期を過ぎた77年に発売された1stが紹介されていた。70年代初期のバンドが自分たちのやりたいことをやりたいように表現していたら結果としてプログレに分類される音楽になっていたことに比べると、もう明らかにプログレというスタイルありきで結成され制作されたアルバムだ。日本での発売は80年代に入ってからだったと記憶しているが、イタリアらしさを残しながら洗練された演奏と録音でプログレのお約束的展開が楽しめて個人的には結構好きだ。

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2008年1月 8日 (火)

関根史織@MARQUEE 2

どこの本屋でも見かけなくて、とうとう廃刊になったかと思っていたMARQUEEをやっと発見。関根嬢のページだけ立ち読み(すみません)、今回も私の好みにピッタリなカンタベリー系の話で嬉しかった。

彼女も語っていたリチャード・シンクレアは本当に素晴らしいミュージシャンだ。ベースプレイもさることながら「声」が最高なのだ。個人的には第2期クリムゾンのボズ・バレル、ジェントル・ジャイアントのケリー・ミネアと並んで3大「イギリス」ヴォイスに認定されている(あまりつっこまないでくれ)。記事で取り上げられていたキャラバンも良いがここではこのアルバムを紹介。

ハットフィールド&ザ・ノース 「ザ・ロッターズ・クラブ518vjjxgwwl__aa240__2

カンタベリー・ミュージックを代表する一枚。

卓越した演奏能力とポップな味わい。そしていかにも英国的なユーモアのセンス。ジャズロック的要素もあるのだが決して押しつけがましくない。緻密に構築されているが緊張感は少なく、むしろ緩い力加減。最終曲の「MAMPS」は一つの到達点。

何度聴いても飽きることのない不思議な魅力あふれるアルバムだ。

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2007年10月18日 (木)

マウロ・パガーニ「地中海の伝説」

318a7pxq0jl__ss500__2 実は昨日、2時間ほど時間をかけて長文の記事を書いたのだが、完成直前で書き込み画面が止まってしまった。

かなりショックだった。ワードを使ってるときミスで全文消失の洗礼を何度か経験しているが、パソコンのトラブルやミスは取り返しがつかない事が多くて心臓に悪い。どうでもいいモノはまめにバックアップしているのにね。

で、気を取り直してもう一度紹介。

前に関根史織の記事に名が出ていたマウロ・パガーニの1stソロ・アルバム「地中海の伝説」。80年代初頭私がイギリス以外のプログレ、ユーロ・ロックにはまっていた頃出会った一枚だ。

はじめて聞いた時は驚いた。元PFMのメンバーということもありクラシック風の叙情性とテクニックを披露したアルバムかと予想してたら、ほとんど民族音楽。しかもなぜか中近東風のメロディ、ブズーキ等の民族楽器、ヨーデルみたいな変なヴォーカル、これは何だと混乱したが、何度も聴くうちにどんどん魅せられていった。

そして少しづつ理解していった、ヨーロッパ文化の代表のように思われているイタリアのイメージはほんの一部で、実際は歴史的にも文化的にも地中海文化圏だということ。

陸続き、海続きで中近東やアフリカまで繋がる地中海地域には政治的には侵略や征服、文化的には衝突と融合を繰り返した歴史がある。それらが各国、各地域に何をもたらしたか、(政治的にはともかく)今に続く豊潤な文化を生み出したのだ。そしてあらゆる文化の中で最も柔軟で大衆性のある音楽こそ文化の融合を象徴的に示すものなのだ。

地中海音楽を学術的に研究するためにPFMを脱退したマウロ・パガーニは、そこにロックという新しい文化をぶつけることによって新たな融合を生み出そうとしたのだろう。

そしてそれは見事に成功し、私のような男にも大きな影響を与えてくれた。

音楽は時代性や限定された地域性だけで聴いているだけでは本当の魅力に気がつかない。特に大航海時代以降、世界中での文化の衝突や融合がどれだけ魅力的な大衆音楽を生み出したかということに思いを馳せればより深く楽しむことができる。

サンバやレゲエがどのような歴史を経て生まれてきたか知ることは決して無駄ではないということだ。

追記) アルバムの中のジャズ・ロック風な曲でとんでもないテクを披露しているのは、これも関根嬢がお気に入りのアレアというグループのメンバーだ。そしてはじめて聴く人の度肝を抜くヨーデル風ヴォーカルの正体は今は亡きデメトリオ・ストラトス、アレアのヴォーカリストだ。アレアについても機会があれば紹介するかも。

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2007年10月11日 (木)

関根史織@MARQUEE 1

M_200217950_2 女性のミュージシャンは2割増の評価をしがちな私。でも自分も楽器を弾くしバンド経験もあるから、基本的な上手い下手は分かる。

特にベースは、音の選び方、音色、タイム感等、センスの良し悪しがはっきり出る楽器だと思う。実はバンドのカラーを決める重要なポジションなのだ。

女性でベーシストというだけで、評価は3割増ぐらいに増大しちゃう。

そんな私が実力、センス、パフォーマンス全てで最高と思っている女性ベーシストはかわいしのぶなのだが、彼女については後日紹介するとして、今日はBassBallBearのベース担当関根史織について書く。

彼女を知ったのは「リンダ リンダ リンダ」という映画でだった。見た目はほんとに普通だけどプロの女優たちに混ざっても消えない妙な存在感、楽器を持った立ち姿のハマリ具合、低い声で現実感あるセリフ回し、映画のマジックといってしまえばその通りかもしれないが、一発で気に入ってしまった。さらに映画関連で出た架空のバンド「パーランマウム」のCDのでの演奏、まるでクリス・スクワイヤーみたいなブリブリベースで「リンダリンダ」を弾きたおすプレイにしびれた。調べれば彼女はプログレ好きという事実が!さっそくBassBallBearのCDを入手して聴いてみた。

・・・ちょっと違った。

スタジオに凝らないXTCというか、嫌いじゃないけど、好きじゃない。

新作が出るたび聴いているし、彼女が積極的に歌うようになって好きな曲も出来たが、やっぱり違う。紅一点ということで人気はあるみたいだけど、そのプレイは良くも悪くもバンドプレイに徹していて、「やればできる子」なのに・・・という気になる。

で、たまにネットで動画をチェックしたりはしていたのだが、今日久々に雑誌「マーキー」を立ち読みしたら、関根史織のコーナーがあるではないか! なんとテーマはプログレ!! しかもイタリア!!!

アレア、マウロ・パガーニ、PFM。史織、お前は俺か!と本屋で雑誌に突っ込みを入れたくなるほど直球ど真ん中ストライク。

ミュージシャンとしての志の高さみたいなことや、バンド内の立ち位置についても言及していたようで(立ち読みなので曖昧スマン)、私は何故か安心した。

今はまずバンドで更なる成功を目指すことを優先すべきなのだろう。次のステップに上がった時、彼女がどのような道を目指すか楽しみだ。

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