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2011年12月

2011年12月31日 (土)

2011年、終わります。

生きている内に人類の歴史の変換点に立ち会う事は確かに増えた。近年でいえば9.11、そして急激な民主化の波、それらをリアルタイムで知る事が出来るようになったのは情報社会の賜であろう。だが、今まではそれらは対岸の火事であり、(経済的に)直接的な被害を被らない限りは第三者的立場で批評なり意思表明すれば事足りていた。

それがいきなり当事者である。

よほどの馬鹿か無自覚者でない限り、己の価値観の変換点として真摯に向き合う必要のある歴史的な体験をしたのである。

そう、己がどう思うかしっかりと意思表明すべき時なのだ。

一方的でない議論の時代が必要なのだ。

一部の思考停止、不寛容、もしくは差別的な言語を弄して自らの正当性を説く輩達による文化・思想の多様性さえ認めようとしない流れには常に抗い続けるべきだと思う。

それがロックのはずじゃないのか。

ということで、皆様、良いお年を。

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2011年12月30日 (金)

2011年の個人ベスト、あれこれ

アルバムCDでは、

ロバート・ジョンソン「コンプリート・レコーディングス~センテニアル・コレクション」、これは良いリマスターであった。これがきっかけで一時期iPodの中身が戦前ブルースだらけに。http://bit.ly/rRTPUC

ライヴでは、

Public Image Ltd新木場STUDIO COAST(8/15)、前日サマソニで観たThe POP GROUP(これも良いライヴだった)もそうだったが、「怒り」を良質の音楽に昇華できるのだよね、この人たちは。

テレビでは、

NHK「ブラタモリ」、東京歩きは楽しいのである。

映画では、

久しぶりにスクリーンで観た黒澤明「七人の侍」。これはもう世界遺産でしょう。

イベントでは、

Perfumeダンス・コンテスト、予想外の面白さと感動。http://bit.ly/u6dzZK

小説では、

パオロ・バチガルピ「ねじまき少女」、近未来のバンコクを舞台にした幻想風味溢れるSF推理小説。どれだけ異形のエキゾチシズムを脳内に想起できるかが好きか嫌いかの分かれ道。http://bit.ly/tCcZPh http://bit.ly/uzB721

ゲームでは、

これはもう言わずもがなの「スカイリム」。

美術・展覧会では、

東京国立博物館「空海展」、圧倒的な立体曼荼羅!http://bit.ly/vKM8Hb

では、

3月初旬の広島、3.11以前の出来事は「良い時代の記憶」のような気がしてしまう。http://bit.ly/sagqMO http://bit.ly/rEN3ur http://bit.ly/turG3e  http://bit.ly/uappbK

こんなところかな。

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2011年12月28日 (水)

カジート(猫族)でゆく「スカイリム」

当初、やたら大きな武器が好きな脳筋系のノルド(スカイリム土着民)でプレイしていたのだが、旅の途中で仲間にしたカジート(猫)のカルジョの声やら姿やら戦い方やらがあまりに(猫的に)素晴らしく、一発で惚れてしまったのである(オスだけど)。

挙句、カルジョの為に武器や防具に金をかけ、鍛冶と符呪のレベルアップを最優先、彼を最強(無双)戦士に育てることが楽しみになってしまった。

遂には主人公は最初の挑発だけで後はカルジョの後ろに隠れてボーと見ているだけで殆どの場合戦闘終了、体育会系なのにヘタレという全く愛着のわかない単なる鍛冶屋のオヤジキャラに成り下がってしまったのである。

主人公的に言い訳すると、混戦状態に下手に参戦すると味方に当たっちゃて(特に弓)とんでもないことになることが多いのだ。だからカルジョがヘバッた時だけ助けるつもりなのである。ホントだからね。

ということで、これはぜひともカジートを自分で動かしたい、もう無骨な体育会系はヤダ、そしてカルジョと猫同士のタッグチームを作りたい、という衝動止みがたく、とうとうリセット→再スタートということになったのだ。

で、これが今のマイキャラRimg4193

この変な衣装は某イベントのためちょっとお洒落(?)しているのだ。隣のお姉ちゃんは軽装備の達人、アネックさん、心強いお仲間、生まれながらの狩人でもある。

さて問題のカルジョであるが、彼はカジート・キャラヴァンのボディーガードをしているため常にスカイリム全土を移動中なのである。つまり、偶然を待たなければ出会えないということなのだよ。

ま、先は長いしね。

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2011年12月26日 (月)

歌川国芳:猫飼好五十三疋

E0c56004_2 六本木で国芳展開催中のせいか、この作品について書いた過去のブログ記事へのアクセスが増えた。http://bit.ly/tCIgs1

せっかくなので壁紙にも使える大きな画像をまた紹介しておく。

こちら→http://bit.ly/sgr3DS

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2011年12月25日 (日)

GRDⅣ 街猫探検隊 熊「猫」ポスト

今年最後の「猫」はこれで。Rimg4184

上野動物公園入口前に設置されているのだが意外と気がついている人は少ないのだ。というのは、入口と対面する形で置かれているため、来園者には後ろ姿しか見えないせいである(出口は別)。

こんな感じRimg4186

これはこれで面白いのだが、やっぱりあの特徴ある「顔」じゃないとスルーしてしまうのだ。

ひょっとしたら、知られ過ぎて「記念写真」の標的になってしまいポスト本来の機能が全う出来なくなるおそれを避けたのかも。

ということで、2011年の「街猫」終了。今年はあまり猫と出会えなかった(最後は猫ですらないし)。来年はたくさん会えるといいな。

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2011年12月24日 (土)

「七人の侍」@有楽町スバル座

65周年を迎えたスバル座の記念興行オールタイム ベストムービーで「七人の侍」が上映されたので観に行ってきた。

もちろんディスクで所有はしているが、30数年ぶりにスクリーンで観る「七人の侍」はまた格別だった。

未だに新しい発見があるのが凄い。

今回の再見では、あの時代の稚児文化が結構はっきりと匂わされている事に気がついた。

勝四郎、七郎次の設定は非常に興味深い。勝四郎の本当の想い人は久蔵であったはずだし(悲恋に終わる)、勘兵衛と七郎次の関係にも主従を超えた契が見え隠れする(戦国の武士社会では一般的なことでもあった)。

映画製作前にあの時代の侍の日常を調べつくした(別の企画だったのだが)ということだが、そうであれば、必ず「稚児」やそれに基づく主従(人間)関係に関する記録も多数採取していたであろうし、それを直接ではないにせよ脚本に反映させたいと思ったはずだ。

ま、これはあくまでも私個人の感想なので、この種の見方が嫌いな方は悪しからず。

ただ、どう考えても、勝四郎が久蔵を見る時の「目」はガチであろう。演出の本気度を感じさせるのだ。

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2011年12月23日 (金)

まる(ネコ):いろいろな箱とねこ2。-Many boxes and Maru2.-

まる様にとっては人(猫)生永遠のテーマといっても良い、「箱」。

今年もとことん追求された結果、最終的に「着る」という新しい概念を獲得するという快挙を成し遂げたのである。

そんな2011年集大成的動画である。


人間でいえばそろそろ中年か。モッサリ感が適度に加味されて味わい深い動きになってきた。

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2011年12月22日 (木)

おばさん、尻が重すぎ

先週の金曜日夜、渋谷駅でホームに上がるエスカレーターに乗った時のことだ。

エスカレーターの中頃まで来た所でふと顔を上げると、あり得べからざる光景が目に飛び込んできた。

妙齢の女性が降ってきたのである。それも私に向かって。

気がつくのが早かったのでかろうじて受け止める態勢はとれたが(隣にもう一人男性の方もおられた)、受け止めてからが大変だった。脱力した人の身体は重いのだ。しかも人の身体には「手掛かり」がない(またそういう体型の方であった)、支えるにしろ持ち上げるにしろ何をどうしていいのやら、こちらがパニックになりそうであった。結局、周りの方々の手も借りてホーム上まで引きずり上げることができた。

この女性、口では「大丈夫、大丈夫」とは言うが、どうにも立ち上がれる様子ではない。どうやら少し酔っているらしくエスカレーターの最終部からホームへの足の移し替えが巧く出来ずにバランスを崩して「翔んだ」ようだ。着地時に上半身は私達が支えたが下半身を強く打っている可能性もある。

駅関係者が来た所で現場を後にしたが、今は何ともなくても後から来ることもあるから、とちょっと心配ではあった。

しかし、

後から来たのは自分であった。

次の日から腰が痛いのだ。どう考えても、この出来事が原因としか思えない。中腰の無理な大勢でかなりの重さを受け止め、普段使わない腰の筋肉を総動員して持ち上げようとしたためであろうか。本格的な腰痛というのは今まで未経験であった為、ちょっと狼狽えてしまった。実は18日の母の一周忌の時はかなり辛かったのである。

いわゆる腰痛持ちの方々は日々この痛みと向き合っているわけか。

今は痛みも治まってきたが、「腰痛」の原因は多岐に渡るようで、自分で原因を特定しないほうが良いらしい。今回はキッカケだっただけで、もともと爆弾を抱えていた可能性もある。

いずれにしろ、もう若くはない、ということだ。

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2011年12月21日 (水)

18万アクセス

ありがとうございます。

今年後半は即時性はあるが刹那的なTwitterとの差別化を意識していたのですが、意識しすぎてブログ自体が疎かになってしまいました。

もう意識しません。

これからもよろしくお願いします。

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金狼上田馬之助さん逝く

憎々しい悪役なのにどこか哀愁を背負ったキャラクターが素晴らしかった。

http://bit.ly/vHTo9F

ああ、良き昭和の時代の猛々しき神々たちのプロレス!

ファンタジー?

いや、「リアル」だったんだよ。

ファンの想像力が「リアル」にしたのだよ。

合掌

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2011年12月20日 (火)

「サイモンズ・キャット」新作:Simon's Cat in 'Fowl Play'

今度の新作UPは早かった。クリスマスに間に合わせたのだろうな。

相変わらず滑らかに動いていますな。七面鳥の代わりに猫缶を置いていくところがイイね。

Simon's Cat HP http://bit.ly/w01vYD

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2011年12月19日 (月)

「スカイリム」から帰還のお知らせ

恥ずかしながら、還って参りました。

と言っても終わったわけではないのですが、舞台となる広大な世界の全体像がやっと掴めてきたのでこれからはマイペースで続けて行けるだろうと(ほんとか?)。

とりあえず、あっちとこっちの世界をバランスよく行き来しつつ、ブログも通常営業に戻します。

それにしても「スカイリム」、凄すぎです。

尚、この一週間のブログ不在時、Twitter には毎日ツイートしていました。http://bit.ly/rQfkSB

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2011年12月18日 (日)

母の一周忌

最近の記憶は曖昧なのに、過去の記憶はいよいよ鮮明になる今日この頃。Rimg4192

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2011年12月11日 (日)

「スカイリム」廃人病

案の定発症した。

Twitterを見ると同じ症状の方がたくさんおられるようだ。先ずは皆、ちゃんと寝よう。

それにしても「スカイリム」のタイムラインの伸びが半端ないぞ。ひょっとして大ヒット?

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2011年12月 9日 (金)

The Elder Scrolls V Skyrim:Xbox360「スカイリム」

いきなりの自由度全開、未知の地を旅する喜びと不安、勝利の快感と敗北(死)への恐怖、様々な階層・人種・共同体の人々との出会い、そして問われる思想信条・善悪の判断・・・

久々にゲーム廃人になりそうだ。


しかもゲーム内の「寒さ」が昨日からの急激な冷え込みのせいでかなりリアルに体感できるのである。節電も兼ねて暖房は控えめにしてプレイしよう!

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2011年12月 8日 (木)

まる(ネコ):ソファとねこ。-Sofa and Maru.-

久々に強烈なインパクトを残してくれたまるさん。THE EVIL WINK、最高!


猫好きはよく判ると思うけど、猫って表情の変化が面白いんだよね。

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2011年12月 7日 (水)

「レーザービーム」Perfume - Laser Beam - PV FULL version

これを紹介するのを忘れていた。http://bit.ly/rKVPg2

フルヴァージョンとは言っても例のメキシコ3人組によるカヴァーなのだが。

しかし、この曲のPVが収録された限定版CD発売から一週間も経たないのに(しかも異国だぜ)この行動力には畏れ入る。

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2011年12月 6日 (火)

Perfume ミュージックステーション出演後インタヴュー動画

アルバム「JPN」については、もっと聴き込んでから書こうかなと思っている。新曲群が堪らん。下手な感想はいらないかも・・・

とりあえず、この動画のあ~ちゃんは面白い。最後のティッシュの下りは最高。http://bit.ly/vYIJGi

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2011年12月 5日 (月)

2011年「ライヴ感想」まとめ&落穂ひろい 3

今年2011年に足を運んだライヴをまとめるにあたり、ブログに感想を載せなかった(よーするにサボった)モノも思い出せる限り記していきたい。

1回目http://bit.ly/vKh0Ul
2回目http://bit.ly/uGBcQX

812日(金)「Bootsy Collins & the Funk U Band~おとなのファンク・ナイト~」@川崎 CLUB CITTA'

ライヴから帰宅後のツイート:
「川崎 CLUB CITTA'ブーツィ・コリンズ祭りから帰還。歌い、叫び、踊り、そして疲れた。だって前から3列目なんだもの、体力をセーブして、なんて器用なことはできません。全身全霊で堪能しましたとも。バーニー・ウォーレルと握手した掌を自分の心臓の上に重ねてみたら涙が出そうになった。」

ブーツィ自らの「場内ハグ練り歩き」でお客さん大喜び。もちろん私もギュッと♡ハグして貰ったのである。

毎度のことだけど、ライヴ進行においては正直冗長なところもある。が、それも含めてファンクでありブーツィのショーなのだ。という訳で全く不満も問題も無し。

813日(土)SUMMER SONIC 2011 1日目@QVCマリンフィールド幕張メッセ

当初は2日目だけのつもりだったのだが、The Strokesの新作が予想以上に良かったのでぜひ生で観たかった事と、あとPerfumeがロックフェスでどういう「受け方」をするのかこの目で確認したかったので急遽行くことに決めたのだ。

先に書いておくけど、フェス全体の感想は「暑い」に尽きる。炎天下での会場から会場への移動中、自分が向かっている場所はひょっとしたら「彼岸」ではないのかと何度も思ったぞ.

MOUNTAIN STAGE

The Pretty Reckless:全く予備知識のなかったバンドであったが、これが結構楽しめた。簡単にいえばHM/HRベースのガールズポップなのであるが、メインを務めるTaylor Momsen嬢に「」があり(歌も上手い)、ステージから目を逸らさせない魅力を放っていた。この色気でまだ10代というのには驚き!どうやら本業は女優さんみたいだね。

BoA:もともと好きでも嫌いでもない、と言うより興味のない人ではあったが、それにしても・・・これじゃあ今のK-POPブームの中で蚊帳の外なのはしょうがないかな。

Perfume:気がつけばキャパ2万と言われているMOUNTAIN STAGEが満員状態、それでも入場者はどんどん増え続けている(最終的に入場規制が行われた)。ステージ正面は開演前から危険地帯になっていた。

始まった。

すげぇ。

終わった。

死んだ。

以上。

だけではあんまりなので、少し補足すると、一曲目『Fake It』の会場全体を巻き込む吸引力というか即効性というか、これがヤバイ。「フェス暴れん坊」たちが瞬時に反応し前方突入、阿鼻叫喚の無法地帯の出現である。何人か救急室に運ばれていたようだ。

フェスということで初めてPerfumeライヴを体験した人が殆どであったと思うが、終演後耳に入る感想はどれも好意的、アイドルなのにとってもフェス向き、という良い意味での意外性に吃驚したというものが多かったようだ。

彼女たち?そりゃもう、最高のパフォーマンスだったよ、決まってるじゃないか。

さて、この後BEACH STAGE に向かったわけだが・・・次回に続く。

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2011年12月 4日 (日)

「法然と親鸞ゆかりの名宝展」@東京国立博物館

開催が今日(12/4)までということなので、慌てて行ってきた。Hounenshinran_main

今年の春に放映されたNHKハイジョン特集「日本最大の国宝絵巻 法然上人絵伝~中世・心の原風景をよむ」を観ていたので若干の予備知識もあったし(松岡正剛氏の解説が素晴らしかった)、法然と浄土宗について更に詳しく知りたいという知的好奇心もあった。

最終日で休日、しかも天気は上々、かなりの混雑を覚悟はしていたが(過去の人気企画の時のような長い行列とかね)、意外にもすんなりと入場できた。

ただ、展示物に小振りのものが多く(しかも数も多い)、ちょっとの混雑で何も見えなくなってしまうのだ。畢竟、ちゃんと鑑賞するためには根気よく列の進むのを待つしかない。最後の最後に空海展の「立体曼荼羅」のような圧倒的な劇場型クライマックスが訪れることもなく、ただただ貴重な「資料」(「芸術」じゃないのだよ)をひたすら拝み続けるという苦行が入口から出口まで長時間続くのである。これがほんとに疲れるのだよ。3300x295_2

結局、後半は集中力が続かず流し見になってしまった。開催当初の空いている時期に来ればよかったなぁ、と激しく後悔。

そんな中、一番強く印象に残ったのは親鸞の「強い」顔(眉毛!)であった。

善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや

南無阿弥陀仏。

GRDⅣ:上野の紅葉もなかなかの風情。Rimg4123

またおまえか。Rimg4124

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2011年12月 3日 (土)

朝のお勤め「朝ジミ」 第十五週

毎朝必ずジミ・ヘンドリックス関連の曲を聴いて1ツイートしなければならない、という厳しくも楽しい朝のお勤め「朝ジミ」を己に課した。だが朝の限られた時間で一曲聴き140字以内でツイートするという朝課はなかなかの鍛錬(何のだ?)にはなるのだが、Twitterの宿命とはいえ書き込んだ傍からあっという間に過去に流れ去ってしまうのはちと寂しい。

そこで、一週間分ごとに若干の加筆修正を施しブログにアップすることにしたのである。

Button_new10a朝ジミ」まとめ:http://bit.ly/reHwKA

第十五週:平成23年10月16日~10月22日

1016日(日)
今朝のジミヘン、『Highway Chile』、当時の日本盤ファーストには未収録だったため、私は72年の編集アルバム「War Heroes」で初めてちゃんと聴きました。その時はGSみたいな曲だなという感想を持ったことを覚えています。後になって、それはイントロの印象的なユニゾンチョーキングをGSの方々が盛んに「引用(パクリ)」していたせいだ、と気が付きましたが。

1017日(月)
今朝のジミヘン、『Have You Ever Been Disappointed』、65年8月5日アイズレーブラザースとの最後の録音から。抑制されたシンプルなバッキングにロナルドのスイートなヴォーカルが乗るバラード曲、悪かろうはずがありません。ジミは終始(まじめに)アルペジオを奏でていて、時折控えめにオブリガートを加えています。

1018日(火)
今朝のジミヘン、『Message To Love』、ウッドストックから。フェス最終日で体力限界、おまけにほぼ徹夜状態で意識朦朧、気力だけであのエクスペリエンスの登場をひたすら待ち続けた観客にとって待望の一曲目がこれというのは・・・当時の観客が誰も知らない曲だし、見たこともないメンバーが沢山いるし、演奏も掴み所がなくバラバラに聴こえるし、第一ジミによればバンド名自体が違うようだし、その壮絶なガッカリ感は想像に難くありません。そりゃ早めに見切りをつけて帰りたくもなるでしょう。それでも残った人だけが「歴史」を目撃することが出来たのです。

1019日(水)
今朝のジミヘン、『Room Of Full Mirrors』、BOX「エクスペリエンス」から。69年4月21日、エクスペリエンス内で相変わらずノエルとの確執が続く中、旧友ビリー・コックスとの再開後初めてのレコーディングセッションでの31テイク目!この演奏はBOXの中だけに眠らして置くのが勿体無いほどジミが絶好調です。本当に楽しそうにプレイしているのが伝わります。ところでドラムが不明となっていますが、誰なのでしょう?

1020日(木)
今朝のジミヘン、『If 6 Was 9』、AXISから。ギターサウンドはストラトそのものといった乾いたトーンですが、冒頭のリフ(映画『イージーライダー』での使用シーンは今でも強く印象に残っています)やフリーフォームな後半等、全体の印象はかなりヘヴィーなものとなっています。歌詞も「俺流宣言」みたいな内容ではありますが、そこに脳天気な楽観性は感じられません。黒人系ミュージシャンにしては珍しくジミにはブルースマンやJBそしてマイルス達のような「俺様」性が希薄なのです。人との関係性やその評判に気を回し過ぎなイメージがあります。そう、決して「ボス」向きじゃなかったんですよね。

1021日(金)
今朝のジミヘン、『It's Too Bad』、バディ・マイルスのドラムとオルガンのラリー・ヤングで69年2月録音。兄との確執や黒人コミュニティーの関係などに言及したシビアな唄の内容も含め完成度の高いブルースナンバー、と思いきや後半のジャム部分ではツボを心得た奏者達によってマイルス・デイヴィスが参加していたとしても違和感のないようなクールな展開をみせてくれます。そういえば、ラリーはこの年の8月に「Bitches Brew」の歴史的なレコーディングに参加することになりますし、バディも後にマイルスからレコーディング・セッションに呼ばれることになります。「縁」は確かにあったはずだったのですが、「機会」は永遠に失われてしまいました。

1022日(土)
今朝のジミヘン、『My Friend』、アンソロジーから68年3月ホテルの一室で弾き語りによるデモ音源。曲調も名声故の孤独に対する心情を述べた詞もまさに「黒いディラン」であります。しかし、唯一の友達が己の影だけ、というナイーブな詩を書くような人物がデビュー当時は異形のPOPスターを演じていたわけなのです。う~む、感慨深いですね。

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2011年12月 2日 (金)

東京事変@東京国際フォーラム 2011.12.2

2004年のフジロックでデビュー直後のステージを観て以来、観たい観たいと思いつつもなかなかチャンスがなかった(チケットが取れないのよ)東京事変のライヴをやっと観ることが出来た。

Img_new 予想通り、いや予想以上の素晴らしいライヴ・パフォーマスであった。一曲の中に数多くの複雑な「キメ」を仕掛けつつも決してフュージョン的なテク至上主義にはならず、ロックバンド・ライヴの「ケレン味」として活かされている演奏はもちろん、照明や装置など舞台演出も大変良かった。特に映像の使い方!プロローグから一曲目が始まる瞬間は鳥肌モノであった。

初期の事変はどうしても「林檎+α」のイメージが強かったが、今はもう完全に「東京事変」というバンドとしてのサウンドを確立している。

そこにはハード、オルタナティヴ、メロウ、ファンク、ゴージャス、そしてJ-POP(?)等々のカテゴライズを超越した変化自在な音楽性と、それを実現する高い演奏能力がある。それでいて決してスタジオ系の職人サウンドにはならない「ロックバンド」としての矜持があるのである。

とはいえ、どの楽曲にも必ず「ノイズ成分」が含まれているところが椎名林檎印の象徴ではあるのだが。

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2011年12月 1日 (木)

2011年「ライヴ感想」まとめ&落穂ひろい 2

今年2011年に足を運んだライヴをまとめるにあたり、ブログに感想を載せなかった(よーするにサボった)モノも思い出せる限り記していきたい。1回目http://bit.ly/vKh0Ul

321日(月)第5回「なかのぶジャズフェスティバル」@荏原文化センターhttp://bit.ly/vh32sS

49日(土)「黒猫チェルシー」@鶯谷・東京キネマ倶楽部http://bit.ly/vbqfyt

415日 (金)「Johnny Winter」@Zepp Tokyo http://bit.ly/gxVvKU

55日 (金)「ムーンライダーズデビュー35周年記念:火の玉ボーイ コンサート」@芝メルパルクホール http://bit.ly/ka3SZ1 

522日 (日)「外道ワンマンライブ」@初台THEDOORS http://bit.ly/khmAAD

この間、身体一部不調のためライヴ行かず。

713日 (水)「友川カズキ」@学芸大学アピア http://bit.ly/oURUuV

86日(土)松風鉱一sax&小森慶子sax5+清水くるみp,吉野弘志b,藤井信雄ds@国立NO TRANKS

今回は久々の中央線ジャズ(?)ライヴ鑑賞となった。小森慶子は渋さ知らズ参加時からお気に入りのリード奏者で、松風鉱一はその師匠筋にあたるミュージシャンである。良い雰囲気のライヴハウスで良質のジャズを聴く、そこにはロック系ライヴにはない楽しみがある。

この国立NO TRANKSも良い店なのだ。http://notrunks.jp/index.htm

中央線ジャズ決定盤101」についてのブログ記事http://bit.ly/sPl0yP

今回はここまで、次は「サマーソニック」前後。

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