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2008年11月19日 (水)

楽しい音楽生活 14             Perfumeは紅白でどの曲を披露するのか

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新曲発表のたびに良い意味でこちらの期待や予想を裏切るプロダクションは今回も同様だった。よりディープなクラブ系か、もしくは(紅白的な意味で)ファン層拡大を目指すポップス系か、というどちらかの方向性になると思っていたのだが、一聴すると直球の応援ソングとしか思えない曲で初印象は決してよくなかった。しかしPV付きCDを購入しリピートしているうちに、この曲は両方向性を備えたかなりの優れモノではないかと思えてきたのだ。

ネット上でも賛否両論あるようだ。とは言っても、大方の意見はPVと合わせて聴くうちに好きになってきた、というものだが。そう、Perfumeの魅力は、楽曲の(カラオケ的)親しみ易さや、日常の(癒しや励まし的)BGMとしての効果で評価されるものではなく、彼女たちの優れたパフォーマンスや作り込まれたサウンド・プロダクションの複合的表現性にあるのだから、聴き手にもある程度の集中力と持続性を求めるのだ。

その結果、聴くたび、観るたびに新たな発見やイメージが喚起され楽曲の深い部分に取り込まれていく。逆に言えば、Perfumeの曲やPVなどに接するたびに非日常的な高揚感と至福を与えてくれるのだ。これは中毒になる。個人差はあるとはいえ、二十歳前後の小娘や生意気そうな20代半ばの音楽クリエーターに自分の隠された(音楽性だけでなくいろいろな)嗜好性を刺激され弄ばれることになるとは思ってもいなかったコアな音楽ファンも多いのではないか、私の事ですが。

残念ながら期待された初登場一位は実現しなかったが、今回は大きなタイアップがあるわけではないし、むしろこれからのテレビなどでのプロモーション活動で本領が発揮されていくと思う。

カップリングの『願い』もこれまた「らしく」ない曲だ、というのが第一印象。路線的には『マカロニ』系と言えるかもしれないが、「狙った」ものではなく素直に出てきたような詞とメロディーにPerfumeというより中田ヤスタカの音楽性の深い部分が反映されているように思う。そういえば外出中にiPodでこの曲を聴いていて、歌(詩の内容)に集中しようとした瞬間にサウンド全体に自分が包まれる感覚が湧き起こり驚いた。全てのサウンドがフラットに配置されているようでありながら、その一部分に集中すると全てが有機的に絡まってくる。これってアンサンブル音楽の理想だよね。そうそう、2曲とも歌なしのバックトラックが収録されているのだけど、これはこれで完成していて全くの別モノとして楽しめるところがまた凄いのだ。

ところで、ほぼ出場確定の紅白ではどの曲を披露するのかな。人気があると言っても幅広い層にあるというわけではないので、この際、新たな人気獲得の為にも思い切った演出をしてほしいと思うが、やっぱり、「Dream Fighter」になるのだろうな。そういえば、小学生以下の子供たちの人気ってどうなんだろう。あんまり情報が入ってこないのだが、将来SPEEDがPerfumeを産み出したようなことが起こるのだろうか。

同日発売のcapsuleのアルバムも購入したのだが、それに付いては次回の「楽しい音楽生活」で。

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