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2007年10月

2007年10月31日 (水)

デヴィッド・シルヴィアン日本公演

41vjbrwwhxl__aa240_ジャパン時代を含めると5回目の生シルヴィアン。

彼の声には抗いがたい催眠効果があって、前回のアルバム「ブレミッシュ」発表後の日本公演の時は眠気と戦う苦行に近いライヴ体験だった

アルバムでは故デレク・ベイリーの即興演奏にヴォーカルを被せるスタイルが程良い緊張感を与えていたのだが、ライヴでは例えは悪いがカラオケ・オヤジ状態で独り舞台をお聞かせさせていただく感じで、もうこの人は隠居しちゃうのかなと正直思った。

だから今回の来日も期待はしていなかった。ただ、スティーヴ・ジャンセンを含むバンドスタイルというところに、ひょっとしたらという気はあったのだが。

そして昨日渋谷文化村で観てきた、聴いてきた。結論からいえば、今年最高のライヴだった。人生でもベストに入る内容だった。

本人自ら次のステップへ進むための過去の集大成という位置づけの今回のツアー、メロディーの輪郭がはっきりした曲を抑制が利きつつメリハリのあるバンドサウンドに乗せて歌うスタイルは確かに過去を想起させるが、緊張感を保ち隅々まで意識を巡らせ過激ささえもコントロール下においたパフォーマンスはここ数年の活動の成果であり、またこれからの彼の新たな表現行為の指針となるものだと思う。

おまけのいくつか

一時間強という時間もちょうど良かったと思う。聞き手の集中力が持つのもそのぐらいだろう。最後まで覚醒して聴けた。

年齢層は若い人で30代か。若いリスナーがデヴィッドを知る機会はあるのかしらん。

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ちりとてちん 第27回

Wed_4_s_2

バストショットやアップで会話と表情だけで演出されがちな昨今のドラマと違って、全身で演技するシーンが印象的な「ちりとてちん」だが、今日も喜代美とお母ちゃんの場面が良かった。鯖獲得計画のコント場面から浜辺でのシーンでの親子のふれあいシーンまで。説明的な会話がなくても情感が伝わってくる。

貫地谷演ずる喜代美が魅力的なのは表情やセリフだけでなく、あの身体全体の表現力だと思う。舞台や映画の経験が彼女にとって決して無駄ではなかったのだろう。

さて小浜に帰った喜代美を迎えたのは若干ややこしくなっている和田家だったが、これに小草若や草々、あの「ひろし」まで加わりそうで更にややっこしい事になりそうな予感が。A子兄も絡んできそうでどうなることやら。

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2007年10月30日 (火)

ちりとてちん 第26回

Tue_3_s 一話分ももたなかった草々の恋。「特殊な世界」「社会勉強」って、清海にとっては草々は恐竜と同列だな。

起承転結でいえば「承」の回といったところか。

喜代美が小浜に帰って、いよいよ和田家を舞台にひと騒動起こりそうな予感がする。このスタッフ、キャストは期待を裏切らない、逆に期待以上のものを提供してくれるはず。

ところで草々が稽古していた「次の御用日」だけど、ただ好きな話として取り上げただけで、喜代美が思うほど深い意味はないのではないかと思うが、どうなんだろう。

早々からすれば稽古の途中でいきなり出て行ってしまった喜代美の行動は意味不明だろうし、今週後半和田家を中心とした話にどう絡んでくるかも楽しみだ。

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2007年10月29日 (月)

ちりとてちん 第25回

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草々は恐竜好きだったんだ。「デカイ」のがいいらしいけど、そういえば熱さを感じるまで時間がかかっていたのも伏線か?そんなことはないか。

奈津子さんがいい具合に壊れていて良い。順子もそうだけど、恋の相談って「行けー」か「止めろ」の結論しかないのであまり意味がない、結局決めるのは自分自身だからね。

いくつか落語の話(喜ぃ公と清八、草々の初恋の落語「次の御用日」)が出ていたが、こちらは今後伏線になりそうだ。

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風林火山 第43回「信玄誕生」

F_kazan43 「もっとこう心をこめてじゃ」で始まるオープニングには声を出して笑ってしまった。やるなぁNHK。

リツと浪、それぞれのかなわぬ恋の描き方が対照的で、積極的に相手の懐に飛び込み自分をアピールするリツも魅力的だが、そっと身を引く浪は少ない出演シーンにも関わらず印象に残る演技だった。

謙信は良くも悪くも裏表がない、表で示した言葉や態度を裏でも全うしようとする。宇佐美が軍師としてその裏の黒い部分をどう引き受けるか、今まではっきりとは描かれていなかったが、今回いよいよ発動したようだ。相手が調略で来るなら、暗殺という・・・緒方拳の本領発揮で来週が楽しみだ。

信玄や勘助は裏が黒すぎ。「策略で出家するのではないぞ」「存じております」のやり取りの演技はさすがだった。

葛笠村の人々が絡むシーンはいつも楽しくて和む。初めから観てる者にとってはどうしてもミツの記憶がよみがえるが、毎回明るく描かれていて嬉しいぞ。

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天気が良かったので

昨日、上野公園に行った。大道芸が人を集めていた。001medama 

目玉が歩いていた002medama

抱き合うライオン。004

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2007年10月27日 (土)

ZAPPA PLAYS ZAPPA

B_vai ドゥイージル・ザッパが父フランク・ザッパの曲を演奏するために結成したZAPPA PLAYS ZAPPAが来年1月に来日する。ゲストとしてスティーヴ・ヴァイとレイ・ホワイトが参加する。写真の黒人ナポレオン・マーフィー・ブロックは残念ながら来ないようだ。アメリカではテリー・ボジオが出た公演もあったようだ

DVDやネットでZPZのライヴを観たが、演奏がいっぱいいっぱいで余裕がないのが辛い。父親のとんでもなさがよく分かる。まぁ、来日までには演奏もこなれてきていると思うし、何といっても日本中の濃いザッパファンが集まる会場の雰囲気に興味がある。きっと良いライヴになると思う、楽しみだ。

で、只今ZPZ来日記念個人的ザッパ祭り開催中。

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ちりとてちん 第24回

Sat_3_s 演目をあそこまで勘違いしたまま演奏し続けるというのは無理があると一度目は思ったけど、草々の合図に反射的に反応してしまうほど忘我の境地だったということで納得した。それによって最初は硬かった早々の落語も次第にこなれていく様子が良かった。

アホの喜ぃ公からアホが取れただけ大進歩だ。子犬のように早々に連れられて歩く姿がかわいい。

でもしばらくは喜代子と呼んでもらえないようだ、それどころかB子呼ばわりの可能性まで出てきた。これは辛い。敵は無意識の痛撃の使い手A子だし。

来週は小浜が舞台のようで、早々や小草若がどう和田家に絡んでくるか楽しみだ。

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2007年10月26日 (金)

ちりとてちん 第23回

Fri_1_s_2 喜代美・・・。

こんなに濃いドラマを朝から放映していいのか 。ドキドキワクワクさせて続きが気になってしょうがないじゃないか。

貫地谷なりの魅力がだいぶ完成してきたようだ。青木といういい相方を得て更なるレベルアップが期待できそう。それにしてもいいコンビだよね。

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2007年10月25日 (木)

ちりとてちん 第20、21、22回

Thu_3_s_2 面白すぎる。

このドラマで本当にやりたかったのはこれか!スタッフの意気込みが伝わってくる。

若手から中堅、ベテランまで演技の質が高くて毎回話の密度が濃い。厳しいスケジュールの中できちんと本読みやリハーサルを行っているのだろう。

朝ドラのお約束を守るフリして、実ははずしているという高度な演出が良い、笑わせてくれるし。

これからメインの喜代美や草々たちは芸事のレベルを上げつつ演技もしなくてはならないわけで、考えてみれば凄いことだな。その最初の成果が今週末に見れるわけだ。Thu_1_s

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奈良、そして狩野永徳

029 京都で開催されている狩野永徳展目的の旅だったのだが手頃な宿が取れず奈良に宿泊することにした。

結果的に良かった。

久しぶりの奈良は秋のシーズンのピーク直前で、奈良公園を中心にじっくりと散策した。

お気に入りの二月堂や新薬師寺はほとんど独占状態で仏像と対峙することができた。

2泊3日で、最終日に京都に出て狩野永徳展に立ち寄った。予想以上に混雑していたので洛中洛外図屏風や洛外名所遊楽図屏風、織田信長像等目的を絞って鑑賞した。花鳥風月も悪くないが、「人」を描いたとき永徳の天才がより強く発揮されていると思う。歴史の教科書で皆が知っている唐獅子図屏風も迫力があった。本当に安土桃山時代の気風を実感させてくれる作品だ。Highlight_image01

会場の出口に「長谷川等伯展」の告知が!マジか、とよく見たら2010年開催予定だった。三年後かよ。

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2007年10月22日 (月)

動物園が好き

004a001a先日久しぶりに多摩動物園に行った。

数年前、休日の度に通っていた。きっかけはトラの赤ちゃん。今は仙一の名で大阪天王寺動物園にいるトラだ。

母トラが育児放棄したことで、動物園のスタッフが育てていたせいか、人間に対して好奇心いっぱいで、もう猫好きにはたまらんかわいさだった。

しかも、散歩タイムがあって、係りの人に首輪をつけられて檻の外(!!)を歩くんだ、これが。

たまたま偶然その場に遭遇した私は、もうメロメロだった。かわいいトラの子が犬みたいに人に連れられて散歩してるんだよ、これはたまらんだろ。

それ以来仙一が天王寺に移った後も動物園に行くこと自体が私の趣味の一部になった。

いくつかお気に入りの動物が決まっていて、彼らに会いに行く感覚。長い時間一つに決めて観察しているとどんどん愛着がわいてくる。旅先でも必ずその土地の動物園に行くようにしていた、そう各地に友達がいるみたいに。

最近は多摩動物園はご無沙汰気味だったけど、上野動物園は今でもよく行く。年間パスポートを持ってるので電車賃以上かからないし。何より大好きなネコ科とクマ科の動物に会えるのがうれしい。003

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ちりとてちん 第19回

W04_1_2 おもしろいじゃないか。

「鼻ちょうちん」「なんとなく…」、のっけから母ちゃんとばしてくれる。朝から大笑いしてしまった。

唯一まともそうだった奈津子もあやしくなってきたし、小草若という今週のキーになりそうな人物も登場して、喜代美は相変わらず振り回されるだけなのか、それとも・・・。

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風林火山 第42回「軍師と軍神」

どれほどトンデモになるかと期待と不安で待った一週間。

意外なほどまともな展開だった。

一番心配だった二人の殺陣シーンも迫力がありけれん味を抑えていて良かったし、必要以上に理解し合って「ライバルを超えた男の友情」みたいな話にしなかった事には安心した。佐藤慶演じる高僧・清胤の仲介者としての存在が、このトンデモ設定に適度なリアリティーを与えていた。Ph3

リツは勘助の養女になったけどあの態度はどう見ても若奥様。早く誰か婿を迎えないと、勘介も安心して寝れないな。

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2007年10月20日 (土)

ちりとてちん 第18回

あれやこれやで結局草若の家に住むことになった喜代美、もう自分の意志なのか流されているのかよくわかりません。

お母ちゃんとの2回目の別れはお互い理解した上での別れだったけど、前回よりグッときた。住むところも決まり、とりあえずの目標(アシスタントの仕事)もできて本当に一人で生きていかなくてはならなくなった現実は、期待感もあるが不安や寂しさの方が大きいと思う。

04_ph草々役の青木崇高がなかなか良い。

コワモテ風に登場した時はひょっとして「大根」と思ったけど、不器用だけど実はいい奴というキャラを上手く表現していてこの先が楽しみだ。特に今回の落語シーンはなかなかのモノだった。

さて来週からは徒然亭一門始め落語がらみの話が前面に出てくるようだ。妄想シーンも楽しみだな。

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2007年10月19日 (金)

ちりとてちん 第16,17回

Pic_wakui_2 和久井映見という女優は、彼女が若い頃興味を持てなかったこともあり今ひとつイメージが摑み難かった。「ちりとてちん」での母役が決まった時も「ふーん」って思った程度。

今は、正直スマンかった、と思う。

突拍子もない行動力、天然力爆発のポジティヴな姿勢、素で演じているとしか思えない魅力的なキャラ作りが非常に良い(「動物のお医者さん」で菱沼役だったようだが、なるほどね)。

大阪編、最強の母糸子も加わって物語が動き始めた。

落語的な世界を朝ドラの世界でベタにならないよう展開していくのは脚本も演出も大変だろう。舞台的な演出、ツッコミの多用は個人的には面白いが一般にはアクが強く感じるかもしれない。

あわれ田中の徳井さんは贅沢な配役。また出演する機会はあるのかな。

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2007年10月18日 (木)

マウロ・パガーニ「地中海の伝説」

318a7pxq0jl__ss500__2 実は昨日、2時間ほど時間をかけて長文の記事を書いたのだが、完成直前で書き込み画面が止まってしまった。

かなりショックだった。ワードを使ってるときミスで全文消失の洗礼を何度か経験しているが、パソコンのトラブルやミスは取り返しがつかない事が多くて心臓に悪い。どうでもいいモノはまめにバックアップしているのにね。

で、気を取り直してもう一度紹介。

前に関根史織の記事に名が出ていたマウロ・パガーニの1stソロ・アルバム「地中海の伝説」。80年代初頭私がイギリス以外のプログレ、ユーロ・ロックにはまっていた頃出会った一枚だ。

はじめて聞いた時は驚いた。元PFMのメンバーということもありクラシック風の叙情性とテクニックを披露したアルバムかと予想してたら、ほとんど民族音楽。しかもなぜか中近東風のメロディ、ブズーキ等の民族楽器、ヨーデルみたいな変なヴォーカル、これは何だと混乱したが、何度も聴くうちにどんどん魅せられていった。

そして少しづつ理解していった、ヨーロッパ文化の代表のように思われているイタリアのイメージはほんの一部で、実際は歴史的にも文化的にも地中海文化圏だということ。

陸続き、海続きで中近東やアフリカまで繋がる地中海地域には政治的には侵略や征服、文化的には衝突と融合を繰り返した歴史がある。それらが各国、各地域に何をもたらしたか、(政治的にはともかく)今に続く豊潤な文化を生み出したのだ。そしてあらゆる文化の中で最も柔軟で大衆性のある音楽こそ文化の融合を象徴的に示すものなのだ。

地中海音楽を学術的に研究するためにPFMを脱退したマウロ・パガーニは、そこにロックという新しい文化をぶつけることによって新たな融合を生み出そうとしたのだろう。

そしてそれは見事に成功し、私のような男にも大きな影響を与えてくれた。

音楽は時代性や限定された地域性だけで聴いているだけでは本当の魅力に気がつかない。特に大航海時代以降、世界中での文化の衝突や融合がどれだけ魅力的な大衆音楽を生み出したかということに思いを馳せればより深く楽しむことができる。

サンバやレゲエがどのような歴史を経て生まれてきたか知ることは決して無駄ではないということだ。

追記) アルバムの中のジャズ・ロック風な曲でとんでもないテクを披露しているのは、これも関根嬢がお気に入りのアレアというグループのメンバーだ。そしてはじめて聴く人の度肝を抜くヨーデル風ヴォーカルの正体は今は亡きデメトリオ・ストラトス、アレアのヴォーカリストだ。アレアについても機会があれば紹介するかも。

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2007年10月17日 (水)

お客様

Dscn0020up 家の庭に良く来るネコ。

半ノラのようで、近所で餌は貰うようだ。うちは餌ではなく昼寝の場所を提供している。

最近はこの場所がお気に入り。いつも寝る場所が丸くなっている。

オスのせいか、結構離れた場所で見かけたりする。声をかけると「ニャ」と返事をしてくれる義理堅いやつだ。

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ちりとてちん 第15回

今回は人物紹介、状況説明という内容だった。物語が動き出すのは明日からか。                                                      W03_3しかし草若の家の向いが居酒屋とはベタな設定だ。登場人物の出入りが舞台のようだ。これは新喜劇か。

皆のたまり場である酒屋や喫茶店は連ドラの定番シーンで、脚本的には状況説明や人物説明を登場人物がしてくれるという「ト書き」的な役割をしてくれる、はっきりいえば困った時のたまり場シーンなのだ。

「ちりとてちん」の脚本やスタッフがこのベタになりがちな居酒屋寝床のシーンをどう斬新に描いてくれるか期待しているのだが、どうなるか?

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2007年10月16日 (火)

ちりとてちん 第14回

背ワタ取り人生、考えさせられる言葉だ。

若い時はだれもが主役になりたがる。僻みも出てくる。でも誰かが背ワタ取ったり照明当てたりしなくてはならないのだ。大人になればそれも自分の役割・仕事として自信や誇りを持てるのだけど、若い頃はそれを負け犬と感じてしまう。根拠の薄い可能性にしがみついて主役を夢見ているうちに本来自分の行くべき道を失ってしまう。

うう、書いててキツクなってきた。「お前が言うな」が頭の中でリフレイン状態。

W03_2_2

さて、B子は縁あって将来の師匠となる徒然亭草若の家へたどり着く。もちろんB子はまだ草若が何者であるかは知らないのだが・・・。

渡瀬が関西の落語家役というのには正直不安があったのだが、あくの強くない軽めの演技が貫地谷との相性が良いようで安心した。B子が愛宕山の一部を披露する場面、貫地谷も良かったが後ろで聴いている草若の「ほーなかなか」という表情の変化と小さな拍手がこれから築かれる師弟関係を暗示しているのも良い。

それにしてもB子の妄想場面は、妄想開始の貫地谷のアップの表情も含めて最高です。江戸時代の遊女には笑った。

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2007年10月15日 (月)

ちりとてちん 第13回

04_s 「はっきりいって考えなしのアホ」のB子の行き当たりばったり行動はきっと伯父の血を引いたのであろう。でも憎めないのだなこのキャラクターは。

優等生のA子に悪気はないのだけど、あの仕打ちはキツイ。自分を差し置いて親友がほかの友人と盛り上がっているのを見ることの疎外感は何とも言えないものだ。誰のせいでもないのに被害者意識が膨らんできて自分がすごく惨めに感じる。B子の気持ちがリアルに分かるので明日の展開が・・・見たいような見たくないような。

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風林火山 第41回「姫の死」

「気持ちの良い時など得をした気になるぞ」

日本全国の一家団欒が凍りついたであろう、葉月の大胆発言。というか今は一家揃ってテレビを見ること自体少ないか。

私が子供のころはこの手のシーンになると、父親は新聞読み始めたり、母親は洗い物を始めたり、私は画面を凝視して家族と目が合わないように・・・そこに空気読めない弟の一言「これ、どういう意味?」がダメ押しの一撃を加えたりと、そりゃもう一家団欒したものだ。

F_kazan41 大河で人の死は物語が新たな局面を迎えるきっかけとして描かれる。雪斎の死は時代状況の大きな変化を、由布姫の死は主人公勘助の心境の変化をもたらし、今川武田の両家の未来に暗い影を落とす。歴史的な事実としての両家の未来を知る視聴者にとっては今後ストーリーの重い展開を覚悟しなくてはならない。

そんな中で、リツや伝兵衛のエピソードは心和む貴重なひと時だ。願わくば二人それぞれの未来に悲劇が訪れないことを祈る。特に伝兵衛は葉月と結ばれて欲しい。そうなるとどちらかの死亡フラグが立ちそうだが。

由布姫、雪斎の死際の描かれ方はどちらも必要以上にくどくなりすぎず良かった。毀誉褒貶いろいろあった柴本幸もこの難しい由布姫役を良くやり遂げたと思う。最後は母親としての女性の優しさを垣間見せていて、逆に勘助を包み込む瞬間もあった。

雪斎の死はリアルだった。酒のせいか人間らしい本音をぶちまけている間に頭に血が上ったのだろうか、脳卒中で人はこう死ぬのかと説得力がある死に様だった。

予告で見る限り来週はトンデモな展開になりそうで心配だが、風林火山の予告は編集が絶妙というか巧妙なので、たぶん大丈夫でしょう。

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2007年10月13日 (土)

ちりとてちん 第11、12回

貫地谷の「へっ?」の顔と演技がいいな。

小浜から大阪へ、の展開をどう描くかと思っていたら今日の回だけで全部済ませていた。

急展開というか強引というか、お父さんも突っ込む暇がない。NHKは大阪編を早く始めたくて我慢できないのかも。

お母さんの歌声は、運行中の列車に聞こえるだけでなく和田家まで届くほどの音量なのか、野外フェス並のPAか!

予告を見る限りでは、小浜の人々はまだまだ主人公に絡んでくるようでさらに面白くなることが期待できそうだ。

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お会式

Dscf0009 池上本門寺のお会式に行った。

金曜日ということもあってか、かなりの人出だった。30万人以上という話だ。

エネルギーがすごい。神社のお祭りとは違う信仰のパワーを感じる。

何度か行って人混みの強烈さを知っていたのでお山には上がらず早めに帰った。

載せた写真は2000年のお会式の時に撮ったもの。Dscf0002_2

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2007年10月11日 (木)

関根史織@MARQUEE 1

M_200217950_2 女性のミュージシャンは2割増の評価をしがちな私。でも自分も楽器を弾くしバンド経験もあるから、基本的な上手い下手は分かる。

特にベースは、音の選び方、音色、タイム感等、センスの良し悪しがはっきり出る楽器だと思う。実はバンドのカラーを決める重要なポジションなのだ。

女性でベーシストというだけで、評価は3割増ぐらいに増大しちゃう。

そんな私が実力、センス、パフォーマンス全てで最高と思っている女性ベーシストはかわいしのぶなのだが、彼女については後日紹介するとして、今日はBassBallBearのベース担当関根史織について書く。

彼女を知ったのは「リンダ リンダ リンダ」という映画でだった。見た目はほんとに普通だけどプロの女優たちに混ざっても消えない妙な存在感、楽器を持った立ち姿のハマリ具合、低い声で現実感あるセリフ回し、映画のマジックといってしまえばその通りかもしれないが、一発で気に入ってしまった。さらに映画関連で出た架空のバンド「パーランマウム」のCDのでの演奏、まるでクリス・スクワイヤーみたいなブリブリベースで「リンダリンダ」を弾きたおすプレイにしびれた。調べれば彼女はプログレ好きという事実が!さっそくBassBallBearのCDを入手して聴いてみた。

・・・ちょっと違った。

スタジオに凝らないXTCというか、嫌いじゃないけど、好きじゃない。

新作が出るたび聴いているし、彼女が積極的に歌うようになって好きな曲も出来たが、やっぱり違う。紅一点ということで人気はあるみたいだけど、そのプレイは良くも悪くもバンドプレイに徹していて、「やればできる子」なのに・・・という気になる。

で、たまにネットで動画をチェックしたりはしていたのだが、今日久々に雑誌「マーキー」を立ち読みしたら、関根史織のコーナーがあるではないか! なんとテーマはプログレ!! しかもイタリア!!!

アレア、マウロ・パガーニ、PFM。史織、お前は俺か!と本屋で雑誌に突っ込みを入れたくなるほど直球ど真ん中ストライク。

ミュージシャンとしての志の高さみたいなことや、バンド内の立ち位置についても言及していたようで(立ち読みなので曖昧スマン)、私は何故か安心した。

今はまずバンドで更なる成功を目指すことを優先すべきなのだろう。次のステップに上がった時、彼女がどのような道を目指すか楽しみだ。

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ちりとてちん 第9,10回

Chi200700703a 連ドラの伝統は守りつつ、ハズすところはハズす。そんな方向性が見えてきました。

やるかやらないか、の決断を迫られた主人公は普通は「頑張ってやります」のはずだけど、このドラマではそうならない。

現実はそうはうまくいかない。才能と努力に見合ったモノしか得ることはできない。地道に努力しても配当には個人差があるということも厳しい事実だ。

その現実にどう折り合いをつけるか。早々にあきらめて凡庸に暮らすか新たな可能性を追求するか。

早くに気がついたB子は幸せかも。

気がついても気がつかないふりをしている人も(オレ?)いるし。

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2007年10月 9日 (火)

ちりとてちん 第8回

W02_1_2 調子に乗ってきました、NHK大阪。木田タローにはワラタ。

「この親にしてこの子あり」か。

B子の受難は続くのであった。

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2007年10月 8日 (月)

ちりとてちん 第7回

02_ph_3  第2週「身から出た鯖」

家族が歳を取らないのは確信犯?数回見れば違和感なくなるだろうし、それに京本はもともと年齢不詳だしね。

貫地谷は表情豊かでコメディーも十分いけるし、シリアスも上手いので期待に応えた活躍をしてくれるだろう。

A子、B子の設定も面白いけど、親友の順子がいい味出している。宮嶋麻衣という女優さんらしいけど、この作品で評価が上がると思う。

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風林火山 第40回「三国同盟」 

三国同盟を結ぶ場面自体は意外なほどあっさり。むしろ同盟に対する思惑や駆け引き、人間ドラマを描いた回だった。

同盟とはいっても実際はお互いの婚姻関係(人質)が結ばれて初めて成立するわけだし、三人そろっての締結場面を単なる儀式として描いたのは正解。

当時の事情を考えれば、娘を他家(しかも敵対する)に嫁に出すということは母にとって死に別れと同等だ。池脇はそんな母の悲しみをよく演じていた。また娘の梅姫の凛とした姿がくどくなりがちな場面を救っていた(セリフを少なくしたのが良い)。梅役の福田麻由子、田中麗奈に似ている。達者だなぁ、と思ったら「下妻物語」で深田恭子の少女時代を演じた子役だった。なるほど。

御屋形様と由布姫・四郎様の為だけ、他はどうでもいい。という最低な信念の持ち主勘介は雪斎に「家来としての妄執にすぎない」と鋭く指摘された。「慈愛というものがわかるのか?」とも言われた勘介、由布姫が死んでしまったらどうなるのだろう。リツの存在が関わってくるのだろうか、楽しみ。

いつも真田家にお邪魔中の相木殿。今回もいい仕事してくれた。ED勘助、かかれぃ!

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パンズ・ラビリンス

326294_003    何年か前、ホラー映画を何本かレンタルした。一通り観て返品したあと、妙に心にひっかる作品があった。不気味さと悲しさと残酷さ…とてもホラー映画の括りに入らない奇妙な後味。残念ながら監督の名までは調べなかったし、タイトルもうろ覚え。しかし、その後もこの作品のイメージが突然心の深いところから浮上してくることが度々あって、自分の無意識レベルまで届いていたのかと驚いた。

昨日、「パンズ・ラビリンス」を鑑賞している時もこの作品が心に浮かんできた。同じだ、まるで姉妹のような作品だ。スペイン、ファシズム、子ども、閉鎖された環境、無残な死、そして残酷なファンタジー。ひょっとしてこの監督は・・・。

デル・トロの作品は「ミミック」「ブレイド2」「ヘルボーイ」と劇場で鑑賞する程度には好きだった。アクション映画が得意で、ハリウッド映画にしては多少作家性(ピーター・ジャクソンと似た)を持つ監督だな、程度の認識だった。だからヨーロッパやアメリカで質の高い作品に対して贈られる賞を受けている「パンズラビリンス」が彼の作品と知った時はちょっと違和感を感じた。

ギレルモという名がもう少し日本人に覚えやすい名前だったら、デル・トロがありがちな名字でなければ、もっと早く気が付けたのに。

ギレルモ・デル・トロは私の心に深く印象を残した「デビルズ・バックボーン」の監督でもあったのだ。パンフレットでその事実を知った瞬間、すべてが腑に落ちた。

幻想と現実、生と死、破滅と再生、それらが混然となった作品世界は考えてみれば彼の作品に共通した要素だ。

独特の死生観を持つメキシコで生まれ、アメリカ製のコミックや映画で育ち、ゴシックホラーやファンタジー、日本のアニメや漫画も大好きという彼が、その作家性を全開にしてヨーロッパはスペインで作り上げた作品が「デビルズ・バックボーン」と今回の新作「パンズ・ラビリンス」なのだ。

前置が長くなりすぎた、感想は後日。「デビルズ・バックボーン」も何とか再見して紹介したい。

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2007年10月 6日 (土)

ちりとてちん 第6回

第1週目終了。

今週分まとめて見直したけど、やはりテンポがいい。ただ話が早く進むというのでなく、アクセントがうまく配置されているのでリズムが良いという感じ。3連系、シャッフルだな。

子役の桑島ちゃんもこれでおしまいか、もっと見たかった気もするけど、貫地谷も最高のバトンをもらったのではないだろうか。これ以上ない導入部から来週はいよいよ本編の始まりだ。

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2007年10月 5日 (金)

三宅乱丈「秘密の新選組」

51edicohjl__aa240_ 連載されている雑誌がマイナーというか特殊なのであまり知られていないのが残念な傑作だ。

近藤勇が余計ないたずら心からある薬を隊員たちに飲ませてしまうと,なんと皆の乳房が大きくなちゃう。

設定はとんでもないのだが新選組史的にはリアルというバランスがたまらない。

しかし漫画にしても小説にしても近藤勇はいつも「独特」な存在として描かれているが、この作品の彼の天然ぶりは強烈だ。振り回される土方が狂気に蝕まれていくのも無理はあるまい。

この第3巻では藤堂平助の乙女心が全開なのだが、いい人キャラの伊東も含めてこの後の悲劇を思うと複雑な気持ちになる。それもこの作品の楽しみの一つなのだが。

沖田のヒラメ顔とか、新選組ファンは見ないほうがいいかも。

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ちりとてちん 第5回

おじいちゃん・・・。

米倉さん、5回で退場か、贅沢な配役ですね。

しんみりした話の中に、「どうやって?」、「・・・がんばって・・・」とは。

このドラマの行き方が見えてきました。

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2007年10月 4日 (木)

中森明菜「Stock」

51559cqmcgl__aa240_ 私の中で明菜ブーム再発。

このアルバムも当時ウォークマンで毎日聴いていた。

激しいロックアレンジに濃密な歌謡曲世界。まさに明菜にしか表現できないハードロックと言っていいだろう。

この中の何曲かでもシングルカットされていれば明菜の今もちょっと違ったかもしれない。

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ちりとてちん その後

テンポが良いね。朝ドラってもっと説明的でもったりしている印象があったけど、この作品はちょっと目を離したらいきなり妄想シーンだったりして、わけわからん状態になってしまうかも。

実力のある役者が軽妙なシーンを演じると臭さを感じない。間の取り方が皆良い。特に京本はこういう演技の幅があったとは、ちょっと驚きだ。松重とのやり取りは最高。

さて物語は早くも次のステップへ進む気配が・・・。

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2007年10月 3日 (水)

中森明菜「不思議」

51azr2b3bnnl__aa240_ ニコニコ動画で中森明菜をチェックしていたら、アルバム「不思議」のころの動画を発見した。シングル曲でもないのに2曲も歌う明菜。このアルバムに対する強い思いが伝わるパフォーマンスだった。

絶頂期のアイドルが作るアルバムとしては異端中の異端作。オルタナ・プログレとでも言おうか、声にはエフェクト掛かりまくりだし楽曲も歌謡曲のそれではない。しかもこの種のアルバムとしては珍しくプロデューサーがクレジットされていて、その名は「中森明菜」!

個人的に、このアルバムの前後数年間の明菜は「神」と認定しているのだが、彼女としても強い思い入れのある作品だったと思う。時代が早すぎたか・・・。

この頃横浜で観たライヴも良かったなぁ。

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2007年10月 2日 (火)

ちりとてちん第2回

福井は関西圏に入るのか、大阪よりも柔らかな方言だな。でも京都と同じで皮肉や小言がよりキツク聞こえるの不思議だ。一見まったりしているようで当事者同士は言葉の駆け引きを楽しんでいるような。力は抜けているけど適度な緊張感があるというか。東京生まれで直接的なむき出しの言葉のやり取りで育った者にとってはちょっとうらやましい。

そんな方言の会話が楽しい朝ドラになりそうだ。

決して私は大きなお友達系ではないが、子役可愛くないですか?貫地谷しほりに似せているのがすごい。

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2007年10月 1日 (月)

ちりとてちん

Chi20070603_2

始まりました。

正直、貫地谷しほり目当てで観たのだけど、いいじゃないですか。

千と千尋みたいな導入部からテンポよく登場人物が紹介されて、15分という短い時間を考えれば上出来の出だしだと思った。

毎日のささやかな楽しみになってくれますように。

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