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2008年11月 3日 (月)

「陽炎の辻2 ~居眠り磐音 江戸双紙~」 第9回

毎回、食事をしながらもしくは酒を飲みながら見るとはなしに見ていた事もあり、今一つ人間関係を正しく理解していない私ではあるが(濃縮された30分間のストーリー展開はちょっと目をそらせただけで次の場面に切り替わってしまう)、それでも面白く鑑賞することが出来た。

それは「時代劇」の基本的要素―正義漢だが訳ありの主人公、人情味ある長屋の住人、ツンデレな町娘(?)等々―のおかげである程度先の展開が読めるということもあるが、なんといっても実力ある役者たちが登場人物たちを魅力的に演じていることにある。

短いシーンやカットの中で決められたセリフや動きをするだけでなく、その人物の「想い」や「背景」まで想像させるような余裕の演技力(何気ない表情・演技、アドリブっぽい一言)が、時代劇のお約束的登場人物たちにリアルな人間的存在感を与えているのだ。悪役でさえも切なく愛おしくなる。もちろん全ての役者が高い演技力を持つわけではないので、これは演出の力でもあるのだろう。

行間を読む、というか、観る者の想像力(≒妄想力)を刺激する作品は強いということだ。まるで漫画のコマ割りのようにサクサクざっくり進む展開を受け手の脳内で好きなように補完する楽しさは最高だと思う。

でも、「何で?」「どうして?」と全て説明的でないと満足できない向きもあるから難しいのだけどね。それにしても民放時代劇のように複雑な思考回路を持たないお約束の登場人物が、お約束の展開で、お約束の決着を付ける、だけじゃね・・・年配者向け?年配者全員がそんなに単純だと思っているのかな?それじゃジリ貧になるのはしょうがないな。

全然第9回の話題にならなかった。ここは「おこんが好き!」ということで、また次回。

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