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2013年10月12日 (土)

東博京都展:岩佐又兵衛「洛中洛外図」、龍安寺石庭

東京国立博物館で開催中の特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美http://bit.ly/188UCPFに行ってきた。

お目当ては岩佐又兵衛作(監修?)と言われる洛中洛外図舟木本である。

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「洛中洛外図」の醍醐味は細部に描かれた当時の人々の活き活きとした姿を見られることにあるのだが、中でもこの舟木本に登場する人物たちの卑俗さ溢れる描写はとても個性的で面白いのだ。

例えば桜見物帰りの酔っ払いとか。Photo_2

稚児好き破戒坊主とか。2_2

作者と言われる(工房制作の監修者?)岩佐又兵衛、その作風は猥雑、卑俗、狂乱、混沌。代表作に「山中常盤物語絵巻」という作品があるのだが、これがまた血みどろの凄まじい傑作なのだ。わたしはこれで又衛門に強く惹かれるようになった。

戦国時代のど真ん中で生を受けた彼の人生自体がとても波乱に満ちた因果なもので、なるほどこんな人生送ればこんな人間観察の視点を持つようになるわと妙に納得させられるのである。

どんな人生だったかあえてここでは説明しないが興味があったらぜひ調べてみて下さい。

Uid000067_20130806160535f05731fa まぁ実際のところ会場では混雑もあり時間を掛けて細部を観察することは難しいのだが、今回舟木本だけは会場壁面の大型スクリーンに投影した画像で楽しむことが出来たのである(もちろん「酔っ払い」や「破戒坊主」も大アップで)。

東博のWebで細部まで拡大して鑑賞することも出来る。http://bit.ly/188UCPF

京都展、もう一つの見どころは「超高精細映像4Kで体感する龍安寺石庭の四季

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東博Webから転載

一年にわたって超高精細映像4Kで撮影した「龍安寺の石庭」をほぼ実寸大(幅約16m)の巨大スクリーンに映し出し、空間として表現します。国内外を問わず人気を誇る石庭の移ろいゆく四季を体感いただきます。

これは観ておいて損はないよ。

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