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2009年11月 9日 (月)

ボブ・ディランのテーマ・タイム・ラジオ・アワー

Theme Time Radio Hour: With Your Host Bob Dylan51em9hex3ul__ss500__4 51hlzlypkvl_3     

この春からブルースを巡る旅を続けてきた。60年代、50年代、40年代、そして戦前。遡れば遡るほど、深めれば深めるほど、そのジャンルを超えた、いや、もともとジャンルという概念すらない音楽的豊穣ぶりにアメリカ大衆音楽の奥深さを実感するようになった。

アメリカでの50年代後半から60年代にかけてののフォーク・リバイバルのブームの本質はここにあったのかと、ギターを持ち歌うことを意識始めた若者たちが強く興味を惹きつけられたのも今ならよく分る。だからこそ、ブルースだけではなく、ゴスペルや、ジャズ、カントリー、アメリカに移り住むことになった人々のルーツ・ミュージックなどが反映し混ざり合い多種多様な音楽を生み出していったのだ。

人生すごく遠回りをして辿り着いた結論めいたところなんだが、そこに居たのだよ、でっかい山の様な存在としてのボブ・ディランが。

まさかここにきてこの人の音楽に真剣に向き合うことになるとは思わなかった。もちろん代表アルバムは一通り聴いてきたし(iPodにもベストとライヴ盤を落としてある)来日公演にも行ったりはしていたが、本当は何も理解していないんじゃないかという気がしてきたのだ。特にこのボブ・ディランがホストを務めて大反響を巻き起こしたラジオ番組『テーマ・タイム・ラジオ・アワー』の公式コンピレーションを聴いてからは今まで慣れ親しんだ曲でさえ新たな側面から輝きを見せるようになり、こりゃ全作品ちゃんと聴き直さなくちゃいかん状態になってしまった。だって聴くたびに刺激があるって最高の音楽体験だからね。私にとっての特別なアーティストの一人に晴れて仲間入りということです。

このアルバムは、ディランの音楽的ルーツに沿って彼自身によって(たぶん)選曲された多種多様な音楽のコンピレーション・アルバムなのだが、もちろんジャンルに拘らず時代さえ超えて興味をそそられる楽曲が幾つも収録されている(ホワイト・ストライプスまであるのには思わずニヤリ)。「ここ」から新たな音楽への旅を続けられそうなきっかけになる曲に幾つも出会えるのが嬉しい。

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