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2013年3月10日 (日)

ぬるま湯のような誕生日

生ぬるい暑さとでもいうか、おかしな天気だった。

人の容貌は25歳ぐらいに決まるという。それまでの「生き方」が肉体(特に顔)に刻印されてしまうらしい。

だから、20代以降の人生は否が応にもその(決定稿としての)己の顔と向き合って生きていくしか無いのである。しかも歳とともに「老い」が刻まれていく「顔」と。

それでも20代の頃はまだまだ若さが充満していたし、「大人」というよりも10代の延長のような気分があった。当時の友人たちと撮り合った写真を見ても「写りが良い、悪い」程度の感想しか出なかった。

30代。20代の頃の写真を見て「まだまだ変わらんな(変わりたくない)」と。

40代。この辺りから鏡に写る中年顔が気になり始める、それでも「あの時は若かった(でも今でも元気)」と。

50代。歳を取れば「大人」になれる、達観出来るようになる、それは大きな間違いであった事に気がつく。どんな立場でも人が生きていくことは「難儀」なのだと思いしらされる。そして若いころの自分(若さ)に軽い嫉妬すら覚える。

そして、今日58歳。「達観」ではなく「忘却」という手段に思い当たる。

60代。若いころの写真を見て、「こちらはどちら様ですか?」

70代。虚無

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