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2008年11月27日 (木)

テリー・ボジオ@六本木STB319 2008.11.27

テリー・ボジオ(ds)、パット・マステロット(ds)、トニー・レビン(b、stick)、アラン・ホールズワース(g)

演奏の基本はテリー、パット、トニーによる即興演奏。それにアランのソロもしくは彼独特のコード・ボイシングでサウンドにテクスチュアを付けていく展開。ともすれば各々の自己満足的な展開になり観客は置いてきぼりになりがちな集団即興なのだが、トニーとパットの参加がロック的なグルーブ感とメリハリもたらし飽きさせることのないライヴだった。テリーも完全なソロの場合、自らの内面宇宙の探索といった体になるのだが(それはそれで好きだが)、今回はところどころで隠しようもないロック野郎ぶりが溢れだしていて最高だった。

アランはやはり混ざりっけのないソリストなのだなと改めて実感した。彼に求められるのは彼にしかできないソロやコード・ボイシングで、彼自身が曲全体の基本的展開(リズムやリフなどテーマ的なもの)に積極的に関与することほとんどはない。自身がソロをとるべき瞬間を模索し、その瞬間与えられた責任(望まれた結果)を果たす。他のメンバーの(良い意味での)全方位対応型スキルと比べると、その職人的スタンスが際立つライヴでもあった。そう言えば、トニー・ウィリアムスが大好きなテリーにとって、トニーの神プレイが炸裂していた時期のライフタイムに参加していたアランも神同然なのだろうな。目の前でテリーに平伏された時(ホントにorzした)のアランの困惑ぶりが微笑ましかった。

しかし、アラン独特のコード・ボイシングに瞬時に反応したり、リズム面でもボトムを支えるだけでなく彩りまで提供してしまうトニーのスティック・プレイは次元が違った。まさに天才、ベースの王様。彼が復帰したクリムゾンが楽しみになったきた。

おまけ)噂のボジオのドラム・セット(当日の物ではなくネットで拾った画像だけど)。Bozzio01

想像以上のデカさ。要塞とは言い得て妙だ。

演奏中観客から姿が確認できるのはこの部分のみ。東大寺大仏殿正面の観相窓が開いて、大仏さまのお顔を拝んでいる感じ。Terrybozziodsc8623_2

ということで神々の饗宴が堪能できるこれを紹介してお終い。

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