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2008年8月31日 (日)

スライ&ザ・ファミリーストーン       in東京JAZZ             @東京国際フォーラムホールA     2008.08.31 

スライに何を期待したのか?ちょっと冷静に考えてみよう。

1.「スタンド」やウッドストックに代表されるポジティヴで社会性のあるメッセージ性と祝祭性
2.「暴動」のようなドープでダウナーな密室性
3.「フレッシュ」におけるクールでミラクルなアンサンブルとねじれたポップ性

そんなの、3つともムリに決まってるじゃあるまいか!

そう、期待しても良いことは「そこに存在している」ことだけ(それさえも不確実であったのだから)。登場の瞬間が一番盛り上がったことは正しいことなのだ(出オチ?)

その意味ではまぁ満足・・・て、そんな訳ねぇだろ

もともと旧メンバーを含むトリビュートバンドにスライ本人が今年になってから便乗という事実があり、袂を分けたはずの他メンバーにとっては有難迷惑だったのではないか。だってこのオヤジ、まともにプレイする気ないじゃん。スライに合わせているうちに一緒にグダグダになってしまうアンサンブルが悲惨すぎるぜ。スライが退場した後、安心感と解放感から妙にアッパーになってしまう(演奏もグッと良くなる)メンバーの気持ちも分かるが、観客は置いてきぼりかよ。

ダメだコリャ

(おまけ)何が東京JAZZだかよーわからんが、その他の出演者の事も

ロベン・フォード ― 実はそんなに嫌いではない。70年代初頭アメリカ(特にLAメタル以前のウエストコースト)の有能な若手ギタリストは、本来ゴリゴリのロックやコテコテのブルース指向があっても(洗練と安定感が求められる)フュージョンもしくはスタジオ方面に行かざるを得ない台所の事情があった。ロベンもブルース・ギタリストとしての才能がありながら、フュージョン系と烙印を押されてしまったちょっと残念なアーティスト。でも、巧いんだよ。ライヴでもそんな本来の指向性が抑えられず思わずバリバリと弾き倒す瞬間があって非常に好ましかった。上着を脱いでチェックのシャツ姿でテレキャス抱えた時はロリー・ギャラガー(テイスト!)を思い出したぜ(ロベンもアイルランドやイギリスで生まれていれば同じような道を歩んだかも)。マイルスの目にとまり共演出来たのも、そんな彼の秘めたロックやブルースへの熱意にマイルスが気がついたからかもね。

サム・ムーア ― とりあえずアレだ、才能が枯渇したスライはサムの爪の垢を煎じて飲め!

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