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2008年3月17日 (月)

フランク・ザッパ ギターマガジンで特集

ギターマガジン最新号でザッパ特集。Gm0804

以前にも特集があった記憶があるが、あれはいつ頃だったか?今回はZPZの来日とライヴCD/DVDの発売に合わせたものだ。

自他共にZAPPAマニアと認められている日本人ギタリスト達によるギター視点からの各自お薦めアルバムと名盤ベスト9の紹介記事。まぁ、妥当な選出かな。

一位の「ワン・サイズ・フィッツ・オール」は当時のバンドがライヴをを数多く経験してきていかに良い状態にあったかということが良く分かる完成度の高い作品だ。アンサンブルも無駄なく洗練され聴き易さでは(あくまでもザッパの作品の中ではだが)一番だと思う。ただ個人的には「オーバーナイト・センセーション」や「アポストロフィ」のごった煮感や猥雑さ、下品さにより強く魅かれる今日この頃なのだ。各ギタリストのお薦め盤も個性が出ていて面白かった(斎藤誠のザッパ好きは初めて知った)。

他にドゥィージル、マイク・ケネリー、そして1988年当時のザッパへのインタビュー記事。どれも興味深い内容だったが、やはり圧巻はザッパ自身へのインタビュー。柔軟な姿勢とはただ無自覚にすべてを受け入れるのではなく、批評し取捨選択する能力があってこそ成り立つのだ、と今更ながら教えてもらった。

ついでに今の時点での個人的ベスト3

1.ジョーのガレージ:ロック・オペラ風の作品で、曲の内容もセリフを歌に置き換えたものやナレーションが多く、英語圏以外には取っ付きにくい作品ではあるが、最近になって対訳を手にじっくりと向かい合ったらすっかりハマってしまった。ザッパのギターも絶好調!「イースターのスイカ」はじめ名演満載。時代的には「黙ってギターを弾いてくれ」と同時期になる。

2.アンクル・ミート:ザッパが「普通でない」という事を強く認識させてもらった作品。

3.ザッパズ・チョイス:ザッパ自身の選曲と制作によるヴォーカル主体のベスト作品。ザッパへの興味が、ギター→アンサンブル→ヴォーカルと移ってきた私にとっては愛聴盤だ。当たり前のことだが、ザッパがロックを選んだのは時代ということもあるだろうが、表現手段としてのヴォーカルの重要性や必要性を強く感じたからだろう。

ZAPPAオフィシャルで壁紙配信中 Weasels_ripped_tnail_2

http://zappa.com/flash/jazzfromhell/01.html

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