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2014年9月 4日 (木)

江戸妖怪大図鑑 第3部「妖術使い」:捻ってくる@原宿太田記念美術館

先週末に行ってきた。今回は「妖術使い」、今風に言えば召喚士、もしくはスタンド使い。

とは言え召喚されるのは蛇、ナメクジ、蝦蟇、ネズミ、等々の身近な生きものばかりなのではあるが。

しかし、ほとんどが読み物・舞台化された有名なテーマであるので、かなり歌舞伎的なケレン味の強い、当時の江戸庶民の嗜好性を反映した(版元の)注文通りの作品が多い。その為、お約束の表現が多く、絵師の個性はあまり表出してこない・・・

のはずなのだが、さすが国芳とその一門、大衆のニーズに十分応えつつも色々と楽しませてくれている。必要以上に動物(妖怪)を沢山書き込んじゃったり、大きくしちゃったり、絵師の趣味性があちこちに散見されるのである。真っ直ぐではなく捻ってくるんだよね

国芳:相馬の古内裏。本来は骸骨の武者がわらわらと登場する場面なのだが、思いっきり大きな一体で済ますという斬新さ。Mitsukuni_defying_the_skeleton_spec

芳年:和漢百物語 仁木弾正直則。舞台では大きなネズミに仁木弾正が化けるのだが、この絵では(仁木の)ドッペルゲンガーとしての小ネズミと対峙しているという不思議な場面になっている。187811athumb500x7201069

国芳:坂東しうかの唐土姫・三代目尾上菊五郎の天竺冠者・五代目沢村宗十郎の斯波右衛門天竺冠者。蝦蟇だらけ。2011052320kuniyoshi2_2

おなじ天竺冠者もので「ネズミだらけ」というのもある(会場で観てね)。

それにしても「蝦蟇」の絵が多いのである。

次回、その「蝦蟇」を語る。

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