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2009年6月

2009年6月30日 (火)

陽炎の辻 3 居眠り磐音江戸双紙 9        

竹内力がスタジオパークに出演していたのに録るのを忘れた!残念。

このお方はもともと二枚目俳優で活躍していたのに、あの岸和田シリーズのカオルちゃん辺りから怪物系演技がメインのイメージになってしまい、こりゃテレビ・ドラマ出演は(放送コード的にも)無理だなぁと思っていた。大河ドラマ「風林火山」の時にも出演の噂だけはあったけど演出的に使い方が難しそうだし・・・だから今回の「陽炎の辻」での準レギュラーとしての登場には驚いた。しかもいつもの竹内力仕様そのままで存在感(異物感)丸出しという状態だし。もちろん、スタッフがそれを望んだからであり竹内力はプロとしてそれに応えているのだろうけど、その辺の経緯というか事情も知りたかった。どうだったのだろう?そのあたりの話は出たのかな。

で、今回も出てたねぇ、雑賀泰造。刺客4人を磐音のもとへ送り込む悪の元締め、その顔芸も含めて何というコテコテの悪役ぶり。それぞれの刺客と磐音の一対一の戦いが続くのもうれしいが、最後に満を持して登場するであろうラスボス雑賀泰造との対決がすごく楽しみだ。

そうそう、霧子のアクションお披露目のシーンが良かった。ほとんどプロモーションのようだったけどね。今後各方面からオファーが増えそうだ。

ところでカオルちゃんて何?と思われる方もいると思うので竹内力と田口トモロヲが中学生役という時点で時空の歪みを生み出している最狂のバトル・ファンタジー「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」シリーズからあえてこのタイトルをお薦めしよう。ほとんど2大怪獣対決映画。

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2009年6月27日 (土)

ベルセルク

「ベルセルク」の最新連載分を読んだ。「理の終わり」が発動されて以来、急激に変動する世界を大ゴマを使い映画やアニメのストーリーボードのように描いた展開が続いている。

「風呂敷を広げ過ぎ」という表現があるが、こりゃ風呂敷どころじゃない。作者の脳内でイメージのビッグバンが起きたようで、湧き上がる表現衝動に抗いきれないかのようだ。この幻と現(幽界と現世)の境界線が無い混沌の楽園はグリフィスが、というよりも作者自身の願望であり最終目標であったかのようで、このままほっとくとストーリーの整合性など度外視してこの世界の隅々まで描き続けるのではないか(そしてすべてが崩壊する)・・・そんな心配をしてたら次回は9月25日連載ということで、とりあえず冷静にストーリの再構築を図ってくれそうだ。しかし、既に「理」は無いも同然、何でもありの世界になったわけで、物語的にはいくらでも暴走できる免罪符を手に入れたようなもんだ。一時は(緩やかにではあるが)収束しつつあるように見えた物語が再び拡散に向かう可能性もある・・・終わりは始まり、そうあの時の「蝕」ように。

そういえば、グリフィスが「白い鷹」の姿でいる必然性も消えたわけで、こりゃゴッドハンド降臨の可能性もあるということか。今回も長い時間をかけて愛着の生まれたキャラ達に理不尽な「死」が訪れるのだろうか・・・それはちょっといやだな。

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2009年6月26日 (金)

スーパースターの最期            マイケル・ジャクソン

「ビートルズはキリストよりポピュラー」と発言したのはジョンだったが、人種や宗教を超えてあらゆる国の大衆文化に溶け込むほどの影響力があったマイケルはそのビートルズよりもポピュラーな存在だったのかもしれない。私生活も含めその存在全てが偶像化され記号化され「消費」されたある意味究極のアイドルとも言えるだろう。死後メディアに溢れ始めた彼にまつわる膨大な言説の中に、肝心の音楽的才能に触れる部分が驚くほど少ないのはしょうがないことか。それにしてもロクに知りもしない人物まで訳知り顔のコメントを出しているのを見ると(それが大衆的スターの宿命とはいえ)怒りを覚える前に悲しい気分になる。

せめてこの機会に正しく彼の音楽的遺産を知りたい知って欲しいと思う人々も多いようでネット上には関連動画が次々と上がり始めた。たしかにその天才ぶりは言葉で説明するよりも観て聴いてもらう方が確実に伝わるな。

合掌。

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2009年6月24日 (水)

Power To The People

梅雨のせいか体調悪し。風邪っぽいが、ダルさもある。例のインフルエンザが頭に浮かぶが・・・たぶん大丈夫だろう。

ところで、今、政治が大きな転換期を迎えようとしている。有権者として覚悟をすべき時が近づいてきたということだ。結果を恐れていたら新しい判断はできないとはいえ、やはり慎重になるべきところはなるべきだろう。ただ判断材料である情報の善し悪しの評価は相対的なものであるし(得てして表面的で派手な部分に目を奪われやすくなるものだが)大局を論じている風な奇麗事の詭弁に惑わされず、まず自分の社会的立ち位置や生活環境からの視点で冷静に判断することが大事だ。

今のイランの政情を知るにつけ、自分たちが政治の流れを変える機会を合法的な正しい選挙という形で与えられていることの重要性をもっと意識すべきだと強く思う。

偉そうですいません。

120183992118816322395_3 このイラン出身の女性監督よるアニメ映画「ペルセポリス」を最近観たこともあり、イランの政治的混乱がたいへん気になる。

イランや中東地域の歴史的背景や宗教・政治は第三者には複雑すぎて理解しずらいのは確かだ。

しかし民衆(生活者)の視点から見ればその人間的な感情に大きな違いがあるはずもなく、さまざまな共感を通じて理解出来る部分があることを知る。これはそんな映画だ。主人公家族が恵まれた知識階級ということもあり所詮一面的な見方だけという意見もあるが、これも事実の一部であることは間違いないし、何も知ろうとしないよりはずっとましだ。

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2009年6月23日 (火)

ギター 23                   Frank Zappa - Black Napkins      

自分のバンド以外をバックにしての演奏は珍しい。

シンプルな機材だけど(だからこそか)独特のタッチから生まれるSGの音色がザッパ・ミュージックの「色気」をよりダイレクトに伝えてくれる貴重な映像だと思う。

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2009年6月22日 (月)

NIGHT FLIGHT Perfume

待望のフル・ヴァージョン配信開始。Viploader1047717

良く出来た曲だ。歌やメロディはもちろんループの音色やリズム・パターンなどほのかに漂う昭和歌謡テイストがまさに日本的テクノ・ポップの王道という趣だ。宇多丸が高橋幸宏っぽいと言っていたけれど、たしかに感じるな。正式にシングルとして出せば更なる成功につながる大衆性も備えた曲だと思うけれど、あえて配信のみでアルバムの成功に結びつけようとしているのかな、アルバムがメインで売れるミュージシャンはアーティスト性が高いという印象はあるが・・・本人たちや周辺のあれやこれやも考えると、このままPerfume「らしさ」がJ-POP的なフィールドに落ち着いてしまうのは仕方ないのかもしれないが、それはやはりつまらんな。

今秋のツアー終了後は仕切り直して(休養して)、来年は世界へ、てなことになって欲しいけど、無理か。

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2009年6月20日 (土)

SUPER JUNKY MONKEY       One Night Stand@恵比寿LIQUIDROOM 2009.6.20         

0001055m ありきたりな表現だが「感動」した。

知人は623の不在を嘆いていたが、俺は3人の演奏の中に彼女を感じる瞬間が何度もあった。少し涙が出た。

3人でこれだけの音を出すバンドは今でもなかなかいないだろう。進行するにつれ曲間のHP回復タイムが長めになるのにはちと笑ったが、とても一週間だけのリハ―サル(かわいしのぶ的にはリハビリ)とは思えない完成度だった。中でもただでさえややこしいバッキングを付けながら623のヴォーカルまで再現していたKEIKOの技量には改めて敬服。声質も似ているんだよね、普通に巧いし。特にラップ部分が重要な「Mother」は今回のライヴでは聴けないと思っていたので、その見事な再現ぶりには感激した。

それにしても一回だけの復活ライヴというのはもったいないと思いませんか?

いや、だからこそ「特別」だったのかもしれないが、でもねぇ、もっと聴きたいし、もっとたくさんの人に聴いて欲しい。だいたい10年ぶりの記念イベントが一回きりのライヴだけといのは如何なものかと。音楽・映像ソフトがことごとく廃盤状態という現状も非常に残念だ(CDショップにコーナーが無いのは寂しいな)。再発等に関しては権利関係など大人事情もあり難しいところなのかもしれないけど、せめてライヴ活動はしばらくの間継続して欲しい・・・でも、やはり一回きりだから良かったのかなぁ?

セット・リスト

あいえとう
R.P.G
WE’RE THE MOTHER
if
REVENGE
DECIDE
SHOWER
BUCKIN' THE BOLTS
ーアンコールー
SUPER JUNKY MONKEY のテーマ 
FASTER
記憶の捏造

おまけhttp://www.youtube.com/watch?v=n_U4WbM_h4I

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2009年6月19日 (金)

MUSIC MAGAZINE 7月号          菅野よう子

Mm200907 表紙を見て誰だか分ってしまう程度には好きな作曲家菅野よう子の特集。「好き」とは言っても最近は彼女の関わる作品(主にアニメ)に接することが少なくなっていたので(興味は継続していた)この特集はありがたかった。インタビューを読むと彼女の早熟ぶりが良く分る。天性の才能に加えて音楽に対する柔軟で貪欲な姿勢がその音楽を魅力的にしているのだろう。最近の作品もチェックしてみるか。

Song to fly 41kbsx3cs5l__ss500__4今でもiPodで聴き続けている98年のソロ・プロジェクト・アルバム(彼女自身はソロ・アルバムとは認識していないようだが)。もしも彼女にヴォーカルの才能もあればケイト・ブッシュのような立ち位置にいたかもしれないな。

ところで、ミュージック・マガジンの来月号はPerfume特集。インタビューもあるようで楽しみだ。

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2009年6月18日 (木)

陽炎の辻 3 居眠り磐音江戸双紙 8

竹村の旦那はやる気の空回りは多いし、隙だれけで付け込まれるし、全く頼りになるんだかならないんだか。時々良いことを言ったりするけど、「お前が言うな」と思わなくもないし。でも、そんな人間的なキャラが憎めないのだ。ともすれば良い人ばかりで凡庸になりがちな磐音周辺のドラマ部分に竹村のような「異物」が存在することで適度な起伏が生じ味を増している。今回もそんな竹村の旦那の活躍(?)もあって今津屋の危機が回避される展開で面白かった。宇梶剛士は決して演技が巧いわけではないけれど、この竹村役はほとんど宇梶の地ではないかと思えるほどハマっている。

そして前回から続く磐音と刺客四出縄綱との対決。

素晴らしい決闘シーンだった。四出役小沢和義の説明的なセリフを排して表情だけで見せる演技が決着後の余韻を生み出していた。観る者も劇中の磐音が知る程度にしかこの刺客に対する情報が無いのだが、逆にそれがこの男の哀しみを直接刃を合わせた磐音を通して我々に伝え、決着後の磐根の複雑な想いまでも共有させてくれたと思う。

バッサバッサの大立ち回りもいいけど、一対一の殺陣シーンには独特の美学があって好きだ。もちろん活かすも殺すも演出次第なのだけど。プレマップの予告を観る限り、これから一対一の決闘シーンが増えそうで嬉しい。

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2009年6月17日 (水)

サラリーマンNEO Season4-9

電車にて ― 車内で弁当広げる事は地方のローカル線では結構あるらしい。都心でもパン食っている奴ぐらいだったら見たことがある。しかし、カレーは反則でしょう。食う奴の常識非常識を問う前に己の食欲が刺激されちゃうんだよね。夜食でカレーヌードル食べちゃったじゃないか。

龍のように -弐- ― サラリーマン(オヤジ)向け漫画雑誌にはこうゆう主人公が良く登場する。鬱陶しいぐらい自意識過剰で唯我独尊、道理引っ込む屁理屈説教(ついでに顔面崩壊)・・・でも不思議なことに周りは素直に納得・感激・感謝って流れになっちゃうんだよな。ま、我々はそこを突っ込みつつ楽しむわけなのだが、奥田恵梨華の締めの一言のようにね。

サラリーマン童話 -金の企画書 銀の企画書-  ― 若い頃、一晩徹夜して仕上げた渾身のレポートを数年後に上司の机の側の書類ファイルの中に見つけた時は心底がっかりした。ハンコすら押していない。読んでいねぇってことだ・・・よーするに、真面目にやっても要領が良くても、上司によっては皆同じということだな。上司は選べないからなぁ。

セクスィー名作シリーズ -恋知人- ― タイトルは「れんちじん」と読むのだろう。元ネタが大河ということでかセットや衣装にも力が入ってたな。バカバカしさも手間暇かければ突き抜けるということか(意味不明)。「風林火山」のテーマ曲がこんなところで聴けるとは思わなかった。

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2009年6月16日 (火)

SUPER JUNKY MONKEY                      

ライヴを前にSJM関連のアクセスが増えてきたので、カテゴリーを設けてまとめておきました。

SUPER JUNKY MONKEY http://waretadataruwosiru.txt-nifty.com/blog/super_junky_monkey/index.html

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2009年6月15日 (月)

ギター 22

7月の末に次のライヴを演ることになりそうだ。場所は金沢、ヴォーカルM氏のホームグランドだ。先方の都合もあるし日程的な変更はあるかもしれないけど、とりあえず本格的に練習を始めるか。と言っても、曲もメンツも未確定なんだけどね。

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2009年6月14日 (日)

SUPER JUNKY MONKEY「ANOTHER Holy Mother Of Meatloaf(略してあなほり)」         @下北沢440 2009.6.13

6月20日の復活ライヴのPre Eventとして企画されたSUPER JUNKY MONKEY(以下SJM)のビデオ上映会に行ってきた。001

メンバーによるトークもありということで、かわいしのぶ、KEIKO、まつだっっ!!(自称・堀北真希)が参加していたのだが、これがまぁ、グダグダで「らしい」内容だった。特に単なる酔っぱらいと化した自称・堀北真希がヒドイ。楽しかったのだろうな。

イベントは途中に休憩をはさんだ二部構成で行われた。

前半は公式でリリースされたビデオ作品2タイトル「DEATHI」「HOLY MOTHER OF MEATROAF-2」をそのまま上映。何度も繰り返し観ていた内容ではあったが大きな画面と爆音で接すると新鮮な感動があった。中でもライヴ・シーンは画面から飛び出すエネルギーが半端なく圧巻であった。

そして後半は、今回の目玉といっても良い秘蔵ビデオお披露目。これがもう感涙物のお宝映像ばっかりで素晴らしすぎた。事細かに報告したいところだが、とりあえず2つだけ。

前にこのブログで紹介(http://waretadataruwosiru.txt-nifty.com/blog/2008/08/post_b0e5.html)した「タモリの音楽は世界だ」出演時の舞台裏を含めたフル・バージョンがクリアな画像で観れたことは八百万の神々に感謝してしまうほど嬉しかった。霊界の伝道師丹波でさえ認めた623の華のある存在感がなんとも魅力的。美人でクレバーでもちろん音楽的才能もあって、でも時折繊細さや儚さを感じさせる瞬間があって・・・それは私が「結末」を知っているからかもしれないけど。

そしてもう一つが、SJMが新たな次元へ突き抜けるはずだった休止直前の音楽的成果を記録したイギリス公演での映像だ。SJMの曲はどれも今の時点で聴いても全く古さを感じさせない普遍性を持っているけれど、ここで演奏された「E・KISS・O」「Towering Man」の2曲はむしろ今聴くからこそ正しく評価される内容だと思う。トランス系でありながらハード・エッジで万華鏡を覗き込むような演奏と音楽の持つ呪術性を強く反映したような623のヴォーカルはまるで曼荼羅の様な心的宇宙を想起させる。もともと巫女的体質を強く感じさせた623にとってはこの音楽性に辿り着くのはある種の必然だったのかもしれない。ただただ圧倒された。他の曲も含めてぜひ完全版が観たい。いろいろと障害はあるかもしれないが何らかの形でリリースして欲しいな。

そして、いよいよ今週末には復活ライヴ!

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2009年6月13日 (土)

哀悼 三沢光晴

まだ46歳かよ。受け身は巧かったはずじゃないのか、三沢さん。試合に集中できないほど疲れていたのか?魔が差したとしか思えない。「ガチ」すぎるよ・・・

満身創痍だったという話も聞いたことがある。現役レスラーを続けながらの社長業はこちらの想像以上のストレスをもたらしていたのかもしれない。まして昨今のプロレスを取り巻く状況は厳しさを増すばかりだったし。でもこんな最悪な逝き方は無いだろう。プロレスを知らない人たちにさらなる誤解と悪い印象を与えなければよいのだけど。いや、偉そうな事言う前に会場に足を運べよ、ってことか。ここのところプロレスは「読む」だけだったし。追悼興業はノア主導で催されるのだろうけど、できれば業界全体で盛り上げる形にしてほしい。必ず行くから。

と、ここまで書いた後、ネットで関連記事を読んだ。少しづつレスラー関係者のコメントも紹介され始めた。じわじわと自分でも意外なほど哀しみがわいてくる。テレビ放映が打ち切られて、責任者としての正念場を迎えるこの時期での退場は本人が一番悔しいことだろう。

謹んでご冥福を祈ります。

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2009年6月12日 (金)

中春こまわり君「アニーよ銃をとれ」後編

やっぱり諸悪の根源は業原幸男かと思ったら、裏幕にもう一人池田春美がいた。なるほど、これがサブタイトルのアニーに繋がるわけか。でもアニーってこんな悪いイメージだったけ?あまりに昔のことなので漠然としか覚えていないが、確かに男勝りではあったにせよ正義感は強かったような記憶がある。こんな強欲なコスプレ・ババアであるはずがない。と読み進めていくと、なんとも強引などんでん返しがあって、最後の最後に意外な人物が、違う、動物がサブタイトルの意味合いを補完してしまった。前編を掲載していたビッグコミックが手許になく確認はできないのだが、ドードーがメスというセリフはあった気がするけどピストルを飲み込むほどの悪食については言及していったけ?だいたいいつピストルを飲み込んだんだ?ドードーと登場人物たちとの絡み自体も少なかったし・・・クライマックスでの登場がすこし唐突にも感じた。うーむ、ラスト数ページでドタバタと無理やり終わらせた感は否めないな。本来はもう一回分ぐらい書き足したい部分があったのじゃなかろうか。単行本化した時に読めば印象が変わるかもしれないけど。

業原という素敵なキャラの獄中入りはちと残念。こまわりとのボケ・ツッコミはこの作品の一服の清涼剤(?)だった。何かすぐに出てきそうだけどね。

次の連載も(14号)も決定しているようで、順調な再活動ぶりは嬉しいのだけど、そろそろ「こまわり」関連じゃない作品も期待したいところだ。

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2009年6月10日 (水)

ヒメアノール3 古谷実

51pk9m3zbl__ss500_ 「じゃあ オレが一番バカ?」と少しは自覚が芽生えつつも、あいかわらず繰り返される挫折(自己嫌悪)と勘違い(妄想)。前半はそんな安藤の死と再生、いや再生じゃなくてゾンビ化進行のめんどくせぇ展開がイイ具合に楽しませてくれる。

もう俺は年齢的にも経験的にも当事者じゃないから、お話として客観的に笑えるのだ(まあ男の場合、いくつになっても当事者になりうるのだけどね)。

むしろ、ある種のファンタジーのような安藤や岡田の不器用な男たちの物語よりも並行して描かれる森田たちのデッドエンドな状況にリアリティーを感じてしまう。動けば動くほど重い現実に絡みとられる彼らには悲劇的結末しかありえなそうだが、そこに魅かれるのだ。もちろん共感や願望であるはずはないが、怖いもの見たさかな?ここで詳しく分析するつもりはないが、自分の「負」の部分に届くとでも言っておくか。

そしていよいよ並行する二つの物語が交差する時が来たのか、というところで次回に続く。

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2009年6月 9日 (火)

サラリーマンNEO Season4-8

意識的に後味の悪い作品を並べたようだ。

退職までにしたい5つのこと―ただでさえ無謀な挑戦が「社会の窓」で戦う前から完敗状態。男がそれを指摘された時、その日一日の生き方(社会的存在)を全否定されたような気持ちになる(経験者談)。

面倒クサイ―先輩はかなりひどいが、後輩もそこそこひどい。こいつらをおれは知っているかも。あいつらだな、特に飲んだ時にひどいんだ・・・あれ、おれも入っているような。

がんばれ川上くん―セクスィー部長とは対極な存在。女に不慣れで振り回される川上くんにシンパシーを覚える。辛いだろうが、がんばれ。

よく見る風景―もはや古典といっても良いNEO定番スケッチ。会話のズレ(特に受け手の理不尽さ)から生じる日常生活の中の不条理はモンティ・パイソン風でもある、この場合はドSな対応ぶりを見せる中田有紀につきるわけだが。一瞬たりとも「デレ」を見せない「ツン」徹底ぶりにはタマランものがあります、はい。

男の器―これは辛い。まずい。でもね、快楽には積極的でも勇気には消極的なんだよ、たいていの男は。だからね、正しい回避行動だと・・・思う。君子危うきに近寄らずってね。「快楽」を逃したことを残念と思っても「勇気」については何にも反省しないであろう入江雅人の顔が秀逸。

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2009年6月 8日 (月)

柴草玲「前山にて」

元宝塚歌劇団の春野寿美礼(はるのすみれ)が柴草玲の「前山にて」をカバーしてシングルで発売(7/22)する。どんな成り行きでカバーすることになったのだろう。柴草玲も最近になってその事実を知ったようだし。いずれにせよ、この名曲が少しでも広く知られれば嬉しいことではある。

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2009年6月 6日 (土)

Perfume 「直角二等辺三角形TOUR」

ニューアルバム「トライアングル)」発売に合わせてホールとアリーナ中心の全国ツアーが始まる。今回は生まれて初めてファンクラブ(PTA)というものに加入して先行予約抽選申し込みに挑戦してみた。

何故か東京での公演が無いため、アリーナクラスでは横浜アリーナの2DAYSを攻めてみたのだが、ものの見事に落選。余裕で楽勝かと思っていたのに・・・甘く見ていたわ。ま、たぶん東京での追加公演が武道館あたりでありそうだからそちらに期待することにした。

で、問題は東京近郊でのホール公演が埼玉の戸田市文化会館での8月7日一日だけという事実だ。何しろツアー初日という特別な日であるだけでなく、1210席という今のPerfume人気から考えたら奇跡的といえるキャパシティがたまらん。「憧れのタレントもすぐ目の前の驚きです」と文化会館サイトで紹介しているが(変な文章だが)まさにその通り。

こりゃ関東周辺だけなく遠隔地からの申し込みも殺到しそうで当選するのは絶対無理だとは思いつつ、せっかく枠があるのでエントリーだけはしておいた。

そしたら、当選しちゃた。

今年の運はもう使い果たしたな。

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2009年6月 5日 (金)

鈴木祥子@浜離宮朝日ホール 2009.6.4

アンコールで1曲だけアコギを弾いた以外は全てピアノの弾き語り。これが実に満足度の高いコンサートだった。

生楽器(特にピアノ)の響きの良さを目的に設計されたホールに合わせてPAは小さなスピーカー(モニター用?)がピアノの前に二つだけ。おのずと音量は小さくなる。最初は戸惑ったが、意識を集中して聴けば細部まで十分聴き取れる。むしろPAの存在を意識させない自然な音響が最後まで疲れずに音楽に集中させてくれたのだと思う。

名曲だらけのオリジナル曲だがこうして改めて集中して聴くと新たな感動や発見がある。基本的に私は彼女の声が好きなんだな、と再認識。どの曲にも内に秘めたエモーションを感じさせる部分がある。それは詞の一節だったり、身体全体でリズムをとる姿だったりするわけだが、それが歌声とシンクロする瞬間がたまらなく魅力的なのだ。

そうそう、今回は彼女の好きな映画のテーマ曲をカバーするコーナーがあったのだが、こういうリラックスして楽しめる部分があったことも最後まで集中が途切れなかった要因だな。しかし、当時は忌み嫌っていた80年代バラード系ヒット曲も今聴くと素直に良い曲と認めざるを得ない、悔しいけど。

紹介するCDは彼女のピアノと歌が堪能できる2枚組ライヴ盤。かわいしのぶとGRACEが参加したラスト3曲も素晴らしい出来。損はさせません↓

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2009年6月 4日 (木)

のる歌(か)そる歌(か) vol.8                    @下北沢440 2009.6.3

出演
・うつみようこ+奥野真哉+佐藤研二+藤掛正隆
・宙也+幸也
・SAICO[ゴンダタケシ(g/GRiP)]
・マドモアゼル玲とシノブプレ:柴草玲(17歳)、かわいしのぶ(17歳)

マドモアゼル玲とシノブプレは本来ホームであるはずの440では珍しく若干のアウェー感が漂うステージで、露悪的でシュールなパフォーマンスに圧倒されているのかドン引きしているのか、観客の戸惑い気味の反応が興味深かった。良くも悪くも強烈な印象を残したことは間違いないだろうな。

宙也+幸也はDe-LAXのボーカリスト宙也と、A.R.BやMUTE BEATなどで活動していたギタリスト内藤幸也によるユニット。ギター一本という限られた編成でいったいどんな音楽を奏でるのか、さすがにフォークっぽい展開になるのかなと思っていたら、これが大間違い。昭和歌謡と童謡という意表を突く選曲で、妙に「昭和」がはまる宙也の歌も最高だったが、バッキングで全編ロック・ギターを弾き倒してくれた幸也には脱帽。ガレージでサイケなグラム風アプローチがたまらんかった。こういうギターが弾きたいな。

SAICOは以前鈴木彩子の名で活動していたシンガーソング・ライター。彼女目当てのお客さんが一番多かったのだろうか、前の方の客席では身じろぎもせず集中して聴いている方が多かったようだ。ただ彼女の人生というか生き方がダイレクトに反映した歌の世界は熱心なファンを生み出すかもしれないが、聴き手を選ぶだろうな。

うつみようこのバンドはギターレスなのだが、佐藤研二の過剰なほど濃いベースプレイがその隙間を補っておつりがくるほどだった。久々にドカドカうるさいロック・バンドを聴いた気がする。だいたいロック・ソウルのクラシックスのカヴァーということ自体がツボだったし、演ってるミュージシャンが一番楽しそうっていうのが最高だ。それを観ているこちらも自然と身体が動くってもんだ、観客全員が・・・と、前列のお客さんが1ミリも身体が揺れていないじゃないか。た、楽しくないのか。ひょっとして反応しているのはオヤジだけ?ちょっと気になったが、ま、いっか。ところで、うつみようこは英語で歌うときのほうが魅力的だ思う。まさに水を得た魚というか歌の巧さがより際立つのだよ。あれだけうるさいバックバンド相手に無理にシャウトしなくても(埋もれずに)通る声ってなかなか無いよ。

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2009年6月 3日 (水)

これは良い「Perfumeを踊ってみた」動画

ネット上の動画投稿サイトにはクリエイティヴな人材が豊富だ。中でもPerfume関連にはクリエイター指向のファンが多いらしく(既にプロらしき人もちらほら)時折驚くほど完成度の高い作品がアップされていて興味が尽きない。

今年に入ってアーティスト素材を直接使用したMAD系の動画が肖像権の問題などで大量に削除された時にはがっかりしたが、おかげでダンスや楽器演奏などパフォーマンス系でレベルの高い作品が多く登場するようになった。しかも、皆、動画編集技術も素晴らしくて、その才能に年甲斐もなく軽く嫉妬すら覚えるのだ。

そしてPerfumeといえば独特で魅力的なダンス・パフォーマンス。これがその筋の方々をえらく刺激するようで日本のみならず世界中からも動画がアップされている。その分中途半端な完成度では相手にされないわけで評価の基準はかなりシビアだ。既にダンスの再現度が高いのは当たり前のことで、要は動画として楽しめるか楽しめないかということなのだ。

で、そんなわけで紹介するのはこちらの動画

何という才能の無駄使い。素晴らしい。まだ若そうだし・・・。

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2009年6月 2日 (火)

サラリーマンNEO Season4-7

「セクスィー部長」には毎回ゲストとして有名女優が登場する。それぞれの女優の意外な魅力を発見できたりしてこのシリーズの楽しみの一つではあるのだが、逆に俳優としての実力がはっきりしてしまう怖さもある。ゲストひとりだけテンポやアクセントがずれていて全体がスウィングしないことがあるのだ。好きな(好きだった)女優が出演する時に限ってその傾向が強いのは困ったもんだ。ジャンル(?)違いとか得手不得手といったこともあるのだろうけど、一応プロとして看板出しているのだからね・・・NEOレギュラー陣のふっ切れ方とどうしても比較してしまうこともあるけど。ひかりちゃん、笑っちゃってましたね、もう少し頑張りましょう。

Season4は女優陣がメインになるコントが多いが、あれだけ濃い男性陣に対抗しうるだけの実力が十分あるからだろう。いつの間にかいいポジションに居座りマイ・ペースぶりを発揮する宮崎美子や硬軟なんでもござれで守備範囲の広い堀内敬子などベテラン勢はもちろんが、中越典子も良い女優さんになったもんだと思う。安心して楽しませてくれる。「おこんさん」を知っているとそのギャップも楽しめるしね。

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