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2009年8月17日 (月)

ギター 29 ヒューバート・サムリンそして、なぜかN.Y.D.

ハウリン・ウルフにすっかり魅せられてしまい、古いCDを引っぱり出したりネットで動画をチェックしたりとのめり込む。と、しだいに存在感あり過ぎるウルフの脇で控えめながらもしっかりと自己主張しているギタリストが気になり始めた。そうヒューバート・サムリンだ。

前から名前もプレイも知っていたのに今頃になって急激にハマった。若い頃には気がつかなかった魅力を感じる。最近になってやっとブルースが自分に近い音楽として「聴ける」ようになったかもしれん。「弾く」ほうはまだまだ追いつきそうもないが。

ウルフの名曲群もこの人抜きではあれほどの魅力を放つことは無かっただろう。基本的にバッキングやリフで独自の個性を発揮するタイプなのだが、その洗練されたスタイルがそのままではアクが強すぎるウルフの楽曲に都会的な大衆性(シカゴ・スタイル!?)と普遍性をもたらしたのだと思う。時折見せるオブリやソロもあくまで楽曲ありきのアプローチで非常に良いセンスを感じさせる。そうブルース・ミュージシャンにしては「オレ様」性が希薄なのだよね。だからこそ生き残ってきたのかもしれないな。気が付いたらミュージシャンズ・ミュージシャンとして尊敬を集める立場に居たということだ。とはいえ本人はいたってマイペース、どんな大物から若手まで誰と共演してもスタイルは崩さず、何より楽しんでいるのが素晴らしい。

ウルフがらみ以外でも動画の数が驚くほどあるのだが、今回はこれを紹介。

教則スタイルでしかもキーも完全なE、もちろんコピーしました、ピック弾きに置き換えたなんちゃってコピーだけどね。それよりも、ヴォーカルがあのデビッド・ヨハンセンだよ、ヨハンセン!昔からエンターテインメントからルーツまでアメリカ(もしくは周辺)のポピュラー音楽に造詣が深くなかでもR&Bやブルースには並々ならぬ関心を持っていたことは知ってはいたが、こうやって実際に歌っている姿を見るとなんだか嬉しい気分になるのだ。そういえば彼は2002年にDavid Johansen & the Harry Smithsという名義でフォーク・ブルース・アルバム「Shaker」をリリースして音楽専門誌の賞を取っているのだよな。もっとも数年後のN.Y.D.のりユニオン活動ではすっかりドールズのヨハンセンに戻っているところが全くもってロックン・ロールだと思う今日この頃(何のこちゃ)。

そこで、ここで強引にニューヨークドールズの動画を紹介。うーむ、「Looking for a kiss」「Personality Crisis」 「Jet Boy」etc、どれも捨てがたいが、ヨハンセンのシャウトから始まるこれにしよう

いくつになってもこういうロックのチープで過剰なスタイルには惹かれるものがあるなぁ。ジョニー・サンダース、かっこよすぎ。いつ見てもシルヴェイン・シルヴェインのフルアコ・ギターでかすぎ、でもなぜか似合っているのだ。

キリが無いのでこの辺で・・・鬼籍に入ってしまったドールズ・メンバー(ジョニー、アーサー、ジェリー)にあらためて合掌。

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