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2010年10月21日 (木)

Xbox360「レッド・デッド・リデンプション」 RED DEAD REDEMPTION クリア

メインストーリーとなるクエストを全てクリアした。ゲームをやり遂げたというより良質の映画を観終えた(作り上げた)という印象だ。

前回ブログ記事http://waretadataruwosiru.txt-nifty.com/blog/2010/10/xbox360-red-dea.html

物語は大きく分けると「アメリカ西部編」、「メキシコ編」、「アメリカ東部・北部編」という三部構成になっている。前回のブログはメキシコ編に突入したばかりの時に書いたもので、この時はメキシコ編も能天気なキャラが多かったアメリカ編同様にエンターテイメント性重視のマカロニ的展開になるのかと思っていた。

ところが、これがどうにも救いの無いリアルでシビアな世界観が支配し始める展開になっていく。

「法」が「法」として完全に機能していないこの世界においては己の信じる事こそ唯一の「法」であって、そこでは善も悪もきわめて相対的なものでしかない。極端に言えば自分以外は(自分が認めたもの以外は)存在する価値さえない、ということだ。だからこのゲームに登場する(主人公も含めて)人物たちは皆、非常に饒舌に己の信念(法)を語るのだ。

そしてメキシコ編ではそんな輩が将軍として軍を統率していたり、もしくは革命家と称して民衆を扇動している現実が描かれている。我々の眼(もしくは終始第三者である主人公)から見れば本当に最低最悪の連中だ。それはもう「今朝ひりだした自分のクソの方が可愛く見える」(ある登場人物の言葉)ほどだ。

だがしかし、それではこの世界では何が正義で何が悪なのか?

そして第三部では主人公がその当事者となってその問題に直面していくことになる。

とここから、非常にネタバレを書きたいのだが・・・自重する。

ただ、これだけは書いておく。

エピローグ的に登場する最後のクエストはそれが発生した瞬間にその意図が理解できて自然と熱いものがこみ上げてきた。すっかり主人公に同期してしまっていた私はラストの行動を選ぶことに何の躊躇もしなかった。何故なら自分が「法」でありこれは「裁き」なのだから。

あ、もちろんゲームとしても初心者から猛者まで十分に楽しめる自由度の高いシステムだよ、無理にメイン・クエストを進める必要もないし。エンドタイトルの後もそのまま続けることもできるしオンラインも楽しい。

今年の春に出たアメリカ版を凡人さんという方が自ら翻訳した字幕つきでニコニコにアップした動画があるので興味があったらどうぞ。

動画リストhttp://www.nicovideo.jp/mylist/19141819

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