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2008年8月17日 (日)

オリンピックの人々

なんだかんだで、興味深いな、やっぱり。

競技の勝敗はもちろんだが、選手や関係者、観客、マスコミ、ネット上の反応等、取り巻く人間たちの言動を観察するのが面白い。良い、悪い、美しい、醜い、テレビ放映が映し出す人間たちの生々しさは、美談や感動物語にすり替えようとする放送局の思惑を超えるインパクトがある。

女子レスリングでの浜口京子の素晴らしい笑顔に人間的魅力を感じたのは私だけでないだろう。

マスコミなどが望む故意のイメージ作りに合わせるなり抗うなり、ただ取り込まれるのではなく自分の意思(言葉や行動)で対応しようという選手が多くなってきたのも興味深い。特に連続出場で良い成績を残した選手たちの人間的な強さには感動を覚えた。なんとかして(演出上)思惑通りの言葉を貰おうとするマスコミのインタビューとの微妙な温度差が何とも・・・特に優勝直後のそれには失笑する物が多かったな。それにしても相変わらず(というか更にひどくなった)くだらないスタジオ場面よりも試合や会場の様子をそのまま流して欲しいのだよ、民放さん。

マスコミのイメージ作りや演出が先行した幾つかの団体競技が苦戦したり敗退しているのには「ざまぁ」という気が湧いてくる。それは負ければ存在価値がない、というようにマスコミが誘導してしまっているからだ。そのスポーツの本質や個々の選手の切磋琢磨と関係のないところで「商品価値」が決めれてしまう。過大広告や不当表示がバレれば即回収、廃品扱いだ。

資金面や施設などスポーツ環境が貧弱な日本おいて、国の援助は全く期待が出来ない。どうしても民間スポンサーやマスコミに頼らずを得ないところもある。ある程度の妥協と演出も必要だし、認知度という点で大きな効果を上げることもあるだろう。しかし、規模が大きくなる程、そのスポーツの持つ本来の魅力や楽しみ方が本当に伝わっているのかどうかは疑問になってくる。試合の楽しみ方を知らない人間は「結果」のみにしか関心はない。負ければ興味は無くなってしまう、消費されてしまうのだ。これはその競技にとっても選手にとっても不幸なことだ。

そんな事を考えたのは、女子バレーの不甲斐ない(投げやりな)試合ぶりを見たからなのだ。素人目にもわかるやる気のなさは応援する気を著しく萎えさせる。「勝って」結果を残すしかないのに・・・すでに関係者は「言い訳」をたくさん用意しているな。

日本国内での試合での過剰な演出が誇大広告もしくは不当表示(賞味期限偽装?)と言われないように対ブラジル戦ではテレビ的に美味しい「奇跡」を起こすしかないな。ま、せめて拮抗した試合を見せて欲しいぞ。

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