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2008年7月15日 (火)

あんどーなつ 2

誰もが分かり易く、しかも共感を呼べるドラマ造り、簡単そうで実は困難な課題を着実に達成しつつある「あんどーなつ」第2回目。

話としては古典的すぎて、これで役者たちが熱く演じていたら苦笑するしかない展開になりそうなところだ。下町人情物というと必要以上に暑っ苦しい人間関係を描きがちで、どうも腹にもたる濃厚な味付けのものが多くなる。実際の下町はあっさりさっぱりしているから人間関係が必要以上に拗れずに済むのだ。決して広くはない土地に大勢の人々が代々変わらずに住み続ける場所だからこそ、人間関係を円滑にするために本音と建前の使い分けの技術が発達したわけで、それは余計なお節介や本音を曝け出し合う事ではない(隣近所のヘタな軋轢は孫子の代まで引きずりかねないからね)。それは全く「」ではないのだ。

各々が、自分の「出来ること」「出来ないこと」そして「すべきこと」「してはならないこと」を十分弁えているから、つまり自らの矜持を大切にしているからこそ、人々の情が触れ合い深い信頼関係が生まれる。梅吉の態度や行動が「」に思えるのは、つまりはこういう事なのだ。

説明的になり過ぎずツボを押さえた無理のない展開の脚本も良いのだろうが(原作とはすでに別モノになりつつある)、類型的になりがちな登場人物に適度なリアリティを与えている役者たちが適役だと思う。「悪役」としてしか認識の無かった國村隼が良いねぇ。

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