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2008年8月27日 (水)

シャッフルでゴー 10

今日も続けて

1曲目『Hard JiveMiles DavisNefertiti」 1967年51ep06cdg3l__sl500_aa240_

アコースティック・マイルスにおけるスタジオ録音アルバムの到達点。

このクインテット(サックスは流動的だったが)は60年代前半のライヴ時期の方が好きだったのだが、ここ最近は「ESP」以降のスタジオ盤ばかり聴いている。モードもポリリズムも変幻自在、ウェインが凄すぎる。おかげでウェザー・リポートまで再び聴き始めてしまった。

2曲目『洗礼人間椅子三悪道中膝栗毛2004年Sanaku

今年最大の発見!今頃ハマってすみません。みうらじゅんのビデオ「とんまつり」(2000年)での演奏を聴いたあたりから気にはしていたのだが、聴く機会がほとんど無かったからなぁ。

基本はハード・ロックやプログレなど70年代ブリティッシュ・ロックなのだけど、そこに日本的な要素(乱歩、東北、魑魅魍魎etc)をブレンドするセンスが頭抜けている。さらに高い演奏技術があるにも拘らず、テク至上主義にならず適度なポップ感覚があることも魅力の一つだ。しかも、その基本姿勢が20年近く活動してきてほとんどブレないことも素晴らしい(この一ヶ月で全アルバムを聴いてしまった)。また一貫して和嶋慎治(g)と鈴木研一(b)にドラムというトリオ・スタイルであるところも良い。

3曲目『Long Hard ClimbMaria MuldaurMaria Muldaur1974年413c1rcp90l__sl500_aa240_

大学に入った時、音楽好きという事を基準に友人が作れるという事が嬉しかった。何か新しい世界が広がる予感がしていた(結局、そんな甘いものではなかったのだが)。そんな友人の一人の家(横浜の中華料理店)へ泊りに行った時、彼が自慢げに聴かせてくれたアルバムが二枚あった。そのうちの一枚がこの「Maria Muldaur」だ。

彼は、「ハードで激しいロックも良いけれど、こういう音楽も良いんだよ、ホラここのストリングスがいいだろ、ギターもたまらんなぁ」、とかそんな事を2曲目の『Midnight At The Oasis』をかけながら言っていたような記憶がある(何人か参加ミュージシャンの名をあげていた気もする)。

それまでハード・ロック一辺倒だった自分には本当に新しい世界だった。一見オールド・ファッションでありながらロック経由でしか醸し出せない新しい感覚。参加ミュージシャンの若さ。アメリカ音楽の懐の深さに気付かせてもらった。もちろんこのアルバムはCD時代から携帯時代になっても聴き続けることになった。必要以上にのめり込むことはなかったが、その後の音楽人生を豊かにしてくれたことは確かだ。

そして、もう一枚ジェネシスの「Selling England By The Pound」。

これは、人生を変えました。まだ日本盤が出る前だったと記憶しているが、友人は「これは寝る前に聴くと最高なんだぜ」と言っていたな。このアルバムとジェネシスについてはまた機会があれば(iPodにも入っているし)。

その友人とは誤解もあって疎遠になってしまったが、元気かなぁ、木村君。感謝してるぜ。

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