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2012年4月12日 (木)

曽我蕭白は期待を裏切らない

先日、東博で開催中の特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」に行ってきた。

春休み、しかも桜シーズンということもあり、混雑が予想通り。絵巻など細かいものは人だかりでまったく見えない。根気よく並んで待つという手もあるが、見たところ列がほとんど動いていない。もちろん興味はあったが、この辺りは会期(~6/10まで)後半の少し落ち着いた時期に再訪し堪能することにしようと割り切って、中世以降の絵画コナーへ。そして最大目的の曽我蕭白作品とご対面。

曽我蕭白は期待を裏切らない

未見の作品に触れるごとに、この人の存在が自分の中で大きくなっていく。今回はこれ。

龐居士・霊昭女図屏風 (見立久米仙人)45

中国の故事に若い女性の脚に見とれて仙力を失う久米仙人の物語を見立てた作品なのだが、右の老人の顔が何とも不気味に嫌らしい。奇妙に歪んだ周りの壺やらなんやらの描写もヘンだ。

そして、中央にそそり立つ「木」!

最初、「何でこの木はてっぺんが切れているのだろう?上から葉が下りてきているのに」と不思議だったが、すぐに何の暗喩か気がついた。

いわゆる「ご立派なもの」である。反り返っているのである。参りました、である。

観れば観るほど癖になる「細部の魅力」、、それこそ蕭白の真骨頂であろう。ぜひ会場で確認して欲しい。

連休前にもう一度観に行くつもりなので、その他の作品についてはその後に書きます。

 

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