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2009年10月 6日 (火)

ベルセルク 34             幻造世界(ファンタジア)

一年かけて掲載と休載を繰り返しつつひとまとめ、そして長期休載。新刊発売と同時に掲載紙でも(まさにその新刊の続きから)連載再開。

これは前巻発売の時もそうだったな。このパターンで行くと完結までの道のりは…どうかわたしが生きている内に終わりますようにと祈るしかないか。

ということで、長期休載前の最後の掲載時に書いた感想がそのまま使えそうなので再うpしておきます。

6月27日 (土)
「ベルセルク」の最新連載分を読んだ。「理の終わり」が発動されて以来、急激に変動する世界を大ゴマを使い映画やアニメのストーリーボードのように描いた展開が続いている。

「風呂敷を広げ過ぎ」という表現があるが、こりゃ風呂敷どころじゃない。作者の脳内でイメージのビッグバンが起きたようで、湧き上がる表現衝動に抗いきれないかのようだ。この幻と現(幽界と現世)の境界線が無い混沌の楽園はグリフィスが、というよりも作者自身の願望であり最終目標であったかのようで、このままほっとくとストーリーの整合性など度外視してこの世界の隅々まで描き続けるのではないか(そしてすべてが崩壊する)・・・そんな心配をしてたら次回は9月25日連載ということで、とりあえず冷静にストーリの再構築を図ってくれそうだ。しかし、既に「理」は無いも同然、何でもありの世界になったわけで、物語的にはいくらでも暴走できる免罪符を手に入れたようなもんだ。一時は(緩やかにではあるが)収束しつつあるように見えた物語が再び拡散に向かう可能性もある・・・終わりは始まり、そうあの時の「蝕」ように。

そういえば、グリフィスが「白い鷹」の姿でいる必然性も消えたわけで、こりゃゴッドハンド降臨の可能性もあるということか。今回も長い時間をかけて愛着の生まれたキャラ達に理不尽な「死」が訪れるのだろうか・・・それはちょっといやだな。

付け足し

ゴッドハンドは降臨しておりました。

ガニシュカも結局は触媒にしか過ぎなかったということか。触媒としての存在が大きければ大きいほど、犠牲が多ければ多いほど、世界の変容は急激に拡大する。次は世界丸ごとが蝕に飲み込まれるのだろうか。

グリフィス(=ファムト)にとっては髑髏の騎士さえ掌の上の駒にしかすぎない。今回は見事に利用されてしまった。リベットの塊みたいな剣だもの、そりゃ扉も開くってもんだ。

ガッツ御一行様はいつになったら陸に上がれるのだろうか(主役に戻れるのだろうか)?

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