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2009年9月30日 (水)

再び青森へ vol.1          「恐山」は怖くない 

9月27日から一泊二日の旅。043

早朝、東京駅からモロ志賀氏(仮名)と東北新幹線で東京を出発。

なんと昼過ぎには恐山に着いてしまうという。学生の頃には考えられなかったことだ。東北への旅と言ったら長時間覚悟で八戸辺りまで辿り着くのに一苦労。そこからさらに交通が不便な下北半島てっぺん部分の恐山までなんてとてもとても無理。だいたい恐山自体の「霊場」としての特殊性が外部の者を寄せ付けない印象を与えていて、自分ごときが(興味はあるとはいえ)物見遊山で訪れてはいけない場所だとも思っていた。

先日も書いたが、もとはと言えば『田園に死す』のイメージが強烈過ぎたのだ。

これはねぇ、ホント、トラウマに近い。19歳の時に 新宿にあったatgの劇場で観たのだが、いやもうそのイメージの奔流に弄ばれ頭の中を強制リセットされたような放心状態になってしまった。よほど強烈な印象を残したのだろう、その時一回きりの鑑賞だったのに数年前DVDで再見したら細部までほぼ記憶通りだったのには自分でも驚いた。

ところがこの作品が良くも悪くも自分の中の「恐山」のイメージを確定しまったのだ。そのイメージをここで具体的に書き出してしまうと下北地域への偏見と捉えられかねないので自重するが・・・一言でいえば「暗く重い閉塞感」か。しかし寺山自身は三沢出身で恐山周辺で子供時代を過ごした事実はないし、だいたい恐山近くに集落はなく地元民でさえ距離的にも地形的にも気軽に行ける場所ではない。つまり全て寺山修二の作り出した虚構、脳内イメージなのだ。そうなのよ、でもね、分っているけど一度刷り込まれてしまったイメージを変えることはなかなか難しいのだ。

自分の目で見てみるまではね。

ということで、八戸駅到着。ここからJR東日本特別列車「き・ら・き・ら みちのく」号(おいしいお弁当付き)で一路下北へ。012kirakira

東北本線野辺地駅から大湊線へ乗り入れ下北半島を北上する。下北半島ですよ、下北。子供のころ、日本地図でそのマサカリのような形に強く惹きつけられた経験は誰でもあるだろう(よね?)。そこを付け根の部分に向かって走っている事実だけで軽く興奮、左の車窓に陸奥湾が見えてきた辺りで、もう席には落ち着いて座っていられない状態に。天気が良くて素晴らしい眺めだもの仕方ありません。列車の窓が大きく取ってあって風景がパノラマティックに楽しめるのも良かった。「き・ら・き・ら みちのく」号、お薦めです。

1時過ぎ、下北駅到着。以下、Vol.2へ続く。

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