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2007年11月22日 (木)

11/21エルトン・ジョン@武道館

Kfullnormal20071121035_m 自慢じゃないが、1971年の初来日公演にも行っているのだ。その時はドラムのナイジェル・オルソンとベース(名は忘れた)との3ピースのバンド形式のステージでアルバムからは想像できないロック・サウンドを披露していた(ロックンロール・メドレーでは派手なアクッションも見せた)。その時からピアノ弾き語りのエルトン・ジョンの印象は私の中から消えた。

その後アルバムでも多彩なサウンドを展開するようになり活動も華やかになっていったが、その頃私の興味も別に移っていった事もあってか、必要以上に大仰でど派手な小太りロック・ミュージシャンのイメージで確定。必要があって作品が出るたびにチェックはしていたが熱心な聴き手ではなかった。

今回、ライヴに行く気になったのは彼の60歳という年齢を考えると最後の来日になるかもしれない、ロック・レジェンドをこの目でもう一度見ておきたい、ピアノ弾き語りということで初期の繊細な彼のプレイが聴けるかも…等の理由があったからだ。

しかし、20日のステージの様子をネットで調べて行く気が萎えた。3時間!過去から現在に至るまで熱心なファンにとっては極楽だが、それなりの人にとっては地獄。自分の経験からステージに気持ちを集中できるは1時間、メリハリがあれば1時間半からぎりぎり2時間。3時間苦痛を感じさせないステージは神の領域だ。ましてやピアノの弾き語りだけというのは・・・

「Your Song」しか馴染みがない者なら一曲目で終了、これは厳しい。

で、覚悟を決めて観てきた。

前半、「Your Song」「Border Song」「Daniel」、好きな曲が続くのに集中できない。こんなでかい声だったけ。大仰な歌い方、音響的に処理されたピアノ演奏にも違和感を感じる。これはキツイ3時間になるな、と思った。

が、「Rocket Man」演奏中に私は悟った。繊細なプレイで歌を聴かせるシンガーソングライターのエルトンはとっくにいないのだ、目の前にいるのはロック・ミュージシャンとして成功と名声を手に入れた優れたエンターテイナーなのだ。バンドではないがピアノをバックにした彼のショーを楽しめばよいのだと。

そう納得してみれば、朗々とした歌い方も、生ピアノにあるまじき過剰なサウンドメイキングも、ちょっぴりイタイファンの反応も、受け入れることができ、ラスト近くでは普通のロックコンサートのように楽しめた。

でも、3時間は長すぎるな、やっぱり。

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