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2008年1月19日 (土)

楽しい音楽生活 3

携帯オーディオ、一部音源入れ替え。

今回は女性アーティスト中心で、鈴木さえ子「STUDIO ROMANTIC」「科学と神秘」、柴草玲「レクイエム」「うつせみソナタ」、パーランマウム「we are PARANMAUM」、そしてジェネシス3枚組ベストからガブリエル在籍時のDISC.3を。

鈴木さえ子「科学と神秘」51qkl2b791nl__aa240_

80年代、私のアイドル(笑)。

ロック・ドラマーであり優秀な作曲家でもある。ジョン・ボーナムを愛し、XTCやガブリエル等、同時代のポスト・ニューウェーヴ系アーティストとも共振していた。ソロ・アルバムを何枚か発表した後、子育て等の理由で活動を休止。

プログレッシヴでありながら極めてポップ。職人的とも言える緻密なアレンジの楽曲は時代を超えて魅力的。

作曲能力が買われてCM曲も多数制作。もっとも有名なのは明星食品「すぐおいしい、すごくおいしい」。

活動休止中、プライマル・スクリームのコンサートで知人の紹介で挨拶をする機会があったが、舞い上がってしまいろくな話もできず。ただ、所帯じみたところもなく昔のイメージそのままだったので、ひょっとしたら活動再開が近いかな、と思っていたら、「ケロロ軍曹」で大復活!CMの仕事も本格的に再開、本人まで出演してたりする。バンド活動もシネマ再会という形でスタート、プロデューサーに元旦那鈴木慶一がいるのがなんとも時間の流れを感じさせる。

ベストやサントラを除くとオリジナルアルバムは4枚。すべて愛着があるが、ここではセカンドの「科学と神秘」を紹介。

ファーストはレコード会社の意図もあり手探りな部分もあったが、鈴木慶一とのコンビにゲストを加えて制作したこのアルバムこそ彼女の世界の全面開花といってよいだろう。この後のアルバムも基本コンセプトは変わらなかった。キュートな歌声と捻じれたポップ性、偏執的とも言えるインスト曲の存在。録音技術を駆使した万華鏡のようなアレンジと音響。シュールで抽象的な言い回しの多い詞も刺激的。全体的には明るい印象でありながら、その裏には不気味さやダークな部分が見え隠れする。

ところで、最終曲のタイトルが「恋する惑星」なのだが、ウォン・カーウァイの映画「重慶森林」公開時にタイトルを借用してたのが今でも気になる。権利関係はどうだったのだろう、曲のタイトルじゃ主張のしようがないか。

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