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2008年7月21日 (月)

あんどーなつ 3

前半の満月堂での創作菓子についての師弟のやりとりや、一ツ橋流のお茶会の場面あたりまでは、出演者の適度な距離感のある演技とゆったりとしたテンポに魅せられた。初めて「大人」の社会や文化に接しても落ち着いてきちんと対応できる主人公も良い(我ながら爺臭い意見だ)。

ところが、「子役」が現れてからは、登場人物たちが鬱陶しい程密着しはじめ、それぞれの気分や感情が露わになり始めてしまう。テンポは乱れ落ち着きがなくなり、どうにもしまりのない展開になってしまった。「子役」独特の演技の臭さに皆が引き込まれる、もしくは合わせてしまっているようだ(よほど天才的でない限り、子役の演技はオーバーで嘘くさい)。

「創作菓子」と「花火」を結びつける手段として「親と子ども」を持ってきたのだろうけど、肝心の「親子」を演じる役者たちの設定や演技にも違和感を感じるのだ(ピッシと躾けろよ、父親も子供も)。本来は「お茶会」と「創作菓子」に絞って話が進められるべきなのに焦点が曖昧になってしまい、物語に深みがなくなってしまった。個人的には1話2話と順調に築いてきた「大人のドラマ」としての物語世界が早くも破綻してきているようで残念だ。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

「あんどーなつ」をチラっとみました。
國村隼と貫地谷しほりの組み合わせをみて、
民放なのに「朝ドラ」じゃん!と思わずつっこみたくなりました(笑)
「いもたこなんきん」の國村隼はよかったなぁ。ウイスキーのCMの國村隼もよかった。「萌の朱雀」の國村も・・・
ハイ、こっそりファンです。

投稿: yuri | 2008年7月24日 (木) 21時20分

yuri様
ちょっとした所作や立ち居振る舞いに何とも言えない大人の「色気」を感じますよね。
役者の魅力は「華」と「色気」。
多分に人工的な「華」ばかりの昨今、貴重な役者だと思います。

投稿: kussy | 2008年7月26日 (土) 06時42分

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