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2008年1月

2008年1月31日 (木)

ちりとてちん 第101回

結局はのろけかい?Thu_1_s

話を聞くつもりが、話を聞かされてしまった若狭であった。

小浜和田家での師匠役渡瀬が巧い。

問わず語りに弟子たちのことを愛おしさをこめて糸子に語る、その落語家という「語り」を芸として生きている者らしい口跡が良い(落語を「演じている」時は微妙だったが)。

じわりと表に出てくる「死」の現実。時折見せる悲しげな表情、諦観、後悔、執着・・・揺れ動くいろいろな感情がその下に隠されている。いや、草若は隠しているつもりでも事実を知っている我々には伝わってしまう。

好きなはずだった酒、無理に杯を口にする場面は悲しい。

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2008年1月30日 (水)

楽しい音楽生活 4 柴草玲

熟女 柴草玲の事Fude_3

一般的にはCOCCOの「強く儚い者たち」「樹海の糸」などの作曲家と言えば通りが良いかもしれないが、柴草玲はコンスタントに良質の曲を作り歌い続けている現役アーティストである。ライヴ・ハウス中心だが積極的に活動しているので機会があればぜひ聴いてほしい。

私が彼女の存在を強烈に印象付けられたのは、筆おろしという恐ろしい名のグループのライブであった。ブルースギタリスト長見順、パワフルドラマーGRACE、そしてピアノ柴草玲、熟女三人によるこのトリオは音楽的技量も高いのだが全員が作って歌えるという強みがあった。しかもお互いの技量と才能が混ざり合った向こう側に「笑い」があったというエンターテインメント性も備えていたのだ。今は残念ながら活動休止中だが、アルバムを一枚残している。Cd_1 

このトリオで彼女は「ゴルゴ13の唄」「人は見かけじゃわからない」等彼女自身が小唄と呼ぶ日常に題材をとったノベルティソング風な作品と、豊富な人生経験(?)から生まれた「男」への恨み辛みを題材にした「昔のビデオ」「パキラ」等の作品を歌っていたのだが、その歌の内容と完成度もさることながら、彼女独特の自虐的とも言えるMC、凄味あるピアノプレイで観る者に強烈な印象を残した。

そうなると彼女のソロ活動に興味がわくのは当然だ。どんな破天荒なパフォーマンスなのだろうかと・・・

レクイエム31cjqdwpv6l__aa190_

彼女のソロ活動は筆おろし(今更ながらすごいネーミング)でのそれとは大きく違っていた。

美しいメロディを前面に出し、直接的な表現を抑えた詞は抒情性さえ感じさせ、ピアノプレイも歌を活かすためのバッキングに徹していて筆おろしでの演奏で披露していたロックやジャズ、ラテン等を取り入れた奔放なそれではない。

初めて聴いた時は物足りなさを感じたのも事実だ。

しかし聴き込むうちに分かってくる、彼女が抑えに抑えた女の情念が曲の深いところから立ち上ってくるのが。

むしろ表面上は害のない美しい曲に聴こえるから性質が悪いかもしれない。奥底から立ち昇る女の「匂い」に気がついた時はもう虜である。

レクイエム」は最初に購入したアルバム、思い入れも強い。ピアノ伴奏だけでなくオケやバンドがバックについているのだが、出しゃばらず曲を引き立てるアレンジが良い。表題曲をはじめ全曲お薦めだが、「宴」は名曲。

ちょっとご無沙汰なので、またライヴに行きたいな。最近のセットリスト見ると、相変わらずだなぁと思う、何ですか3曲目は!

1.福島の兄
2.食卓
3.さげまんのタンゴ
4.夏
5.遺伝子

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ちりとてちん 第100回

師匠の頭くしゃくしゃは反則Wed_2_s_2

個性的な兄弟弟子たちの中にあって、最も得体の知れない男四草の回。演じるのは「間違った人気」(By本人)の加藤虎ノ介。

初登場の時から、女たらしだったり中国語だったり毒舌だったり、ある種トリックスター的役どころであった。脇としてはおいしいキャラクターかもしれないが、話の本筋には絡ませにくいのではないかと思っていた。

ところが、加藤が実力はあるが活動の中心が舞台だったため一般的な認知度が低かったこともあり、四草の過去どころか本名さえ分からないミステリアスな存在と役者加藤虎ノ介のイメージが重なった。これが想像力豊かな女性ファンの心に火をつけたようだ。加藤自身が演技力は問題ないことに加え端正な顔立ちでクールな表情の下に「何か」があるように見えるから、さらにファンの想いは加速する。

最近知ったところによれば、四草役はオーディションではなく、直接加藤のところに依頼があったということだ。なんと!すべてNHK大阪の算段であったか、やるな。

そして、気が付いてみれば、四草は「ちりとてちん」ワールドを形作るピースの一片としてしっかりと存在感を主張していた。

今回も、四草の出生や過去の経歴が今の彼のどのような影を落としているか多くは語られていないが、師匠と九官鳥のエピソードから彼の本質が「情」にあることが伝わってきた。若狭の為に「饅頭怖い」を高座にかける、三年という年月が彼を更に成長させたことがわかる良いシーンだった(基本的な性格は変わっていないが)。

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2008年1月29日 (火)

ちりとてちん 第99回

昼間から・・・迫るな、若狭!080128chiri_18tue

草若師匠の回想を軸に、若狭を狂言回しにして、弟子達と師匠との絆を描く。

現在と過去、大阪と小浜、おまけに落語再現シーン、と時も場所も入れ子のように構成された今週の演出はもう連続ドラマの域を超えている。

今年に入ってから、クオリティーの高い脚本に触発されたように冒険的で実験的な演出が続いているが、各演出担当者(監督)が良い意味で競い合っているのだろう。それに応える役者たちの質の高さも素晴らしい。

時計代わりに見ることなど不可能、本当に毎朝贅沢な15分間だと思う。年末年始から観始めた視聴者も固定化しているようで視聴率も上がっているようだ。嬉しいな、と。

三年経過による夫婦関係のいい感じのこなれ具合が伝わってきた若狭と草々のシーン、パズルの最後の一片を通しての師匠と草々とのエピソード、等見どころはたくさんあったが、ちりとて女優陣による「饅頭怖い」の再現シーンはインパクトがあった。男装して長屋の住人になっているのだが、男顔のメイクとそのちびっ子ぶりが可愛いというかシュールだった(ひとりデカイのがいたが)。 貫地谷の男装は定番、今回も楽しんで演じていたのだろうな。Tue_3_s

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2008年1月28日 (月)

中春こまわり君 山上たつひこ

501693313 ビッグコミックに3回目の短期集中連載。

三回目ともなると細かい設定に気を使うこともなく、のっけから飛ばしていて面白い。含蓄が含まれつつバカバカしいセリフの応酬がテンポよく描かれ、ああ、これこれこれだよっ!という気分にさせてくれる。

今回の鮨屋の板前はネコだ。しかもそのネコはあの狂った傑作「JUDOしてっ!」のタマなんだよ!元気そうで嬉しいなぁ。

三回の連載で単行本分の原稿は集まったんじゃないか。足りない分は描き下ろしでもエッセイでも短編小説でも何でも良いから早く出して欲しいぞ。

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ちりとてちん 第98回

小次郎だったら言うね「まだまだ甘い」と。 Mon_2_s

「働くという概念すら失っとんのか」(By若狭)小次郎は清々しいなぁ。周りが説教する気にさえならないダメダメぶりに奈津子は惚れてしまったのだろう。

三年という時間は、微妙に人々の環境に変化をもたらし人間関係にも影響を与える。時の流れは「恵み」だけではなく「残酷な現実」をもたらすこともある。

正平や和田清海、そして草若師匠、彼らはどう現実と向き合い、折り合いをつけていくのか。

中でも、師匠の「残酷な現実」は重たすぎる・・・今週は覚悟して視聴させてもらいます。

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2008年1月27日 (日)

能登の白クマうらみのはり手   山上たつひこ

江口寿史監修の傑作選20080123_2

山上たつひこである。

地球防衛軍
「ねこっ!!」、「うし!!」
「くま!!」、 「かば!!」
「さる!!」、「らくだ!!」

「うーん、なかなかよろしい気合が入っとる」
「ありがとうございます」

「しし!!」、「とら!!」

「あ!!」、「あ!!」

「まちがえたな ばかものっ」 ばん!(なぐる)
「あいそうであわない動物の名前を言うところに
   このクロシロ動物合戦の面白さがあるのだ!」

お薬ちょうだい
「このプロペラ、6㏄の精液を持ち上げる力があります。
 あなた、どのぐらいの量 出しますか?」
「さあ・・・1リットルぐらいかな。」

「光る風」からほぼリアルタイムで体験してきた山上ワールド。私がいまだにエロ・グロ・ナンセンスが好きなのはこの方のせいだ。

喜劇の世界で70年代当時のリアルなエロとグロを描きつくした「喜劇新思想体系」のメガトン級の衝撃の後、「がきデカ」を経て到達した山上流ナンセンス漫画の傑作のいくつかを収めた作品集が出た。江口寿史監修ということで、彼の作品に対する愛が感じられる良い仕事だと思う。特に山上漫画の極北とも言えるイボグリくんシリーズの収録は嬉しい。

全5巻で刊行予定ということだが、半田溶助シリーズ完全版とか期待。

  

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2008年1月26日 (土)

またZAPPA

ZAPPA PLAYS ZAPPAのキーワード・アクセス数がすごく多い。

過去、動員数が多い他アーティストの記事をUPしてもここまでは数字が伸びたことはない。

ザッパ・ファンのネット依存率が(おれも含めて)異常に高いのがよくわかった。

しかし中には今回をきっかけにザッパをもっと知りたいという健気な志を持って訪れた御仁もいると思われる。変態の森にようこそ!

そんな方に

超絶技巧も凄いが、ルースを観るべき動画

ゲイ達者ばかりのザッパ・バンド

ザッパとヴァイ

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ちりとてちん 第97回

いったい何があったのか? Sat_2_s

「ふるさと」パワーは強力だなぁ。

ひろしがいなくても、歌に込められた「想い」が正典と糸子二人の過去と現在を結びつけたということだ。

しかも、お父ちゃんが五木のつもりで歌ってくれたことにより、若狭の面目まで立てた(かな)。

若狭にとって、この小浜帰郷での出来事は一歩前に踏み出すための良い経験になったのではないか。特に良いも悪いも一方的に自分の思いだけで成立していた友人や知人との人間関係が少しバランスの良いものになってきたようだ。

付かず離れずバランスの良い付き合いは、いざというとき相手の想いに素直に応えることが出来るし、そうして長い年月熟成した人間関係は格別の味わいがある、と人生もそろそろ最終コーナーに差し掛かった私は思うのだ(思い当たる人、ありがとうね)。

そして、若狭と草々の夫婦も少し成長、一歩前に進んで入籍した。いよいよ青木喜代美としての人生の始まるわけだ。草々と腕を組んで幸せそうだが・・・何か出てきた。しかも、以前喜代美が海に投げ捨てた因縁のキーホルダーを拾っているし、まるでサスペンス・ドラマのようなラストシーンは何を暗示しているのだろう。

来週も濃い展開になりそうだ。

奈津子に結婚を願う小次郎、あの頭の下げ方は自分の生活力の足りなさを自覚しているからだろうか。

正平には何の決着も訪れなかったようだが(父もまだ事情は知らないようだし)願いは叶えられるのかな。

予告篇は・・・何でしょう、あれは?いやな予感。

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2008年1月25日 (金)

ちりとてちん 第96回

いろんな意味でスゴイ絵面Fri_3_s_3

お約束のベタベタな展開なのに説得力があって感動させられた。

これは落語と同じだ。

何度も聞いた誰もが知っているネタでさえも、噺家の「芸」で聞き手をその落語世界に引き込んでしまい、新たな楽しみを与えてくれる。

今週は落語「たちぎれ線香」をベースに話が進み、オリジナルの江戸風俗での再現シーンもあったが、実は正典と糸子の過去のエピソードこそがこの落語世界を再現した劇中劇だったのではないかな、サゲは「ふるさと」に変えてはあったが。

そう思えば、この妙な説得力にも納得がいくし、一歩間違えればコスプレ大会のアレに違和感を覚えなかった自分を理解が出来る(いや、違和感は脳内で補完したのかな)。

さて、五木は来ない、若狭はテンパる、草々はマイペース、で決着はどう付くのか?

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2008年1月24日 (木)

篤姫 第3回

「その時歴史が動いた」の篤姫の回を観た。時代の大きな流れに自分の意志で抗おうとした彼女に興味を持てた。

まるで昔の朝ドラみたい、な気もしないではないが、着物姿の所作が男性も女性もしっかりと指導されていて良い。

来週も観るとするか。

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ちりとてちん 第95回

Thu_2_s今週後半は落語会と正典と糸子の過去のエピソードを木金土と時間をかけて描くようなので、今日は短く。

心配だった若造りもあまり違和感がなかった。糸子さんは本当にキュートだし、正典は顔の造作がリーゼント向き。70年代ヤンキーそのものだ。

現在と過去をカットバックで同時に描くというのは、あまりテレビドラマではないかもしれない。、短いカットで説明的になり過ぎず最大の効果が出せる演出やセット、撮影、その為の細かいコンテ作りとか、先日のマルチカム同様、経験と技術が必要なのだ。あ、長くなってる。

ま、というわけで、また。

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ZAPPA PLAYS ZAPPA 日本公演

ドゥイージル、ありがとう。ピックは大事にするよ。B 

ZAPPA PLAYS ZAPPA

Dweezil Zappa: Guitar & Vocals
Joe Travers: Drums & Vocals
Billy Hulting: Percussion
Aaron Arntz: Keyboards & Trumpet
Scheila Gonzalez: Keyboards, Saxophone & Vocals
Pete Griffin: Bass
Jamie Kime: Guitar

special guests

Ray White: Vocals, Guitar
Steve Vai: Guitar

セット・リスト(太字はその日にしか演奏されなかった曲)

2008.1.21 Zepp Osaka

1. Improv
2. Florentine Pogen
3. Cheepnis
4. Magic Fingers
5. Carolina Hardcore Ecstasy
6. Cosmik Debris(w/FZ)
7. Pygmy Twylite
8. Dupree's Paradise
9. Uncle Remus
10. Willie The Pimp
11. Andy
12. Advance Romance
13. Filthy Habits
14. I'm The Slime
15. Montana(w/FZ)
16. Echidna's Arf (Of You)
17. City Of Tiny Lites
18. The Illinois Enema Bandit
(Encore)
19. G-Spot Tornado
20. Muffin Man(w/FZ)

2008.1.22 Zepp Tokyo

1: Black Napkins(w/FZ)
2: Magic Fingers
3: Carolina Hard Core Ecstasy
4: Doreen
5: Zoot Allures
6: Ship Ahoy
7: Pygmy Twilight
8: Dupree's Paradise
9: Uncle Remus
10: Willie The Pimp
11: The Black Page #2
12: Andy
13: Filthy Habits
14: I'm The Slime
15: Montana(w/FZ)
16: Echidna's Arf
17: City Of Tiny Lights
18: Florentine Pogen
(Encore)
19: Cheepnis
20: Cosmic Debris(w/FZ)
21: G-Spot Tornado
22: Muffin Man(w/FZ)

2008.1.23 Yokohama Blitz

1.Eat That Question
2.Cosmik Debris (w/FZ)
3.The Illinois Enema Bandit
4.Joe's Garage
5.Wind Up Workin' In A Gas Station
6.San Ber'dino
7.Pygmy Twylyte
8.Dupree's Paradise
9.Uncle Remus
10.Willie The Pimp
11.Andy
12.Filthy Habits
13.Advance Romance
14.What's New In Baltimore?
15.Peaches en Regalia
16.I'm The Slime
17.Cheepnis
18.City Of Tiny Lites
19.Yo' Mama
(Encore)
20.G-Spot Tornado
21.Muffin Man (w/FZ)

レイ・ホワイトはほとんど出ずっぱり。ヴァイは「Andy」で参加して「City Of Tiny Lites 」で弾き倒して退場というパターン〈大阪も同じだったと思う)。横浜のみ、アンコールの「Muffin Man 」のラスト近くに登場、短いソロを弾く。

横浜ではヴァイ参加の曲が増えていた。特に「.Peaches en Regalia 」には驚き。

どの公演が良いとか悪いとか比較すること自体野暮なのだが、個人的には、プレッシャーがあったであろう東京公演を終えた後で、メンバーがリラックスして楽しんでいた様に見えた横浜を見逃さなくて良かったと思う(「 Dupree's Paradise 」でのメンバーの楽しそうな様子は東京公演にはなかった)。

もちろん、観客もミュージシャンも期待と不安を持ちながらスタートし(プログレとか、この種のファンはチェックの目も厳しいからねぇ)、結果満足できる内容だった東京公演が先にあったからこそ、肩の力を抜いて楽しめたのだけれど。

しかし、ドゥイージルは偉いね。自然体で、にこやかで、ファンを大事にして。ギタープレイも良かった。オジキとも言えるレイ・ホワイト、義兄弟(?)天才スティーヴ・ヴァイ、そして父でもあるマエストロ フランク・ザッパに囲まれてギター弾くなんて普通の神経じゃ耐えられない状況だぞ、たいしたもんだ、「 Yo' Mama 」でのドゥイージルのギターソロは素晴らしかった。

バンドメンバーの技量も高かった。演奏できるだけじゃザッパ・バンドは務まらない。人を楽しませる才能も求められるのだ。豪快なサックスソロが印象に残るScheila Gonzalezにはちょっと惚れた。

ザッパの映像とシンクロした演奏も違和感が無かった。過去、ブートやオフィシャルでさんざん観ていた映像がリアルな新鮮さで迫ってきた。あの時代のミュージシャン特有の「色気」や「凄味」が画面から匂い立つようだ。

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2008年1月23日 (水)

ZAPPA PLAYS ZAPPAの事

22日のライヴを観てそれなりに満足はしてはいたのだが、やはり何か物足りない。もっともっと出来るバンドのはずだ。

結局、今日23日当日券で横浜公演にも行ってきた。

これはもう大正解!あの曲もあの曲も演奏してくれたし、内容も最高だった。

詳しくは明日にでもUPする。

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ちりとてちん 第94回

パワーダウンは否めない「底抜け」Wed_1_s

「底抜け(アホさ)」と「育ちの良い真面目さ(弱さ)」のアンビバレンツが魅力でもあった小草若。

最近はその底抜けぶりが現実逃避の手段となることが多くなり、今回はそこを四草にズバリ指摘されてしまった。

ある種の仮面として機能していた「底抜け小草若」はそろそろ現実世界では通用しなくなったのだ。

正典の工房を訪ねたとき「普通に入ったらええのに」と言われたこと、その後の職人正典に向き合う真面目な姿勢。彼が「底抜け」ではない本来の小草若の姿で現実に向き合うことが出来れば、芸の世界でも今までの彼とは違う新しい「徒然亭小草若」を創り出せるのではないか、そんな気がするシーンだった。

正平の言う「身の丈におうた選択」ということかもしれない。

そういえば、今週は奈津子さんもいつになく語る場面が多い。小次郎の表情も珍しく「何か」を考えているように見えるし、この二人にもそろそろ何かありそうだ。

次回は夫婦落語会本番。若狭の唄と三味線が、いろいろな意味で楽しめそうなのは嬉しい。

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2008年1月22日 (火)

ちりとてちん 第93回

Tue_1_s今回は若狭、和田喜代美中心のお話。

自己嫌悪と優柔不断、小浜での思い出したくないヘタレの過去、「くよくよ暗い陰気な子」(By四草)。

父と母の仲直りの為の夫婦落語会は、若狭が小浜時代の自分に決着をつける契機にもなるのかな、成りたい自分に変わる、そう、和田喜代美から青木喜代美に生まれ変わる為の。

ラスト5分間はしほりとひろしの二人芝居。ほとんど若狭のひとり語り、しかも本人を前にして「ひろし」と呼び捨て。五木も楽しそう、「腹黒」かもしれないけど。落語会へのひろし出演も決定していよいよ若狭も腹をくくって取り組んでいかなくてはならなくなった。

脇を固めるキャラたちがいつもいい味出して楽しませてくれるが、今週は変態ギリギリの小草若から目が離せない。何処に行こうとしているのだ、小草若?

しかし、誰彼隔てなく悪意ある突っ込みを入れる四草はある意味清々しいな。

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2008年1月21日 (月)

ちりとてちん 第92回

Mon_2_s ひろしだけでなく、徒然亭一門(師匠を除く)まで小浜編に登場。お約束のボケと突っ込みが炸裂して、なんだかスゴイことになってきた。

視聴者が「そりゃないだろう」と思うところを登場人物たちが突っ込み合うというのもこのドラマのユニークなところだ。とくに松重豊演じる正典は頑固で職人気質かと思うと優柔不断でお調子者だったりする落差がおもしろすぎる。あの弟にしてこの兄在りだ。松重自身が突っ込み役も突っ込まれ役も楽しんでいるのがわかる。

和田家の食事シーンも圧巻、先週の順子結婚話し合いシーンもそうだけど、こういう集団演技シーンの呼吸の合い方は絶妙だ。若干アドリブも入っているのかな。

夫婦落語会の話も出て今週の見せ場に向けて早くも動き始めたが、すんなりと事が運ぶはずはない。今週もたっぷりと楽しめそうだ。

小草若がプチ変態化しているMon_4_s

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2008年1月20日 (日)

70年代

ロックバンド経験も含めて、あの70年代を一緒に楽しく悩ましく生き抜いた従兄が遊びにきた。

Youtubeやニコニコで外道や四人囃子等の音源や画像を観て大盛り上がり。

ロックバンドのかっこ良さってなんだろう。

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2008年1月19日 (土)

楽しい音楽生活 3

携帯オーディオ、一部音源入れ替え。

今回は女性アーティスト中心で、鈴木さえ子「STUDIO ROMANTIC」「科学と神秘」、柴草玲「レクイエム」「うつせみソナタ」、パーランマウム「we are PARANMAUM」、そしてジェネシス3枚組ベストからガブリエル在籍時のDISC.3を。

鈴木さえ子「科学と神秘」51qkl2b791nl__aa240_

80年代、私のアイドル(笑)。

ロック・ドラマーであり優秀な作曲家でもある。ジョン・ボーナムを愛し、XTCやガブリエル等、同時代のポスト・ニューウェーヴ系アーティストとも共振していた。ソロ・アルバムを何枚か発表した後、子育て等の理由で活動を休止。

プログレッシヴでありながら極めてポップ。職人的とも言える緻密なアレンジの楽曲は時代を超えて魅力的。

作曲能力が買われてCM曲も多数制作。もっとも有名なのは明星食品「すぐおいしい、すごくおいしい」。

活動休止中、プライマル・スクリームのコンサートで知人の紹介で挨拶をする機会があったが、舞い上がってしまいろくな話もできず。ただ、所帯じみたところもなく昔のイメージそのままだったので、ひょっとしたら活動再開が近いかな、と思っていたら、「ケロロ軍曹」で大復活!CMの仕事も本格的に再開、本人まで出演してたりする。バンド活動もシネマ再会という形でスタート、プロデューサーに元旦那鈴木慶一がいるのがなんとも時間の流れを感じさせる。

ベストやサントラを除くとオリジナルアルバムは4枚。すべて愛着があるが、ここではセカンドの「科学と神秘」を紹介。

ファーストはレコード会社の意図もあり手探りな部分もあったが、鈴木慶一とのコンビにゲストを加えて制作したこのアルバムこそ彼女の世界の全面開花といってよいだろう。この後のアルバムも基本コンセプトは変わらなかった。キュートな歌声と捻じれたポップ性、偏執的とも言えるインスト曲の存在。録音技術を駆使した万華鏡のようなアレンジと音響。シュールで抽象的な言い回しの多い詞も刺激的。全体的には明るい印象でありながら、その裏には不気味さやダークな部分が見え隠れする。

ところで、最終曲のタイトルが「恋する惑星」なのだが、ウォン・カーウァイの映画「重慶森林」公開時にタイトルを借用してたのが今でも気になる。権利関係はどうだったのだろう、曲のタイトルじゃ主張のしようがないか。

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ちりとてちん 第91回

いかにも五木“腹黒”ひろしSat_1_s

あっという間にいつもの「ちりとて」世界に戻ってしまった。しかもガチで五木ひろし、この顔は笑顔というよりも笑いを堪えている顔だな。

演技は大根、セリフは棒、しかも本人役。達者な役者たちとの絡みは「味がある」を通り越してある意味シュールだ。

ひろしの「思いつき」は吉と出るか凶と出るか、次週が待ちきれないぞ。

奈津子さんが和田家の食卓シーンに違和感なく馴染んでいるのが良い。性格的にも和田家の一員にふさわしい素質(?)を持っているし、早く小次郎と籍を入れた方がいいんじゃないかと思う。

籍を入れるといえば、若狭と草々、どこかで聞いたような草々のセリフで仲直りできたようだけど、婚姻届を出すシーンがあるまで安心できないな、青木喜代美になるまではね。

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2008年1月18日 (金)

ちりとてちん 第90回

Fri_1_s 先に今回の放送分が15分ワンシーン一発撮りと知っていたので、こちらも期待と妙な緊張感を持ちながら観はじめた。

通しの演技を複数のカメラで撮影し編集する方法は早撮りが原則のテレビドラマではよく使われるが、始まりから終わりまで15分間一発撮りというのは現在では珍しい試みだ。

最後の方の役者の演技やセリフが間延びしたり忙しなくなってしまったら締まらない内容になってしまう。全員のアンサンブルが少しでも乱れれば台無しになってしまうのだ。ほとんどのキャラが動きの少ない座ったままの演技とはいえ、他の役者のセリフとの間合いやアップ時のカメラの位置を意識したりと(入念なリハーサルを繰り返していたとは思うが)演じる側のプレッシャーは相当なものがあるだろう。

ところが、さすが演技経験豊富な舞台経験者を集めた役者陣、プレッシャーを感じているはずなのに自然体で演じきっていた。順子役の宮嶋麻衣に硬さが見られたがその適度な緊張感が順子の問題を話し合うというシリアスな場面にリアリティを与えていた。

それにしても、順子父役の久ヶ沢徹はラスト近くの重要な演技とセリフを最高の間合いとタメで演じていた、今回のMVPといっても良い。

(以下余談です)

続きを読む "ちりとてちん 第90回"

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2008年1月17日 (木)

ちりとてちん 第89回

Thu_1_s

「一生懸命のアホほど厄介なものはない、だけど一生懸命のアホほど愛おしいものはない」

順子は過去も印象的な名言の数々を残しているが、このセリフは最高だ。

アホな人間が右往左往して生きているからこそ人生は面白い、順子自身もそのアホに仲間入り、ということに彼女は気が付いているのだろうか。

若狭にとって人生の羅針盤として孤高の存在だった順子が、気が付いてみれば自分以上の厳しい岐路に立っている。順子が同じ場所に降りてきたのか、それとも若狭が成長したのか、若狭にとっても今回の出来事に関わることが彼女の人生に大きな意味を持つだろう。自分の気持だけを相手に伝えるのではなく、相手の気持ちも知ること、お互いに共有し合うことが大事だということに、今更ながら気がつくのではないか。それは、草々も同じことだと思う。

ラスト近く寄り添うようにしゃがみこんだ二人(のアホ)のカットが非常に愛おしかった。

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2008年1月16日 (水)

ちりとてちん 第88回

080114chiritote_wed_2 順子の件で若狭が草々に対等に言い返していた。そう、遠慮することはない。だいぶ夫婦喧嘩らしくなってきたじゃないか。

草々の恐竜並みの無神経さは相変わらずだけど、裏がないというか(アホというか)、なぜか憎めないのだな。本人が良かれと思ってもそうはいかないことが世の中にはあるのだ。

勝手にせいとか、もうええとか、自分でも落とし所が見つからないからこその言葉だと思う。師匠がいれば上手く導いてくれたかもしれないが、今は、いやこれからは若狭と共になんとかせにゃならんのだよ。

それよりも問題は魚屋一家。順子の妊娠は大事件だろう。偶然の邂逅というドラマのお約束をうまく使って15分という短い間に、問題の関係者の想いや感情を凝縮して伝えていた(しかも笑いもとっていた)。それにしても順子母、親の顔が見たい、は辛い。

理解ある両親たちと若狭の活躍ですんなり解決というわけにはいかないだろう(そんな展開にはしないのがこの作品の魅力なのだが)。ちらりと描かれた塗箸製作所の経営問題が関係あるのかな。

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2008年1月15日 (火)

ちりとてちん 第87回

Tue_2_s事情を知らん人が見たら、仲がいい夫婦にしか見えない青木夫婦。事情を知っていても、正平のように笑うしかないな、もう勝手にせい、だ。

それにひきかえ、順子の現実は厳しそうだ。

友春との恋愛経過は詳しくは描かれていないが、順子には強い母性体質があるのだろうか、ダメダメな男をほっとけないとか。第三者的には的確な分析・対策をする彼女も、初めてリアルな自分の感情と向き合って混乱しているのが分かる。

しかし相談相手が若狭(そしてたぶん草々)というのどうなんだ、さらに混乱しそうな予感がするが。

朝ドラ的にはぎりぎりの生々しい話と「ちりとてちん」的コメディ・タッチがどう絡み合うのか脚本家やスタッフのお手並み拝見、きっと驚かせて泣かせてくれると期待。

ところで、五木はいつ登場?やはり糸子がらみか。

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篤姫 第2回

調所役の平幹次郎が印象的な演技でドラマを締めていた。

高橋秀樹は何を演じても桃太郎侍だなぁ、嫌いじゃないけど。

若手はまだ顔見せか。西郷役の小澤征悦は良い、大久保役の原田もまずまず。

もう少し観てみるか。

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2008年1月14日 (月)

ちりとてちん 第86回

この作品は、基本的にコメディーだったということを再認識。

Mon_1_s草々と若狭のもめ事に対する徒然亭一門の反応が面白すぎる。相変わらず楽しみ過ぎの師匠をはじめ、誰一人深刻にとり合わない。それどころか自分に都合よく持っていこうとする。それぞれの個性が活かされていて楽しいシーンだ。徒然亭だけではない、家出の行き先が何故か嫁の実家という草々や和田家の人々がやはり変だ。糸子的屁理屈爆発のお母ちゃん、親子の契りのお父ちゃんと草々、そして主婦している正平。演出のテンポも良く、「ちりとてちん」らしい完成度の高い回だった。

今回最後に若狭が小浜に戻ったところで終わったが、今週は小浜がメインの舞台になるのか。浮かない顔の順子の問題や、両親の別居と家業の問題、なによりも草々と若狭の問題。楽しみな一週間になる。そして五木登場はガチ。

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2008年1月13日 (日)

楽しい音楽生活 2

携帯オーディオの音源を全て入れ替えた。ピットレートもさらに高めに設定、驚くほど音質向上。4ギガで272曲分、これで十分だな。

まず前回入らなかったザッパのアルバム「イン・ニューヨーク」「ジョーのガレージ」「ワカ/ジャワカ」等、さらにブラック・サバス2枚組ベスト、キャラバン「グレイとピンクの地」、クリーム「ベスト」、ジェントル・ジャイアント2枚組ベスト、ハットフィールド&ザ・ノース「ロッターズ・クラブ」、キング・クリムゾン「アイランズ」と2枚組ベスト、レッド・ツェッペリン2枚組ベスト、マグマ「ライヴ」、マウロ・パガーニ「地中海の曙」、スーパージャンキーモンキー2枚組ベスト。

マグマを入れた理由は、ニコニコ動画であの初音ミクによる「M.D.K.」のカヴァーを聴いたから。ツボにはまって夜中に爆笑してしまった。それで「M.D.K.」はCDでは持っていなかったので「LIVE」を収録。久々のMAGMAはやはり凄い。51t14393d2l__aa240__2

フランスのバンドということもあってカタログの多さのわりに日本では情報量が極端に少なかったマグマ。近年はインターネットのおかげで苦労せずとも情報を得られるが 昔は大変だったのよ。

きっかけはユーロロックに詳しい知人が録音してくれたテープ。まるで暗黒舞踏を観ているようなおどろおどろしい世界に衝撃を受けた。

地底に住む忘れられた人々の呪術的な祝祭を思わせる世界はリーダーであるクリスチャン・バンデひとりの頭の中から生み出された。その世界は「コバイア」と言い、その言語はバンデ自ら作り出したコバイア語だ(つまりフランス人でさえ意味がわからないということ)。これだけでも並はずれた想像力というか妄想力が分かるが、出てくる「音楽」がこれまた並はずれて完成度が高く個性的。

もともとコルトレーンに影響を受けジャズを目指していたバンデだけに、独自の世界を表現する演奏技術に対するこだわりは厳しいものがあり、メンバーの出入りも多い。その意味ではザッパに似ているところもある。

はじめて聴く人は頭に「?」がたくさん浮かぶことだろう。でも、口当たりの良い音楽は3日で飽きるが、マグマは3日で慣れる・・・と思う。

初音ミクのマグマも貼っておく。

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2008年1月12日 (土)

ちりとてちん 第85回

Sat_2_s予想の斜め上を行くドラマだな、さすが。

お互いに言ってはいけない言葉で傷つけ合う夫婦。しかし、それは本心から出た言葉でもあり、いつかはお互いに向き合わなくてはならない現実の問題なのだ。

その意味ではきっかけは最悪とはいえ、この時点でさらけ出せたことは良かったのかもしれない。

師匠や小次郎、二人とも特殊な生き方の人達なので一般論での説教にならず、それぞれの立場での思いやりや言葉は説得力があった。特に、小次郎の言葉に感動するとは思っていなかった。余計な建前に拘らない人らしい「笑った顔を見たい」という単純な発想は新鮮だった。

そうそう、やはり婚姻届はそのままだった。ここでアップで見せたということは、次週の展開に大きく関わるということか。予告を見るといろいろ想像させるが、「ちりとてちん」の予告はあてにならないからなぁ。とりあえず五木の再登場だけはガチ。

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2008年1月11日 (金)

1/9.1/10 Cocco きらきら Live Tour 2007/2008

Vicl36364日本武道館で2日間。9日は通常のバンドサウンド、10日はアコースティック・スペシャルナイト。

ドクターストレンジラブを母体として結成されたCOCCOバンド。根岸孝旨主導で作りあげていたそのヘヴィでラウドなサウンドは初期のCOCCOの音楽イメージを決定づけていた。70年代ロック・テイストの強いうねりのある演奏は情念系の曲でCOCCOの歌と最高の相性の良さを見せ、聴き手に強い印象を与えた。

そして今回はアルバム「きらきら」録音時に結成された新しいバックバンドによるライヴだ。

前バンドのギタリスト長田進が中心になり他のメンバーは一新された。よりCOCCOの意思が反映されやすい布陣ということらしい。その最初の成果がアルバム「きらきら」であり今回のツアーだ。

正直に言えば、聴き易さが増して間口の広がった「きらきら」の内容はファンの層を広げたかもしれないが、昔からの聴き手にとっては物足りないものだった。従来のサウンドから決別したい気持ちは分かるが彼女の持つ多面性の魅力を伝えるにはサウンドプロダクションに工夫も深みも足りない。器用なミュージシャンがバックをつけました、という印象だった。

しかし、バンドと共に曲は育つのだ。

圧倒されました、「アコースティック・スペシャルナイト」。

「きらきら」からの曲も昔の曲も、長いツアーで磨き上げられたCOCCOバンドのマジックによって新しい輝きを持つ姿に再生されていたのだ。現時点でのCOCCOの魅力、方向性、そして伝えたいことがリアルに届く最高のパフォーマンスだった。

当初、通常ライヴのアコースティックタイムのような和みムードで展開するのかと思っていたのだが、終始適度な緊張感が漂い、聴き手の集中力が切れる瞬間がなかった。

前日の通常ライヴは・・・ちょっと印象が薄くなってしまったが、悪くはなかった、とだけ言っておく。

両日とも「ザンサイアン」から何曲か取り上げていたのは嬉しかった。しかし、「暗黙情事」をアコースティック・スペシャルナイトで歌うとは思わんかった。

「ジュゴンの見える丘」はあらためて良い曲と認識。

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ちりとてちん 第83回、第84回

Thu_2_s草々にとっての理想の結婚生活とは何だろう。

家族は自分が守り養うべきがあり、嫁さんは「ふるさと」である家庭を象徴する(師匠の奥さんのような)包容力のある存在であって欲しいのか。

それは無理だ、草々。

同じ芸人同士、若狭は決して「芸人の妻」にはなれない。ここ一連のエピソードは、それを最も残酷な形で草々に知らしめている。

結婚生活に「安らぎ」や「癒し」を求めていたであろう草々は以前のように若狭を怒鳴りつけたり叱ったりしなくなっていた。不自然な感情の抑えつけは歪な形で爆発するのかも知れない、落語だけが精神的な拠り所なのにその「場」にまで若狭が侵入してきたのだから。Fri_1_s

実際の家族や家庭環境は決して綺麗ごとの世界ではない。常に身近にいるからこそ避けがたい軋轢や衝突が起こる。感情は抑えきれず、理性は消し飛ぶ。しかしだからこそ、お互いを理解し合い絆を深めることもできるのだ。今回並行して描かれている和田家の問題は、修羅場を数多く経験してきた夫婦だろうし最終的には収まるところに収まると思うが、草々・若狭の夫婦はどうだろう。あの時の婚姻届が気になるなぁ。

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2008年1月 9日 (水)

ちりとてちん 第82回

Wed_1_sこれはひどい放送事故(笑)徒然亭一門は一般社会に出してはいけない人の集まりか。

若狭は天狗芸能会長の目には商売になると映ったようでめでたいことなのだが、草々との夫婦関係には微妙な影響を与えそうだし、しばらくあのアホなキャラで通さなくていけないというのは落語家としてどうなのだろう。

正平や順子、それぞれの家族たち、一人一人の想いとすれ違いも浮上してきて、いい具合に煮詰まり始めてきた。

しかし年末年始の総集編などの番組で区切りをつけたのを良いことに飛ばしてますな、NHK大阪。もう一見さんには訳わからん世界になりつつある。脱落する人もいるだろう。でも、いろいろ文句は付けつつも楽しんでいる人が大多数だと思う。このペースでどんどん行っちゃってくれ。

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2008年1月 8日 (火)

ちりとてちん 第81回

パンチ頭が似合う女優はなかなかいないと思う。Tue_2_s

生粋のアホ、若狭のキャラの暴走が止まらない。というか、草々もヘンだ。

妄想シーンも含めて二人芝居のシーンが多いのだが、なんか良いのだな、これが。お互いが楽しんで演じつつ切磋琢磨しているようで、こりゃ実生活でも・・・なんて想像してしまう。

物語も本来のペースに戻って、いよいよ若狭の芸能界デビューへ向かい始めた。個性的な兄弟子たちもそれぞれの成功を掴むことが出来るのだろうか。草原は安定していそうだが、草々は一直線で馬車馬みたいなキャラだから融通がきかなくて苦労するだろうし、小草若は一回終わってるし、四草は・・・いつの間にか人を使う側になっていそうだ。

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関根史織@MARQUEE 2

どこの本屋でも見かけなくて、とうとう廃刊になったかと思っていたMARQUEEをやっと発見。関根嬢のページだけ立ち読み(すみません)、今回も私の好みにピッタリなカンタベリー系の話で嬉しかった。

彼女も語っていたリチャード・シンクレアは本当に素晴らしいミュージシャンだ。ベースプレイもさることながら「声」が最高なのだ。個人的には第2期クリムゾンのボズ・バレル、ジェントル・ジャイアントのケリー・ミネアと並んで3大「イギリス」ヴォイスに認定されている(あまりつっこまないでくれ)。記事で取り上げられていたキャラバンも良いがここではこのアルバムを紹介。

ハットフィールド&ザ・ノース 「ザ・ロッターズ・クラブ518vjjxgwwl__aa240__2

カンタベリー・ミュージックを代表する一枚。

卓越した演奏能力とポップな味わい。そしていかにも英国的なユーモアのセンス。ジャズロック的要素もあるのだが決して押しつけがましくない。緻密に構築されているが緊張感は少なく、むしろ緩い力加減。最終曲の「MAMPS」は一つの到達点。

何度聴いても飽きることのない不思議な魅力あふれるアルバムだ。

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篤姫 第一回

St01_02 若手男優では松山ケンイチと並んで気になる瑛太が出ていることもあって第一回を録画で視聴した。

冒頭いきなりお告げ場面がきて終始引き気味で鑑賞する。

歴史的事実関係もはっきりしている時代だけに、ベテラン俳優に要所を抑えさせているのは正解だと思う。ただ、少女マンガの主人公のような姫の描き方は好みの分かれるところだ。

瑛太は、すまん「のだめ」の直後で峰にしか見えない。ま、じっくり行こう。

この時期の薩摩藩は深刻な問題をいくつか抱えていた。「お由良騒動」をはじめとした過酷な歴史をどう描くか、しばらくは観ていくつもりだ。

それにしても、堺雅人の徳川家定、インパクトありすぎ。

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2008年1月 7日 (月)

ちりとてちん 第80回

日本一姉さん頭に割烹着が似合う男Mon_2_s_2

新婚だからと誰も甘くしないのが良いねぇ。

まだ笑いに紛れているが、少しづつ現実の厳しさが忍び寄っているというところか。

婚姻届をこの時点で出していないのも、何となく伏線っぽく思うのだが、考えすぎかな。

評価の割れる喜代美のあのリアクション・キャラもなんか完成形に近付いているようで、ひょっとしてこのキャラで芸能の世界で成功するということか。

いろいろと妄想が広がる、まんまと手の内だ。

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2008年1月 6日 (日)

のだめカンタービレ 新春スペシャルinヨーロッパ

録画しておいた番組を今観終わった。約5時間、疲れたが最後まで飽きずに楽しめた。

前半は比較的原作に忠実だったのでこのままだと纏めきれないんじゃないかと思ったが、後半、適度に端折ってアレンジを加えうまく収めたていた。

良くも悪くもフジテレビらしい演出が日本編以上に炸裂していたが、主役二人をはじめ役者達が真摯に演じていたおかげで陳腐にはならないで済んだようだ。この作品は原作の世界とキャスティングの絶妙さがたまたまフジテレビ的なノリと相性が良かっただけで、演出やスタッフは自分たちのおかげ様と思わないように、そんなことはないだろうけど。

というのも、先日放映されたメイキング番組が監督やスタッフのこだわりとか苦労を強調していて、そんなの製作現場なら当たり前のことだと思ったからだ。どうも映画化とかスピンオフとかあらぬ方向に行きそうな予感が・・・。

それはさておき、「もじゃもじゃ組曲」がこんな形で聴けるとは!大きな幼稚園児のだめの「のだめたるモノ」の集大成だ。予想通りへんな曲だが楽しい。この曲も含めて、オクレール先生とのレッスン場面は好きだ。先生は演技は素人だしセリフは吹き替え、つまりほとんど上野樹里の一人芝居みたいなものだが、説得力ある良いシーンだった。一年ぶりの「のだめ」役で少し過剰かと思う部分もあったが、ここぞという場面でのなり切り振りは相変わらず凄い。

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2008年1月 5日 (土)

ちりとてちん 第79回

Sat_1_s混沌、カオスです。

もう良いんだか悪いんだか、登場人物大杉。

でも要所要所はきちんと締めていて、破綻はしていなかった。お正月だし無礼講ということで納得。

それにしても最後の二人の場面、幸せそうじゃないか、この野郎。う、羨ましくなんかないぞ、どうせ長くは続かないんだからな!

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2008年1月 4日 (金)

ちりとてちん 第78回

080104chiritote_14fri始まりました。もういきなり結婚式。

本人より家族の日常的な予定が優先する和田家(小次郎だけさしたる予定がなさそうなのが・・・)も和田家だが、思惑通りで楽しんじゃってる師匠も師匠だ。

結婚中止の発言でお望みの「花嫁の父」になれたお父ちゃん、そんなトラブルがあることで安心する喜代美、ほんとに不憫な子だ。

恋愛、結婚の流れはこの物語のメインではない。いささか強引とも思える展開でさっさと済ませたかった脚本家、貫地谷の発言にもあったが、後編で描きたい事がいっぱいあるのだろう。

次回は、主な出演者勢揃い。どんなカオスになるのやら。

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2008年1月 3日 (木)

新春の国立美術館

ここ数年は、松の内に必ず国立美術館を訪れる。必要以上に混み合う特別展は避けて、常設展だけだが、じっくり鑑賞すればそれで充分。011a_2

鳴り物も出て、華やいだ雰囲気が好ましい。 012a_5

013a_3 入館して階段を上がった踊り場に 毎年生け花が展示されるのだが、それも毎回見事なものだ。干支にちなんだ特別陳列も楽しい。

でも最大の目的はこれ。長谷川等伯松林図屏風C0028016_x1

個人的には日本美術の中で突出した傑作だと思う。

霧の中、幽玄の世界を漂わす松林。観る者を一瞬にしてその場に誘うような表現力。

他の水墨画が、まだ見ぬ異国の風景や聖人君子に思いをはせる道具として描かれていた時代に、もっと心の深いところに届く作品を作りあげたことに驚嘆する。

離れて観ると繊細な印象があるが、近くで観るとその大胆な筆遣いに驚く。とくに霧に隠れかけた薄墨の松の表現は斬新で確信的な筆遣いだ。

等伯自身ついてはそれほど詳しくは知らないのだが、もともと武家の出身らしい。この絵に感じる「寂しさ」や「悲しさ」はその出自に関係があるのだろうか。

2010年には京都で長谷川等伯展があるそうだ。まだまだ先だなぁ。

そうそう、例年にまして外国人が多かった。しかもきちんと理解したうえで鑑賞しているように見える。若い人も多い。なんか嬉しいな。

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2008年1月 2日 (水)

のだめカンタービレ再び

4日、5日で欧州編を放映するのに合わせて今日から日本編の集中的な再放送が始まった。

第一話だけ視聴したが、やはり面白いな。ばかばかしい演出が多いのだがスピードとメリハリがあって勢いで納得されてしまう。演奏シーンを大事に描いているところも良い。

しかし地デジで観る画面は新鮮だった。全体的に抑えた色合いの中にのだめというキャラの色が浮かびあがる、考えられた色彩設定の効果が良く分かる。こりゃ、録画しておけばよかった。後の祭り・・・明日の後編だけでも録画するか。

プライベートではジャズが好きで、コルトレーンなども聴いている上野樹里。彼女は音楽のセンスも実際に良いと思う。「みんなのうた」でこんな曲を歌ってた。

なごむなぁ。

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2008年1月 1日 (火)

楽しい音楽生活

シャッフル再生の魅力にひかれて購入してしまった携帯オーディオ。

これは良いね。いままで何度も聴いてきた曲がイントロから新鮮に感じる。もちろん音質面での問題はあるが、もともと環境ノイズの多い室外で使用する物だ、ピットレートを高めに設定すれば必要な情報は耳に届くし、ヘッドフォンに拘ればさらに改善するので満足している。

とりあえず身近にあったCDを中心に500曲ほど収録する。気がつくとほとんどザッパばかりになってしまい修正を加えた。まず、ジミ・ヘンドリックスのオリジナル・アルバム全部、さらにマイルス、ツェッペリン、80年代クリムゾン、ジェントル・ジャイアント、P-ファンク、そして隠し味的にロバート・ジョンソン「コンプリート・レコーディングス」全曲。

いやぁ、これらをシャッフルで聴きながら歩き回るとほんと楽しいんだな。最新の万歩計まで買ってしまったではないか。健康にも良いようだし一石二鳥だ。

それで、隠し味として加えたロバート・ジョンソンなのだが、これが非常に良い。正直なところ、若いころは良さがまったくわからなかった。その後も何となく理解している気になっていただけだった。どうしても時代性や歴史的価値などの余計なフィルターがかかってしまい「勉強」として聴いていただけだったとも言える。

ところが、ザッパやジミヘンに挟まれていきなり頭の中に登場する彼のブルースはダイレクトに私に届いた。時代性や歴史的価値など関係なく、今の私に直接伝わる音楽の力を感じた。歩きながら涙が出そうなほど心が共振した。

この歳になって、まだまだ新しい感動に出会える、それは最高の喜びだ。今なら自信を持って言える、「ロバート・ジョンソン、好きだよ」。

ただ自信を持って薦めることはない、やはり万人向けではないだろう。それでもという方には下のアルバムがお勧め。51pxnykrprl__aa240_

なるべく大きな音で聴くのがコツ、ブギやシャッフルのリズムに乗って聴くのも良いアプローチだ。

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