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2011年9月 3日 (土)

朝のお勤め「朝ジミ」 第七週

毎朝必ずジミ・ヘンドリックス関連の曲を聴いて1ツイートしなければならない、という厳しくも楽しい朝のお勤め「朝ジミ」を己に課した。だが朝の限られた時間で一曲聴き140字以内でツイートするという朝課はなかなかの鍛錬(何のだ?)にはなるのだが、Twitterの宿命とはいえ書き込んだ傍からあっという間に過去に流れ去ってしまうのはちと寂しい。

そこで、一週間分ごとに若干の加筆修正を施しブログにアップすることにしたのである。

Button_new10a朝ジミ」まとめ:http://bit.ly/reHwKA

第七週:平成23年8月21日~8月27日

821日(日)
今朝のジミヘン『House Burning Down』、3rdから。録音された60年代後半から70年代にかけては暴動の時代でもありました。そして現在も・・・。何が変わったのか、何も変わらなかったのか、この曲が先日の英国の暴動に向けた歌と言われても何の違和感もないです。

‘Try to learn instead of burn''

822日(月)
今朝のジミヘン『Like A Rolling Stone』、'67年モンタレーポップフェスティバルでの歴史的ライヴから。73年頃、オーティス・レディングとのスプリット・アルバムで初めて聴きました。当時はまだディランに対する理解もなくて、なんでフォークの曲を?と思ったもんです。若さ故の無知ですね。いや、逆にそれでこの曲やディランに興味を持ち始めてのですから結果オーライということでしょう。今では大好きな演奏です。詞の意味を十分理解した上で、この凱旋ステージでのジミの心情に想いを巡らせながら聴くと更に味わい深いものがあります。

それにしても、知的な繊細ささえ感じさせるこの曲とあの刹那的な暴力衝動顕な『Wild Thing』が両立してしまうライヴ・パフォーマンスというのは改めて凄いです。当時の(アメリカの)聴衆にとっては驚天動地の衝撃だったでしょうね。

823日(火)
今朝のジミヘン『Fire』、67年「BBCライヴ」出演時の'録音。当時の英国音楽界の特殊事情、つまり演奏家の権利を守るため(演奏の機会を奪ってしまう)レコードによる音楽放送を制限するという英国音楽家協会の「素晴らしい」取り決めのせいで、今日我々は60年代ロックの貴重な(放送向きの)生演奏の数々を聴けるのであります。まず「生」が上手くなきゃ話にならなかった訳ですね。

824日(水)
今朝のジミヘン『Love Or Confusion』、これもBBC、第1回出演(67年2月)の時のもの。まだエクスペリエンス結成から4ヶ月程、それでもうこの複雑なバンドサウンドを持つオリジナル曲を作り演奏しますか、そうですか。しかし、どうしたらこんな曲を思いつくのでしょうか。そういえば、あるミュージシャンがジミはいきなり全体像が頭に浮かぶのではないかと言っていました。そうじゃなければ『Fire』みたいな曲はとても出来ないとも。デビューアルバムには確かにそんな曲が多いですね。

8月25日(木)
今朝のジミヘン『Bolero』、アンソロジーから。ライヴのインプロヴィゼーションで披露していた小技の集大成のようなインスト曲。一聴するとジャムのようにも聴こえますが実は細部にわたって作り込まれているのです。もともとは『Hey baby』の前奏曲として用意されたものとのこと、であるなら、ここは続けて聴くのが作法でしょう。

826日(金)
今朝のジミヘン『Foxy Lady』、1stアルバムの1曲目です。マディ的ワンコードブルースの革命的解釈による発展型、もしくは HM/HRの始祖とでもいいましょうか。ブルースロックの黎明期であった当時の英国においてはさぞやインパクトは絶大だったでしょう。

827日(土)
今朝のジミヘン『Burning Desire』、バンドオブジプシーズのスタジオ録音版(70年1月)です。フィルモアのライヴ版よりも複雑で緻密な演奏ですが、歌もギターソロも入っていません。つまり、将来この曲を完全に仕上げる予定でのベーシックトラック録りだったのではなかったのでしょうか。しかし残念なことにバンドは数日後(1月16日)にあえなく解散してしまいました。残念なことです。

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コメント

ミッチはジミに認められた偉大なドラマーです
あのエリック・クラプトンに「リズムが悪いからベースを弾いた方が良い」と言ったジミがリズムにうるさくないはずがない。

ジミヘンバンドは現代でも3ピースのお手本になります。
音厚、リズム、アレンジ、即興、どれもハイレベル

中途半端な音楽ファンはビリーとミッチのことを
軽視しがちですが素晴らしいミュージシャンです
特にミッチのドラムは本当に素晴らしい、
結局は好みの違いになるのかもしれませんが…

ミッチの生前の言葉で
「叩くべきことはジミのギターが全て教えてくれた」
という言葉を残しています

彼もジミと一緒で理論派ではない、
感性の優れた偉大なドラマーであったことが
表れている一言だと思います

長々と失礼しました

投稿: | 2011年12月31日 (土) 08時59分

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