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2014年7月

2014年7月31日 (木)

「サイモンズ・キャット」新作:Hot Water - Simon's Cat

腹が減った猫の行動ほど無慈悲で怖いものはない。

熱い湯を断続的に浴びせられる場面でのサイモン氏(?)の声と反応に笑ってしまった。

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2014年7月30日 (水)

かご猫:長い棒を拾ってくる猫

泰然自若(動きたくないでござる)なしろと若さが弾けるくろ(もっともっと)との対比が面白い。

そしてどちらもが「猫」らしさであり、そこに愛おしさを覚えるのである。

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2014年7月29日 (火)

夢の話

20代から30代にかけての昔の夢でよく出てくる建物があった。

それは実家の近くの大学病院の裏にあった(あまりに地理的にリアルだったので探してみたことも、恥)。

何と言うか、大衆浴場というか、サウナというか、今でいうスーパー銭湯のような施設で、それが広い敷地の中にどーんと立っていたのである。その建物は昭和ならではのデザインで余計な派手さはなく落ち着いた高級感が漂っていた。

で、ちょっとこれは書くのが憚れるのであるが、コンパニオンは全員女子だったのである。つまり、えーと、より献身的なVIPルームがあったりとか・・・・・ユング的な「あれ」を強く反映した夢の中の施設だったのだよ。

もちろん夢の中で「目的を達成」をしてしまうなんてことはなかった(本当だってば)のであるが、夢を見ている間はとても幸せであったことは否定しない。寝顔はさぞやダラシなかったことであろう。

人生において夢も現も一番「ギンギン・ギラギラ」の時期だったから、しょうがないのである

それが昨晩久々に夢に登場したのだ、しかも荒れ果てた廃屋として。

最初は違う夢を見ていたのだが、突然思い出したのである、あれは本当にあったのか?と(そもそも「夢」なので本当も何もあったものではないのだが)。そこで探してみようと思ったのだよ。

それは夢の中の記憶通りの場所にあった。長い年月放置されていたため自然林のようになってしまった敷地の中に古代の遺跡のような佇まいで存在していた。

・・・・・あまりの変化に唖然としつつもロビーに入ってみた。埃が積もった受付カウンターの上に最近置いたかのような赤いカードがあった。手にとって調べるとIDカードのような仕様である。プロフィール写真は剥がれており文面もボヤケて読むことが出来ない。ただ直筆で書かれたサインだけは読み取ることが出来た。

私の名前であった。

混乱した。夢の中にしても出来過ぎである。

そしてカウンター横の壁面に貼ってあるA4程の白い用紙に気がついた。

「落とし物のお知らせ」と書いてある。その下に太くくっきりとした書体で「◯◯様へ」と私の名前、そして先ほどのIDカードのコピーが貼ってある。細かい文面は読み取りづらいが、期限か近づいている、という警告らしい。

そして期限は、昭和65年。

・・・・・

そこで目が覚めたのであるが、何だったのだろうか?

夢に意味など求めても詮無いことだが・・・。

「打ち止め」のお知らせ?いやいや、ないない。

それにしても、昭和65年が気になる。

今調べたら、昭和は64年で終わっている。

多元宇宙かよ!まぁ夢らしいといえば夢らしいが。

別次元の昭和65年があったとしたら、

その時私は35歳か・・・・・あ、そう言えば。

(終)



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2014年7月28日 (月)

定員オーバーな箱とねこ。-The overload box and Maru&Hana.-

まる一匹で既に定員オーバーな気がしないでもない。

二匹の鬩ぎ合い、駆け引きが面白い。

しかし、はなも大きくなってきたなぁ。

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2014年7月27日 (日)

父命日の墓参り

炎天のもと、墓参してきた。

Haka

あまりの暑さで墓参者はほとんどいない。送迎バスは一人貸切状態であった。

墓を掃除し花を手向け手を合わせる。

父の死からまる7年経った。

だが未だに記憶は鮮明である。

面白いのは、父との軋轢の記憶が蘇った時のほうが、ああ生きていたんだなぁと実感するのである。居るはずのない相手に向かって当時の感情のまま毒づいたりする自分は滑稽でもあるが、肉親が故人を想う姿勢としては「あり」だと思う。

家族関係なんてそんなものだよね。




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2014年7月26日 (土)

熱中症、怖い

日常は常に死と隣り合わせ、を実感せざるを得ない連日の猛暑である。

熱中症の死者数は2010年に爆発的に増加した。1731人である。それまでの過去平均が500人程度だったこと考えると異常な数値である(前年は236人)。その後、熱中症への対策認知が功を奏し1000人前後の数字で推移しているが、逆に言えば対策をとってもこの数字ということになる。熱中症の脅威は増す一方なのだ。

だが相手が自然現象(人間へのしっぺ返し)である以上、個人で身を守る以外は対策はないのである。

ついこの間までクーラーの使いすぎに注意なんて言われていたのにね・・・・・

まぁしょうがない、うまく付き合っていくしか無さそうだ。

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2014年7月24日 (木)

ポータブル・アンプJVC SU-AX7

5月の発売以来、気になってしょうがなかったポタアン。

JVC SU-AX761amiqy1ccl_sx522_

最初は、iPod再生だけなら、重いし、かさばるし、雑踏の中で使っても(周りに注意力がそれて)集中しきれないし、意味が無いな、と思っていたのだ。

だがよくよく調べると、PC音源をハイレゾ級の高音質で再生可能(K2機能)と謳っている。そんなことが可能なのか?と訝しんだが、そこは信頼と安心のJVC(+KENWOOD)ブランド、決して大風呂敷は広げていないはずという思いもあった。

そこでWebでいくつかの感想や評論を見ると、思いは確信に変わった、こりゃ本物だ。

で、買っちゃったんだよ、そしたらな、我がPCのiTuneリストが全て宝の山になったんだよ!

この商品のキャッチコピー↓は正しかった。

一度聴いたら、もう戻れない




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2014年7月23日 (水)

熱帯夜、始めました

まだましである。

扇風機で何とか対応できるし明け方近くはそれなりに過ごしやすい温度になる。

でも、地獄の蓋は目の前だ。

うう。

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2014年7月22日 (火)

「UNLOCKING THE TRUTH」というアメリカの中学生メタル・バンドこそBABYMETALの対バンに相応しいと思う

最初に彼等のこと知ったのはネットでたまたま見たこのヘッドラインでだった。

中学生メタル・バンドUNLOCKING THE TRUTH、約1億8000万円でSony Musicと契約を結んだことが明らかに!

12歳のJarad Dawkins(Dr)、13歳のMalcolm Brickhouse(Gt)、同じく13歳のAlec Atkins(Ba)という、ニューヨーク ブルックリンの中学生3人組によるメタル・バンド、UNLOCKING THE TRUTHがSony Musicと契約!なんと最高報酬180万ドル(約1億8000万円)という破格の契約内容であることが明らかになった!(以下略)

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日本での記事だったら、また大人の思惑で仕組まれた「作り物」かと一蹴するのだけど、アメリカのビジネスは甘くない、「可能性」だけだったら金は出さない、「確信」があったからこそ契約は成立したはずだ。それで、契約内容を見てみると、出来高に応じた報酬(売れれば売れるほど条件が良くなる)で、その上ですべての契約(アルバム5枚分)が満了されれば報酬の最高額が180万ドル以上になるというものである。つまり予定通りいかなければそこで契約終了というリスク回避も盛り込まれているのである。これは本気の契約だ、両者とも成功の可能性が高いと確信しているからこその契約内容なのだ。

だが、本当にこの少年たちにその価値が有るのだろうかという疑問は当然湧く。メタルとは謳っているけど、ポップ寄りだったり、いや黒人だからラップ・メタルだったりファンク・メタルだったりして、音楽性までリスク回避して売れ線狙いなんだろうなと思うよね、普通。

で、YouTubeで動画を観てみた。

先ず最初に観たのは彼等がツアーと呼んでるNYの街角路上演奏。約一年前12歳頃かな、後に彼等の代表曲になるであろう(断言、但し責任はとらん)「MONSTER」のインスト・ヴァージョン。ちなみにこの頃の彼等の演奏にヴォーカルはない。

先ず自己表現衝動ありき、その為のメタル(一番しっくり来たらしい)であり、楽器であり、バンドであり、パフォーマンスなのだよ。ギターのマルコム少年は4歳の時にドラムのシャドラ少年に出会いバンドを始めることを決意したそうだ。正にロックだよな。

日本にも楽器が巧い「天才」少年少女がたくさんいるが彼等の表現衝動は楽器止まり。 いや、そもそも表現衝動の手段として楽器を弾いていないか。バンドと言っても大人と混じってこんな難しい曲でも弾けますだもんな(個人に対する恨みはございません)。

そして彼等の動画の面白さはバンドが進化/深化する様をリアルタイムで追っていけることにもある。次に紹介するのは上の動画から一年後の「MONSTER」直近(今年4月)動画。そう、歌うべきことが見つかったのか、ヴォーカル入りで楽曲の魅力がとても増したと思う。演奏も堂々たるものだ。

デビュー・アルバムは今秋リリース予定だけど、今は更に進化しているんだろうな。今年のサマソニとか呼んで欲しかったなぁ。BABYMETALと同じで学校の問題もあるみたいだけど。

で、この記事のタイトルのことだが、ベビメタがライヴで対バンすべきはガチ・メタルバンドが望ましい、という持論の私にとっては願ってもないバンドなのだよ。歳も近いし、あ、それはまた別の問題が・・・

ちなみにメンバーが好きなバンドは四天王辺りは勿論だけど他にLiving ColorやChelsea Grinの名を挙げていた。そうあの本気かどうか判らんベビメタ・ファンのChelsea Grinを!

ということはチェルシーのTwitter(ヘッダーがベビメタ)を覗いていて、ベビメタの存在を知っている可能性もあるな。ああそれ以前に十分認知している可能性のほうが高いか。

いずれにしろ、ビッグになっちゃう前にぜひ御一考を、関係者の皆様。

妄想御免。

・・・・・

UNLOCKING THE TRUTHに興味を持ったら他のYouTube動画もチェックして欲しい。数々のライヴ動画は勿論だが個人的にお薦めは、ヴァーノン・リード等が家庭訪問する動画。マルコムという「名」に対する黒人の気持ちが分かって興味深かった。

 

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2014年7月20日 (日)

かご猫:首輪を拾ってくる猫

余計なはしゃぎぶりもなく、淡々とスポーツ感覚で楽しんでいるようにもみえる。

首輪を自分の首に掛け戻された時、だいたい納得しつつも「もうないの?」という表情になるところが・・・たまらなく可愛いじゃないか

しろは安定の「路傍の石」状態である(この石、動くぞ)。

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2014年7月19日 (土)

YouTube(主にベビメタ)を48型フルハイビジョン・テレビのデカイ画面で観る

先日久しぶりにXbox360を起動して気がついたのだが、YouTubeアプリがゴールドメンバーでなくても使用可能になっていた。そこで早速自分のYoutubeアカウントでログインしてみる。

たまげた。

YouTubeを48型フルハイビジョンで再生できるではないかぁ!

え、ずっと前からこんなんなってたのか?YouTube動画(ギミチョコとか)を大型テレビで再生している海外の作品を見かける度に、インターネット対応のTVモニターなのかなぁと羨ましかったのだが、何の事はない、宝の持ち腐れ、もしくは灯台下暗し、自分のとこでも簡単に出来ちゃったのである。

でな、

大画面で見ると見慣れた動画でもイメージが一変するのだよ。特に今回のBABYMETAL欧州ツアーでのファンカム動画ではその恩恵を存分に味わえたのである。じっと我慢の後方定点動画ではメンバーそれぞれの動きを堪能し、揺れっぱなし翻弄されまくりの最前映像では生々しい臨場感を疑似体験し、そして三人娘のアップでは・・・・・俺は決してロリコンではない!と再確認し、いやとにかく楽しさ倍増なのである。

で、気がついたのだが、今やYouTubeでは1080pの動画は当たり前、4k動画もいくつか登場し始めている。そしてコンテンツとしてもヘタな民放TV局よりずっと魅力的で面白い。となるといよいよ既存のTV局の存在価値がなくなってくる。4kはどちらかと言えばネット文化を更に加速させる起爆剤になっちゃうだろうな。そりゃ決められた時間に与えられた情報しか見れないTVよりは、好きな時に自分の嗜好優先で選べて、誰もが自分の意志で参加可能なネット情報のほうが魅力的だよ。

しかも1080pや4kで楽しめるのだもの。

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今週は私のデヴィン・タウンゼンド再発見の週として永遠に記録されるであろう(ちと大げさ)

それはもうものすごいスピードでハマってしまったのである。

きっかけは日曜に借りたCD「シンケストラ」。

最近マーティ・フリードマンがコラボしたいアーティストで名を挙げていたり、他にも誰かのインタビューで取り上げられていたり、ソニスフィアの出演ラインアップに入っていたりと気にはなっていたのだ。SYLの時のような爆音路線ではなく大作指向のアルバムが多いという印象があったのだが、物は試し、聴いてみようと借りたのである。

14曲切れ目なく続く60分強の大作。一回目はiPodで移動しながら聴く。買い物等で分断されることもあり集中しきれず何とも中途半端な印象。だがところどころ引っ掛かる部分があり、夜自宅で(ヘッドフォンで)集中して一気に聴く。

たまげた。

何という奔放なイマジネーションの発露。

13曲目最後近く、ジャングルに迷い込んだ私を包む謎の感動。

そして、ラスト曲の大団円(ポップな開放感!)。

アルバムを通して一気に聴くという作業は精神的に疲れるものだ。曲の流れに合わせてこちらの想像力や理解力もフル回転、だがだからこその感動や快感のご褒美がもらえるのでる。

そしてアルバム全体のツボが分かってしまえば、次回から曲の流れに身を任せるだけでも至福の時間が得られるようになるのだ。

デヴィン、あんたは凄い。

その日以来、夜はデヴィン三昧。

ツイートもデヴィン、

2014.07.18 06:12
お早うさん。『By your command』Devin Townsend、ベビメタで再び目覚めた重音リフとバスドラ連打の快感を求めて辿り着いた。VAIやSYLは聴いていたがここまで怪物化していたとは!ネットで観たライヴもヤバかった。

2014.07.18 06:51
先ほど紹介したデヴィン・タウンゼントの曲はアルバム「ジルトイド・ジ・オムニシェント」('07)収録。全曲、ほとんど彼ひとりで演奏しプログラムしている。そうドラムパートも打ち込み。だがライヴでは人力再現。ベビメタと同じ。http://amzn.to/1pfXn84

2014.07.19 06:11
お早うさん。D.タウンゼントと言えばこのPV『Down Deep Into The Pain』VAI。登場シーンがとても印象的。この濃いメンツに囲まれても際立つ個性、21歳で既に大物感。バンドの演奏も凄い、TMとヴァイのユニゾン!

2014.07.19 06:29
VAIのアルバム「Sex & Religion」も貼っておくhttp://amzn.to/1moT3jF。この後ヴァイとデヴィンは暫く絶交状態にあったが今は関係良好。デヴィンのライヴ「Retinal Circus」(必見!つべにある)では進行MC(映像)をヴァイが務めている。

2014.07.19 06:53
で、デヴィン繋がりでBABYMETAL、ソニスフィアに出演したデヴィン・バンドのドラマー(バカテク)が自身のFBでベビメタを絶賛している。ただコメント欄は賛否両論、いつものことだが。http://on.fb.me/1yDN833

2014.07.19 07:47
すみません、一連のデヴィン関係ツイート、タウンゼン「ト」ではなくタウンゼン「ド」でした。だってamazonの「ジルトイド・ジ・オムニシェント」(日本盤)の表記がタウンゼントだったんだもん(言い訳)。そしてドラマーの名はRyan Van Poederooyen(読めませんが)。

そして、ブログでも・・・


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2014年7月16日 (水)

かご猫:戸を開けられないクロ

前作(?)を観てからの方が楽しめると思う↓ 

戸の開け方http://bit.ly/1kwV4KV

お気づきになられたであろうか?前回とは違う戸である。「固い」のである。

くろ得意の両前足突っ込み、頭ゴリ押し作戦が全く通用しないのである。どころか頭がとっても痛そうなのである。

無理だと判断し、躊躇なくニャーニャーと家人を呼びに行くところもくろらしくて良いのである。

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2014年7月14日 (月)

かご猫: くろのジャンプ 2題

何を狙っているのだろう?ちゃとらはちょっと迷惑気味。

なんとかゲットした猫じゃらし的な何か。腰から落ちたように見えたがダメージはなかったのかな?

なるほどこれを狙っていたんだ↓

お見事!

他の猫達の無関心ぶりもある意味お見事!

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2014年7月13日 (日)

江戸妖怪大図鑑 第1部「化け物」:なぜ「土蜘蛛」なのか? 国芳、芳年、ジブリ(?)

http://bit.ly/U4S5m4の続きです。

土蜘蛛といえば、最近では国芳の『源頼光公館土蜘蛛妖怪図』が一番有名である。Img_0

個性豊かに描かれた妖怪軍団をじっくり眺めるだけでも楽しい国芳の代表作の一つであるが、この作品に対する解説で必ず触れられるのは、老中水野忠邦による天保の改革への風刺的側面である。

代表的な解説としてWikiからこの作品部分に関する部分を引用しておく。

『源頼光公館土蜘作妖怪図』(1843年(天保14年))は、表向きは平安時代の武将源頼光による土蜘蛛退治を描いたものだが、本当は土蜘蛛を退治するどころか妖術に苦しめられているのは頼光と見せかけて実は、将軍徳川家慶であり、国家危急の時に惰眠をむさぼっているとの批判が込められている。主君が危機だと言うのにソッポ向く卜部季武と見せかけ、天保の改革の中心人物、老中水野忠邦である。また、着衣の家紋や模様から、他の頼光四天王で碁を打っている渡辺綱は真田幸貫、坂田金時は堀田正睦、湯飲みを持っている碓井貞光は土井利位、土蜘蛛は筒井政憲、矢部定謙、美濃部茂育を指すとされ、他の小物類も当時の人物たちとされる。そして奥にはユーモラスな妖怪たちがいるが、実は天保の改革の被害者たちである。富くじが禁止された富くじ妖怪、歯のないろくろ首には歯なし→噺など寄席の禁止を恨んだものなど、絵のいたるところに隠されている悪政に対する風刺が込められている。江戸の人々は謎を解いては溜飲を下げて大喜びした。

ふむふむなるほどと納得してしまいがちだが、以前から疑問に思っていたことがある。そもそも何故「土蜘蛛」なのかということである。

弾圧を受け被害にあった人々を妖怪に擬えるのなら「百鬼夜行」的なものでも良かったと思うし、体制側の暗示としての四天王や頼光の姿が必要ならば「大江山」の鬼に擬えても良かったのではないか。あえて「土蜘蛛」の設定にしたことに理由はあるのか。

で、これも調べてみた(こういう時ネットは有難い)。

そして「まつろわぬ民」という言葉に辿り着いたもである。まつろわぬ、つまり時の権力(この物語の中では朝廷)に従わぬ勢力を総称して「土蜘蛛」と呼んでいたということなのだ。そして史実でも明らかなように「まつろわぬ民」は尽く殲滅(一部は吸收)させられたのである。この物語の土蜘蛛も同じ運命を辿ったのだが、その怨念消し難く、時を経て妖怪として復活し朝廷に復讐を企てるのである。そのターゲットはもちろん朝廷の軍事的象徴である源頼光だったのである。

そうもうお分かりのように、土蜘蛛やその眷属である妖怪たちに庶民が強い興味を持ちあれこれ詮索し始めた理由は土蜘蛛側の「反体制」という立ち位置にあったのだ。思い入れするべきは頼光御一行様ではなく妖怪たちなのだ。

とはいえ一般に人気のある物語だったとはいえ、元々は能の演目であり(歌舞伎の演目化は明治に入ってから)物語の裏事情(能では謡いで説明されるが)を知るものは少なかったはずだ。国芳側はもちろん理解していたはずだが「分かる人だけ分かってくれればしめたもの」程度の期待だったかもしれない。だが、ものがものだけに、「分かった人」は猛烈に他人に語りたかったであろうことは想像に難くない。

そして出版歴史に残る一大ブームを引き起こすのである。

幕府側は検閲の段階でその意図に気がつていたとは思うが、水野体制に対する恨みは庶民と同じ担当者が見て見ぬふりをしたか、どうせ庶民には分かるまいとたかをくくったか、いずれにしろあとで取り締まる頃には版木は分散し贋作が巷に溢れる「後の祭り」状態だったわけだが。

ところで頼光と土蜘蛛の関係なのだが、物語によれば、土蜘蛛は人間の姿で病に罹った頼光に近づくのであるが、その姿は「女性」だったのでは(だったらよいなぁ)という説もある。殺すチャンスは幾らでもあっただろうに何故襲わなかったのか?最後の最後に(たぶん躊躇して)逆に手傷を負ってしまうのは何故か?等々、なんか色々とドラマを想像しちゃうのである。

芳年にも女性の姿で描いた作品がある(今回の展覧会では展示していない)。

芳年「天延四年秋妖怪土蜘蛛」Warriors89_2

その辺り、この方の考察が面白い。http://bit.ly/1oxigtB

・・・・・

芳年といえば、こんな土蜘蛛も描いている。

芳年「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」Interview12

この土蜘蛛ね、初めて見た時から「知ってる!」という気がしてならなかった。どこかで出会ったことがあるのだよ。

しばらくして思い出した。

ジブリだ。

Images

『千と千尋の神隠し』の「釜爺」だ。そういや、あれも蜘蛛だったな。

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2014年7月12日 (土)

Cubic Earth 〜もしも地球が立方体だったら

偶然遭遇した動画だが、とても興味深く鑑賞した。

先ずはご覧あれ。

「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」は、公益財団法人 日本科学協会の発案のもと、2009年からおよそ5年の歳月をかけ、専門家による学術的な議論を経て、地球について、また基礎科学全般について、一般の方々に興味を持って学習していただくことを目的に制作されたものです。  日本科学協会 解説サイトhttp://bit.ly/U7RuA5

前編

後編

絶妙なバランスで成り立つ地球環境への理解を深めるための啓蒙的な内容なのだが、「センス・オブ・ワンダー」溢れるSF作品になっちゃっているところが非常に良い。

視点の斬新さに久しぶりに脳みそが撹拌された気分。物事を視点を変えて理解しようとするなら、思いっきり(極端方面へ)振り切っちゃた方が効果的で面白いということだ。

尚、動画は限定公開らしいのでお早めにどうぞ。

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2014年7月11日 (金)

BABYMETAL:歴史的とはこういうこと

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ロック的なるものに長く親しんできた者にとってこの写真の意味するところは大きい。

英国で、しかも多種多様な人々(メタル寄りではあるが)が集まるフェスでの成功、もうオヤジは感無量である。確信はしていたがここまでオーディエンスの心を掴むとは思はなかった。

数カ月前には想像すらできなかった光景だ。

最初は様子見していた観客が次第に惹き込まれ最後は喝采を送るという反応が捉えられたこの動画は永久保存するしか無いのである↓


・・・・・で、ちょっと話がそれるが、

ロックってのは常に未知なるもの(新しいものだけという意味ではない)だからこそ刺激的で魅力的なのだ。自分にとって既存のものになった瞬間からその魅力は半減するのである。もちろん「既存のもの」にこだわり続ける方々(私もその一人である)を否定はしないが、まぁ、古い記念写真を眺めているようなもんだな、あれは。最新技術でシャープさやカラーバランスが良好に為るたびに喜ぶというか。

あとあれだ、自分の知っているもの親しんでいるものが全ての価値観の根源で、その貧しい知識経験でアナライズすることでしか評価できない人々、その挙句がやれパクリだ、口パクだ(最近はリップシンクと言っているな)、打ち込みだ(生演奏が上等らしい)、更には、曲を作っていない、演奏してない、とおよそ音楽の本質から外れた無意味な批判が多すぎる。

そりゃ私だって若い頃はその種の感想を持ったこともある。ただ、昔は他の価値観と対峙する機会が多かった。しかもネットなんて無かったから直接人対人である。親しい友人でさえ物事の捉えかは違うのだという体験をすることが出来たのだ。つまり物事(価値観)は多面的相対的なものなのだと学習したのである。絶体など無いのだ。あるのは個人的な拘りだけなのである。

要はその「拘り」の質なのだ。

「開いている」(寛容)か、「閉じている」(拒絶)か、

これはね、開いていた方が、圧倒的に楽しめると思うよ、特に音楽(ロック)は。

昨年、サマソニでBABYMETALに開眼できたのは開いていたからこそだったし。

ただ開きっぱなしは単なる優柔不断、付和雷同と思われる恐れもありますが。

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2014年7月10日 (木)

田口華のプロレス愛はガチ

BABYMETAL経由でさくら学院もひと通りチェックしたが、やっぱり私には合わないかなと・・・でも「さくら学院 日誌」で菊地最愛と水野由結が時折BABYMETALに言及することがあるのでこれだけはブックマークしていた。

そして発見しちゃったのである。

つまり、日誌にアクセスすると(さくら学院生徒による)直近の日誌がトップに出てくるのだが、まぁ、皆、手書きの文字も綺麗だし、ちゃんとした文章になっているし・・・一応目を通すわけだ。

(あ、もう一度断っておくが、さくら学院は私には合わない!)

で、たまたまその時は田口華がトップだったのだよ。

コレね。http://ameblo.jp/sakuragakuin/entry-11883358761.html

驚いた。赤字でNWA世界ヘビー級エキシビジョンマッチとか書いてあるじゃないか?NWA?ラジオ番組名が「真夜中のハーリーレイス」だと?何、これ !?

よくよく読めば、さくら学院の課外事業の一環でプロレス関係の仕事をするらしいということが判った。でもさ、プロレスだよ。アイドルしかも女子中学生がプロレスだよ。最初は「お仕事」というか「やらされている感」を覚えたのだが、どうしても気になる。

そこで彼女が出演したらしいラジオ「真夜中のハーリーレイス」昨年放送分をネットで探しだし聞いてみた(今は削除されたようで見つかりませんでした、残念)。

ガチであった。少女の口から飛出す熱い猪木語録の数々、「受け」こそプロレスの「華」という思想、等々、マジで素晴らしい。

だいたい、猪木の名言中の名言、

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ

を空で言える女子中学生ってなかなかいないと思うぞ。

で、だ。

そもそも田口華て誰だ?という事で調べたらミニパティのメンバーか。どうしてもお馴染みの二人に目が行ってあまり印象に残っていなかった(すまん)。

(あー、しつこいようだが、さくら学院は私には合わん!)

でももう完全に田口華は頭にインプットされた。だってさぁ、最近人生何度目かの個人的「プロレス祭り」が再燃しそうなだよ。きっかけは5月末に野毛でたまたま発見した大日本プロレスのポスターだったのだが、まだ活躍しているのだよ!10年以上前にハマっていた時期の馴染みのレスラーたちが!伊東竜二とか沼澤邪気とか関本大介(ぶっこ抜きジャーマン!)とか、とか、なんか無性にプロレスが気になっていたのだよ。

そこに田口華だろ、プロレスの雑誌もチラチラ目を通していたので現在の業界地図は把握していたし新日がいま面白いことも知っていたが、やっぱり現役のファンが語るプロレスはとても魅力があり惹きつけられるのだよ。しかもそのファンが女子中学生でアイドルだぜ、たんまらんよな。

(あー、あー、誤解のないよう再度断っておくが、さくら学院は私には合わないんだよっ!)

田口華が日誌の中で触れていた「真夜中のハーリーレイス」再登場分の動画があったので貼っておく。「ヤラセとガチンコの2つでしか物事を語れない人間にはなるな」という教えを娘に語る父親・・・ガチの遺伝子と言うか、何と言うか、良い親子関係じゃないか。

・・・・・

あと、「紙のプロレス 」の良さを引き継ぐプロレス雑誌「KAMINOGE」最新号に鈴木みのると高山善廣の対談が載っているのだが、これが最高に面白かった。プロレスから一歩引いた立ち位置だったからこその熱いプロレス愛!笑った、そしてちょっと泣けた。これぞ田口父の言うところの「ヤラセとガチンコの2つでしか物事を語れない人間にはなるな」である。

 

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2014年7月 9日 (水)

かご猫:くろ2題 可愛いが、傍若無人な振る舞いも

仲間内ではくろはまだ子猫扱いなのだろうか?チビズの大人な対応に泣ける。

でもやっぱり、可愛いは正義なのだ。

最後の鳴き声がたまらん。

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2014年7月 8日 (火)

まる(ネコ):ねずみ爪とぎとねこ。-Mouse-shaped scratching board and Maru&Hana.-

ネズミの胴体を持つ猫、新種のキメラでしょうか?

画面に登場しただけで「笑い」が取れる猫はまるさんだけ。

今回のラストもいいなぁ。

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2014年7月 7日 (月)

江戸妖怪大図鑑 第1部「化け物」@原宿太田記念美術館

この日曜日に行ってきた。ちょうど昼飯時だったせいか思ったほど混雑はしていなかった。もっとも小さな会場に小さな展示物ということで、しっかり鑑賞するためには列に並び順番を待つという些かの根気は必要だが。

今回の展示では、酒天童子や土蜘蛛等の物語(伝説)世界に登場する化け物や想像(伝承)上の化け物(河童、天狗等)で題材ごとに作品がセレクトされていて、絵師もしくは時系列ごとに比較することができ、見慣れた作品がほとんどではあったが新鮮な気分で楽しむことが出来た。

個人的に興味深かったのは「酒呑童子」である。源頼光率いる豪傑たちが大江山に住む鬼の大ボス酒呑童子を退治するという今でも知られる有名なお話を題材にしたものなのだが、どの絵師も一番力を入れて描くのは敵役酒呑童子なのである。その姿が異形であればあるほど「絵」としてのインパクトが増すからである。逆に四天王等は個性の違いが判るほどの描き分けはされておらず、どちらかと言えばその他大勢の引き立て役なのだ。しかもこの酒呑童子は首を刎ねられた後もその首だけで源頼光に襲いかかるというまさに化け物的生命力に満ちた超・化け物なのである。こりゃ絵師の想像力も刺激されというものだ。

ここで面白いのは、ある絵師が画期的な表現で見せ場を描くと後続の絵師が継承(もしくはパクリ、オマージュ、リスペクト等)し、新たな表現の上書きを施していくということだ。そしてそれはいつしかお約束のパターンになっていくのである。

だから凡庸な絵師の場合は「お約束」止まり、なんとも中途半端な作品になってしまうのだ。だが国芳と彼の一門は違うのである。どこが今の江戸っ子に受けるかという「魅せどころ」を心得ているのだ。

↓小さな図しか無かった。実物や他の絵師との比較は会場で楽しんでください。

国芳「大江山酒呑童子」:酒で酔わせて就寝中を襲うが、それに気が付きメタモルフォーゼ(人間→異形)中の酒呑童子。完全変態したら手に負えなくなるという緊迫感がある。4

芳幾「大江山酒呑退治」:首が異形化し怪獣のようにデカイ。子分の鬼たちまでもが逃げ出す禍々しさ。Yoshitsuya_the_evil_spirit

今回は以上。

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2014年7月 6日 (日)

30万アクセス。

何時の間にか超えてました。ありがとうございます。

先日チェックした時はまだまだ先かな、と思っていたので驚きました。

昨年から書きためていたBABYMETAL関連の記事がここに来て爆発的にアクセス数を伸ばしてくれたのが効いたようです。

ありがたや。

ベビメタの記事ばかりとも指摘されたりしますが、しょうがないのです。

7日(現地、日本では8日)の英国公演で一段落着くのでその後は平常進行に戻ります(と思います)。

では今後とも宜しくお願いします。

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2014年7月 5日 (土)

BABYMETAL:本来ならツイートで済ますべきだが、何かが外れた

ヤバイ。ソニスフィア、日本でBABYMETAL登場を待つだけで興奮してきた。

個人的に過度のアルコール摂取注意報発令中なのだが、今夜だけはイイよね、ね?

ということでコンビニに追加分を買いに行こうっと。

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2014年7月 4日 (金)

BABYMETAL:仏、独、大成功!次はいよいよ英国。

オタク、メタラー、ロック親父、ニワカ、アンチ、父兄、紳士、等々が入り乱れてネット上はカオス状態ではあるが、彼女達(&彼氏達)は全くブレずに進撃中なのだ。

そして前半最大のクライマックスとなるイギリス上陸である。

先ずは5日出演のネブワース!メインステージで歴史的(必ずそうなる)なパフォーマンスを魅せてくれ!

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写真は全てDana (distortion) Yavinさん。

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2014年7月 3日 (木)

Perfume:[MV] Perfume 「Cling Cling」(short ver.)

ティザー動画(唄無し)で今回はアジアンテイストになると予想はしていたが、その後Perfume Locksで唄入りVer.を聴いた時はいきなりのアジアン「子供唄」テイスト全開で面食らった。嫌いじゃないが、何だこれは?というもやもや感もあった。

そしてこのMVである。


冒頭、少女が怪しい街(日常的風景なのにシュールな違和感満載)に足を踏み入れる場面、ここにはこの詞そしてこのメロディーしかないというハマり方。ヤスタカには「ショッピング・モールに迷い込んだ子供」というイメージが当初からあったらしいが、それを映像に纏め上げるMV制作スタッフも流石である。

そう「千と千尋」なんだよ、これ。Perfumeも何時になく色っぽくて、客待ちの湯女に見えなくもないし・・・おっと妄想はここまでだ、あとはMV完全版を見てからのお楽しみということで。

今週出た「TV Bros.」のPerfume特集はぜひ読むべし。今回の4曲入りシングルやライブ・ツアーがより楽しみになる事は間違いない内容なのだ

結局、Perfumeの「問題曲」はMV、コレオグラフ、そしてライヴ(3人の個性)を通して「魅力曲」に変じていくのである。

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2014年7月 2日 (水)

BABYMETAL WORLD TOUR帯同カメラマンDana (distortion) Yavinの良い仕事

一瞬の切り取りが素晴らしい。ワイヤー・ワークのようだ、というコメントに納得、たしかに驚異的なジャンプ力(のように見える)。

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Dana (distortion) Yavin FaceBook http://on.fb.me/OaDl22

良い写真家は被写体とのコミュニケーションを第一義に考える。自分の先入観や思い込みで対象に接するだけでは本当の魅力は引き出せないのである。特に被写体が表現者(アーティスト、パフォーマー)であったなら尚更である。

つまり仲良くなっちゃうことなのだ。

Danaさん自身が彼女達の大ファンになっちゃたのである。

羨ましいぞ。

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私服姿のYUIMOAは普通に中学三年生に見える。しかし、水野由結(敢えて本名で)嬢、足長いな(と言うか腰の位置が高い)、これもカメラマジックなのか。

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BABYMETALワールドツアー、まずは上々の滑り出し

ワールドツアー初日フランス公演(YUIMETAL生誕祭)大成功おめでとう!

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夜中にトイレで起きて(トイレで)Twitterをチェックしたのがウンの付き。結局朝までPCに張り付いてしまった。

さすがガチメタラー成分多めのヨーロッパ、三都市の中ではオタク系ファン多めかと思われていたフランスでさえもこのリアクション(Youtube等に動画あり)!

いったいイギリス公演はどうなってしまうのであろうか?

楽しみすぎる!

LV、申し込んでいて良かったわ。

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2014年7月 1日 (火)

まる(ネコ):箱とねこ16。-Box and Maru16.-

寛ぐには少々深すぎたようで埋もれていくまる。The box seemed to be slightly too deep for Maru.

はなは興味を示さない。

まるはご満悦。

・・・・・最後の表情!

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