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2010年2月

2010年2月27日 (土)

チャンバラトリオの南方英二さん死去

2月26日。77歳。

http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/sponichi-kfuln20100228006010/1.htm

あの顔とあの声、そしてハリセン。昔は正月のお笑いといえば、お染ブラザーズや東京コミックショウそしてチャンバラトリオ等の毎度毎度のお約束なのに繰り返し見るほど面白いという愛すべきマンネリ芸が定番だった。子供のころから親しんできた個性的な芸人がまた一人逝ってしまった。

映画「ソナチネ」で演じた殺し屋役も強烈な印象を残した。芸人の持つ素の「凄み」をタケシだからこそ掬い上げることが出来たのかもしれないが。

ご冥福を祈ります。

合掌。

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2010年2月26日 (金)

「ベルセルク」再開中

長期休載で今後の方向性に手応えを掴んだのか快調な滑り出しだ。例の海賊親分やイシドロとパックの漫才コンビやらのギャグ・テイストも全開で作者が楽しんで描いていることが良くわかる。魔物と人間が同一世界で共生という物語の完全なファンタジー化は、作者のとっては因縁とか伝承とか異世界とかの裏設定がなくても好きなときに好きなように魔物を登場させることが出来る免罪符を手に入れたも同じだ。何でもあり、ということだ。この物語で言えば、現(人間界)と幻(魔界)という単純な対比構造は既に意味を成さなくなってしまったのだ。

では物語はどこへ向かうのか。

極端な話、ここまで設定が出来上がっていれば細部を描き続けるだけで(いわゆるサーガ化ですな)永遠と際限なく続けることも出来るだろう。この作者の場合それもありそうだから怖い。最後の最後は「未完」だったりして、いや自分が先に読めなくなりそうだな。

とはいえ、ガッツとグリフィスの最終決着という結末は揺らぐことはないだろうから、そこまで向かう道筋がどうなるかということだ。個人的には、魔物側でも人との共存を選ぶか支配するのか(それとも食っちゃうのか)、という個々の志向性の違いが顕在化してきそうな気がする。特に鷹の団関係は人間側も含めていろいろな問題を孕んでいて(先ずは戦後処理)、珍道中の主人公御一行様(どこに向かっていたんだっけ?)よりも物語り進行上重要な存在になってきたようだ。

ネタばれになるのでここ最近の展開については詳しくは書かないが、珍道中に登場した新しいキャラが今後の展開の鍵を握るような・・・どうだろう。

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2010年2月25日 (木)

「カレーライス太郎」byのっち

自分にラジオネームをつけるとしたら?という質問にのっちが即答。

ツボに来た。

夜中に腹が痛くなるほど笑ってしまった。

わかる人にしかわからんネタですまん。

Perfumeは4月14日に1年ぶり(!)の新曲発売。

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2010年2月24日 (水)

デイヴィッド・シルヴィアン Manafon

まるで深い森の中にいるようだ。6162ptrknel

即興演奏家による音源(不協和音、スクラッチや電子音などのノイズ)を基に編集・構築されたバッキングにシルヴィアンの歌声を融合させるという方法は前作でデレク・ベイリー等と成し遂げた成果の発展形とも言える。ただ前作が即興演奏家と対峙した(もちろんエゴイスティックなぶつかり合いという意味ではなく共振・感応を生み出すような)スタイルであったことに比べるとよりパーソナルな内容だと思う。ありがちな言葉を使えば前作はコラボ、今作はソロといったところか。

彼の歌が醸し出す幽玄な音世界をより深化させるために、それらの音源は注意深く(繊細にもしくは大胆に)配置されている。そこには絶対的な彼の歌と意思が存在していて「即興」的要素が入り込む余地はない。既成の音楽概念に囚われない刺激的で魅力的な素材として扱われているだけだ。

結果としてこれは大正解だったと思う。その唯一無比の声質のため誤解されがちだが彼は基本的にはメロディーありきのオーソドックスなスタイルの歌手なのだ。だが既成の音楽スタイルでは限界があるほど突出して個性的であるため、その歌声を最大限に活かす為にはバンド(JAPAN)時代から試行錯誤の旅を続けざるをえなかった(その時折で最良の成果をあげていたが)。極端な話、最終的にはアカペラ・アルバムに行き着くのではないかと思っていた。いや、ある意味、今回はほとんどアカペラのようなものかもしれないな。

余談だが念のため。「素材」という概念は現代の(少なくとも同時代的意識のある)音楽家にとっては「される」側も「する」側もほとんど抵抗のない当たり前の発想なのだ。ただ「パクリ」とは違うのだがね。それはまた別の話。

中途半端だがこの辺で。要は良いアルバムなのでみな聴いてくれという事です。

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2010年2月22日 (月)

龍馬伝 第8話「弥太郎の涙」

今回の実質的主人公は傍から見るには面白いが近くにいたら大迷惑、決して好きにはなれそうもない岩崎弥太郎である。

幕末動乱の真っ只中をしたたかに生き延び、その人間関係や己の商才を活かして海運事業で財を成し、日本最初の(最後の?)政商にして最大の財閥三菱を築き上げた男、岩崎弥太郎。三井、住友など他の財閥が江戸時代からの家業の流れで存在できたこととは違って、侍とはいえ郷士(下士)ですらない最底辺である地下浪人出身の彼がそこまでの成功を収めたのは混乱の時代であるとはいえ驚異といっても良い。その分、頭脳と度胸だけで道を開いてきた立志伝中の人物にありがちなように毀誉褒貶も激しい人であったようだ。このドラマで香川が過剰なほど濃厚に演じる高慢で自信過剰で傲岸不遜で自負心の塊のような(ひどいな、でも良いところも・・・少ないかな)弥太郎の姿はそんな(後年の)彼のイメージをぐっと濃縮したようなものだと思う。かっては財閥、今は大スポンサー様である三菱の始祖をこうまで描けるのはNHKだからこそだろうな。

ただ、若い頃からこんな性格では人に疎まれることはあっても好かれることは絶対無い。岩崎の最大の武器でもあった恵まれた人間関係の構築などまず無理だ。だから、ドラマ上で誰がその高慢の鼻柱をへし折ってくれるか非常に興味があった。弥太郎を一度完膚なきまでに叩きのめし、バランス感覚というか力の出しどころセーブの仕方に意識的にさせてくれるような人物。それは(史実的にも)吉田東洋以外にはいないとは知ってはいた。ただそれは弥太郎の投獄後のことでもあるし、どう接点を描くのだろうと思っていた。まさか龍馬がお膳立て、なんてのは嫌だし。

そしたらこれですよ。

なんの力もない者は、黙ってるしかないがじゃ」by吉田東洋

水争いの不当な裁きの異議申し立てに訪れた弥太郎・龍馬へのこの一言。

田中泯演じる吉田東洋の異様な迫力もさることながら、脚本が良い。前に松陰から「何者じゃ」と言われた龍馬に今回前半で「何者にもなっていない」と言わせ、そして最後に東洋からこれ。

「何者か」である以前に「何者になりたいのか」さえ不確かな二人には強烈な言葉だ。特に弥太郎には次の言葉もかなり効いたようだったな。

わしは殴ってもええがじゃ天才じゃき

「力」を得なければどうにもならない。それは為政者としての権力なのか、はたまた別のものなのか(歴史的事実として答えは知っているのだけどね)。さらに弥太郎の獄中生活と東洋との関係がどう彼に変化をもたらすのか。次週以降も興味は尽きない。

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2010年2月21日 (日)

Ben's pop club@阿佐ヶ谷Yellow Vision 2010.1.20

高円寺在住の知人kmkb氏のお誘いで村上ベン氏率いるBen's pop clubのライヴを阿佐ヶ谷まで観に行ってきた。

GSなど昭和歌謡ポップスのカヴァーを中心とした演奏なのだがベン氏(50代後半?)以外が若いミュージシャンということもあり決して懐古趣味だけに終わらない楽しいステージだった。モップスやジャガーズ、大滝詠一そして浅川マキまで、私にとっては直球ど真ん中の選曲だったのも嬉しい(エロネタのMCも良いねぇ)。どんな場でもどんなお客さんでも必ず楽しませますという、村上ベン氏の姿勢が素晴らしい。ベテランミュージシャンてのはほとんど「芸人」の世界だな。

kmkb氏、ありがとう。

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2010年2月19日 (金)

DAMO                 「一人でそこに座ってる 頭のイカレた奴 虹の上から小便」

ダモ鈴木である。

先日購入したポータブルヘッドホンアンプの効果抜群なのがCANなのだ(あとPerfumeね)。特に「タゴ・マゴ」はヤバ過ぎる。もうね、同じ日本人として誇りに思うよ、いやホント。

名曲過ぎる「Oh Yeah」を聴いて(観て)ちょうだい。

ダモに限らず全員怪しすぎるのだが音楽的才能は半端ない。現代音楽の手法を取り入れつつもビートは肉体的グルーブ感に溢れている(ヤキのドラムがすごい)。70年代初頭に確信犯的にこのような音を出していたことに今さらながら驚嘆する。

で、ホントのライヴも凄いんです。

どうですか?きもちわるいですか、わけわからんですか、ああそうですか。

ではお口直しにCANのメンバー、怪人ホルガー・シューカイの美しき名曲を紹介。

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2010年2月18日 (木)

藤田まことさん死去

2月17日死去。76歳。

http://www.asahi.com/showbiz/news_entertainment/OSK201002180059.html

最近の姿は死期を悟っていたようにも見えたが・・・

「必殺」の中村主水と言いたいところだが、訃報を知った時私は『当たり前だのクラッカー』でおなじみあんかけの時次郎(「てなもんや三度傘」)を真っ先に思い浮かべた。

あの頃の日曜夜のテレビは楽しかった。6時から「てなもんや」を観て、6時半から「シャボン玉ホリデー」というのが定番コースだった。「シャボン玉」は洗練された大人の世界を垣間見せてくれたが(子供にとっても魅力的だった)、「てなもんや」の関西独特の泥臭さ(コテコテ)だけではないスピーディーで斬新なお笑いの世界は衝撃的だった。今でこそ関西系タレントが全国区で活躍するようになったが、当時は一部の人気者を除けば関西以外での認知度は非常に低く、まして若手の芸人が東京のテレビに登場する確率など無いに等しかった。そんな状況下での東京の芸人には無いエネルギーとスピード感にあふれた若い藤田まことの登場は子供心にも衝撃的だった。だからこそ、後年は役者として充実した活躍を続け誰もが代表作や役名をすぐに幾つか挙げられるほどの成功を収めたが、大物然とした近年の役柄よりも私にとってはあんかけの時次郎のイメージがいつまでも強いのだ。

ご冥福を祈ります。

合掌。

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2010年2月17日 (水)

ポータブルヘッドホンアンプ

某家電量販店のポイントがかなりたまっていたので試しに購入してみた。

これは良いものだ。

audio-technica ポータブルヘッドホンアンプ AT-PHA10 BK31onsyhpil_sl500_aa280_

何をもって良い音とするかは最終的に個人の好みの問題であるし、どうやら手持ちのヘッドフォンとの相性もあるようだが、少なくとも自分の場合は劇的に変化した。中域から低音にかけての響きがより豊かになり音像が明確になったことで音の拡がりも増した。一番はっきりと違いが判るのはヴォーカルだ。アンサンブルに埋没することなくグッと前に出てきて聴き取りやすくなった。また、反復リズム系や音響系の長尺物でも高域が必要以上に強調されない(ここは好みの分かれるとこるか)ので聴き疲れしなくなり最後まで集中が途切れなくなった。http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/at-pha10.html

店頭で自分の携帯プレイヤーを使って試すことも出来るので興味のある方は最寄の量販店に行ってみて下さい。

Amazonでの紹介はこちら

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2010年2月16日 (火)

2010年 楽しい音楽生活

iPodの中身を大幅に入れ変える。昨年マイブームとなっていたブルース系を再生頻度の高かった数枚のアルバムを残してバッサリと削除(ファイルはHDDに残した)。代わりに入れたアルバムは新旧問わずクリエーターとして個性(あく)の強いものが中心。きっかけは今年になってリマスター版を入手したCANや前にここでも紹介したBetty Davisなのだけど、最近になって急激にのめりこんだWilcoが決定的だった。音楽的な面だけでなく「今」の自分の感性に刺激を与えてくれるのだ。やっぱ「刺激」だよな、と基準がはっきりすれば、「そのままiPodに残すアルバム」「HDDのファイルやマイ“ダンボール”ライブラリーから選ぶアルバム」「新たに購入もしくはレンタルするアルバム」の選考はさくさく進むのだ(と言いつつ一晩かかってしまった、選ぶたびにいちいち聴いちゃったりするからだが)。

で、このiPodの新たな中身についてはおいおい紹介していくつもりだ。3月には今でも私の感性に(上書きで)刺激を与えて続けてくれるジミ・ヘンドリックスの諸作が最新のリマスターで再発されるし、ネタ的にも尽きないと思うしね。

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2010年2月15日 (月)

Carpenters カレンのドラム

前からドラムが上手いのは知っていた。本人はもともとジャズ系のテクニカルなドラマーになりたくて音楽を始めたらしいし、カーペンターズとしての大成功とバンド内での立ち位置には微妙な感情もあったかもしれない。そのガス抜きの為なのか、ライヴでは必ず彼女のドラム・パフォーマンスがあったという話を聞いていた。残念ながら自分は実際にライヴを見てはいないので(過去の日本公演の際にもこのパフォーマンスがあったかどうかは判らないが)、いつかこの目で見てみたいと思っていた。

そんなことを突然思い出して、例によってネットで検索していたらこれを見つけた。元はYoutubeだけどコメントが面白いのであえてニコニコで。

あくまでもショウとして見せることを前提としたパフォーマンスではあるが、マーチングドラムの基礎(ルーディメンツ)がしっかり出来た安定感のあるドラミングだ。これだけでもかなりの実力派ということがよく判る。ドラムに専念していたとしても高い評価を得るようになっただろう。長生きも出来たかも・・・

探してみたら、日本公演でのパフォーマンスも発見。

兄妹そろってザッパが大好きだったと兄リチャードが発言しているが、カーペンターズの演奏するザッパ・ナンバーも聴いてみたかった(ドラムはもちろん妹で)。ザッパって意外と良いメロディの曲が多いのだ。でも詞は・・・やはり無理だな、こりゃ。

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2010年2月14日 (日)

龍馬伝 第7話「遥かなるヌーヨーカ」

弥太郎の「おまっさんと呼んでくれ」、これは直球過ぎるだろう。普段、学問の間に何を妄想しているかよーくわかるぞ。案の定、見事なふられっぷり。しかも加尾が土下座してまで断るとは、どれだけ彼女にとって想定外(迷惑)だったのか。そりゃ嫌だよな、やっぱり。弥太郎のテーマ曲(トルコ軍楽隊)の絶妙の入りと鶏の嘲笑には笑ってしまった。

しかも龍馬への逆恨みを全力で発動しようとしたところであっさり本人が現れて怒りの矛先が鈍ること鈍ること、龍馬の天然ぶりには弥太郎の毒舌も通用しないのだ。勝ち負けで言ったら弥太郎の負け。この後、河田小龍にも突っ掛かっていくがこれは相手にひらりとかわされて屈辱の土俵割れでこれも負け。そして、いつの間にか怒りの矛先は武市半平太に向かっているし・・・まぁ、勝つには勝ったけどね。志の高さにしては低次元の言い争いは面白かったけど、「勝ったー勝ったー武市に勝ったー」て、それでいいのか、弥太郎。

この河田小龍宅でのシーンが龍馬、弥太郎、武市の三人が揃って出演する最後の場面になるそうだ。ちと残念。

その河田小龍役のリリーフランキーの演技を心配していたのだが、これが存外に良かった。力みのない自然な演技は開明的で好奇心旺盛な絵師であった河田の飄々とした雰囲気を良く醸し出していた。プロの役者ではこうはいかなかっただろう。キャスティングが相変わらず素晴らしい。今回少し触れられていたジョン万次郎役のトータス松本の登場も楽しみだ。

某掲示板では「アタックチャンス」の名がすっかり定着してしまった児玉清演じる坂本八平の最期も彼が生涯をかけて築いてきた家族の絆を中心に描いていて良かった。当時は「愛」という概念はないわけで、そこにあるのは「絆」だけなのだよ。「愛」は与え与えられるものだが「絆」は無償のものだ。そして人間関係の基本となり唯一の拠り所でもある。ひょっとしたら龍馬は「絆」の連鎖を望んでいたのじゃなかろうか。ん?家族の「絆」の拡大となると象徴としての尊王か。いや、話があらぬ方向へ行きそうなのでこの辺で終了。

次回は(も)岩崎弥太郎大爆発(蟹江敬三の親父弥次郎もいい味出している)のようでたまらん展開になりそうだ。

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2010年2月13日 (土)

山上たつひこ『快僧のざらし』下巻 山の中でも町の中でもよいものはひとつ(by陽念)

61gmtemakl キャラが勝手に動き始めた下巻では上巻以上にたがが外れて少年誌コードギリギリの暴走状態に突入。のざらしが女だったり、あそこにウロコがはえたり、即身仏だったり、地獄だったり、おまけにつるはしがけつに刺さったり(このシーンは田村信ぽい)等々、どれも強いインパクトを残してくれたのだが、特に凄いのが連載最終回の『悪行ばかりはやめられぬっ!?』だ。

これ少年誌掲載だよなと当時も驚いたもんだが、これはとんでもない最終回だ。30年以上たっているのに、読み返してみれば細部までほぼ記憶どおりという強烈な印象を自分に残した。中でも陰念登場の場面が良いのだ。さだまさしの引用には今も笑ってしまうし、「わしもこれからはしゃごうと思う」のセリフと絵はこのシリーズで一番好きなコマかもしれん(変態ですな)。

ところで、一連の山上作品復刻もこれで一段落という気配がするのだがどうなんでしょう?例の半田溶介シリーズ(含む鋼鉄男)や金瓶梅、あと少年チャンピオン80年代掲載作など、ニーズはあるが「問題」のある作品や秀作なのだがニーズがない作品はもう再び世に出ることはないのかな。これで山上本人までもが休筆状態に入ってしまって新作も読めなくなったら・・・いやいや、それはないと信じたい。

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2010年2月12日 (金)

ボブ・ディラン 追加公演

半ばあきらめていたのだが、追加分(3/28)のチケットが取れた。モロ滋賀氏(仮名)のおかげだ。いつもほんとにありがとう。

ということで、神の演奏をアップ。
Bob Dylan like a rolling stone

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2010年2月11日 (木)

とめはねっ! 鈴里高校書道部    最終回「鈴里書道部の絆」

終わっちゃた。楽しみがひとつ減ってしまったのは残念だ。

51ld1ndqcl__sl500_ 何度も書いているが、かなりのベタな展開にもかかわらず必要以上にウェットになりすぎなかったところがひねたオヤヂでも最後まで楽しめた要因だと思う。それは原作の持つテイストでもあるのだけど。互いにがんばれがんばれと熱血するのではなく、一人一人が自らの立ち位置やすべき事に自覚的になれば自ずと結果が生まれる、という方向性が非常に好ましい。「がんばれ」と言われても何のために何をすべきか本人に自覚がなければねぇ、自覚があればあるで鬱陶しかったり反発したり、難しいのものなのだ。

バス停に皆が送りにくる演出を避けたラストのあっさり具合も良い。人生でどんなに大きなイベントがあったとしても、終わってしまえばそれぞれの日常生活が以前と地続きで繰り返されるだけなのだから。むしろ独りの旅立ちが(「用事」があった緑は来たが)、転向する主人公はじめ書道部員らのこれからの物語を想像させる余韻を残してくれたと思う。

書道パフォーマンスは「なんだかなぁ、恥ずかしいなぁ」と見ていたくせに、気がつけば目から水が出ているではないか。忌野清志郎がいかん、サザンもそれほど好きじゃないのに・・・スタッフの思うツボだな。

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2010年2月10日 (水)

中春こまわり君「塩田・その5」    人間のすり身でチクワを作るのは法律違反だぞ!

ご当地サスペンス物の定石どおり地元ゆかりの場所(チクワ工場だが)で謎解き大団円。「剃刀」への故意の挿入箇所が西沢の正体に繋がるとは思わなかった、何らかの殺人事件に関わる事だとは想像出来たけど。しかし「法律違反」て、土肥さん、問題はそこじゃないでしょう。

自分でも意外だったのだが、唐突なこまわりのアフリカ象化に違和感を感じる日が来るとは思わなかった。今回の物語の方向性に馴染まないのだ。「あんたがやれ言うたんやないか」は作者の本音かな。

ところで、今回の掲載作「塩田」シリーズ完結編はまさかの「中春」最終回なのだ。そう終わっちゃうのだよ。掲載誌での人気がいまひとつだったのかな(雑誌のカラーに合わなかった気もするし)。それでも単行本はそこそこ売れていたようだし、2冊目(4月発売)の収録分が溜まるまでということだったのだろう。山上の創作意欲が衰えていなければ次へ進む為にも良い潮時なのかもしれない。次は・・・ありますよね?

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2010年2月 9日 (火)

ギター 45 Jeff Beck & Imelda May tribute to Les Paul - How High the Moon

彼のルーツが良くわかる余裕の演奏。楽しそうだ。

いつものストラトでなくレスポールを使っているところも良いねぇ。もっとも何を弾いてもベックはベックなのだが。

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2010年2月 8日 (月)

猫だらけ 猫飼好五十三疋

いつまでも正月気分で今年の干支(寅)を掲げているのも何なんでタイトルバナーを変えてみた。

北斎と並んで大好きな浮世絵師歌川国芳の(猫好きとしての)代表作「其のまま地口 猫飼好五十三疋」だ。E0c56004_2

タイトルバナーとしてはちょっと大きすぎだし、しかも細かすぎかな。でも細部を見るとものすごく楽しい絵なのだ。もっと大きなサイズはこちらでどうぞ。

http://image.blog.livedoor.jp/ogitetsu/imgs/e/0/e0c56004.jpg

東海道五十三次の宿場町名を地口(ごろあわせというか駄洒落みたいなもの)で猫の仕草として描いたものなのだが現代人にはちと判り難いところもある。で、ニコニコ動画のこれを紹介。

浮世絵に興味を持ったらいきなり歌麿や北斎に行くよりも国芳辺りから入ったほうが良いかも。粋やいなせの美学を貫く生まれついての江戸っ子ではあるが、驚くほどの近代的感性の持ち主でもあるし、門人たちにも芳幾、芳年等優れた絵師が多い。川鍋暁斎も師事していた時期がある。明治時代ではあるがこの辺りの絵師もいいのだよ。

昨年の春にロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開かれた「KUNIYOSHI」展がかなりの人気を集め今春はニューヨークでも開催されるのだが、実は府中市美術館でも3月20日から国芳の展覧会があるのだ。こういうところが版画作品の良いところ。詳細はこちら。

歌川国芳 奇と笑いの木版画 http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kuniyoshi/index.html

機会が合ったらぜひご覧になってください。

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2010年2月 7日 (日)

龍馬伝 第6話「松陰はどこだ?」

吉田松陰とはどんな人物だったのだろう。

私たちが知る彼は黒船事件での投獄後に蟄居中の萩で開いた松下村塾でのイメージがほとんどだ。つまり教えを受けた(影響を受けた)人々から見た先生としての吉田松陰なのだ。まぁ、それでもかなり直情径行な部分は垣間見せてはいるが、人生を「静」と「動」で分ければ「静」の時期だと思う(曲がりなりにも自宅謹慎中だったし)。

では、黒船事件以前、「動」の時代の松陰はどうであったのだろう。と思い年譜をあたってみると(http://www.eonet.ne.jp/~kazusin/cyosyu/yosidashoin.htm)、やはり思ったとおり。早熟ぶりは勿論だがその旺盛な知識欲に根ざすエネルギッシュな行動力と情報収集に対する貪欲さがすごい。生涯のテーマであった「飛耳長目」を自らが精力的に実践しているとも言える(その分周りをずいぶんと巻き込んでいたようで迷惑だった人もいるだろうな)。

だから黒船密航は彼にとっては「動」の時代の集大成というか、これ以上「動」を続けるならば外に出なくては「正しい」情報を得ることが出来ない、しかしそれが出来るのは誰だ、ふさわしいのは誰だ、それは僕以外にいるはずがないと、そんな思いが強かったのではないかと思う。

で何を言いたいのかというと、生瀬勝久の笑っちゃうぐらいエキセントリックな吉田松陰像は非常に正しいということなのだ。もう一押しでコント(NEO)側に滑り落ちてしまいそうなギリギリの演出と演技が逆に松陰なら仕方ないという変な説得力を持たせていた。そう、傍から見たら他人の真剣で真っ直ぐな行動もお笑い種にしか過ぎないところもあるからね。それでも、自分の出来ること、自分しか出来ないこと、を信じて生きていくということなのだろう、結果はどうあれ。

長くなってしまった。ざっとその他の感想。

武市半平太。町中で偶然出会った弥太郎との立ち話から吉田東洋との対面シーン・・・そして武市に狂気が宿り始める。この流れが素晴らしかった。さすが「ハゲタカ」のスタッフ・キャスト。

弥太郎塾の洟垂れクソガキたちが毎回いい味出している。

龍馬と桂の場面は「癒し」。しかし「黒船が夢にまで出て眠れん」て、眠らなきゃ夢は見れんぞ、桂。徹夜で模型作っていただけだろ。

江戸編ひとまず終了。ピエール滝が予想以上に時代劇に溶け込んでいてびっくり。人の良さがにじみ出る良い役だった。今後オファーが増えそうだな。千葉道場の場面も印象に残る。セットとロケを組み合わせたのだろうか、本物の道場の雰囲気が良く出ていた。千葉定吉(里見浩太朗)、千葉重太郎(渡辺いっけい)そして千葉佐那(貫地谷しほり)の配役も適材適所で文句なし。佐那と龍馬の別れの指きりシーンには年甲斐もなくキュン(きもいな)としてしまったではないか。あと「二階で女子が添い寝してくれる店」(たぶん飯盛旅籠のことだな)に登場した及川奈央も印象的。短いシーンだったがあの色気はちゃんとした演技からしか出ないと思う。

さて次回からは再び土佐が舞台。弥太郎大失恋の予感(期待?)を含みつつ、時とともに複雑になっていく人間関係や政治的な流れがどう描かれていくのか楽しみだ。

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2010年2月 5日 (金)

とめはねっ! 鈴里高校書道部    第5回「書道部分裂!?」

まさかのPerfume、まさかの「ポリリズム」。残念ながら三浦清風に否定されてしまうが。

51ugdtpvgpl__ss500_ エコも心をこめれば立派なテーマだと思うが、ここでのサザン「希望の轍」採用は原作サイドも譲れなかった部分なのだろう。舞台が湘南ということで物語上でも重要なキーになっているし。しかし音楽使用料が高かったんじゃなかろうか。このせいで他のBGMが某作品の使いまわしになってしまったのかな。あれ、もしかして6回分の予算しか取れなかったのも・・・そりゃないか。いずれにしろ、これでDVD化の可能性は無くなったな(DVDでの使用料は別枠、超高額)。

今回もベタな話ではあったが、緑のへろへろの走りっぷりや影山先生涙のリアクッション等の遊び心ある演出が話を過剰にベタベタにならないようにして良かった。勅使河原亮役中村倫也の告白(失敗)後の演技もいいねぇ。結希に対するアドバイスが善意からだけではないという微妙なニュアンスが良く出ていた。

もう次で終わりか。

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2010年2月 4日 (木)

朝青龍 引退

驚いた。自己責任もあるとはいえ残念だ。

白鵬の涙が・・・土俵の上ではライバルとはいえ異国の地では頼れる先輩だったのだろう。

ご苦労様でした。

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2010年2月 3日 (水)

東京モノレール

最近はもっぱら京急を利用する羽田空港へのアクセスだが、この動画のせいで東京モノレールにまた乗りたくなってきた。そうなんだよ。車窓から見る早朝の東京の風景は妙に切なく詩的な気分にさせてくれるのだ。くるりの音楽も秀逸。

YoutubeにHD版もある。http://www.youtube.com/watch?v=bsW0PFel0qI

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2010年2月 2日 (火)

大河ドラマ「龍馬伝」

歴史ドラマは誰もが話の流れや結末を知っているので安心して見れる一方、どうしても新味には乏しくなる。中でも戦国時代や幕末は歴史の事実そのものがドラマティックであるため生半可な再現ドラマでは誰も満足することが出来ない。だから大河ドラマにおいても毎度毎度のマンネリ化を防ぐため、「新たな視点」やら「原点回帰」やら「アイドル路線」(?)やら数々の新機軸を図ってきた。それは従来の視聴者層に戻ってきてもらうためだったり、新たな世代を惹きつけようするためなのだ。もちろん全てが成功したわけではない。いくら新鮮味を出そうとしても、肝心の脚本や演出、そして演技の質が低ければ本末転倒だ。あれやあれはひどかったなぁ。でもそういうのに限って人気があったりするから難しいところなのだが。

で、今回の「龍馬伝」だ。

映画的な撮影によるセットや衣服などのリアルな質感。ベテラン、実力派、個性派、適材適所のキャスティングによる演技のアンサンブル。歴史的事実と虚構部分の折り合いのつけ方。

いくつか不満もあるが(上から目線で申し訳ない)今のところ及第点ではないかと思う。特に龍馬が江戸に出てきてから展開には目が離せない。人物のキャラに若干漫画的誇張があるのも個人的には好ましい。特に土佐の二人、武市と岩崎。岩崎に至っては「漫画」そのもの、限界ギリギリの過剰演技。だが、それが素晴らしい。香川照之、恐るべし。

実は、千葉佐那役の貫地谷しほりが登場するまでと思って観ていたのだが、「風林火山」の時同様、彼女のおかげで良い大河に出会えたようだ。

次回第6回から定期的に記事を書いていく。

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2010年2月 1日 (月)

とても寒い

と思ったら雪か。

都心でも積もるのだろうか。東京の交通網は雪に弱いからなぁ。

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