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2008年11月 8日 (土)

J-POPの「売れる曲」のほとんどに魅力を感じないのは何故?

何故だろう?

プロとしてのレベルの高さや意識の違いを感じさせない「親しみ易い等身大のアーティスト」達が多いせいかもしれないし、歌詞の低レベル化(比喩や暗喩が幼稚で語彙が極めて少ない)が原因かもしれないのだが、それよりもなんかこう鬱陶しいというかしつこいというか、普段音楽を聴く脳内の場所とは違うところに侵入してくる異物感が耐えられないのだ。

歌詞を理解しようとする動きが脳内で優先して、「音楽」として全体を感じることが難しくなる。それは普段洋楽を聴くことが多く、(外国語の意味が分からないこともあり)歌詞はメロディの一部という状況に慣れている自分が、具体的に理解可能な日本語に拒否反応を起こしているだけだと、つまりは個人的な慣れと嗜好性の問題だと言ってしまえばそれまでだが、音楽的構造それ自体に根本的な問題があるのではないかという気がしていた。日本語の歌詞でも全く気にならない曲もあるからだ。

それには薄々とは気が付いていたのかもしれないが・・・昨晩、偶然ネット上で見つけたこの動画にその答えの一部が具体的に説明されていた。目から鱗が落ちるとはこのことだ。私自身、音楽理論にそれほど詳しいわけではないが、ギターを弾く人だったらこのコードの「王道進行」にはすぐピンと来るはず。毎度のことですが、コメントは非表示推奨。

サンプルとして紹介している曲が好きな人には洋楽がダメというタイプが多いような気がする。ともあれ、いろいろと示唆に富むこの考察は、もっと広く知られるべきだ。日本的感性や情緒性にどうしてこの王道進行が訴える力を持ちうるのか、そして、この進行上で歌われる歌詞がなぜ暴力的に脳内に侵入してくるのか(私だけ?)、誰かもっと詳しく検証して欲しいと思う。

しかし、コレ使っとけば一般人大喜び、みたいな発想で安易にヒットさせようとする思惑がメーカーに日常的にあったとしたら(絶対あると思うが)、それこそ唾棄されるべき行為だな。

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