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2013年5月 9日 (木)

「北斎と暁斎ー奇想の漫画」展、北斎漫画

先日、原宿太田美術館で開催中の「北斎と暁斎ー奇想の漫画」展(前期)を観てきた。

チラシ2種(クリックで巨大化)

Photo_2 2_2

う~む、北斎に比べると暁斎は「過剰」なんだよね。なんというか、描きすぎるというか、北斎ならば見る側の視点が直ぐに定まる(見どころが判りやすい)のに、暁斎は拡散し過ぎるきらいがあるのだよ。

あ、これは両者の「漫画」についての印象です、悪しからず。

「北斎漫画」がパッと見てすぐに楽しめるのは、こういった視線の誘導が上手いからだと思うのだ。例えば下図のように沢山の人物が描かれていても決して視線が拡散しない、適度なリズムにのって一つ一つ味わえる流れが自然と出来るのだ。

「北斎漫画」から(クリックで拡大) Img_709472_30286422_1

この絵の場合は、人物の顔向きがアクセントになっているようだ。

そして一旦は誘導されつつもその視線の動きを止めて細部を観察し始めると、あら不思議、気がつけば北斎ワールド(森羅万象)の虜になってしまうのである。

という訳で、何度見ても飽きない「北斎漫画」文庫版は我が家のトイレ文庫常備本なのである。

・・・・・

作画対象が多種多様そして多岐に渡る暁斎の魅力は小さな展示会場には収まらない部分もあるので今回の展示テーマはちと不利だったかも・・・・・後期に期待。

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