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2008年3月 2日 (日)

にぎり寿司三億年 山上たつひこ

楽しみにしていた「半田溶助女狩り」は『諸般の事情』により発売未定、ていうか発売ラインナップからタイトルが消えているじゃないか!やはり、『諸般の事情』は厳しかったか・・・残念。477803063x_2

第1巻がシュールなギャグの連打によるカオスのような作品集だったことに比べると、第2巻はストーリー優先の短編集というところか。

初期の社会風刺や落語テイストの色濃い幾つかの短編。原作ものでありながら独自のギャグセンスと破天荒な山上キャラが合体して見事に自分の世界にしてしまった2作品。「がきデカ」で何度か披露された山上お得意の寿司に対する含蓄話を独立した作品にまとめ上げた「にぎり寿司」シリーズ。

そして落語、社会性、個性的なキャラとギャグ、含蓄、さらに作家性を強めた構成力等が高い水準で融合して生み出された傑作が「ファーブル新婚記」と「沈没村から」の2作だ

初見の時から強い印象を残したこの2作は、閉塞した共同体の狂気というか、未見の人の為に詳しくは書かないが、ある意味「イボグリ君」テイストの進化形とも言えるかもしれない。

上記2作は青年誌に掲載されていたのだが、同じ時期に少年誌に掲載された「タイムマシンつき電子レンジ」も好きな作品だ。お父さんの哀れな運命は笑えないな、あはは。

中春こまわり君、今回はつなぎの回か、「豚汁」ぐらいだもんな、次回に期待。

 

 

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