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2008年12月25日 (木)

イムリ 5 三宅乱丈

旅のイムリ(ドープ)が誰かに似ているとずっと気になっていたのだが、某掲示板にビームの名物編集長奥村氏説があった。なるほど、言われてみればまさにそのとおり。幸か不幸か(たぶん不幸)桜玉吉作品での欲望に忠実すぎる男O村の印象が強烈な為、ドープの朴訥な善人キャラからは想像もしなかったのだけど。

それはさておき、「イムリ」5巻目だ。51ewi5fej8l__ss500_

素材(キャラ)も揃った、スープ(設定)も上々、今回はそこに新たなスパイスが加わった、「血」だ。

「イムリの武器」による「死」に伴う「血」、そして「イムリの血族」として主人公デュルクの「生」を導く「血」。

イムリの武器がこれほど凄惨な死をもたらすものだとは思わなかった。首切断が確実な死をもたらすという合理性にこの武器の真の怖さが潜んでいる。発動シーンに爽快感やカタルシスなど微塵も無い、噴き出す血への生理的嫌悪感と理不尽で唐突な死への恐怖感だけだ、当事者のデュルクがそうだったように。

イムリであるからこそ得た自分の「力」に戸惑いつつも、イムリの血族として次第に自覚的になることで「力」を制御する術を身につけていくのであろうデュルクではあるが、その過程は決して平坦ではなさそうだ。逃げることのできない悲劇への予兆がストーリーのあちこちから漂ってくる。

ババド退場。結局はきっかけ作りをしただけなんだ。最後はあの帽子が役に立って置き物状態。

時々眼が怖いガラナダ。やはり只者でない(いい意味ではない)。

宿命の兄弟ミューバ。いろいろと面倒な存在になりそうだな。

旅のイムリ、ドープ。今巻では伏線作りで目立ったが・・・

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