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2010年9月23日 (木)

墓参りと美術館

お彼岸の肌寒い雨模様の天気の中、弟の家族と共に墓参り。Rimg1263a

墓参りの後、観音崎の京急ホテル フレンチレストラン ル・ボ・リバージュで昼食。

このレストランは東京湾を望む眺望が素晴らしいことで有名で、今回は生憎の悪天候ではあったが、それはそれでまた違った趣があった。Rimg1268a

食事はもちろん美味しかったが、盛り付けの彩りも目を楽しませてくれた。

デザートRimg1269

Kh1昼食後、義妹の薦めで近くの横須賀美術館へ。

近代・現代美術を中心に展示する美術館で、ちょうどポップ・アート展1960's-2000'sを開催中であった。私にとっては直球ど真ん中の企画だ。

横須賀美術館HP
http://www.yokosuka-moa.jp/index.html

他にも興味をそそる陳列作品が多く、この美術館自体がかなり自分に「ピッタンコ」のようである(ただ如何せん場所が遠すぎるのが残念)。

Rimg1280_4音響彫刻家原田和男の音の出る彫刻群。

これらの造形物(楽器?)のほとんどは自由に触れて音を出すことが出来るのだ。この写真はわざと人が写らないように撮影しているが、実はこの直前まで鑑賞者たちが思い思いに音を出していて会場に(不思議と不快ではない)ノイズが満ち満ちていたのだ。

自分も幾つか奏でてみたが、これが結構夢中になる。アフリカや中南米の民族楽器を髣髴させる打楽器系の造形物(楽器?)が多いこともあり、内なる「太古」の響きが共鳴するのかも、「太鼓」だけに・・・忘れてくれ

4c088eef9a857詳細はこちら)「第2期所蔵品展 特集:原田和男」展http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/josetu/842.html

天気が良ければ(本来は)屋外の芝生の上に展示されるらしい。それは気持ち良さそうだなぁ。

そして、日本の洋画家朝井閑右衛門(1901-1983)の常設展示も心に強烈な印象を残した。

『電線風景』朝井閑右衛門 1950(昭和25)年Px430_02_2
ルオーに強い影響を受けた初期(戦前)の画風が戦中戦後を経て独自性の強い(濃い)画風に変化するあたりが圧巻である。内面性は強くなるのだが閉塞感や暗さは伴わない。むしろ色彩は重層的になり表現はエモーショナルで狂気さえ漂う。・・・なんて、「評論もどき」はともかく、ようはガツンと私の心に来たのですよ。

実はこの画家の名はまったく知らなかった。そこでもっと作品や本人の事を詳しく知りたくて、帰りに画集や関連書籍がないかと売店をのぞいたのだが小さな冊子のようなものしかなかった。いかにも物足りなく、帰宅してからネットで調べることにしたのだが・・・

どうやら生前からまともな画集も刊行せず個展もほとんど開かなかったというかなり特異な人物だったようだ(ただし画壇での評価は高かった)。だからだろうか、ネット上に資料的に参考になる情報は数少なかった。多かったのは画廊などの業者系のものばかりだ。職業画家であれば当たり前のことではあるが、作品のほとんどは売られて散逸してしまっているのだろう。

ひょっとしたら、この横須賀美術館での(一部とはいえ)朝井作品の常設展示はかなり画期的なことだったのかもしれない。めぐり合えたのは僥倖だったのかな。

とりあえず、数少ない貴重な情報の中から見つけた関連書籍を1冊注文した。

こんなところかな。

おまけ)美術館にて。記念写真的な何かRimg1274

Rimg1279a

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コメント

横須賀美術館!いいな~。
わたしも前からいきたかったんですけど、
ば、場所が遠すぎません・・・?
普通に電車でいくには、とても遠かった記憶が・・。

投稿: yuri | 2010年10月 2日 (土) 21時27分

yuri様

そうなんですよ。
いつか再訪しようと調べてみたら
我家から電車とバスを乗り継いで
なんと片道で約2時間!
これはちょっとした旅行ですね。

でも1日観光と割切れば観音崎周辺はそれなりに魅力がありそうです。

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/park/kannonzaki/

行ってみようかな・・・

投稿: Kussy | 2010年10月 3日 (日) 08時44分

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