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2014年12月16日 (火)

New York、Part.16 Steve Hackett@Town Hall,New York

New York」tag http://bit.ly/1x3AVqt

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タウンホールの外観は地味である。

Newnationalhistoriclandmarksmanhatt

普通に街の景観に溶け込み、余計な自己主張(非日常的な演出)はしない。文化的な楽しみが日常生活の延長にあるNYならではの佇まいである。ホールの杮落しは1921年1月12日、つまり約一世紀に渡ってアメリカ音楽文化の変遷と共に歳月を重ねてきた由緒あるコンサートホールなのである。ここでライヴ録音されたアルバムには歴史的な名盤も数多い。

そんな場所でのスティーヴ・ハケットNY公演である。

今回のツアーの名はSTEVE HACKETT GENESIS EXTENDED、つまりだ、彼が在籍していたジェネシス楽曲の再現ライヴはまだまだ続くよ、といった意味だろうかね。

普通のバンドなら、かって在籍したメンバーがバンド名義の楽曲で商売を続けるということにファンは反発を感じることが多いのだが、彼の場合はそうはならないのだよ。詳しい説明はしないが、初期から中期にかけてのジェネシスの音楽における彼の存在(の重要性)がそれを許しているのだ。彼自身が在籍中にリリースした1stソロ・アルバム「侍祭の旅」でそれを自己証明していることも大きい。

ま、そんな訳でソロ活動と合わせてジェネシス楽曲(使用制限はあった、たぶんトニーあたりから)の再現に積極的に取り組んでいた彼だが、昨年ジェネシス元メンバーたちと再会した後に楽曲の使用許可の範囲が広がったようで、ジェネシス・ナンバーだけでセットリストが組めるようになった、それでEXTENDEDということなのかもしれない。

で、ライヴの話。

会場には30分前に着いたが、結構並んでいた。皆、チケットは既に持っているようなので「お祭り気分」を味わいたくて並んでいるようだ。旧友との再会なのだろうかあちこちで挨拶が交わされていた。客層は、白人がほとんど、高齢者多し、少なくとも中高年ではなく老高年世代。そして東洋人は私一人、ライヴへの期待と高揚感で不安には感じなかったけどね。

開場。席は前から4列目、ステージ右より、NYに来てから入手したことを考えれば最高の席である。背はそれほどではないが横に大きめの方々が多く(しかも冬装備)、ギュウギュウパンパンである。

ほぼ満席になってライヴ開始。今一度セットリストを貼っておく。

01.Dance on a Volcano
02.Squonk
03.Dancing With the Moonlit Knight
04.Fly on a Windshield
05.Broadway Melody of 1974
06.The Return of the Giant Hogweed
07.The Fountain of Salmacis
08.The Musical Box
09.I Know What I Like (In Your Wardrobe)
10.Horizons
11.Firth of Fifth
12.Lilywhite Lilith
13.The Knife
14.Supper's Ready
.Encore:
16.Watcher of the Skies
18.Los Endos including Myopia & Slogans

まさかの「トリック・オブ・ザ・テイル」からの2連発でスタート。そしてラストは『Los Endos』で締めるという、「トリック~」大好き男としてはそれだけで感涙である。観客の盛り上がり方も凄い。歌うわ、叫ぶわ、立ち上がるわ、日本のプログレファンの静かな(熱い)ノリとは対照的。アメリカは「ロックンロール!」の国だなぁとつくづく実感。勿論どちらが良い悪いではなく、どちらもOK.!

演奏的にはね、まぁよく出来たカバーバンドの域は出ないのだけど、なんといっても楽曲の魅力が普遍的だからね、そんなことはどうでも良くなってくるのですよ。曲が進むに連れ更にヒートアップしてくる会場の雰囲気を共有体験できたことだけでも来た甲斐があったというものだ。

そして最初のピークが『The Musical Box』によって訪れたのである。ラストに盛り上がる部分で「タッチ・ミー!」と唄に合わせて叫ぶ往年のファン(老人)たちの姿には歌詞の世界とリンクして鬼気迫るものがあった。終了後興奮醒めやらぬ会場に次の『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』が流れだした時の「幸せ感」、判る人に判れば良いです。

Horizons』で暫しクールダウンした後は、怒涛の展開。『The Knife』から『Supper's Ready』というこれまた「幸せ感」いっぱいの流れで昇天、天国へ。

Watcher of the Skies』と例の曲↓で締めたアンコールでさらに大満足

Los Endos including Myopia & Slogans

先ほど、よく出来たカバーバンドと表現したけど、表現変えます。

スティーヴ・ハケット本人がいる世界一贅沢なジェネシス・カバーバンド、と。

(続く)

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