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2009年12月

2009年12月31日 (木)

今年も終わります

楽しかったり、悲しかったり、UPしたり、DOWNしたり、起伏が激しい一年だった。

ギターを再び始めたことは大きかった。おかげで新しい出会いがいくつかあった。

ブルースとか、Perfumeとか、この歳になって音楽観や嗜好性が大きく変化することがあるとは思わなかった。

数々の衝動的な旅行も「あたり」が多くて楽しかった。

課題はたくさんあるけど、プラス/マイナス精算すれば黒字決算で終わり、かな。

そんなわけで、

今年も一年間ありがとうございました。

良いお歳をお迎えください。

kussy

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2009年12月30日 (水)

ジャンキー生活はいかんよ

ここ数日不規則な生活が続き更新を怠っておりました。

反省。

酒の飲み過ぎには注意しましょう。なにも良いことはありません。心に残るのはダウンな気分、身体に残るのはいつの間にかの打ち身・擦り傷だけ。それどころか人間関係をも崩壊させかねないし。

決めた!来年のテーマは『節制』にしよう・・・(できれば)付きで。

実は今年前半は(ブログで宣言はしていませんが)かなり節制した生活をしていたのです。カロリーやバランスを考え酒も控えめにし身体を動かすことを常に意識していました。おかげで体重を5K以上減らせて体脂肪もレッドゾーンから下げることが出来ました。

が、秋以降、どうもいけません。リバウンドこそまだしていなのですが・・・それもこのままでは時間の問題です。というか微妙に減り続けているのがちょっと怖いかも。

つるかめ、つるかめ。

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2009年12月26日 (土)

無善法師@無力無善寺 2009.12.26

高円寺で飲んだ流れで薦められるまま観たライヴなのだが、こりゃいいもん見させてもらった。ありがとう、kmkb氏、一生忘れられない経験になったわ。

http://homepage2.nifty.com/muzenji/

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2009年12月24日 (木)

長見順@渋谷dress 2009.12.23

今年最後のライヴ観賞(たぶん)。

最後を飾るにふさわしい最高のライヴだった。途中ピアノの弾き語りも交えて(これが絶品)2ステージ分、たっぷりと堪能した。

「ブルース」や「ギター」そして「オンナ」というキーワードから発想されるありがちなイメージだけでは括りきれない豊潤なマダム・ワールド(ライターとしての才能はもっと世間に評価されるべき)、観るたびに発見があり新たな魅力に気づかせてくれるライヴ・パフォーマンス、今年一年間本当に楽しませてもらった。

ありがとうございました。

終演後、パーカッション担当で共演していた岡地曙裕氏と話が出来ました。どぶろくの杯をかなり重ねての(極めてオヤジ的な)音楽談義は楽しかったです。来年も微力ながらマダム・ワールドの布教活動を続けさせてもらいます。

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2009年12月22日 (火)

トム・ロブ ・スミス 「グラーグ57」

前作「チャイルド44」でも多少感じたハリウッド映画的なエンターテイメント指向がより露骨に表面化してきた。何より前作以上に超人化した主人公レオがタフすぎる。まさにゴキブリのごとき生命力。ま、意外と優柔不断な面もあるのだが、それでもその場しのぎの方策が全て吉と出る運の良さ。移動距離は前作の倍以上、潜入捜査、謎の連続殺人、女ボス、家族愛、脱獄、革命・・・そしてハッピーエンド、何でもありの超展開。

でも、これはこれで冒険物として十分に楽しめた。

前作の映画化が成功すれば、速攻で2作目が作られることは間違いないだろう。というよりも最初からそれを想定して書かれている気もするな。

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2009年12月21日 (月)

音楽メディア恒例のベスト選出と私

今年も各雑誌・各メディアで一通り出揃ったようだ。

昔(70年代頭まで)の音楽メディアといえば、(国内盤)レコードそして情報収集源としてのラジオと数少ない一部の音楽雑誌ぐらいしかなく、一般の音楽ファンは同じ条件で、同じ音を聴き、同じ内容に感動したり共感していたりしたものだった。そう世界はまだまだ狭かったのだよ。だから、年末恒例のベスト選びにしても選者によって極端にバラけることが無く、誰もが知っている王道的な作品が選ばれることが多かった。

それが今はどうよ。

がちがちにセグメント化されたジャンル専門誌の中でさえ選者一人一人の選んだものが見事にバラけているではないか。何というジャンル内ジャンルの多様化。何という情報の細分化と膨大化。もうカテゴリー化というかレッテル貼りには意味が無いのだ。選出の違いは個人の嗜好性を基準とした情報収集力の差でしかないのだよね。そう、あちこちで行われているベスト選出は参加している人々の個人的趣味を知るためのものになったということだ。

これは悪いことではない今の時代なら当たり前のことだとは思う。

ただね、例えば今年の『ミュージック・マガジン』のベスト・セレクションを見てもそのあまりの多様性に立ちつくしてしまうわけよ。ついつい馴染みのある評論家の記事だけ読んで納得して終わり・・・つまり、その個人自体に興味が無ければ、自分にとっては意味が無いもの。だから、選者の名に引っ掛かりが無ければまともに読まない。

これはいかんなぁ。

好きなモノだけ食べていては栄養が偏る。新しい店の食べ慣れない料理でも、実際に口に入れてみなきゃ好き嫌いは分らない。特にアクの強い食材やスパイス使用の店は何度か通わなければ本当の良さは分らない。

だから、この時期のベスト・セレクションの記事はミシュランのような王道から下町ホルモン焼きみたいなB級グルメまでのガイド的なものだと思って、来年の私のミュージック・ライフのために積極的に使わせていただき、食わず嫌いを無くしていきたい。

と、毎年この時期になると些かの自戒も込めて思うのであります。

おまけ)俺のベスト

新しいミュージシャンや作品をほとんど聴かなかった今年、一番ハマったのはやはりこれということで・・・

Perfume ⊿-トライアングル 

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2009年12月20日 (日)

2009年のライヴ総括

えー、今年の個人的ベストライヴは・・・と過去の記事を振り返ってみれば、なんだ、Perfume長見順関係がほとんどじゃねぇか。我ながら偏っているなぁ。ま、しょうがない、好きなんだから。

ライヴhttp://waretadataruwosiru.txt-nifty.com/blog/cat20019846/index.html

で、先ずPerfume。足を運んだライヴはどれも印象深く、一つだけというのは難しのだが、あえて選べば8月24日石川公演。会場全体の一体感が素晴らしかった。ライヴをどう楽しめば良いか、結局、対社会的な柵をどこまで外せるかということなのだな。全て捨てると問題があるが。

長見順。年内にもう一本行くつもりなので、どれがベストだったかはまだ書かないが、弾き語りでもバンドでもどんなスタイルのライヴを見ても決してハズレがない。また彼女自身の精力的なライヴ活動も評価したい。だって、観たい聴きたいと思ったらすぐに行けちゃうぐらい頻繁にライヴをしているのだぞ。

その他、柴草玲、鈴木祥子・・・やっぱり偏っているなぁ。

海外アーティストでは、毎回圧倒的な音響空間を体感できるMOGWAI@新木場STUDIO COAST( 2009.1.11)、いや生きてて良かったのEric Clapton & Jeff Beck@さいたまスーパーアリーナ(2009.2.22)、毎年来て欲しいなZAPPA PLAYS ZAPPA@渋谷 O-EAST (2009.4.8)、そして、平伏すしかない完璧なパフォーマンスを魅せたBEYONCE@さいたまスーパーアリーナ(2009.10.17)、といったところが印象に残った。というよりこのぐらいしか行っていないのだが。

来年はもう少し幅広くいろいろ行きたいなと。とりあえず決まっているのは、MUSE(1.12)、THE PRETTY THINGS(1.28)、AC/DC(3.12)、JEFF BECK(4.13)、WILCO(4.23)、後は3月のBOB DYRANが正式に決まれば・・・

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2009年12月19日 (土)

鈴木祥子@渋谷AX 2009.12.17

新宿JAMでのライヴの後、昔の作品を聴き直している内に我慢できなくなり当日券で行ってきた。

結論からいえば、これは行かなくても良かったかな。

小さなハコではあれほど素晴らしかったせっかくのバンド・サウンドがPAの(メイン・ヴォーカルとバックバンド的なJ-POP系の)平坦なミキシングのせいでダイナミズムが失われていたのが残念。幕開きと同時に彼女のドラムをフィーチャーしたロックナンバー(ロックン・ロール!)からスタートしたのに迫力が肌に伝わってこないのだ。初っ端からのれない。のりきれない。しかも、「これは立たなくてはいかんかな」という感じで前方の客席からどっこいしょとずるずるスタンディング状態に・・・ただでさえ反応に温度差のある客層がのっけから前方は棒立ち、後方は腕組み着席状態に2分割。

結局、前方の昔からの熱心なファン達(ちょっと、いや、かなり危ない奴もいた)と後方の比較的醒めた客達(俺含む)が一体になることは最後までなかった。

うーむ。

たぶん、PAに関しては専属のスタッフがいるわけではないと思うので、しょうがないのかな。少なくとも、ステージでモニターを聴きながら演奏している彼女らは楽しそうで満足そうだったし。あ、もちろん鈴木祥子の歌はいつも通り素晴らしかったのだけどね。

どうやら大阪は最高だったらしい。

残念。

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2009年12月17日 (木)

ボブ・ディラン                            ジャパン・ツアー 2010

やったー!

モロ志賀氏(仮名)から嬉しい情報が届いた。来年三月、東京・大阪・名古屋のZEPPで複数公演。海外のサイトでチェックしたところ、東京だけでも5公演、大阪で4公演とかなり精力的、本当に御大は絶好調なんだなぁ。海外でライヴを観た人の話によれば、毎回、セットリストが大幅に変わるらしい。まぁ、これは毎度のことではあるが・・・つまり複数日狙いの熱狂的ファンが大勢出てくるというわけで、東京5公演とはいえ会場規模から考えるとチケット争奪戦は厳しいものになりそうだ。すみません、モロ氏、またお世話になります。

ISIS - THE BOB DYLAN MAGAZINE http://bobdylanisis.com/ の記事は以下の通り

2010 TOUR NEWS

It now seems extremely likely that Bob Dylan will play concerts in the Far East during March and April 2010. We expect 4 shows at the ZEPP OSAKA to take place on March 12, 13, 15 and 16 with a further 5 shows at ZEPP TOKYO and 2 shows at ZEPP NAGOYA also to be announced. The tour will then go to Taiwan where a show on Apr 2, 2010 is likely to take place in the capital Taipei. As far as we are aware there will be no shows in Australia.

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2009年12月16日 (水)

ギター 44 そろそろライヴでも

来年1月末に金沢組が東京に来れそうなので、最近ちょくちょく遊びに行く三軒茶屋の「COME TOGETHER」というお店でライヴを計画しています。このお店にはギター、ベース、ドラムなど楽器が常備してあって誰でも気軽に演奏に参加できるので、ブルース・セッション・パーティーみたいな感じにしようかなと思っております。

詳細決まり次第アップします。

三軒茶屋COME TOGETHER 
http://www.cometogether.jp/toppage/index.php

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2009年12月15日 (火)

まる(ネコ)CM登場

ここで何度か紹介した世界(ネット上)でもっとも有名なネコ、まる様がCMに登場した。例の「滑り込むねこ」シリーズの動画がまんま使用されているのだが、案の定、動画のインパクトが強すぎて肝心の商品がほとんど印象に残らないのは如何なものかと。

本家うp主mugumoguさんの動画リストはこちらhttp://www.youtube.com/user/mugumogu#g/u 

おかげでニコニコ動画では比較的沈静化していたまるの動画の人気が再加熱。さらに今年の夏ごろからあった関連MAD「すべりこむ○○シリーズ」も注目を集め投稿数が急激に増え始めてきた。そのほとんどはアニメネタで理解不能なのだが、これは俺にもよく分る。

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2009年12月13日 (日)

鈴木祥子@新宿JAM 2009.12.13

鈴木祥子「SHO-CO-SONGS collection 3」発売記念ツアー(といっても東京・大阪公演だけだが)の露払いというか公開リハというか、新宿の老舗ライブハウスJAMで行われたスペシャル・ギグに行ってきた。サポートには元シネマの一色進率いるジャック達から一色(G,Vo)、宙GGP木原(G)、夏秋文尚(Dr)、そして朋友かわいしのぶ(B)と、確実なテクを持ちながらも決して職人的なバッキングに甘んじない、バンドサウンドの中でもそれなりに自己主張はしっかりする個性の強い面々が参加。

そう、今回はツアータイトルに『れっつ ROCK THE NIGHT TOGETHER』ともあるように鈴木祥子のロックサイド全開のライヴになるのではと予想していたのだが、近年のエモーショナル(情念系?)なそれではなく、いわゆるロックパーティー的なノリで終始笑顔の絶えない楽しい内容であった。小さなライヴ空間で気心知れたバンドメンバーに囲まれ、肩の力も抜けまくって、がらっぱち祥子もところどころ顔を見せ(最近ライヴに行って感動したというYAZAWAの影響丸出しのはしゃぎっぷりも含め)まさに絶好調である。まぁ、大きなライヴ空間でもほとんど変わらないとは思うけどね。

しかし、人の楽しみ方は千差万別であるし、きっとそれぞれ満足度も高く十分に楽しんでいるのであろうが、全体にお客さんの反応が大人しいというか遠慮深いのだ。これは決して批判的な意味ではないが・・・汗をかかない満員のライヴハウスというのも珍しいなと思ってね。演奏者にお客さんの満足の笑顔が届き、静かだが熱く誠実な反応があればそれで十分なのかもしれないが、もっと積極的になって一体感を求めても良いのではないか。

だって『れっつ ROCK THE NIGHT TOGETHER』だぜ。

個人的には、彼女を初めてロック・ミュージシャンとして認識し愛聴したバンド指向の強いアルバム「SNAPSHOTS」(1995)からの曲を多く歌ってくれたのが嬉しかった。

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2009年12月11日 (金)

山上たつひこ『快僧のざらし』上巻 乳!!おしり!!太モモ!!昇天!!

『がきデカ』全盛期に月刊チャンピオンに連載されていた『快僧のざらし』が既発の秋田書店単行本では未収録だった回も含めて小学館クリエイティヴから復刻された。

20091128135803_2 『がきデカ』で多忙を極める時の連載ということもあり、作品の完成度を高めるということよりも思いついたことを(ロクなフィルターもかけずに)勢いのまま全てぶち込んだ怪作である。エロ、グロ、ナンセンス度『がきデカ』比150%UPといったところか(どちらかというと復刻が幻になってしまった山上ギャグの金字塔『半田溶助』シリーズに近いと思う)。

そういや、『喜劇新思想体系』の逆向春助・池上筒彦・悶々時次郎、『半田溶助』の溶助・社員A・社員B、そして『快僧のざらし』ののざらし・陰念(まんま時次郎だね)・陽念と、山上作品にお笑い煩悩三人組が登場すると漫才テイスト(関西系)が炸裂するな。ボケ/つっこみの目まぐるしい入れ替り、テンポのいい言葉(センスも最高)の応酬、激しいドツき(殺し)合い、これに和尚はじめピンで個性の強いキャラ加わり毎度の大騒動・・・てほとんど新喜劇じゃないか。

ところで、同じ小学館でもクリエイティヴは子会社扱いだからなのかインフォメーションもほとんど無く 知るべき人が知る手段が限られ過ぎているように思う。書店でも決しても目立つ所にあるわけじゃないし、自分もたまたま編集者のブログを見ることが無ければ気が付くことはなかったかもしれない(amazonにも今のところ紹介されていないし)、せっかく高橋留美子の帯コメント(さすが私と同世代)が付いているのにもったいないなぁ。

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2009年12月10日 (木)

中春こまわり君「塩田・その三」  小僧の猫様

保坂水産社長保坂俊一が執拗に拘る志賀直哉の『剃刀』という短編小説が激しく気になる。鋭利な刃物を直接他人の肌にあてる理髪店の顔剃りという行為ほど人が日常生活の中で(死の危険性に対して)無防備になる瞬間はない。作品の中ではまだ冒頭部分しか語られていないのだが、それでもひりひりするような緊迫感が次第に立ち上ってくるのが分る。『中春』の登場人物も言っていたが志賀直哉がこのような心理サスペンスを書いているというのは意外だ。

うう、先が読みたい。今回の連載に深く関わる小説のようだけど読んじゃっても大丈夫なのかな?いや、逆に知っていた方がより楽しめるのか。中高年対象の掲載紙だから該当短編集読了済の読者も十分想定してるだろうし、作者自身がそれを望んでいるかもしれない。

さて、保坂から件の『剃刀』のテープを渡され物語はこのまま能登を舞台に展開していくのかと思ったら、こまわりはそれ以上事態に巻き込まれることなくあっさりと帰京してしまう。それじゃあ、西城君と「すしの猫又」での会話から何か始まるのか、と思ったら・・・

猫の錯乱

これだから山上作品が好きなのだ。しかし、「爪から猫毒」とは何だろう?気になる。

結局、ラストページで能登の二人と一人がそれぞれお楽しみ中のシーン以外は大きな進展が無いまま今回は終了。再びこまわりが能登に行かなくちゃ話が進まないようなのだが、どうなるのか。

あ、そうか、『剃刀』のテープの朗読者白河和男は東京の小劇団ブリキ座の役者だった。つまり何らかの理由でこまわりと出会う可能性があるということだ。たぶん白河も能登の人々に因縁めいたことがあるのではないか、と予想してみるのであった。

先は長そうだ。

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2009年12月 8日 (火)

ギター 43  アラン・ホールズワース

この日本公演は私も生で観た。開いた口がしばらく塞がらなかった。

何を持って巧いとするかの判断基準は人それぞれ。

でもここまで来ると素直にスゲェとしか言いようがない。音色、奏法、発想、全てが唯一無比。あまりのことにフォローも生まれにくいような超絶技巧。あり得ないストレッチから紡ぎだされるソロのラインの美しさはもちろん、独特のハーモニー感覚から生まれる浮遊感が素晴らしい。

もう1曲。これはもうさらにスゴイ。リズム隊の反応がとても良い。ちなみにドラムのチャドはザッパ・バンド出身。

この2曲が収録されたアルバム「Road Games」(1983年)は、当時不遇をかこっていたアラン(経済的にも困窮していたらしい)がエドワード・ヴァン・ヘイレンの尽力によってメジャーレーベルから発売したものだ。エディーの名のおかげもあって良く売れていた記憶がある。今は手に入り難いのかな。このアルバムの前年に私財を投げ売って自主制作盤として発売した「i.o.u」は彼の音楽の世界観を確立した傑作。

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2009年12月 7日 (月)

トム・ロブ ・スミス 「チャイルド44」

このミステリーがすごい!」 2009年版で海外作品第1位だった作品。

51peiekiel__sl500_aa240_ この手のランキングの上位作品は実際に読んでみると自分の好みに合わないことも多く、この作品も気にはなっていたのだが手は出さずにいた。物語の舞台がスターリン政権下のソビエトということ、しかも主人公はその国家保安省(KGBの前身)の捜査官。どう考えても恐怖政治下での救いのない物語であるに決まっているし、主人公含め登場人物全員が不幸な結末を迎える事は間違いない。そんな陰々滅滅な内容に長時間(上下2巻の長編)付き合うのはちょっと重すぎる気がして避けていたのだ。

ところが、最近本屋をのぞいたら早くも続編「グラーグ57」が刊行されている事を発見。

何なんでしょう、この旺盛な創作意欲は。

知れば作者は20代のイギリス人ということ(てっきり、あのころを経験してきたロシア人の年配者かと思っていた)。これは新しい切り口であの当時のソビエトを描いているに違いないと直感した。しかもこの続編の主人公は前作と同じ、つまり一度嫌疑をかけられたら死を覚悟するしかないあの恐怖政治の下で主人公は奇跡的に生き延びたということだ。その辺の『仕掛け』にも俄然興味がわいてきた。

で、読んだわけですよ。

この種の話に「面白い」という言葉を使うのには若干の抵抗もあるのだが、でもそれはもうサイコーに面白かった

ほとんど寝る間も惜しんで没頭した。案の定、主人公に関わる人々が次々と理不尽な死や絶望的な状況を迎えていくのだが、一つ一つのエピソードが印象的で、その後の展開にも上手く関連付けられ先を読む手が止まらないのだ。ああ、フラグが立ってしまった・・・先を読むのがを辛い、と思いつつ、何かきっと打開策がと期待させ、やっぱり駄目かと落胆させる、もしくは意外な展開で更なるフラグを生じさせる。この繰り返しに中毒性があるのだろう。

そう、主人公が生き延びて、かたち的にはハッピーエンドと言っても良い結末を迎えられた『仕掛け』のことだが、

以下限りなくネタばれになるので注意

物語には直接登場しないが、影の主役(ラスボス)はスターリンということだな。

読んでいる時からこれは映画化向きの作品だと思っていたが、熾烈な争奪戦を制したのはリドニー・スコット監督らしい。どうしてもハリウッド的な大作になるだろうからこの人選はしょうがないのだろう。例の光と影の演出が合いそうな素材ではあるけど大味っぽくなりそうで心配。でもキャスティングをあれこれ想像するのは楽しいね。主人公レオはトム・クルーズ辺りが狙ってそうだけど・・・

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2009年12月 6日 (日)

ネコ科はカボチャがお気に入り?

ネコまっしぐら状態。

不思議だ。

何故それほどカボチャに魅かれるのか。

適度な大きさの球体だから?臭い?

それとも、その噛み心地に狩りの本能を刺激させるものがあるのだろうか(肉の感触に近いとか)。でも狩りというよりもただ遊んでいるようにしか見えないし。

ネコ科は捕食動物として究極の機能美を持つと言われるが、なかでも虎のスキルの高さはハンパない。

日本のテレビ局が後日談を放映している。

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2009年12月 4日 (金)

上野続き 東京国立博物館

A0120100102hatsumode毎年恒例新春企画 博物館に初もうで

今回は「新春特別展示 寅之巻」ときました。干支にちなんで『寅』尽くし、ということですね。ネコ科好きにはたまりません。http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=7042

ところで、東博は写真撮影が出来ること、知ってました?

Images平常展については、個人利用にかぎって写真撮影ができます。ただし、撮影禁止マークのついている作品は、所蔵者の意向により撮影をお断りしています。
また、一脚、三脚などの使用とフラッシュの使用はできません。他のお客様のご迷惑となるような行為(割り込んだり、撮影のため長時間その場にとどまるなど)はおやめください。撮影した画像を営利目的で複製・配布することはできません。
特別展については、写真撮影は禁止です。
平常展か特別展かわからないときは、館内掲示板・案内板あるいは係員にお尋ねください。

005 そんな訳で、たまに行っては写真を撮ったりしています。

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2009年12月 3日 (木)

マダムギター長見順&岡地曙裕 @三鷹BAYOUGATE 2009.12.3

いわゆるライヴ・ハウスではなく、あくまでも「飲み」主体のお店を中心に営業を続けるというマダムギター酒場ツアー。今回は三鷹のバイユーゲイトhttp://bayougate.voxx.jp/というお店でのライヴだ(客層は完璧にオヤジ系)。

共演は東北で活動しているRYUDENというブルース系ユニット(ギターとドラム)。客層より明らかに若いメンバーだしアコギに歪み系エフェクトかましていたりしたのでアグレッシヴなモノを期待していたのだが、ゲスト参加のベースを交えつつ歌モノ中心にじっくり聴かせるステージであった。ギターがなかなか良い声質の持ち主で、それが評価されているのかもしれないのだが、日本語のオリジナル曲がその詞の内容やバンド演奏の質も含めて今一つという気が・・・終わってみたらギターが単独で歌った『Nobody Knows You When You're Down And Out』が一番印象に残ったというのはやはり問題だな。

ここに来る途中で店の近くにマダムお気に入りのホルモン焼き居酒屋加賀屋を発見していたので、予感はしていたのだが、案の定、長見&岡地の御夫婦はアルコール濃度高い状態でステージに登場しのっけからマダム・ワールド全開状態(呂律も怪しいし)。長見順一人だけでもかなり強力なのに、岡地曙裕のパーカッションから叩き出されるグルーヴがさらに彼女を煽る煽る、さすが夫婦芸人(?)、いやほんとエンターテイメントとしても完璧だと思う。アンコール曲でのどんとと清志郎の合体技は反則、もっともっと聴きたくなってしまうじゃないか。

ということで、年内にもう一度観に行く予定です。

12/23(水・祝) マダムギター酒場ツアー@東京

 渋谷 dress

共演)早川岳晴、岡地曙裕

渋谷区渋谷3-20-15 サエグサビル三階

電話 0334983440

開場18:30/開演20:00 /music fee 2500

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2009年12月 2日 (水)

師走の上野

021_3

もう12月かよ。

何か人生そのものを追い立てられているようであまり好きな月ではない。

猫はいつでもマイペース。025

年賀状ネタ用なのか虎のケージはカメラマンで大賑わい。しょうがないので看板撮影。012

オス象のケージの前にもかなりの人混みが・・・何と交尾中であった。すごい迫力。大自然の神秘。老いも若きも皆興奮。決まった時には歓声があがっていたぞ(写真は自重)。

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2009年12月 1日 (火)

「ムッシュ!」ムッシュかまやつ

2002年に出版されていた自伝的エッセイ集が最近の活動部分などを加筆されて文庫化された。9784167773274

戦後日本のポピュラー音楽(洋楽志向の音楽)の変遷と共にその当事者として生きてきたムッシュは、まさに現代の稗田阿礼、歴史の語り部だ。一見、飄々とフットワーク軽く人生を生きてきているように見えるが、それは岐路に立つごとに自分の信念を貫き冷静な判断が出来てきたからに他ならない。そう、この人は常に傍観者ではなく音楽シーンの当事者であること選び続けてきているのだ。これは大変なことだぞ。常に貪欲な好奇心と柔軟な姿勢を保ち、しかも自分にとって有益なものだけを選びとれる確固たる音楽的感性(信念)を持ち合わせてなくてはならないのだ。普通なら、硬直化した己の音楽観にしがみ付き保守化するか、新しい物の上辺だけすくい取り時代に迎合するか、のどちらかになってしまうのだから。

ムッシュの場合、それを象徴するのがコラボではなくセッションという発想だろう。完成したものを擦り合わせ丸く収めるのではなく、むき出しの原石同士をぶつけ合いごつごつざらざらのままと混ざり合う。そうやって初めて共通点も分れば違いも分る。まぁ、その辺の詳しいことはこの文庫本の終わり、加筆部分に詳しく記されているのでぜひ読んでみてちょうだい。

あと、非常に興味深く読めたのが、当時からその音楽性に疑問を感じた「我良き友よ」のシングル発売と大ヒットの件の部分だ(B面の名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」との音楽性の違いに感じた違和感も強く印象に残っている)。これについても、そうかそうだったのかと非常に納得させてもらえた。ここで「逃げた」のもムッシュらしくて最高だ。

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