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2009年7月 6日 (月)

Fallout 3 DLC Part.2「The Pitt」

ダウロードコンテンツ(以下DLC)第一弾の「Operation:Anchorage」はFallout 3本来の世界観から一歩距離をとったサブゲーム的な印象であったが、この第二弾「The Pitt」はまさに直球ど真ん中、善も悪も表裏一体というリアルな状況の中でシビアな決断をプレイヤーに迫るという本編そのままの仕上がり。ある意味本編以上に鬱な展開かもしれない。どちらを選んでもすっきりしないし・・・何が正しかったのかの答えもゲームの中では明らかにされないのだ。_12368733498574

以下、若干のネタばれもあり。

敵対する支配者と奴隷という関係性を崩壊させるための重要なアイテムが登場するのだが、これがアイテムと言っていいのか、なんとも意表を突くもので、先ずこれを知った時にプレイヤーの意思が非常に揺らぐ。この辺の構成はほんとに巧い。

そして奴隷側リーダーのセリフや態度に感じる不信感がプレイヤーの判断をさらに惑わせる(こいつはほんとに最低な奴で、革命に勝利しても新たな独裁者になるだけじゃないかと思うのだ)。結局は要所要所でセーブしてあらゆる結末を試したくなってしまうのだがね。

他に感心したのは、支配者側のレイダーたちのキャラ設定だ。ほぼ全員名前があり、短いながらもその個性を印象付けるセリフがある。生意気な奴、気のいい奴、イラつかせる奴、危ない奴、かわいい奴、色っぽい奴等々、だから敵対する関係を選んだ時の銃撃戦では複雑な感情に襲われる。死んだ方が良い奴らばっかりではあるが、単なる雑魚キャラを超えた生身の存在感があるからだ。そこには勝利のカタルシスは無い、あるのは釈然としない鬱々たる気分だ。この直後に、あの最低野郎の奴隷側リーダーに会うわけだから、思わず感情的になってしまうのだよ。かと言って、支配者側に全面的に賛同できるかというとそれも微妙なのだ。所詮無法者集団であるわけだし・・・うーむ、見事に製作者たちの思うツボだな。よーするに、Fallout 3はそういうゲームなのだよ。

アメリカ本国ではDLC第五弾まで配信決定している。とりあえず日本では3作目の「Broken Steel」の配信が待たれるところだ。

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