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2009年10月18日 (日)

BEYONCE@さいたまスーパーアリーナ2009.10.17

Beyonce_93 美貌、美声、完璧な身体バランス、そして音楽的才能・・・天はニ物どころか三物も四物も彼女にお与えになったようだ。普通ならそれらが妬みや嫉みを招き批判や誹謗を生み出しかねないのだが、彼女の持つクールでクレバーなカリスマ性がそれさえも吸収し昇華してしまうようだ。女性のファンが圧倒的に多く、また熱狂的な声援を送っていたのも肯ける。既に自分たちと同じ次元で評価できる対象じゃないのだよな。気楽に「ちゃん」付けで呼べない神々しさというか、そんなオーラがステージから発散していて、それはエロスでも母性でも無くて、ちょっと性を超越したカッコよさとでもいうか、「宝塚」っぽいと言うと語弊があるがそんな感じなのだ。

神々しいと言えば予想以上にゴスペルルーツが色濃く反映していて、それはもちろんバラード系で顕著なのだが、身に染みついたコール&レスポンス体質とでもいうか、会場の盛り上げ方に強く反映していたと思う。特にセンターのサブステージでのパフォーマンスは会場全体が一体となって(宗教的トランス状態?)盛り上がり圧巻であった。MJへの追悼曲を歌う時には巫女のように見えたし・・・

ところで、バンドメンバーが全員女性だったり意識的に公民権運動や民主党がらみの映像を流したりと、これはビヨンセだけに限らないのだが、欧米ではアーティストが選挙権を持つ国民の一員として当たり前のように社会的政治的スタンスを主張している事が多い。リスクや善し悪しはあるとしても、伴う責任を十分意識することがアーティストたちのぶれない創作活動とその強さに結びついている部分があることは間違いないだろう。彼女の「ドリームガールズ」や「キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語」(プロデュースも)での先人たちへのリスペクト心溢れる映画活動を見てもそれを強く感じる。

もっとも次の映画は女優ビヨンセに徹したスリラーらしいけどね(歌も歌いません)。

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