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2014年12月

2014年12月31日 (水)

大晦日

ぎりぎりになったが今年のベスト・ライヴ。

BABYMETAL武道館 勿論他にも良いライヴは幾つもあるのだが、自分にとって「音楽を聴く」「音楽を楽しむ」ことの意味を改めて考えさせられたエポックとなったので。詳しくはここでは書かないが。

Perfume「ぐるんぐるん」@代々木体育館 金沢やNYも忘れがたいが、選曲の妙やライヴ演出の完璧さでこれを選ぶ。彼女たち、一生応援します。

スイサイダル・テンデンシーズサマーソニック 最初はまばらだった客席が次第に熱く盛り上がって行く様子に「音楽のパワー」を見せ付けられた。バカテクなのに完璧に「ロック」するリズム隊に(スタイルは違うが)神バンドと同じものを感じた。R.I.P.Tim 'Rawbiz' Williams(b)

上原ひろみThe Trio Project東京フォーラム 超絶技巧同士の即興演奏でありながら、ジャズの楽しさ深さをきちんと伝えている。初めての人でもその「凄さ」が分かり楽しめるって、アーティストとしては一番難しいのだよ。その辺りはロック経由の強みかもしれません。ひろみ嬢には何時かザッパのカバーアルバムを出して欲しいな。

何の準備もなく書き始めたら、椎名林檎とかブロンド・レッドヘッドとか女王蜂とか色々思い出してきたが、ま、こんなところです。

人生のイベント的に一番大きかったのは、そりゃ「NYの旅」ですよ。得る物が大きかった。まだ咀嚼しきれていませんが。

一番聴いた音源は何だろうな。例年以上にHR/HMは聴いたかもしれない。デヴィン・タウンゼンドは良く聴いた。最近はジミヘンのウィンターランドBOXを聴き直しています。

映画は「インターステラー」、DVDで観た「マダムinニューヨーク」、飛行機機内で観た「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」と「ジャージー・ボーイズ」が印象に残った。

あと、バレエってスゲェな、と中学生並みの感想を書いておく。

・・・・・

とりあえずこんなもんです。

では皆様、良いお年をお迎えください。

Kussy

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2014年12月30日 (火)

New York、Part.24 お終い。

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Part.1   Part.2  Part.3  Part.4  Part.5   番外    Part.6  Part.7 
Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

ブルックリン

ブルックリン側からマンハッタンを臨む。再開発が進んでいるのだ。

Photo_2

ブルックリンといえばブルックリン橋

そして映画好きならばセルジオ・レオーネ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」('84、米・伊)のこの↓神話的なカットを思い出すであろう。

Once

初見当時、まだこんな風景が残っていたことに驚いたが、実は今でもあるのだ。

Photo_3

現在この一画は(外装はそのままだが)高級アパートメントが立ち並ぶニューヨーカー羨望の地域になっているのである。オーナーはユダヤ人だったけな、この辺りはユダヤ人ゲットーだったのだが・・・・・色々なドラマがありそうだ。

ブルックリン橋の遊覧船乗り場でこんなもの↓を発見。日本と変わらんな。(クリック拡大でご覧あれ)

I L♡VE YOU. Will You Marry Me?025_2

040_2

昼食はルークス・ロブスターのロブスターロール、美味しい身が山盛り!

味付けはシンプルなマヨネーズ和えなのだが、それが故、食材の新鮮な旨味を活かしていて、ああロブスターってこんなに美味しんだと感動するのである。

単にザリガニのでかい奴と思っていた私、大反省。

さて、ブルックリン橋を渡るのである。032

1883年に施工・完成した長さ1,834mの歴史的建造物が今尚NY交通網の重要拠点として現役であるということにただただ圧倒される。

橋は上下2層に分かれていて、下層は車道、上層が歩道となっている。

043

ブルックリン側から渡ると、次第にマンハッタンの景観が近づいてくる、シネラマワイド、いや今ならIMAX3D的な視覚体験を齎してくれるのである。

ブルックリン橋を渡り終えると、そこは3.11の現場近くである。

・・・・・以下、雑感風に(文体も変えます)。

グランド・ゼロ

写真も撮りましたが、敢えて載せません。私なりの祈りを、そして哀悼を捧げてきました。

チェルシー、ハイライン

ここは逆に写真を殆ど撮っていません。実はこの辺りから左腰に「痛み」を覚えてキツイ状態になっていました。5日間ほぼ歩き通しでしたから、何時かくるだろと思っていましたが最後の最後にいらっしゃいました。

それでもチェルシーマーケットのどこかアジアのマーケットを思い起こさせる「食の祭り」的喧騒には元気が出ましたし(ここでもロブスター、今度はポタージュで、旨し)、ハイラインの考え抜かれた「調和」の街づくりには感心しました。

そうアジア的といえば思い出しました。NY滞在中驚いたのは、歩行者が誰も信号を守らない、という事実。渡ったもん勝ち。過去に訪れた台湾での風景を思い出しました。そう言えば、「屋台文化」もアジアっぽいですよね。

それで、腰に爆弾を抱えたまま帰還のためグランドセントラルに向かう途中、その歩行者マナー(5日もいれば染まる)のせいで車に轢かれかけたのです。あちらも歩行者がいる事知った上で突っ込んできましたが。で、それを避けた際に、爆発しました

その後は普通に歩いても身体が左へ左へと流れるという、情けない状態に。どうも腰の内部というよりも横腹の筋肉か腱に問題があるようです。じっとしていれば痛みを感じません。でもそれじゃ帰れません。頑張りました。その晩はKさんからトクホン貰って貼りました。

次の日の朝は・・・・・痛みなし!

無事、帰国便で帰りましたとさ。

(お終い)

最後に

お世話掛けっぱなしだったKさん、そしてお部屋をお借りしたK氏、話し相手になって下さったKYさん。

そして道に迷った時、つたない英語の問いかけに一生懸命応えてくれたあの方この方。

ありがとうございました。

Kussy

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2014年12月29日 (月)

New York、Part.23 No Metro,No Life

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

11月16日(日)滞在5日目、帰国予定の17日は午前の便に搭乗するため実質的には最終日となる。この日はKさんの案内でブルックリンから橋を渡ってグランド・ゼロ、チェルシー、ハイラインと散策予定。

先ずは地下鉄でロウアーマンハッタン方面を経由してブルックリンに向かうのだが地下鉄乗り換えが非常に複雑で一人では絶対無理。土日の時刻表の変化が激しくKさんでさえ戸惑っていた。

そんな乗換駅の一つ「14th St & 8th Ave」駅でKさんお薦めのパブリックアートを観る。

Tom Otterness "Life Underground"

トム・オターネスはNYの彫刻家でコミックから抜け出してきたような「可愛い」作品で有名、この駅だけではなくマンハッタンのあちこちで見掛けることが出来るのである。

ひと目で彼の作品と分かる、その「可愛さ」とはどういうものかというと・・・・・

地下の住人たち

労働者007

資本家010

革命?015

都市伝説「地下鉄のワニ」↓クリックで拡大してね。

006_3017_3

しまった。012

風邪引くよ。005

これ、好き。004

急げ急げ002_2

逆から見ると003_2

Wow!014

さよなら、へび年。001_2


(続く)次回でNYシリーズ終了。

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2014年12月28日 (日)

俺得なPerfumeとBABYMETAL集合写真で、ちと休み

ちょっと脳みそ疲れ気味なのでこれで↓和もうと思うのだ。

B5yhpficeaitobjpg_large

Mステ・スーパーライブ出演後かな、姉さん方がキツネサインしている!

事務所アミューズの先輩後輩、スーパー対バンツアーなんてのを夢想しちゃたりもするのである。

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2014年12月27日 (土)

New York、Part.22 もう一度観たい、PerfumeNY公演

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

(前回Part.21からの続き)

それでは、NYではどんなカード(楽曲)を、どんな目的で、揃えたのであろうか?

それは、Part.21のセットリストを比較すれば一目瞭然である。全公演共通のチョコディスを除いて、NYは金沢とは5曲が被り、代々木とは4曲が被っている(ちなみに金沢と代々木が被ったのは2曲だけ、しかもその2曲はNYでは披露されていない)。

そして、想定されるアメリカの観客層は、以前からの(コアな)ファン、EDM経由の最近のファン、YouTube等で興味を持ったライトなファン等から構成されるはずだ。

つまり、Perfumeフェスで他バンドのファンを相手にした時に得た経験や、ぐるんぐるんツアーで「Level3」以降のEDM系楽曲や新曲に対する(確かな)手応えを確認できた事を全て活かした上で、EDM系・ダンスオリエンテッドな楽曲と代表曲(YouTubeで人気のある曲)が新旧に拘らず配置されたNYの観客を満足させる為のセットリストなのだ。

Perfume WT3@HAMMERSTEIN BALLROOM 2014.11.15
   
00.Enter the Sphere
01.Spring of Life
02.Cling Cling
03.ワンルーム・ディスコ
MC
04.ねぇ
05.SEVENTH HEAVEN
06.Hold Your Hand
07.Spending all my time(DV&LM Remix)
08.GAME
09.Dream Fighter
「P.T.A.」
10.Party Maker
11.GLITTER
12.チョコレイト・ディスコ
MC
13.ポリリズム
EN
01.FAKE IT
02.MY COLOR

意外な『SEVENTH HEAVEN』はぐるんぐるんツアーで好評だったこともあり採用したのだろう。NYでもちゃんと受けていた。勿論初聴きでも「力」のある曲ではある。

あ、そして今や最強のコミュニケーションツールと化した『MY COLOR』も。

しかし、今こうして見ても絶妙な並びだなぁ。

特にライヴ中盤に披露された『GAME』はPerfumeの現在『SAMT Rmix』と過去『Dream Fighter』を繋ぐという効果抜群の選曲であったと思う。その後「PTA」→『Party Maker』→『GLITTER』→『チョコレイト・ディスコ』だもん、たまりませんわ。会場全体が熱く盛り上がっていたのは言うまでもない。

結果はこれ以上ない大成功、大団円。私、ちょっと泣きました。

そして彼女たち、Perfume

近年は表現者として欲が出てきたようで、構成や選曲等に関わることが増えたようだ。そこには当然「責任」も生まれてくるわけだが、責任を自覚することでより確かな結果を求めるようにもなる。今回のNY公演の成功はそんな結果の一つなのだと思う。結果が良ければ「自信」も深まる。そしてさらに大きな結果を・・・ということで次は来年ですかね?

・・・・・

数日悪戦苦闘した結果がこんな駄文になってしまいました。想いが強すぎるとダメですな。最初の下書きは美辞麗句ばかり並んで恥ずかしくなってきたので破棄しました。もっと観客の反応とか会場の様子を書くべきだったのでしょうが、それじゃありきたりかな、と思いましてこんなアプローチをしたのですが、なんだかな、ですね。まさに策士策に溺れるでした。

しかし、もう一度観たいなぁ。来年にはブルーレイがリリースされるだろうけどなるべく早くして下さい、願望。

さてさて、NYシリーズ、何とか年内に終わらせそうです(続く)

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2014年12月26日 (金)

New York、Part.21 Perfume@NY ハーマーステイン・ボールルーム 2014.11.15

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

さて開演である。

が、ここで先に当日のセットリスト、そして前回の記事で触れた金沢及び代々木のセットリストを揚げておく。選曲回数を比べてみようじゃございませんか。

試しに選曲された回数で色を付けてみた。

3回 2回(金沢・代々木) 緑(NY・金沢桃(NY・代々木) 1回黒

Perfume WT3@HAMMERSTEIN BALLROOM 2014.11.15
   
00.Enter the Sphere
01.Spring of Life
02.Cling Cling
03.ワンルーム・ディスコ
MC
04.ねぇ
05.SEVENTH HEAVEN
06.Hold Your Hand
07.Spending all my time(DV&LM Remix)
08.GAME
09.Dream Fighter
「P.T.A.」
10.Party Maker
11.GLITTER
12.チョコレイト・ディスコ
MC
13.ポリリズム
EN
01.FAKE IT
02.MY COLOR

Perfumeフェス(4.07金沢)       ぐるんぐるんツア(9.17代々木))  

01.Enter the Sphere                   01.Cling Cling
02.Spending all my time               02.Handy Man
03.レーザービーム                      03.ClockWork
04.ポリリズム                             04.レーザービーム
05.Sweet Refrain                        05.いじわるなハロー
06.マカロニ                                06.I still love U
07.パーフェクトスター・                  07恋は前傾姿勢
        パーフェクトスタイル            08.エレクトロ・ワールド
08.FAKE IT                                09.DISPLAY
09.Handy Man                            10.SEVENTH HEAVEN
10.チョコレイト・ディスコ                11.Patry Maker
11.MY COLOR                            12.GLITTER
SP                                          13.セラミックガール
12.ナチュラルに恋して                  14.ジェニーはご機嫌ななめ
           feat.RHYMESTER            15.チョコレイトディスコ
                                               16.Hold Your Hand
                                               17.コンピュータードライビング
                                               18.PUPPY LOVE

整理してみよう。

3回 『チョコレイトディスコ

2回(金沢・代々木)『レーザービーム』『Handy Man』2曲

   (NY・金沢)『Enter the Sphere』『Spending all my time』『ポリリズム』                『FAKE IT』『MY COLOR』5曲

   (NY・代々木)『Cling Cling』『SEVENTH HEAVEN』『Patry Maker
            『Hold Your Hand』4曲

1回 NY 6曲  代々木 11曲 金沢  4曲 

どうですか興味深い結果が出ているとは思いませんか?

とっさに思いつくだけでも、

1.直近のアルバムや新曲のための販促や宣伝効果を生むというよりも、コンサートその物の商品価値を上げるための選曲(差別化、地域や客層、一期一会、etc)。

2.アーティストとしての挑戦。模索。そして満足感。

3.定番選曲の構成では不可能な(意外な)曲を取り上げることでその場その場で観客のダイレクトな反応を得ることが出来る。リアルタイム・マーケティング?そんな言葉無いか。

等々、色々出てくる。

最近のPerfumeはツアー中であっても曲の入れ替えは頻繁に行うようなのでこの結果だけで断定する気はないのだが、やはり際立つのは「ぐるんぐるん(代々木)」のセットリストではないだろうか。そう『ポリリズム』が入っていないのだ。ちょうど『SAMT』以来の意欲的なミニアルバム(と言っていいでしょう)『Cling Cling』発売直後のツアーということもあり、ほぼ彼女たち自身による選曲には、次のステップへ上がるため、否、もう既に突入しているという実感を得るための挑戦だったのではないか。次のステップ?そりゃLEVEL4に決まってるでしょう。

そして「対バン」、RHYMESTERと共演ということで、ダンスオリエンテッドな方向へ特化したセレクトがとても良い(俺得)。普通公演よりも低音が出まくっていたPA(&爆音)によってブレイクダウン時のワブルベースが極悪に迫ってきた『Sweet Refrain』の快感を身体が忘れられない(なんとかして下さい)。あ、ちなみにPFPSは宇多丸が好きだからということで入れたらしい。

つまりだ、今なお前進しつつあるPerfumeは80曲近い楽曲群(カード)を様々な局面で有効に使いこなすカードマスターなのである。無敵なのである。

それでは、NY公演では(続く)

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2014年12月25日 (木)

New York、Part.20 Perfume@Hammerstein Ballroom,NY 2015.11.15

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

Perfumeハマースタイン・ボールルーム 2015.11.15

Perfume_tiket

PerfumeNY公演の開場は午後7時からであったが並んでいるであろうお客さんたちの様子も見たくて6時過ぎに到着。すでに劇場のある8番街と9番街に挟まれた一画(34丁目と35丁目の間)を半周ほど廻っていた。チケットはソールドアウト、1階のスタンディングフロア目的のファンはかなり早い時間から並んでいたようだ。ハマースタイン・ボールルームの収容人員は3500人、1906年にオペハウスとして開業して20世紀のみならず21世紀まで多目的ホールとして稼働し続ける歴史ある劇場なのである。ちなみにBABYMETALのNY公演(11/4)も同じ会場である(KさんはBABYMETALもここで観ているのだ、とても羨ましいのである)。

News_xlarge_perfume_ny_o1

その日はNYが本格的に冬に突入したような「寒さ」で、さすがにコスプレ姿は少なかったが、上着の下に着込んでいたのかもしれないな。客層は人種や年齢層(日本よりも高めか)も多様で、さすがニューヨーク。女性も多かった。

そして開場、間際に到着したKさんの職場仲間KYさんとも合流して入場。座席は1stバルコニーの右側ブロック、代々木やドームで豆粒Perfume を見続けてきた私にとっては十分「近い」席である。今回のNY訪問もKさんが事前にチケットを取ってくれたからこそ実現したのである。文句のあろうはずがない。しかし、「チケットあるけどNY来ない?(大意)」とメールが来た時はたまげたなぁ。

アメリカでは大抵の場合チケットには開演時間しか明記されていないせいか、席が埋まっていくのも早い。オールスタンディングのフロアレベルは既にギュウギュウパンパン、熱烈歓迎待機中である。私のいたバルコニーは座席指定だったのでフロアに比べると落ち着いた印象だったが、それでも始まってしまえば大人しくしてはいられないであろう。フロアは盛り上がって当たり前、バルコニーゾーンの(Perfume初体験の)観客をどこまで熱くさせるかが大きな課題である。まぁ、普通にやってのけるのがPerfumeクオリティー、全く心配してなかったけどね。

ところで、私は昨年暮れの「ドーム(東京)」、今春の「対バン(金沢)」、そして今秋の「ぐるんぐるん(代々木)」と3回のツアーライヴを観ることが出来たのだが、3回ともセットリストに特色があって興味深かった。

ドームは「LEVEL3」発売に合わせたツアーなのでアルバム中心の選曲になるのは当然として、面白かったのは「対バン」と「ぐるんぐるん」それぞれのセットリストの大きな違いである。アルバム楽曲の縛りが外れたことで、どちらのツアーも「彼女たちの意思」が強く反映した選曲になっていた。ツアーの主旨、客層、新旧問わない彼女たち自身のフェバリット、と組み合わせの理由は様々だが、工夫が凝らされていて(コアなファンであればあるほど)新鮮な気持ちで楽しむことが出来るのであった。

だから、このワールドツアーNY公演がどんなセットリストになるのか、どう攻めるのか、それとも(相手の嗜好に)合わせていくのか、(ダンスオリエンテッドな)インスト・ナンバーをどう組み込むのか、等々とても興味津々であったのである。

さて開演である

(続く)次回は「対バン」と「ぐるんぐるん」、そして今回のNY公演、それぞれのセットリストと対比しつつ感想を述べていくつもりです。出来るかな?

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2014年12月24日 (水)

PerfumeNY公演のブログ、かしゆか誕生日

NY公演のブログ記事、自分でも予想外の展開になってしまい収拾が付きません。暫しお待ちください。

で、かしゆか、26歳おめでとう。20141222_p13.jpg

そして、かしゆか26歳の目標20141222_p09.jpg

Perfume Locks 12月22日放送から。http://www.tfm.co.jp/lock/perfume/

おまけ)のっちもありがとう♡

20141222_p12_5.jpg

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2014年12月23日 (火)

New York、Part.19 リンカーン・センター、シャガールとか

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リンカーン・センターは先日のブログでも少し紹介したが、世界的にも有名な劇場や文化施設が一箇所に集中しているという芸術のメッカとも言える夢の様な場所(いつも何かしらイベントが有る)なのだ。各施設の配置やデザインも素晴らしく、現場にいるという事実だけでも非日常的な高揚感を感じるのである。もちろん音楽や舞台目当てでなくても観光ポイントとしても人気があり楽しめる場所である。

左手がデヴィッドH・コウク・シアター、正面がメトロポリタン・オペラハウス、右手がエイブリー・フィッシャー・ホール(ウェブから転載http://www.masterworksfineart.com/A19744e268754fb0148b017647355b7b

メトロポリタン・オペラハウスは正面ガラス過ごしに見ることが出来るシャガールの壁画が有名。だけどなかなか良い写真が撮れないのである。で、これもウェブから拝借。

The Triumph of Music03051401a

The Sources of Music03051403a



中央の広場ではモダンアートの展示が定期的に行われるのだが、私が訪問した時はこんな作品が展示中であった。

John Gerrard: Solar Reserve 

実際にネバダで建設中の太陽光発電所の巨大なCGシミュレーションである。詳細はこちらで(日本語)http://w.yomitime.com/101714/0301.html

時間(早送り)の進行に合わせてや天候そして視点が刻一刻と変化していく様子が興味深い。公式サイトで写真が見られる。http://bit.ly/1xeKVOB

SF映画の一場面のようだGerrardj_2593jpg

さてそんなこんなで腹も減ってきたので、Kさんお薦めの韓国料理の店CHO DANG GOL(チョ・ダン・ゴル)に行くのであった。http://www.cdgnyc.com/

豆腐料理が有名な店で、「豆腐チゲ」を中心に何品か楽しんだ。あまり韓国料理には詳しくないので(焼肉系しか判らん)比較はできないのだが、これはNYという土地柄に合わせて食べ易くしているのかな。結構な量をサックと平らげてしまった。美味しかった。ごちそうさま。

ああ、記事を書いているだけで腹が減ってくる。

ただね、人気店なので土日の店内はかなり混雑していて、平日よりも接客が粗いとKさんが言っていた。それがNYクオリティーなのか韓国クオリティーなのかはよく判りませんが。

腹も満足したところで、

Perfume である。

(続く)

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2014年12月22日 (月)

まる(ネコ):まるとはな9。-Maru&Hana9.-

傑作の多いシリーズではあるが、今回は(も)神回。

ああクリスマスらしい絵面だなぁ、と見始めると、変な形のマットでどうもはなが落ち着かない。何だツリーの飾り玉が気になっていたのかと思ったら・・・・・

最後は新種の鏡餅。

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2014年12月21日 (日)

まる(ネコ):いろいろなねこ19。-Many Maru&Hana19.-

まるとはなは本当に良い関係だと思う。

開けて入るまる。Mary opens and enters.

コメント欄にもあったが、まるにとってはバスタブも大きな箱なのである、大好物なのである。しかし上手に開けるよね。はなの(安定の)傍観者ぶりが良い。

怒られるまる。Hana gets angry at Maru.

親しき仲にも礼儀あり。お互いの「世界」を必要以上に侵犯し合うとろくな結果にならない。

はなのジャンプ。Hana's jump!

真に猫らしい身体能力。

かまくらとまるとはな。Kamakura bed and Maru&Hana.

先ほどの一撃が効いたのであろうか、はながかまって欲しい時に今ひとつ積極的にかまってくれないまる。

ストローで遊ぶまる。Maru plays with a straw.

決して荒ぶらない「まる」風遊び方。そして傍観者、はな。

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2014年12月20日 (土)

New York、Part.18 『パリの炎』 ミハイロフスキー劇場バレエ

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Part.24

 

パリの炎 Flames of Parisミハイロフスキー劇場バレエ

Paris

上演される劇場は『ジゼル』と同じリンカーンセンターのデヴィッドH・コウク・シアターである。

「パリの炎」はフランス革命を舞台にした演目で、ソロやペアは勿論、群舞での見せ場も多くバレエ初心者には親しみやすい作品ということだ。また各パートそれぞれに見せ場が有るということでコンクールの演目に選ばれることも多いらしい。

物語は歴史的に有名な「革命」がテーマだけにとても分かり易い。冒頭で登場する兄妹と義勇軍の若者が一応メインらしいが、全体は群像劇ぽく展開していくようだ(というか、誰が誰だか顔の区別ができません)。

前半の見せ場はルイ14世とマリー・アントワネットを中心とした貴族階級の宮廷バレエ・シーンなのだが、整然とした動きの少ないダンスは私には退屈だった。何度睡魔に襲われたことか。しかしこの(睡眠誘導)ダンスシーンが以降の革命に沸き立つ民衆側のエネルギッシな群舞との鮮やかな対比になるのである

そして革命決起。

その群舞が凄かった。ダン!ダン!と踏み鳴らす足音(足元はブーツ)、彼らの喜びや興奮が伝わりこちらまで鼓舞されるようだった、いてまえー!てね。

遂に革命達成。

更に歓喜がヒートアップ。舞台はバレエ大宴会である。皆が技を見せ合い、競い合う。

あれ、お話は?・・・・・ま、いいか状態である。

ネットで調べたら、革命の犠牲者や(仏革命名物)ギロチンの悲劇の話もあるそうなんだけど、演出(家)によってオミット自在なのかな、あくまで「バレエ」が主役ってことなんだろうな。

ソロやペアの演技も素晴らしかった。マチネーなので演技者の一部は「控え」なのだが、知識がないので比べようもなかった。ただただ素晴らしかった。

でも、それじゃあまりにも芸がないので、とてつもなく巧い方々の動画はないかなと探したら、ありました。ナタリア・オシポワのボリショイ・サーカス、いや違った、ボリショイ・バレエ時代の映像が。ペアはイワン・ワシーリエフ、この方も化け物だな。

こうなると、やっぱりオシポワで観たかったな、と無い物ねだりである(ジゼルがあったのでこちらの出演者リストには入っていない)。

午後4時頃終演、私の初のバレエ体験@NYも終了。Kさん、未知の世界に導いていただきましてありがとうございました。

・・・・・

そして、次のPerfumeは午後7時開場なのでリンカーン・センター周辺を散策→食事→Perfumeライヴ会場ハーマーステイン・ボールルームという流れに(続く)

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2014年12月19日 (金)

New York、Part.17 無念のMoMA。

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Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

11月15日(土)、ニュー・ヨーク4日目の予定は、MoMA(ニューヨーク近代美術館Museum of Modern Art)→バレエ「Flames of Paris」→Perfume NY公演。そうこの日は今回の旅のきっかけであり一番の目的でもあるPerfumeのNYデビューの日なのだ!

MoMA

Momasmain

マンハッタンにはモダン・アート的な美意識が溢れている。超高層ビルの設計はもちろん、街角のオブジェやディスプレイ、衣服のデザイン、等々、それらの近代的感覚がNYの古き佳き記憶(建物、街並、地勢)とバランス良く調和している様がマンハッタン最大の魅力だと思うのだ。

そしてMoMAはそんなマンハッタンの象徴とも言える美術館なのだ。だから楽しみにしてたのである。

だが、観れなかった。詳細は省くが私が朝出遅れたせいだ。自分のせいだ

結局、朝からMoMA会員用のセミナーに参加していたKさんとロビーで昼に落ち合いその日の行動開始ということになったのである。

しかしKさんによれば、朝から予想以上の混雑ぶりで予定通り来館していたとしてもまともに鑑賞できたかどうか、ということらしい。

もともと土日は混むのだが、この時期は観光シーズンで欧州(主にフランス人)からのツアー客が大挙して押し寄せるのである。もとより近代美術への関心度が高い欧州人ではあるが、特にフランスを代表する近代美術の傑作群の数多くがここに有るということも大きな理由らしい(大戦中の「ナチス美学」から逃れる為に流失したのであろう)。

でもしっかりとミュージアム・ストアには立ち寄ったのであった。ここにはデザイン的に優れた商品がたくさんあって、見ているだけでも楽しいのである。

でな、このブルグでも以前紹介したように、UNIQULがMoMAと提携したSPRZ NYというプロジェクトで魅力的なデザインの衣料品を提供しているのだが、このMoMAミュージアム・ストアでしか購入できない素敵なデザインのTシャツがあったのだよ。これ↓

MoMA ヒストリーオブアート Tシャツ(クリックで拡大)89361_a2_t_shirt_history_of_art_s_3

1991年、アメリカ人イラストレーター、ドナルド・ザイツが描いたヒストリオブアートシリーズ。MoMAの永久収蔵品に選ばれている歴史的にも重要な画 家とその作品の特徴をアウトラインだけで、スマイリーフェースで的確に表現した、ユーモアたっぷりのイラストがTシャツに。ダ・ヴィンチ、レンブラント、 モネ、ゴッホ、ピカソ、ダリ、ロスコ、ポロック、ウォーホールが描かれ、アートを愛する人ほど楽しめるデザイン。」(オフィシャルサイトから転載)

MoMA/公式オンラインストア - MoMAstore.jp 

見る人の文化的教養が試せるという(意地悪な)側面もあるな。当初ゴッホの特徴がよく判らなかったのだが、ああ耳か、と気がついた時はなるほどなと思った。

さて2時からの「Flames of Paris」に間に合わせる為に移動しなくては。

というところで(続く)

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2014年12月18日 (木)

赤羽のロニーことNHK松本和也(元)アナウンサー

ベビメタ経由→ヘビメタ回帰の今日この頃、こんな驚くべき事実を今頃になって発見してしまった

ロニーとはロニー・ジェイムス・ディオのこと。何故、松本和也氏がロニーなのか?ということはこの動画を観て下さい。

この実力がありながら、あの謙虚な物腰。凡人なら訊かれなくても自慢しまくりだろうと思うが、そうはしなかったところに彼の人柄を感じる。しかし、のど自慢の司会は(ある意味で)辛かっただろうなぁ。

体調不良でアナウンサーの仕事をやめた後はNHK放送文化研究所に異動して専任研究員を務めているということだ。

何らかの形でこの才能を活かせないもんかなぁ。

あっ、ロニー・ジェイムス・ディオを知らない方には申し訳ないが、敢えて説明しません、悪しからず。

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2014年12月17日 (水)

BABYMETALでクリスマス、そしてNHK特番。

イギリスのガチ・メタル専門誌KERRANG!がこんなポスターを付ける時代が来てしまうとは・・・・・もっとやってください。1467183_404306186400247_12065333417

そして、

NHK「おはよう日本」でベビメタ特集。初めての方でも理解できるように要点を押さえたとても良い内容であった。ちゃんと分かっている、というか、どう見てもただのHR/HM(including BABYMETAL)ファンの吉田アナが良い仕事をしていた。http://bit.ly/1w0z0MU

この出演は12月22日(月)午前0時25分日曜深夜からNHK地上デジタルで放送される「BABYMETAL現象~世界が熱狂する理由~」の番宣だったのだが、今一度確認の為、NHKオンラインから詳細を貼っておく。

BABYMETAL現象世界が熱狂する理由

12月22日(月)午前0:25~午前1:05(21日日曜深夜)

メタルとアイドルの融合というコンセプトで世界を熱狂させる3人組BABYMETAL。番組では先月行われたロンドンライブの模様を中心に、世界的な人気の秘密に迫る。

▽ロンドンのO2アカデミー・ブリクストンで行われた熱狂ライブの模様をたっぷりお届け▽メタル界の老舗雑誌ケラング!の編集部に3人が直撃▽ロンドンバスでめぐるロックの名所ツアー

【曲目】「BABYMETAL DEATH」「ギミチョコ!!」「いいね!」「ヘドバンギャー!!」「イジメ、ダメ、ゼッタイ

これは楽しみである。

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2014年12月16日 (火)

New York、Part.16 Steve Hackett@Town Hall,New York

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タウンホールの外観は地味である。

Newnationalhistoriclandmarksmanhatt

普通に街の景観に溶け込み、余計な自己主張(非日常的な演出)はしない。文化的な楽しみが日常生活の延長にあるNYならではの佇まいである。ホールの杮落しは1921年1月12日、つまり約一世紀に渡ってアメリカ音楽文化の変遷と共に歳月を重ねてきた由緒あるコンサートホールなのである。ここでライヴ録音されたアルバムには歴史的な名盤も数多い。

そんな場所でのスティーヴ・ハケットNY公演である。

今回のツアーの名はSTEVE HACKETT GENESIS EXTENDED、つまりだ、彼が在籍していたジェネシス楽曲の再現ライヴはまだまだ続くよ、といった意味だろうかね。

普通のバンドなら、かって在籍したメンバーがバンド名義の楽曲で商売を続けるということにファンは反発を感じることが多いのだが、彼の場合はそうはならないのだよ。詳しい説明はしないが、初期から中期にかけてのジェネシスの音楽における彼の存在(の重要性)がそれを許しているのだ。彼自身が在籍中にリリースした1stソロ・アルバム「侍祭の旅」でそれを自己証明していることも大きい。

ま、そんな訳でソロ活動と合わせてジェネシス楽曲(使用制限はあった、たぶんトニーあたりから)の再現に積極的に取り組んでいた彼だが、昨年ジェネシス元メンバーたちと再会した後に楽曲の使用許可の範囲が広がったようで、ジェネシス・ナンバーだけでセットリストが組めるようになった、それでEXTENDEDということなのかもしれない。

で、ライヴの話。

会場には30分前に着いたが、結構並んでいた。皆、チケットは既に持っているようなので「お祭り気分」を味わいたくて並んでいるようだ。旧友との再会なのだろうかあちこちで挨拶が交わされていた。客層は、白人がほとんど、高齢者多し、少なくとも中高年ではなく老高年世代。そして東洋人は私一人、ライヴへの期待と高揚感で不安には感じなかったけどね。

開場。席は前から4列目、ステージ右より、NYに来てから入手したことを考えれば最高の席である。背はそれほどではないが横に大きめの方々が多く(しかも冬装備)、ギュウギュウパンパンである。

ほぼ満席になってライヴ開始。今一度セットリストを貼っておく。

01.Dance on a Volcano
02.Squonk
03.Dancing With the Moonlit Knight
04.Fly on a Windshield
05.Broadway Melody of 1974
06.The Return of the Giant Hogweed
07.The Fountain of Salmacis
08.The Musical Box
09.I Know What I Like (In Your Wardrobe)
10.Horizons
11.Firth of Fifth
12.Lilywhite Lilith
13.The Knife
14.Supper's Ready
.Encore:
16.Watcher of the Skies
18.Los Endos including Myopia & Slogans

まさかの「トリック・オブ・ザ・テイル」からの2連発でスタート。そしてラストは『Los Endos』で締めるという、「トリック~」大好き男としてはそれだけで感涙である。観客の盛り上がり方も凄い。歌うわ、叫ぶわ、立ち上がるわ、日本のプログレファンの静かな(熱い)ノリとは対照的。アメリカは「ロックンロール!」の国だなぁとつくづく実感。勿論どちらが良い悪いではなく、どちらもOK.!

演奏的にはね、まぁよく出来たカバーバンドの域は出ないのだけど、なんといっても楽曲の魅力が普遍的だからね、そんなことはどうでも良くなってくるのですよ。曲が進むに連れ更にヒートアップしてくる会場の雰囲気を共有体験できたことだけでも来た甲斐があったというものだ。

そして最初のピークが『The Musical Box』によって訪れたのである。ラストに盛り上がる部分で「タッチ・ミー!」と唄に合わせて叫ぶ往年のファン(老人)たちの姿には歌詞の世界とリンクして鬼気迫るものがあった。終了後興奮醒めやらぬ会場に次の『I Know What I Like (In Your Wardrobe)』が流れだした時の「幸せ感」、判る人に判れば良いです。

Horizons』で暫しクールダウンした後は、怒涛の展開。『The Knife』から『Supper's Ready』というこれまた「幸せ感」いっぱいの流れで昇天、天国へ。

Watcher of the Skies』と例の曲↓で締めたアンコールでさらに大満足

Los Endos including Myopia & Slogans

先ほど、よく出来たカバーバンドと表現したけど、表現変えます。

スティーヴ・ハケット本人がいる世界一贅沢なジェネシス・カバーバンド、と。

(続く)

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2014年12月15日 (月)

New York、Part.15 ハケット・ライヴまでもうちょっと。

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
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アメリカ自然史博物館を出てセントラルパークへ。

既に夕方。寒さが増してきた。185_2

頭が(痛いほど)冷える。キャップの必要性を痛感する。Kさんから「NYの寒さは半端ない、必ず被り物と巻き物は用意するように」とさんざん言われていたのに、上着のフードを被れば大丈夫だろうと高を括っていた。それでは間に合わんのだ(Kさん、忠告に従わず済まんかった)。

ということで、スティーヴ・ハケットのライヴ開始までの行動予定が決まった。

先ずユニクロに寄ってニットキャップを手に入れよう。あと、今夜のライヴ会場「タウンホール」の場所も今一度確認しておこう。それからグランドセントラルで晩飯とライヴまでの時間調整をすれば良い。 

予定だけは完璧である。で、毎度のことながらメインストリートからではなく脇道から攻め、案の定(辿り着けなくて絶望する程ではなかったが)迷う。

普段ライヴや旅行などで行動を共にすることの多いモロ氏(仮名)から言われたことがある。私には脇道や抜け道に入りたがる傾向があるがその成功率は必ずしも高くない、と。

日本国内での「一人旅」に於いては、その傾向は「新たな発見・刺激」を齎すことが多く有意義なのだが、「連れ」がいる場合はとても迷惑な結果を招くこともある(自重)。そして、未知の地(NY)では最低最悪の結果を招きかねないのである。

まぁ、ニットキャップは手に入れたし、タウンホールがグラセンから近いこと(バルコニーレベル出入口から43st.を真直ぐで約10分)も分かったし、結果オーライ。

グランドセントラルターミナル・フードコート

駅構内の地下に広がるフードコート。旅行者、通勤客、近場で働く人々、学生、ご隠居(?)等、様々な人々が気軽に食欲を満たすことが出来る場所である。多様なニーズに応えるために出店している店舗もチェーン店から有名店までと幅広い。各店でオーダーした食べ物をフードコートの中央にあるイートインスペース(テーブルと椅子がある)で食べる、というシステムは、最低限の会話でオーダーできるし、チップも必要ない、海外からの旅行者にとっても非常に有難い場所なのだ。

イートインP1120500_small

私はここで寿司(カリフォルニア巻きと普通の海苔巻きセット)とビール(350ml×2)をオーダー。ビールが一番搾りだったのが嬉しい。寿司は全く普通の味、違和感なし。ふと気がつけば、寿司と一番搾り、て日本での旅行と全く変わらないじゃねぇか。

ライヴまで時間あったので暫くまったり。人間観察が面白い。英語のみならず様々な言語が飛び交っている。祖国から祖父母を迎えたらしき一団、ロシア系だろうか感情表現が豊かだ(声もでかいが)。重ねたビールでごきげんなブルーカラー系一団とか、この喧騒の中で静かに読書するご隠居とか、夜のフードコートは居酒屋でもあった。

気がつけば19時を廻っている。ハケットのライヴは20時からだが、行列とかどんな具合かなと早めに向かうことにした。

Steve Hackett @Town Hall

Photo

Setlist

01.Dance on a Volcano
02.Squonk
03.Dancing With the Moonlit Knight
04.Fly on a Windshield
05.Broadway Melody of 1974
06.The Return of the Giant Hogweed
07.The Fountain of Salmacis
08.The Musical Box
09.I Know What I Like (In Your Wardrobe)
10.Horizons
11.Firth of Fifth
12.Lilywhite Lilith
13.The Knife
14.Supper's Ready
.Encore:
16.Watcher of the Skies
18.Los Endos
       including Myopia & Slogans

すまん、ここで(続く)なのである。

 

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2014年12月14日 (日)

まる(ネコ):諦めないねこ。-Maru never gives up.-

だから掘ってもダメなんだってば。

頭からいったり、身体を載せてみたり、試行錯誤の結果が・・・・・それかよ。

まるさんとしては、身体の一部でも収まれば多少の不具合はOKというわけですな。

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2014年12月13日 (土)

New York、Part.14 セントラルパーク、アメリカ自然史博物館

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そんなわけで今ひとつノリきれなかったセントラルパーク動物園であったが、ひとつ判ったことがあった。動物展示の工夫における日本の動物園への影響力の高さだ。上野動物園のホッキョクグマやアシカとか「まんま」である。だがそれは悪いことではない。「見(魅)せ方」の工夫は大歓迎、動物の行動展示は見る度に発見があって興味深く楽しいしね。むしろ日本の関係者がそれに気がついたことだけでも、セントラルパーク動物園に大感謝である。

セントラルパーク散策

晩秋のセントラルパーク。Kさん家があるコネチカット州グリニッジは既に終わり(落ち葉の量がアメリカサイズ)であったがここでは紅葉がかなり残っている。141

昼頃から日差しも強めになりポカポカと気分も上向き回復 up

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広場のベンチでランチ。

Kさんが作ってくれたサンドイッチとコーヒー、そして塩せんべい(アメリカでも売っている)。要するに弁当である。20141114_131944

「弁当」なんて何時以来だ。40年前の大学入試の時、母に作ってもらったのが最後じゃなかったかな。嬉しいよねぇ。Kさん、ありがとう、ごちそうさま。

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公園内はフラットで見通しのきく場所というイメージがあったのだが、意外なほど起伏が多いのである。ちょっとした「丘」並みの大きさの「岩」があちこちにあったことにも驚いた。

151

氷河期に氷河によって流されてきた「岩」らしい。岩が運ばれた時のまま残るってことは地盤が岩石のように硬くなければ不可能だ。堆積物だったら沈んでしまうしね。で、調べたらマンハッタン島は一枚の岩盤で成り立っているということだ。つまり「硬い」のである。安定度も高い。だからこその高層建築群だったわけか。勉強になるなぁ。

153

いつものクセで適当に思いつくまま歩いていたらまた迷った

行きたいのは8thアベニュー(セントラルパーク・ウエスト))方面なのだが見通しがきかない所が多くて、気がつたら動物園近くに戻っていたでござる。へんだなぁ、離れよう離れようとしていたのに。

その後何とか公園を抜け出たが、そこはコロンバスサークル近くで、動物園のちょうど反対側に回っただけ。そこから約20分ほど歩いて目的地到着。

アメリカ自然史博物館

イメージとしては、日本の(旧)科学博物館の超拡大版。

昔のマガジンやサンデーの「古代の巨大生物の謎」「アマゾンの首狩り族」「未開の地アフリカ大陸」「古代文明の謎」みたいな(今だったら掲載不可能な)特集のように、少年達が好奇心で胸をワクワクさせる場所。

20141114_142445

そんな展示物の中、私が興味を持ったのものはアフリカ、アステカ、インカ等の「水木しげる」的なあれこれ。(クリックで大きな画像になります)

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花嫁花婿的な何かだろうか。164

177_2165_2

この子たち好き。179

あと、アマゾン・インディアンのコーナーには圧倒されたが、写真は撮らなかった。スペースシアターが閉まっていたのは残念。

とにかく、古代史から恐竜、宇宙までここも膨大な展示物があり本気で見続けると疲労困憊するのである。私もへとへとであった。

(続く)

次はいよいよスティーヴ・ハケットである。

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2014年12月12日 (金)

のっちで、ちと休み。

納豆、旨し。
20141124_p07.jpg

「音楽と人」のPerfumeワールドツアーに関するインタビュー、とても良かった。「3人はみんなの夢の中で生きていく」という決意、本屋(立ち読み御免)で泣きそうになった。来年は規模(会場や演出等)の大きなワールドツアーが実現するな、こりゃ。


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2014年12月11日 (木)

New York、Part.13 ホッキョクグマは・・・・・

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11月14日、ニュー・ヨーク3日目日の予定は、

朝、Kさんの職場Greenwich Libraryをちらっと見学した後、グリニッジ駅まで歩いて(少し迷ったのは内緒だ)電車に乗車→セントラルパーク動物園→セントラルパーク散策(ランチ)→アメリカ自然史博物館→ミッドタウン散策→グランドセントラルターミナル(食事、休憩)→スティーヴ・ハケットコンサート(タウンホール)→帰還、という流れ、この日は最後まで一人行動。

セントラルパーク動物園

動物(園)好きな私が避けて通ることが出来るであろうか(出来ない)。

課外授業かな?皆の服装を見ればこの日から寒さが増したことが判る。125

そうとても寒かったのである。で、少しでも暖を取ろうとトロピック・ゾーン(熱帯地域の鳥や動物展示)へまっしぐら。

どこまでも付いてくるの?128

鳥さんは基本的に放し飼いのようだ。目の前にいきなり飛んできたりして焦った。

130

132

この辺りで調子が悪くなり始める。集中力が無くなってきた。

熱いのだ。「暖」どころではなく「熱」だ。厚着の下で汗が止まらない。外界との温度差に身体が付いていけてない。どうも時差ボケと極度の寝不足(しかも自覚感はない)で自律神経がうまく機能していないようだ。

早く身体を冷やそうと、見学はさっと切り上げ外へ出る。

そして寒空の下で防寒用の上着を脱ぐと・・・熱い身体が一瞬で冷える、ここまでは気持ち良い。しかし、乾燥した空気と風で水分が急速に気化して直ぐに冷え過ぎ状態になるのであった。

結果、自分が熱いのか寒いのか、体調的には何も改善せず。さらに目の前にあった改修中施設の寒々とした景色のせいもあって、とても気分は後ろ向きになって行くのである。

とりあえず近くに腰掛けて少し休むことにした。

そう言えば、園内のお客さんが少ないなぁ。金曜だし、昼前だし、しかも寒いし、こんなものなのかなぁ、日本で考えていたイメージと違うなぁ、寂しいなぁ、とぼんやりしているうちに思い出した。

私はここであの人気者のホッキョクグマ(Polar Bear)のGusに会うつもりだったことを。

Gus君Polarbears11

そこで、(気分も良くなっていたので)Gusのところに向かおうと腰を上げた。ところが園内案内板を見ると無いのだよ、ホッキョクグマの施設が。らしき場所まで行ってみたが行き止まり。ひょっとして改修中なのかな?とても残念な気持ちになった。がっかりだよ!

帰国後、Gusは作年8月27日に亡くなっていたことを知りました。園内入り口に、現在ホッキョクグマを展示していない、という案内が出ているそうです。見落としていました。

在りし日のGusと良きパートナーIda('11年6月2日没)の姿。03gusarticlelarge

この頃に2頭に会いたかったな。

(続く)

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2014年12月 9日 (火)

New York、Part.12 「ジゼル」後半、そして2日目終了。

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ジゼル幕間 続き

幕間休憩中、Kさんの職場仲間のKYさんも交えて雑談。ド素人なりに感想を伝えたり質問をして色々と知識を得る(全部は咀嚼できなかったが)。

第一幕の舞台を観ていて気がついたのは、ジャンプ着地時の足音。「どん」と結構はっきり聞こえてるんだよね。舞台に集中しちゃえばほとんど気にはならないのだけど、場面や音楽によっては「ああこれがライヴなんだな」と思っちゃたり。

だがしかし、メインで踊るダンサーたちはさすがに「足音」が目立たない。特にジゼル役オシポワはほとんど音を出さない(ように聞こえた)。たぶん「どん」ではなく「とん」なのだろうけど、究極の「とん」なのだと思う。文字に書けば単に「とん」だが、その状態に持っていくためにどれほどの鍛錬が必要か、例えば着地時につま先から足裏の筋肉、足首で衝撃を吸収し瞬時に次の動きに移るという、素人なりに考えても「人間技」を超えていると思うのである。

第二幕

「生命」の輝きに満ちていた第一幕とは対照的にここで描かれるのは「死」である。舞台進行もスローダウン。正直、私を瞬時にシャットダウンする時差ボケ睡魔が度々訪れた事を告白しなければならない。ジゼルの超絶パフォーマンスが続く後半はさすがに覚醒しましたが。

ところで、

あの二股野郎(アルブレヒト)とジゼルを巡って張り合う村男(ヒラリオン)の事だが、何という損な役回りであろうか、同情を禁じ得ないのである。おまけに第二幕で精霊(ウィリー)たちに「死ぬまでダンスを踊らされる」呪いをかけられ死んでしまうという始末。救いがないのである。

ただ物語「ジゼル」に取ってはかなり重要な役(些か狂言回し的ではあるが)なのだ。台詞のない進行の中で二股野郎アルブレヒトの真実の姿を暴くという場面はヒラリオンの存在なくては在りえないのである。まあ、それが済んだらあっさりお役御免ということなんだろうけど、何だかなぁ。

そして、アルブレヒトを許すジゼル。

いや、許したのか、単に朝が来てしまったのか(ウィリーの呪いの効力は朝まで)。

そもそも、アルブレヒトが戯れではなく本気でジゼルを愛していたのか、ジゼルの憤死にはアルブレヒトに対する「怨めしさ」は有ったのか無かったのか。

答は観客に委ねられたままである。

ああ、そうかここまで書いてピンときた!

アルブレヒトがウィリーの森に来たのは「死」を望んでいたからじゃないか。死んで許しを請いたい、とりあえず亡霊になってもいいからジゼルに会いたい(あわよくば死後一緒になりたい)。

それをジゼルは拒絶したともとれるよね。「生」と「死」、あなたと私は別れたたままと。

そう、ナンパ優柔不断軟弱野郎アルブレヒト、ざまぁ、なのである。(あくまで個人の感想です)。

そんなふうに思いを巡らすのも、第一幕「憤死」場面でのオシポワによる感情表現の多面性が心に残っていたからである。

終演

カーテンコール111

帰国してからバレエ関係の事、色々と知った。奥が深いわ。男女問わず、ハマる方々の気持ちが良く判る。知的探究心が刺激されるんだよな、あと未だ「大衆芸能」的側面が色濃いというところも魅力の一つだと思う。日本でももっと気軽に観る機会があれば良いのだけど、本当にNYの文化環境が羨ましい。

と、ここで2日目終了。まだ2日かよ。今年の内に終わらせたいのだが。

続く

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2014年12月 8日 (月)

New York、Part.11 バレエ「ジゼル」、ナタリア・オシポワ

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ジゼル」を上演するデヴィッドH・コウク・シアターはコロンバスサークルから北へ500メートルほど離れたリンカーン・センターという総合芸術施設内にある。

このセンターにはニュー・ヨーク・フィルのホームとして有名なエイヴリー・フィッシャー・ホールやメトロポリタン歌劇場など、クラシックやジャズ等の各種劇場が隣接していて(ジュリアード音楽院もここにある)、毎日良質の「LIVE」を提供しているという、真に羨ましい場所なのである。

これがデヴィッドH・コウク・シアター、ウェブから拝借。Ae3539867aaeec609a4260c6feb725f4

ジゼル」チケット。Giselle

最初にお断りしておくが、私はバレエについては全くの門外漢である。申し訳程度の知識も漫画「昴」や映画「リトルダンサー」等から得た中途半端なもので、何とも心もとない始末なのだ。だからこれから書く感想は素人なりに感じたことを素直に記したもの(調べるべきところは調べましたが)で、その辺り了解の上読んでいただければ幸いである。

「ジゼル」については漫画「昴」のおかげで、感情表現が重要な演目、という印象だけが残っていた。10年以上前に読んだきりで、漫画の中で「ジゼル」のストーリーも語られていたはずだが全く記憶に無いのである。何しろこの漫画は主人公昴の生き様が強烈で、バレエは「優れた才能だらけの中でをさらなる「上」を目指さなければならない過酷な世界」という彼女が生きていかなければならない場としての設定以上の意味はなかったような気がする。単に私が読みきれていなかっただけかもしれないが。

そんな訳で、開演前に準備出来ていたのは「感情表現」という言葉のみ。

さてどうなることか。

・・・・・

第一幕

開始早々、二人の男(村の男と訳ありナンパ野郎)が一人の村娘ジゼルを巡ってさや当てを繰り広げる。え、そんな話?どこに感情表現が?と困惑。だがその村娘役の女性がとてもキュートで魅力的、ヘンな男(花占いの野郎)なんかに騙されるな、とあっさり父性的感情移入状態に。

次第に登場人物が増えてきて、バレエシーンも群舞からペア、ソロと多彩になってくる。バレエ素人にも楽しめる場面が続き飽きる(眠たくなる)ことがない。だがどんな場面でも突出して輝くオーラを放つのは主人公ジゼルのパフォーマンスだ。

そして彼女のパフォーマンスに注目するうちに、バレエの楽しみ方がだんだん分かって来た。バレエには台詞がない。だから多くの場合、「ダンス」(身体表現)によって喜怒哀楽を現すのだ。それをサポートするのが「音楽」であり(パントマイム的な)「演技」なのである。そして、その「ダンス」「音楽」「演技」の関係性が分かってくると俄然興味深く舞台を楽しめるようになってくる。

「演技」で下地を作り、「音楽」が彩りを加え、「ダンス」が命を与える。

特に第一幕に於いては「生命力」(祝祭性、恋することの喜び、エネルギー)がメインとなりまさにダンスが「命」を輝かせている場面が続くのだ。楽しいのである。

そしてやっぱり主人公の村娘ジゼル。ソロパート、花占いナンパ男とのデュオ、全てにおいて尋常ではない輝きぶり。

誰なんだ?この方は。せめて名前を知りたい、いや詳しく知りたい。しかし頼みのKさんは(チケット購入時の違いで)離れた席で鑑賞していて尋ねることが出来ない(もっとも隣席であっても開演中に会話するのは憚れるが)。

そんなもどかしい気持を持ちながも舞台に注目していると、物語が急展開を迎えたのである。

ジゼルと良い感じであった花占いナンパ男は実は二股貴族ナンパ野郎だったのだ。要するに分相応の許嫁(貴族)が既にいたにもかかわらず、身分を隠し、わざわざ変装までして、ジゼルに近づいていたのだよ。しかもジゼルと許嫁に挟まれて切羽詰まった挙句、ジゼルの目の前で許嫁の手にキスをするという優柔不断ぶり。何ですかこの男は(怒)。私は本気では有りませんでした、とジゼルに告白したも同然はないか。

さて、ここからが「感情表現」の極み、「ジゼルの憤死」シーンである。それは単純に喜怒哀楽(この場面では「怒」と「哀」)の強調表現では追いつかない複雑な感情の爆発、「絶望」なのだ。元から身体の弱い設定(心臓関係?)だったとしても、あまりに唐突な「死」ではある、がそこに説得力を持たすのがジゼル役の真骨頂発揮となるのだ。

極度の混乱→絶望→死、という流れを表現し切る「演技」「音楽」そして「ダンス」の高度な次元での融合、演ってのけていました、このジゼル役の方、凄すぎる。

舞台に本当の「死」と「絶望」の余韻が残った中で第一幕が終了した。

幕間休憩

早速Kさんにジゼル役について尋ねてみた。

名前はナタリア・オシポワ

と、名前が分かったところで、(続く)です。

・・・・・

おまけ)詳細は分かりませが、今回の舞台に負けず劣らず素晴らしいことは分かります。

ニコニコ動画から「カプツォーワとマトヴィエンコのジゼル

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2014年12月 6日 (土)

かご猫:のせ猫 x ミニりんごと6匹の猫 Mini apple and cats

久々の6匹揃い踏み。

6者6様、容姿や個性の違いが良く判る。それでもネコ好きじゃない人が見ると皆同じになっちゃうんだろうな。

ちゃとらだけ最後までりんごキープ、流石である。

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2014年12月 5日 (金)

New York、Part.10 食べ物天国

New York」tag http://bit.ly/1x3AVqt

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Part.8   Part.9  Part.10 Part.11 Part.12 Part.13 Part.14 Part.15
Part.16 Part.17 Part.18  Part.19 Part.20 Part.21 Part.22 Part.23
Part.24

 

お断り)コロンバスサークル関連の写真は雨天しかも夜間だった為、撮影しておりません。ホールフーズ・マーケット内部の撮影は自重しました。そんなわけで掲載写真はWiki等ウェブからの転載です。悪しからず。

美術館には昼食(館内のカフェでサンドイッチ、コーヒー)と休息を挟んで約5時間ほど滞在した。身体の疲労はないが、さすがに「脳みそが疲労困憊」という感じ。外にでると既に夕方である。

この後は、コロンバスサークルのタイムワーナーセンターでKさんと待ち合わせて食事、そしてリンカーンセンターのデヴィッドH・コウク・シアターDavid H. Koch Theater)でロシアの名門ミハイロフスキー劇場バレエ 「ジゼル」鑑賞という流れ。

コロンバスサークルはNYの交通(バス、地下鉄)の要として古くから発展していた場所であるが、近年再開発が行われ商業的にも文化的にもマンハッタンを代表するランドマークの一つとなったのである。

交通の要としての円形(サークル)交差点、左奥はセントラル・パーク。Columbuscirclefromtimewarnercentern

800pxtime_warner_center_may_2010その象徴といえる建物がタイムワーナーセンター。

オフィスや居住エリアの他にショッピングモールや音楽施設、放送用スタジオ、ホテル、等が入居した複合ビルなのだ。

中でもショッピングモール「ショップス・アット・コロンバスサークル地階の食料品売場ホールフーズ・マーケットは食材や酒類の多種多様さ、イートイン形式でその場で食事が出来るという利便性、でNY住民だけではなく観光客の人気も集め大盛況なのである。あれですよ、「市場」的な祝祭感が人を惹きつけるのでしょうな。

果物はどれも美味しそうだった。Foods1

イートインWhole_foods_columbus_5feb04_2

そしてKさんと食事をしたのがここ。Tumblr_lu3hr1fnww1qzwy03

Interior種類豊富な地ビールが飲める「On Tap」というお店。料理も提供しているがイートインも可能のようだ。店内にはスタンドの他にテーブルと椅子があってちょっとした居酒屋気分。

この写真は開店前だと思うが、私たちが入店した時はほぼ満席。仕事帰りと思わしき人々が
仲間同士で来て談笑していた。まさに普通に呑み屋だった。

私は軽く済まそうとビーフチーズバーガーとビールを注文した。ところがバーガーがいわゆるアメリカンサイズで、こりゃ閉口するかなと危惧したのだが、とても美味しくって最後まで無理無く平らげることが出来た。特にバンズの旨さがポイント、日本のバーガーにも見習って欲しい。まあね、バンズに限らず、パン類の旨さはアメリカの圧勝であるが。

ビールは、カカオ(チョコ)風味での微かに苦味の効いた黒いタイプ、をセレクト。ちょっと珍しいが、これも旨かった。おかわりしたのは云うまでもない。

ビールとKさんとの楽しい会話で「脳みその疲労困憊」が良い具合に揉み解されて気分良好。

さていよいよ、バレエ鑑賞である。

(続く)

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2014年12月 4日 (木)

かご猫:ちゃとら、そしてくろちゃん。

「あ」と反応するが、すぐに「ま、いいか」となるしろが最高である。

箱と茶トラ Box and cat 2014#27

いつの間にか「載せ」をマスターしたくろ、尻尾と顔の動きのリンク具合がとても可愛い。

のせ猫 x くろとりんご Apple and cats

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「サイモンズ・キャット」新作:Catnip - Simon's Cat (A Christmas Special!)

'A curious cat goes crazy for catnip!'

というか、ただでさえ傍若無人な平常運転がさらにブーストされたという感じ。

ちなみにcatnipまたたびのことです。

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2014年12月 3日 (水)

New York、Part.9 足早に、そしてCUBISM。

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キリがないのでメトロポリタン・ミュージアム、今回で終了させます。

では足早にサクッといきますか。

インドはエロい

表から見るとコレ、まぁ狛犬みたいなもんかと。079omote

だが、裏から見ると・・・なに?この艶めかしいラインは。078ura

インドの彫像類は押し並べて身体ラインがエロい。

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このゴッホは初めて観た

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農村の日常風景がとても優しい目線で描かれている。木の葉の表現には既に独特のタッチが現れているが・・・・・

写真撮影はOKなのだが

あまりガツガツと撮っている方はいなかった。観る方に集中すると写真なんかどうでもよいという気になってくるのだよね。ブログ的には寂しいが、そんなもんなのである。

尚、メトロポリタン・ミュージアム所蔵の作品(約40万点)は公式ネットから無料でダウンロードできる。興味があれば試してみよう(但し英語表記のみですが)。

メトロポリタン美術館ウェブサイト The Collection Online

使い方等、関連記事http://dot.asahi.com/dot/2014052900076.html

ギリシャ・ローマ彫刻

ちょっと一休みできる空間に展示されていてとてもリラックスした雰囲気の中で鑑賞できる。

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自然光の取り入れ方が絶妙である。

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CUBIZM

ちょうどキュビズムの特別展が開催されていた。特集された作家はピカソブラックグリレジェの4人。実はこの作品群(78点)は昨年エスティローダーという高級化粧品会社創業者の息子さんから寄付されたものなのである。何と総額10億ドル!さすが現代美術に理解のあるNYならではの太っ腹な美談である。

日本でキュビズムの作品をこれほどまとまった形で鑑賞することは先ず不可能、真にラッキーであった。

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個人的には初期の変遷を追った(同じモデル)ピカソの陳列が興味深かった。シンプルな構成の作品には高度なデザイン性を感じる。

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ブラックは今回はじめてじっくり観たが、ゴツゴツした味が好きかも。

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尚、上の2枚の画像は、先に紹介したメトロポリタン美術館ウェブサイトから
ダウンロードしました。

・・・・・

ということで書き残したことは多々あるが、この辺りでメトロポリタン・ミュージアム編は終了。しかし本気で堪能しようと思ったら1日2日ではとても観きれないボリューム、毎日でも通いたくなる場所であった。また再び訪れることがあることがあるといいな。

さて、次はコロンバスサークル(ビール!)、バレエ「ジゼル」という流れで行きます。

(続く)

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2014年12月 2日 (火)

New York、Part.8 無限の回廊?そしてカペさん、再び。

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メトロポリタン・ミュージアムは無限の回廊?

もしくはRPGのダンジョン的な。いやいや、冗談ではなく、私のように「勘」で歩き廻るタイプの(よーするに無計画、成り行き任せ、刹那的な)鑑賞者にとっては魔界の迷宮のような場所なのである、しかもとても魅力的な。

一応、1階のエントランスで日本語の館内マップを入手出来るのだが、もう見た瞬間そっと閉じたのである。これはとりあえず歩き廻っちゃった方が早い。次を考えたり、迷った時にマップを見れば良い。で、目の前のあった「エジプト美術」コーナーに突入したわけだ。それまでが前回エジプト編。

その後は行き当たりばったり。以下印象に残ったことを中心に。

2階に上がり、アジア地域へ。残念ながら、海外においては日本、中国、韓国はどうしても一括り的な扱いになってしまう。メトロポリタンでもその違和感はあった。それは、陳列されているどの国どの地域の方にとっても同じなのかもしれない。個人的には、最近はその違和感も含めて楽しむという余裕ができたが。文化の融合が急速に進んでいる現在、価値観(ものの見方、感じ方)の多様性も当たり前、それを受け入れてこそよより深く楽しめるのである。あ、いかん、後でPerfume NY公演感想で書こうと思っていた事、書いちまった。

日本美術は勿論、中国美術も質の高い作品が多く日本でも紹介されているので、希少性という意味ではちと残念ではあったが。

ヨーロッパ絵画」、正方形の部屋が四方八方に無限に連なる様な印象をもたらす「魔界」コーナー。部屋から部屋へと無造作に陳列された歴史的名作が次々に目に飛び込んでくるのである。隣接する部屋の絵画に惹かれて部屋間を移動しているうちに完全に「迷子」になってしまうのだ。気が付くと「ふりだし」に戻っていたりして。

そんな中、名作以外にも幾つか印象に残る作品に出会えた。

そしてこれは私にとって「やっと会えたね」的な一品↓

アデライド・ラビーユ=ギアー二人の弟子マリー・カペ、キャロー・デュ・ローズモンドと一緒の自画像1785年084

美術のお師匠さんとお弟子さん二人の何ということはない肖像画。

だが描かれた時期はフランス革命間近、社会の変革とともに女性の意識も変わり、彼女たちなりの自立の道を目指し始めた時代。そしてこの美術の先生アデライド・ラビーユ=ギアールが運営していた施設の名は「女性のための美術学校」、つまりこの二人の弟子(マリー=ガブリエル・カペ、キャロー・デュ・ローズモンド)が選んだ自立の道は絵描きだったのである。

実は私はこの作品にメトロポリタンで会えることをとても楽しみにしていたのだ。

その理由は、この中央の女性、マリー=ガブリエル・カペは私が西洋美術館で一目惚れした「ドヤ顔」の自画像の方その人だからなのだ↓

自画像1783年 Marie-Gabrielle Capet Lyon, 西洋美術館蔵Rimg3303

当ブログにも書いた。「国立西洋美術館で一目惚れhttp://bit.ly/1FKNre2 

この自画像は彼女が油絵に熟達した初期に展覧会に出品された作品である。そう、「売り出し」狙いの意図もあったはずだ。だが、その目線には「媚び」が無いのだ。むしろ観る者(仮想対象は男だったかも)を挑発するようなふてぶてしさえ感じる。

翻って、先の師匠の作品に描かれた彼女を見ると、尊敬する師匠と信頼する友人の間でとてもリラックスした自然な姿があるのである。

彼女の立ち位置が何となく伝わってくる。

師匠ギアール(晩年はカペと一緒に暮らしていた)の死後、カペが描いたギアールのアトリエでの様子↓

1800年のラビーユ=ギアール・ヴァンサンのアトリエで1808年、ノイエ・ピナコテーク蔵Mariegabrielle_capet__atelier_of_ma

カペだけが現在(1808年当時)の姿、そしてひとりこちらに目線を向けている、それはこの場面が過去、つまり彼女の記憶の世界であることを伝えている。しかし何という表情であろうか。達観はあるかも知れないが哀しみはないな、様々な人生に対する慈しみ、かな。口元に微かに浮かんだ笑みが、「菩薩」のようでもある。フランス革命前後からナポレオン帝政時代、カペの生きてきた時代を考えると、この表情から読み取れる想いは深い。

つい熱く語ってしまった。

でも、ひとつの作品から考えを巡らしていくというのも、美術鑑賞の醍醐味の一つだし、良いか。

(続く)

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2014年12月 1日 (月)

猫動画3題:サイモン、まる、しろ

サイモンズ・キャト:「Christmas Presence (Part 1 + 2!)」、お約束のサンタさん、今年も登場。

暖炉の上のクリスマスカード(?)とか、子猫が抱いてるヒヨコのオモチャとか、小物がいい味出している。

まるネコ):「まるさん、どっちだ?-Which trash box is Maru in?-」

最近、ごみ箱に入り浸っているまる。Maru gets into the trash box frequently recently.

自ら開けて入る、という動作がね、もうね、たまらん。

しろかご猫):「一輪車と猫

これから仕事場に向かうガテン系の趣も。これ結構乗り慣れているよなぁ。

ちなみに、一輪手押し車は慣れないと安定しづらく、扱いにコツが要るのだ。ましてや、(動く)猫を載せてすいすい山道を登る飼い主さん、只者ではない(撮影までしているし)。

あ、それでね、一輪手押し車は別名「ネコ(車)」とも言ってね、つまり、猫がネコに乗っていると・・・・・

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