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2012年1月 3日 (火)

GRDⅣ:平成24年正月2日

これも毎年恒例、東京国立博物館「博物館に初もうで」に行ってきた。http://bit.ly/rEh4ab

今年は2日から平成館で特別展「北京故宮博物院200選」が開催されていることもあって、例年にないすごい人出にびっくり。

もちろん、平常陳列はゆったりと自分のペースで楽しむことは出来たのだが、平成館の狂騒はせめて正月三が日は外したほうが良かった気もする。

天気も上々、この太鼓群はこの後行われた和太鼓創作パフォーマンス集団御響太鼓のもの。演奏も良かったRimg4208

実は東博の年間パスポート(http://bit.ly/socLFA)を持っていて、毎回訪れる度に微妙な陳列内容の変化を楽しんでいたのだが、さすがに新年に合わせて大きな変化があちこちに。

この水鳥(?)の土偶には初めて遭遇した。なんか、カワイイ。Rimg4217

ところで、

日本美術を観ていると、時折「カワイイ」としか形容できないものに出くわすのだが、当時の人々はこの概念をどういう言葉で表現していたのだろうか。

平安女子の万能感嘆詞「いとおかし」にも「カワイイ」という意味があったかもしれないが、あまり普遍的な表現ではなかっただろうし。

江戸時代の「唐子」ブームや小動物飼育(ペット)ブームも「カワイイ」という概念を持ち込まないと説明しづらいのだ。

そして、その「カワイイ」は当時の絵師がそれらを(大衆のニーズに応じて)描こうとする時の気持ちの根源(テーマ)だったはずなのだが、具体的な言葉による記述はないのだよ。ま、その分、「絵」が十分すぎるほど雄弁なのだが。

例えば、応挙は「虎を描く」という名目で「猫」を参考にするのだが、思わず「猫の魅力(カワイイ)」を描いてしまうとか(そういえば応挙の「犬」はカワイイよね)。

円山応挙 虎嘯生風図Rimg4222

それを見て、ああそれでいいんだ、と思ったかどうかは知らんだが、弟子の長沢芦雪は遂に猫そのものを拡大して「虎」と言ってのけているし。

長沢芦雪 虎図(参考、出品されてはいません)Rosetsu_tigerno1

いかん。

ここで国芳を出そうと思ったが、キリが無くなるので止めておく。

さて、

東博の魅力はあっさりと当たり前のように陳列されている「お宝」に遭遇することなのだが、今回はこれ。

尾形光琳による「風神雷神図」模写、オリジナルは俵屋宗達。Rimg4218

何回見ても飽きない、味のあるお顔である。宗達版に比べると、これには多少の「カワイイ」テイストがあるような気も。

正面広場では浅草寺金龍舞が披露されていた。

ああ、いかにも正月気分で良いねぇ。Rimg4226

お囃子は山車に乗った綺麗どころが担当。Rimg4233

はい、記念写真、いい笑顔。Rimg4234

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