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2009年10月22日 (木)

「皇室の名宝-日本美の華」    伊藤若冲「動植綵絵三十幅」

200910055 先週の事になるが東博で開催中の皇室の名宝展に行ってきた。1期、2期と期間を分けた展示になり、今回は江戸から明治にかけての絵画や造形物が中心の1期分ということになる。一番の目玉は、まとめて見られる機会の少ない伊藤若冲「動植綵絵三十幅」ということになるだろう。もちろん私もそれが最大の目的だ。

昨今の若冲人気もあって人出は予想以上で若冲コーナーは黒山の人だかり。しかも妙齢の女性群団が多くその「ありがたさ」に一瞬ひるんだが、我慢強く並び続け最前列でじっくりと全三十幅鑑賞することができた。

この「老松白鳳図」が一番好きかなImg_985824_21053491_0

いわゆる「奇想」の系列で語られることが多い若冲だけど、その実態はひたすら絵を描くことが好きな究極の趣味人だったと思うのだ。細部までのあきれるほど綿密な描写には圧倒はされるが蕭白のような病的な執拗性は感じない。そこには若冲自身が描くことを楽しんでいる姿しか思い浮かばない。絵を通して若冲が言ってくるのだよ、「ここを見て、どう?」「ここもいいでしょ」「ここはちょっと工夫したんだ、わかる?」とね。その一つ一つに付き合い始めると、もうね、どっと疲れるのだ、許して欲しくなってくるのだ、でも止められないのだ、それが全三十幅・・・もうこの若冲コースだけでおなかいっぱい、いやむしろもたれ気味で、後半の展示物はあっさり目の物だけ鑑賞するのが精いっぱいになってしまった。

たしかに「動植綵絵三十幅」は素晴らしい作品だと思うが、同じ若冲なら水墨画の「花鳥人物図屏風」の飄々としたタッチの方が個人的には好きかな(疲れなしね)。画像はクリックすると拡大します。20060509100321

今週もう一度東博に行くつもりなので、その後若冲以外の作品も取り上ます。

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