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2010年2月26日 (金)

「ベルセルク」再開中

長期休載で今後の方向性に手応えを掴んだのか快調な滑り出しだ。例の海賊親分やイシドロとパックの漫才コンビやらのギャグ・テイストも全開で作者が楽しんで描いていることが良くわかる。魔物と人間が同一世界で共生という物語の完全なファンタジー化は、作者のとっては因縁とか伝承とか異世界とかの裏設定がなくても好きなときに好きなように魔物を登場させることが出来る免罪符を手に入れたも同じだ。何でもあり、ということだ。この物語で言えば、現(人間界)と幻(魔界)という単純な対比構造は既に意味を成さなくなってしまったのだ。

では物語はどこへ向かうのか。

極端な話、ここまで設定が出来上がっていれば細部を描き続けるだけで(いわゆるサーガ化ですな)永遠と際限なく続けることも出来るだろう。この作者の場合それもありそうだから怖い。最後の最後は「未完」だったりして、いや自分が先に読めなくなりそうだな。

とはいえ、ガッツとグリフィスの最終決着という結末は揺らぐことはないだろうから、そこまで向かう道筋がどうなるかということだ。個人的には、魔物側でも人との共存を選ぶか支配するのか(それとも食っちゃうのか)、という個々の志向性の違いが顕在化してきそうな気がする。特に鷹の団関係は人間側も含めていろいろな問題を孕んでいて(先ずは戦後処理)、珍道中の主人公御一行様(どこに向かっていたんだっけ?)よりも物語り進行上重要な存在になってきたようだ。

ネタばれになるのでここ最近の展開については詳しくは書かないが、珍道中に登場した新しいキャラが今後の展開の鍵を握るような・・・どうだろう。

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