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2008年4月 4日 (金)

関根史織@MARQUEE 3

某店でやっと見つけましたMARQUEE最新刊、今度こそ廃刊かと思った。出版社には申し訳ないが立ち読みで関根史織のページだけチェック。

今回彼女のチョイスは「バンコ」と「ロカンダ・デッレ・ファーテ」、どちらもイタリアのバンドだ。

417ft2v6twl__sl500_aa240_ バンコ(正式にはバンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)は良くも悪くも非常にイタリア臭いドメスティックなバンドで、それは特にヴォーカリストの巨漢髭面フランチェスコ・ディ・ジャコモのオペラチックな歌い回し(イタリア的こぶし?)とその街角でカンツォーネを歌ってそうな風貌のインパクトによるところが強いのだが、出てくるサウンドも濃い。PFMが洗練された中流階級的イメージ(バロック)ならバンコはもっと大衆的なイメージ(オペラ)かな、とは言ってもその演奏技術や音楽性はPFMに負けず劣らず高レベルのもので、その濃さに慣れるともうずるずると魅力に引き込まれてしまう。キーボード主体とはいえ結構ハードで攻撃的な側面や、いかにも70年代ロックという大仰さも好ましく思えてくるのだ。

さて関根嬢もお薦めの初期アルバム、やはりここは1st(通称“壺”)から順番に聴いて行った方が良い。私は2nd「ダーウィン」から聴き始めたが、正直「慣れる」まで時間がかかった。いやむしろ3rd(通称“扉”)の方が・・・どちらにしろ「ハズレ」はないはず(上の写真のアルバムは初期の曲を英語で録り直した世界デビュー盤。悪くはないがバンコの魅力はイタリア語で歌ってこそと思う)。

41j9bg5h7cl__sl500_aa240_ ロカンダ・デッレ・ファーテは既にプログレ全盛期を過ぎた77年に発売された1stが紹介されていた。70年代初期のバンドが自分たちのやりたいことをやりたいように表現していたら結果としてプログレに分類される音楽になっていたことに比べると、もう明らかにプログレというスタイルありきで結成され制作されたアルバムだ。日本での発売は80年代に入ってからだったと記憶しているが、イタリアらしさを残しながら洗練された演奏と録音でプログレのお約束的展開が楽しめて個人的には結構好きだ。

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