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2010年11月29日 (月)

シャッフルでゴー 12

お約束
1.毎回新たにシャッフルする。登場順で最低3曲以上、選ばれた曲は必ず論評する。

2.ただし、同じアーティストが続いた場合は別のアーティストが出るまで進める。

3.以前論評した曲は再び採り上げない。

ということでいってみましょうか。

1曲目『ReunionGentle Giant1972年
51sarpranjl__sl500_aa300_ 5枚目のアルバム「In Glass House」からキーボードのケリー・ミネアが歌う美しい小品。

中世の吟遊詩人のような声の持ち主であるミネアが歌うパートは基本的に美しく繊細なメロディを伴う場合が多いのだが、この曲は短いながらもそんなミネアの魅力が凝縮された一品である。プログレ的な大仰さを避けた弦楽室内楽風のアレンジも素晴らしい(本人たちが演奏している)。他にもミネアのヴォーカル曲には良いものが多い。例えば「Octopus」収録の『Think Of Me With Kindness』とか1stアルバムの『Nothing At All』とか(途中で驚愕の展開をするが)・・・こんどミネア絡みだけでベストを作ってみようかな。

2曲目『人生は川のようなもの 』(ここはあえて日本語タイトルで)PFM (Premiata Forneria Marconi)1973年
51stp3h7rrl__sl500_aa300__2 うわー、この曲が出てくるとは思わなかったぞ。

これはもうね、ロックで最も美しい曲を選べと言われたらかなり上位で選ばざるを得ないぐらい大好きな曲だ。最高の演奏技術と見事な構成力、そしてイタリア人でしか作り得ないし歌い得ない美しいメロディ、これ以上はない完璧な完成度だと思う。

そういえば大学生の一時期、毎朝これを爆音で流して目覚めていたことを思い出した。朝から近所迷惑甚だしいな。申し訳なかった。

3曲目『The Natchez Burnin'Howlin' Wolf1966年 
51ixcchhebl__sl500_aa300__2 なんと言ってもこの声、そしてこの風貌だな。特に声、一度聴いたら嫌でも耳に残る唯一無比のだみ声。若い頃に漠然と「ブルースはだみ声」というイメージがあったのだが、そうか大元はこの人だったのかと後年ブルースを本格的に聴くようになって腑に落ちた。

実は、ウルフを積極的に聴くようになったのは今世紀に入ってからなのだよね。きっかけは2001年から2年間ほど続いたわが人生最大の「ザッパ祭り」中にその流れでキャプテン・ビーフハートの再評価があったからだ。数々の音源を聴くうちにビーフハートにとってはオーネット・コールマンとハウリン・ウルフがアイドルだったという事実に深く納得するところが多々あり、結果自分にとってもウルフが特別な存在となっていったのだ。

そいえば、映画「キャデラック・レコード」でイーモン・ウォーカー演じるハウリン・ウルフはえらくカッコ良かった。http://waretadataruwosiru.txt-nifty.com/blog/2009/08/post-6eb2.html

今回はここまで。また次回。

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